JPH035093B2 - - Google Patents

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JPH035093B2
JPH035093B2 JP56003790A JP379081A JPH035093B2 JP H035093 B2 JPH035093 B2 JP H035093B2 JP 56003790 A JP56003790 A JP 56003790A JP 379081 A JP379081 A JP 379081A JP H035093 B2 JPH035093 B2 JP H035093B2
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memory
dead time
calculation
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Shigeru Yabuchi
Takeshi Endo
Kazuyuki Kodama
Toshuki Ide
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Hitachi Denshi KK
Hitachi Ltd
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Hitachi Denshi KK
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH035093B2 publication Critical patent/JPH035093B2/ja
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F17/00Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
    • G06F17/10Complex mathematical operations
    • G06F17/11Complex mathematical operations for solving equations, e.g. nonlinear equations, general mathematical optimization problems
    • G06F17/13Differential equations
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F7/00Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
    • G06F7/60Methods or arrangements for performing computations using a digital non-denominational number representation, i.e. number representation without radix; Computing devices using combinations of denominational and non-denominational quantity representations, e.g. using difunction pulse trains, STEELE computers, phase computers
    • G06F7/64Digital differential analysers, i.e. computing devices for differentiation, integration or solving differential or integral equations, using pulses representing increments; Other incremental computing devices for solving difference equations

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデイジタル微分解析機(Digital
Differential Analyzer…以下、DDAと呼ぶ)な
どにおけるむだ時間の発生方法とその装置に関す
る。
なお、本発明の原理の説明では、本発明のむだ
時間の発生方法をDDAに適用する場合を例とし
てとりあげているが、本発明はDDA以外にも適
用でき、これについては実施例で詳述するものと
する。
たとえばDDAをプロセス制御系の解析あるい
は相関係数の計算などに用いる場合、次式で表わ
されるむだ時間Tを発生できることが必要とされ
る。
e0(t)=eio(t−T) (1) ここでeioは入力信号、e0は出力信号そしてTは
むだ時間を表わす。
一般にむだ時間を発生する方法としては、(a)伝
達関数近似式を利用する(参考文献、On the
analog simulation of a pure time delay、
Simulation、1972、18、(5)、pp.161−170)、(b)記
憶方式を用いたむだ時間要素を利用するなどがあ
る。
前者ではpadeの近似式が有名であるが、入力
信号の角周波数をωとした時、2次近似式では
ωT<2〔rad〕、4次近似式ではωT<6〔rad〕ま
でという短かいむだ時間しか発生することが出来
ない。またステツプ応答に対してはその出力信号
が振動的になるという欠点を有する。その上、数
多くのDDA演算要素(例えばPadeの4次近似式
では10台以上)が必要とされる。このような点か
らDDAに伝達関数近似式を用いる方法を適用す
ることは実用的でないと云える。
一方、後者の記憶方式の一種である入力信号を
ある周期hでサンプリングし、これをデイジタル
メモリに格納し、あるむだ時間経過後に該メモリ
から読出して再生出力する方法は、すべての信号
をデイジタル信号として取扱うDDAと適合する
方法であるとともに前記メモリの容量を増すだけ
で長いむだ時間を実現出来る特徴がある。
しかし、この方式をDDAに適用する場合は、
以下に述べる幾つかの問題点を有する。
まず第1の問題点は高精度のむだ時間を演算す
るためには、サンプリング周期hを小さくしなけ
ればならず、このため長時間のむだ時間を発生す
るためには大きなメモリ容量が必要となることで
ある。第1図にこの記憶方式の原理を示す。すな
わち、第1図Aに示す連続関数である入力信号
eiaを第1図Bに示すようにサンプリング周期h
でサンプリングし、サンプリング点の若い番号順
にサンプリング値eio(p)(p=0、1、…)を
第1図Cに示すようにデイジタルメモリの若いア
ドレスから格納してゆき、むだ時間Tだけ経過し
たのち、デイジタルメモリからサンプリング値を
eio(0)、eio(1)、…の順に読出し、再生出力する
方法である。したがつてむだ時間出力信号e0は第
1図Dに示すように段階状の波形となる。ここ
で、むだ時間出力信号の誤差εは次式のようにな
る。
t<Tでは ε(t−T)=0 t<Tでは ε(t−T)=0 t≧Tでは ε(t−T)=eio(t−T)−eio(h・
p)(2) したがつて、ph≦t(p+1)hにおける誤差
εはサンプリング点pで零となり、次のサンプリ
ング点(p+1)に近づくほど増大する。例えば eio=Asinx (3) について第1図の方式でむだ時間を発生させた場
合、絶対誤差εは、 ε=Asin〔(p+τ/h)h〕−Asin(p・h) (4) ただし、0≦τ≦hである。
となり、その最大誤差は式(3)の最大傾斜付近すな
わちx=0付近で生ずる。ゆえにx=0付近での
最大誤差はp=0、τ=hを式(4)に代入すること
によつて近似的に求められ、 εnaxAsinh (5) となる。したがつて、むだ時間の演算誤差をフル
スケールAの0.1%に限定するには、式(5)よりサ
ンプリング周期hを0.001〔rad〕すなわち1周期
を約6280(2π/0.001)サンプリングしなければ
ならないことがわかる。今、角周波数ωの正弦波
を遅れ時間Tにわたり、サンプリング周期hでサ
ンプリングし、サンプリング値を表わすためのメ
モリ1語の長さをBバイトとすると、むだ時間要
素1台あたり必要とされるメモリの容量Wは、 W=ωT/h×B(bytes) (6) となる。一例としてω=10rad/s、T=5sec、
h=0.001rad、B=4bytesとするとWは0.2M
bytesにもなる。
第2の問題点は、DDAの演算方式に起因する
ものである。
DDAでは入力変数、出力変数および積分独立
変数をすべて1ビツトあるいは数ビツトに丸めて
伝送する演算方式(特開昭50−25148号公報、お
よび特開昭50−32849号公報参照)がとられる。
したがつてむだ時間の出力信号も1ビツトあるい
は数ビツトの増分形式として取扱わなければなら
ないという問題点が存在する。
本発明の目的は、上述の問題点を解消したデイ
ジタルメモリ記憶方式による安価で、長時間のむ
だ時間を精度よく発生する機能を有するむだ時間
発生方法および装置を提供することにある。
この目的を達成するために本発明においては、
むだ時間を発生する2種類のデイジタルメモリA
とBを備え、DDAの1演算サイクル(以下、イ
タレーシヨンと呼ぶ。)ごとに1ビツトあるいは
数ビツトの増分形式で表わされたむだ時間要素の
入力信号を累積し、イタレーシヨンの整数倍をサ
ンプリング周期hとし、この周期毎に該累積値す
なわち1サンプリング間の入力信号の増分値を順
次メモリAに格納していく。この格納処理がむだ
時間Tをサンプリング周期hで割つた商u(整数
値)で指定されるアドレスまで進行した後におい
ては、このuから1を引いただけ前のメモリAの
アドレスからサンプリング周期hごとに入力信号
の上記増分値を読み出し、DDAのイタレーシヨ
ン毎に後述のように増分形式の内挿補間演算を行
ない、この内挿補間演算の結果をメモリBに格納
したうえで、むだ時間Tをサンプリング周期hで
割算したときの残余v(整数値)だけ前のメモリ
Bのアドレスの内容を読出し、これをむだ時間の
出力信号として出力させることを可能とした点に
第1の特徴がある。
第2の特徴は、前記メモリAとBにデータを格
納するアドレスを管理するアドレス・カウンタ
ADCAとADCBをそれぞれ1組ずつ備え、
ADCAをサンプリング周期hで、かつむだ時間
要素ごとに1だけ加算(以下、アドワンという)
し、得られたメモリAのアドレスにサンプリング
値を格納するとともにADCBを各イタレーシヨ
ンで、かつむだ時間要素ごとにアドワンし、得ら
れたメモリBのアドレスに前記内挿値を格納する
ことによつて両デイジタル・メモリにデータをリ
ング状に連続かつ無限に書き込むことを可能とし
た点である。
第3の特徴は、前記メモリAとBからデータを
読出すアドレスを管理するアドレス・メモリ
ADMAとAPMBをそれぞれむだ時間要素数だけ
備え、サンプリング周期hごとに着目するむだ時
間要素に該当するADMA内のメモリの内容をア
ドワンし、得られたメモリAのアドレスからデー
タを読み出すとともにイタレーシヨン毎に着目す
るむだ時間要素に該当するADMB内のメモリの
内容をアドワンし、得られたメモリBのアドレス
からデータを読み出すことによつて前記のメモリ
AとB上に形成されたリング状データを連続かつ
無限に読み出すことを可能としたことである。
以下、本発明の原理を詳細に説明する。
まず、サンプリング値を格納するメモリの量を
大幅に減らすために本発明では式(7)に示す内挿補
間の演算を行ない、サンプリング点p毎に、ph
≦τ<(p+1)hにおけるむだ時間出力信号を
求める。
e0(p・h+τ+T)=eio〔(p+1)h〕−eio
(p・h)/h×τ+eio(p・h)(7) 第2図は第1図に示した入力信号eioを第1図
と同じサンプリング周期hでサンプリングし、む
だ時間Tだけ経過したのち、式(7)の内挿補間演算
を施して出力したむだ時間出力信号を表わす。第
1図Dと第2図を比較しただけでも本方法の方が
演算精度が良いことがわかる。式(7)の内挿補間に
おける演算誤差εは、 ε=eio〔p・h+τ〕−eio〔(p+1)・h〕−
eio(p・h)/h×τ+eio(p・h)(8) となる。ここで式(3)で表わされる入力信号を式(7)
の方法で演算した場合を例にとり、むだ時間発生
時の演算誤差を第1図の方法と比較する。式(8)で
表わされる誤差の最大値は、dε/dτ=0でかつ
d2ε/dτ2<0なる条件が成立する時に発生する。
式(8)に式(3)を代入し、最大の誤差を生ずる条件を
求めると、第3図に示す状態で最大誤差が発生す
ることがわかる。したがつて最大誤差εnaxは、 εnax=A(1−cosh/2) (9) となる。そこでむだ時間発生時の演算誤差をフル
スケールAの0.1%に限定するためには、式(9)よ
りサンプリング周期hを約0.08945(rad〕すなわ
ち1周期を約70サンプリングすれば良いことにな
る。第1図の方法では同じ演算精度を得るために
約6280サンプリング必要であつたから、本発明に
おける内挿補間演算方式によるむだ時間発生方法
では第1図の方法に比べて約1/90のデイジタル・
メモリだけで良いことになり、著しくメモリ容量
を減らすことが出来る。
次に解決しなければならない問題点は上記の内
挿補間演算をサンプリング値格納用のデイジタ
ル・メモリと組合せて実行することにより内挿補
間演算により得られるむだ時間の出力信号をいか
にして簡単な手段で増分形式に変換して出力する
かである。このための演算方法を第4図と第5図
に示す。
まず、式(7)を次式の増分形式に変換する。
Δe0(p・h+τ+T) =eio〔(p+1)h〕−eio(p・h)/h×τ(10) そして、τをDDAの基本的な積分独立変数tの
微小増分であるΔtにとり、式(11)に示す演算ステ
ツプをDDAで演算し、得られた出力増分ΔZiをむ
だ時間要素の出力信号の増分Δe0とする内 挿補間演算をおこなう。ここで、iはサンプリン
グ点pと(p+1)間に含まれるDDAのイタレ
ーシヨン番号を表わし、Yiはiイタレーシヨン時
のYレジスタの内容で上記Δe0の傾きを表わし、
Riはiイタレーシヨン時の積分値の残余、Ri-1
(i−1)イタレーシヨン時の積分値の残余を表
わす。さらに、これらのすべての変数は浮動小数
点で取扱われるものとする。
しかし、実際には式(11)のままで演算することは
有利ではない。何故ならば傾きYiの計算に割算回
路が必要となるからである。そこで本発明におい
ては第4図に示すようにサンプリング周期hを
Δtの整数倍mにとり、かつmを2のべき乗に選
ぶことにより、傾きYiを加減算だけで求めるよう
にする。これを以下に説明する。
mを2のべき乗にとることにより、サンプリン
グ周期hは、次式のようになる。
h=m・Δt=2b・Δt(b=整数) (12) 次に、サンプリング点pと(p+1)間におけ
る入力信号eioの増分を SDYp+1=eio〔(p+1)h〕−eio(p・h) (13) とおくと、式(11)における傾きYiは Yi=SDYp+1/Δt・2-b (14) となる。さらにΔtを2k(k=整数)にとり、
SDYp+1の仮数部をSDYp+1(M)、SDYp+1の指数
部をSDYp+1(E)として表わすと、Yiは次式のよう
になる。
Yi=SDYp+1(M)×2〔SDYp+1(E)-b-k〕 (15) これにより、指数部の加減算だけで傾きYiを求
めることが出来ると云える。
以上、むだ時間の発生に使用する本発明の内挿
補間演算法について述べたが、もうひとつ解決し
なければならない問題点がある。それはむだ時間
を発生するために使用するデイジタル・メモリの
書込みおよび読出しの制御方法ならびにメモリの
構造である。以下、この点に関する本発明の方法
を説明する。
ここでは第4図を例にとりながら説明する。第
4図においてe0のようなむだ時間tを持つ出力信
号を入力信号eioから発生する場合、まず前述の
ごとくサンプリング周期hをm・Δtと選び、サ
ンプリング周期h毎に式(13)で表わしたサンプ
リング区間の入力信号eioの増分SDYをサンプリ
ングし、これをデイジタル・メモリAに格納す
る。これを第5図に示す。第5図における(A)はむ
だ時間要素(e-ST:Sはラプラス演算子)のブロ
ツク図を表わしており、サンプリング間のeio
増分を式(16)に示す演算ステツプで求める。
ここで、ΔYi,jはiイタレーシヨン時のj番目
の入力信号、lはむだ時間要素の入力数、SDYi
はサンプリング点(p−1)以降の入力信号の累
積値を表わす。
このようにして、サンプリング区間の増分値を
第5図Bのごとくデイジタル・メモリA(以下、
メモリAと称する)に連続して格納してゆく
(phaseI)。つぎに、むだ時間Tだけ前にサンプリ
ングした入力信号の増分値をメモリAから読出
し、これを第5図Cの入力信号Yとしてむだ時間
の出力信号を計算する(phase)。しかし、本
発明では前記のごとく、mを2bにとるために必ず
しもサンプリング周期hの整数倍がむだ時間Tに
一致せず、第4図に示すようにT″(=qΔt)の時
間だけ端数が残る。そこで本発明では、次式の関
係を満足するnとqを求め、第5図 T=T′+T″=n・h +q・Δt(0≦q・Δt<h) (17) (B)においてp=nなるサンプリング点に来た時
にp−n+1)なるサンプリング点で格納した入
力信号の増分値SDYp-o+1をメモリAから読み出
し、式(15)によつて傾きYiを求め、このYiを第
5図Cの入力信号として式(11)の計算をおこない、
第4図における中間的なむだ時間要素の出力信号
e0′として示されるように、t′=n・hのむだ時間
の出力信号ΔZ′をΔtごとに求め、第5図Dのごと
くこれをΔt毎にメモリBに格納し、端数となる
むだ時間T″(=q・Δt)を発生するためにメモリ
Bのqだけ前のアドレスに格納されているΔZ′i-q
の値を所望のむだ時間の出力信号ΔZiとして読み
出し、これを第4図におけるむだ時間要素の出力
信号e0とする方法を実施している。第5図Eには
メモリBへの書きこみ信号とメモリBからの読み
出し信号の時間関係を示してある。
次にメモリAおよびBの書込み並びに読み出し
の制御方法を第6図〜第8図を用いて説明する。
一般にむだ時間の長さは一定ではなく、1つの
システムの中に様々な長さを持つむだ時間が存在
する。またその入力信号の角周波数ωも様々であ
る。したがつて演算精度を満たす最適なサンプリ
ング周期も異なつて来る。むだ時間の演算に使用
するメモリAおよびBの容量を出来るだけ少なく
する意味からはそれぞれのむだ時間に最適なサン
プリング周期でサンプリングすることが望まし
い。
しかし、この場合メモリAおよびBをむだ時間
要素ごとに持つような書込み並びに読み出しの制
御を行なうとともに内挿補間演算の制御もむだ時
間要素ごとに行なわなければならず、回路が複雑
になる欠点を有する。そこで本発明ではすべての
むだ時間要素に共通した一定のサンプリング周期
ですべてのむだ時間要素の入力信号をサンプリン
グする方法をとつている。
本発明のDDAについては後で詳述するが、演
算要素ごとに専用の演算装置は持たない。1個の
汎用の演算装置を用意したうえ、制御メモリ内の
制御命令に従つて該当する要素に必要とされるデ
ータをメモリから演算装置にロードし、積分器、
係数器およびむだ時間要素等の数種の演算要素の
演算を、第6図のサイムチヤートにしたがつて行
なう。第6図は演算要素が第1番〜第4番まで4
個ある場合の例であり、ELCは演算要素の演算
タイミング信号、ITEはイタレーシヨン信号を表
わす。ここで、第1番と第4番目の演算要素がむ
だ時間要素であり、サンプリング周期hはm=2
として2・Δtとしている。図中、TAは第5図に
おけるメモリAへの書込みと読み出しタイミング
信号を示し、むだ時間要素を指定するフラグ
DLYFとサンプリング信号SAMPとのAND論理
により発生されるものである。一方、TBは第5
図におけるメモリBへの書込みと読出しのタイミ
ング信号を示す。
メモリAおよびBへの書込みは第7図に示す方
法で行なう。図中の71はメモリA,Bへの書込
みアドレスを示すアドレス・カウンタ(ADC)
であり、最大V(=2w)番地まで指定することが
出来る。またメモリA,Bとも0〜V番地までア
ドレス付けされている。メモリA,Bへの書込み
であるが、まず初期状態でリセツト信号
(RESET)によりADC71の内容すなわち書込
みアドレスを0番地としておき、演算時にはイン
クリメント信号UPに合せてADC71の内容を+
1だけインクリメントし、ADC71で示される
メモリA,B内のアドレスに前述のサンプリング
間の増分値SDYiあるいは内挿補間されたむだ時
間出力信号の増分ΔZ′を書込む。インクリメント
信号UPとしては、メモリAの場合タイミング信
号TAが、メモリBの場合タイミング信号TBが
それぞれ入力される。すなわち、メモリAはタイ
ミング信号TAで、メモリBはタイミング信号
TBで書込みアドレスがそれぞれ更新される。
一方、ADCの内容がVを越えるとADCの内容
は再び零となる。したがつてメモリA,Bは第7
図に示すようにリング構造のメモリ72のように
構成することが出来、このような構成にすれば、
メモリA,Bにはインクリメント信号UPに合せ
て無限にデータを書込むことが出来る。この場
合、Vをこえて0番地にもどつたときそれまで0
番地に格納されていたデータが消され、その上に
新たなデータが書きこまれる。1番地以降も同様
である。今、サンプリング点をP、むだ時間要素
をM台とした場合、j(j=1、2、…、M)番
目のむだ時間要素に関するp(p=0、1、…、
n−1)番目のサンプル点におけるデータはメモ
リ72の(M×p+j)番地に書込まれる。
次にメモリAおよびBからの読出し制御は第8
図の方法により行なう。読出しの場合はメモリか
らデータを読出すアドレスを管理するアドレス・
メモリ80を要素台数分だけ備える。これらのメ
モリをそれぞれRA0,RA1,…,RAM-1としてこ
れらを総称してADM81と呼ぶ。要素台数分の
メモリが必要になるのはむだ時間ごとに読出す間
隔が異なるためである。
まず、ADM81にはむだ時間ごとに初期アド
レスINITが演算前にホスト・コンピユータ(図
示せず)から、マルチプレクサ(MPX)82を
経由してセツトされる。この初期アドレスはメモ
リAとメモリBとでは異なり、次に示すステツプ
であらかじめ計算される。
第1ステツプ 第2ステツプ IAj:=VA−(Nj−1)×M+1 IBj:VB−Qj・M+1 IAj=VAならばIAj:=0 IBj=VBならばIBj:0 (17) ここで、 IAj;j番目のむだ時間要素のメモリAに関する
初期アドレス IBj;j番目のむだ時間要素のメモリBに関する
初期アドレス VA;メモリAのアドレスの最大値 VB;〃B〃 M;むだ時間要素の総合数 Nj;j番目のむだ時間要素における第4図中の
n Qj;j番目のむだ時間要素における第4図中の
q そして、むだ時間発生の演算時には第6図中の
イタレーシヨン信号ITEに合わせてカウンタ
(C1)83を信号RESETによりリセツトし、イ
ンクリメント信号UPでカウンタ83を+1だけ
インクリメントする。さらにカウンタ83を指定
されるADM81内のアドレスの内容を読出し、
加算回路84を用いてインクリメント信号UPに
合わせてむだ時間要素の総合数Mだけ加算し、こ
の結果を再びカウンタ83で指定されるADM8
1内のアドレスに書込む。その結果指定されたメ
モリA,Bのアドレスからデータを読出す。イン
クリメント信号UPはメモリAの場合第6図の
TAとなり、メモリBの場合はTBとなる。
ADM81で取扱うことが出来るアドレスの範
囲は、第7図中のADC71と同一で、最大V番
地まで指定できる。したがつて、メモリA,Bが
前記メモリ72のように構成されているため上記
の方法によりメモリA,Bからの読出しアドレス
をむだ時間要素ごとに、かつ時間的に連続的に更
新することによつて無限にデータをメモリA,B
から読出すことが簡単に可能となつた。なお、メ
モリAのアドレスの最大値VAおよびメモリBの
アドレスの最大値VBは、次式をみたす範囲でな
ければならない。
VA>(MAXN−1)×M VB>(MAXQ−1)×M (18) ここで、MAXN=MAX(N0、N1、N2、…、
Nj…) MAXQ=MAX(Q0、Q1、Q2、…、Qj、…) なお、メモリAおよびメモリBとしては個々に
メモリ手段を設けるようにしてもよいし、1個の
メモリ手段を2個のメモリ領域に分割してメモリ
A領域、メモリB領域としてもよい。
以下、本発明を実施例を参照して詳細に説明す
る。
第9図は本発明を用いたDDAのブロツク構成
を示す。DDAの演算は演算の高速化をはかるた
めに第10図に示すようなパイプライン制御(特
公昭54−15389号公報参照)で行なう。
DDAの各イタレーシヨンにおける積分演算は
大別して次の3つの演算フエーズにより実行され
る。
Pフエーズ;ピツクアツプ・フエーズ i番目のイタレーシヨンにおけるj番目の入
力変数の微小増分ΔYi,jをj=1〜lについて
総計した増分ΔYiを求める。
ΔYilj=1 ΔYi,j (19) Yフエーズ;アツプデート・フエーズ 1イタレーシヨンだけ前の期間における積分
器のYレジスタの内容(Yi-1とする。)と上記
ΔYiとの加算を行ない、その加算結果をiイタ
レーシヨン時のYレジスタの内容とする。すな
わち次の演算が実行される。
Yi=Yi-1+ΔYi (20) Iフエーズ;インテグレーシヨン・フエーズ 上記YiとRレジスタの内容(Ri=1)との加算
をおこない、その加算結果(Riとする。)から
オーバーフロー分を含めて1ビツトあるいは数
ビツトをΔZiとして出力し(ΔZiの求め方は、
同一出願人が先に出願した特願昭55−112739を
参照)、そしてRiからΔZiを除いて、Rレジスタ
にセツトする。すなわち、次の演算が実行され
る。
Ri=Ri-1+Yi・ΔXi−ΔZi (21) ここでΔXiはiイタレーシヨンにおける積分独
立変数の微小増分である。
第9図Aから第9図Cはそれぞれの演算フエー
ズに該当しており、第9図AはPフエーズを、第
9図BはYフエーズを、さらに第9図CはIフエ
ーズを実行するDDAのブロツク構成を示す。
これらの図中にあるラツチ9121,912
2,9123,9124,9126,9127,
9128および9129は上記のパイプライン制
御の演算を行なうために使用するバツフアであ
る。
本発明のむだ時間発生の演算は式(11)の内挿補間
演算と式(16)のサンプリング間の入力信号(変
数)の変化分を求める演算の2個の部分からな
る。前者は積分演算のIフエーズに該当し、後者
はPフエーズとYフエーズを合わせた演算に該当
する。
しかし、前者と後者ではYレジスタの内容が異
なる点、さらにメモリAおよびBの書込みおよび
読出し時間等を考えるとYフエーズおよびIフエ
ーズがDDAによる通常の積分演算時に比べ長く
なるため、むだ時間発生の演算に要する各フエー
ズの演算時間をDDAの全体の演算フエーズ(P、
YおよびIフエーズ)からなる1イタレーシヨン
以内におさめることは出来ない。そこで実施例で
はむだ時間発生の演算を2個の演算要素分の演算
サイクルで行なつている。第10図で示すとNと
(N+1)番目の要素を1台のむだ時間要素とし、
フエーズYNとINで式(11)の演算を行ない、フエー
ズYN+1とIN+1で式(16)の演算を行なう。
第9図A〜Cにおいて、コンピユータ901は
共通バス線902とマルチプレクサ9021,9
022,9023,9024および9025を経
由して、前記式(21)の演算における出力増分
ΔZiを格納するΔZメモリ903と前記式(20)の
演算結果を格納するYメモリ904と前記式
(17)中の初期アドレスIAjを格納するADMAメ
モリ905と前記式(21)の演算結果を格納する
Rメモリ906および前記式(17)中の初期アド
レスIBjを格納するADMBメモリ907にそれぞ
れの初期値を伝送すると共に、制御メモリ908
にDDAの演算制御命令を伝送する。
また、コンピユータ901は制御メモリ908
のアドレスを指定するプログラム・カウンタ90
9に所定の値を伝送するとともにBEKIレジスタ
910に前記式(15)中の指数部を伝送し、さら
にDDAの演算を実行するために必要な一連のタ
イミング信号を発生するコントローラ911の起
動と停止を行なう。
DDAの演算は、プログラム・カウンタ909
により指定された制御メモリ908のアドレス
PCより読出された演算制御命令を、コントロー
ラ911で発生される一連のタイミング信号に従
つて実行することによつて行なわれる。
ここで、プログラム・カウンタ909により指
定される上記アドレスに格納されている演算制御
命令は、所定のイタレーシヨン時(たとえば、i
番目のイタレーシヨン時)における演算で使用さ
れる演算器の種別とこれに関連した演算モードな
どを指定するビツト構造を有する。
第11図は上記演算制御命令におけるビツト構
造の一例を示す。
第11図における各部分のうち、ELは所望の
演算を実行するために使用される演算器の種別、
ΔXAは前記式(21)の積分独立変数の微小増分
ΔXiが格納されているΔZメモリ903のアドレ
ス、DTは上記ΔXiが時間増分Δtであるか否かを
示すための1ビツトのフラグ、Pxは上記ΔXi
極性、ΔYA1とΔYA2およびΔYA3(この例では入力
数を3入力としている。)はそれぞれ前記式(16)
と式(19)のΔYi,1とΔYi,2およびΔYi,3が格納され
ているΔZメモリ903のアドレス、P1とP2およ
びP3はそれぞれ上記ΔYi,1とΔYi,2およびΔYi,3
極性を制御するための1ビツトのフラグを示して
いる。
次に、第11図のビツト構造を有する演算制御
命令に基づいて、本発明のむだ時間発生の演算を
実行する場合を例にとつて第9図の動作をさらに
詳細に説明する。
第11図の例において、N番目の演算器は式(11)
の内挿補間演算を第10図に示す演算フエーズ
YNとINとで実行する演算器DLYIであり、(N+
1)番目の演算器は式(16)のサンプリング間の
入力信号の変化分を第10図中の演算フエーズ
PN+1とYN+1とで実行する演算器DLY〓であるとす
る。
まず、プログラム・カウンタ909により指定
されるアドレスがNであると、制御メモリ908
より演算器DLYIの演算制御命令が読出される。
そして読出された演算制御命令はデコーダ913
により解読されて、命令各部の解読信号が対応す
る回路部に送られる。
使用すべき演算器の種別を示す前記ELの解読
結果(EL)はコントローラ911に送られ、こ
れを受けて指定された前記パイプライン制御によ
るむだ時間発生の演算を実行するためのタイミン
グ信号がコントローラ911で生成されて所定の
回路部に送られる。演算器DLYIの場合は前記式
(11)の内挿補間演算を行なうために、コントローラ
911よりΔZメモリ903とYメモリ904お
よびADMAメモリ905のE端子にイネーブル
信号(ENABLE)が送出されることをはじめと
して式(11))の演算に必要な一連のタイミング信号
が送出される。第9図では、コントローラ911
とそれらを結ぶ線は簡単化のため省略してある。
まず、演算器DLYIのPNフエーズでは他の演算
器と同様にアドレスΔYA1〜ΔYA3の解読結果
ΔYAi,ΔYA2,ΔYA3をΔZメモリ903のアドレ
ス端子Aに入力して、指定されたアドレスより
ΔYi,j(j=1、2、3)が順次読出されてΔYレ
ジスタ914にセツトされる。
ΔYレジスタ914にセツトされたΔYi,1と、i
番目のイタレーシヨン時に先立つて第6図中の演
算タイミング信号ELGによつてリセツトされた
SDYレジスタ915の内容(SDYi,0=0)とが
浮動小数点加算器FADD916に入力されて、 SDYi,0+ΔYi,1=ΔYi,1 (22) の浮動小数点演算が行なわれて、その結果ΔYi,1
がSDYi,1としてSDYレジスタ915にセツトさ
れる。
ここで本発明のDDAで取扱うデータの数値系
を簡単に述べておく。第12図に本発明で取扱う
データの数値系を示す。演算に用いる変数はデー
タフオーマツトAまたはBのいずれかの数値系を
とる浮動小数点からなる。データ・フオーマツト
Aに属する変数としては、被積分関数Y、積分値
の残余R、および入力変数の総和SDYなど増分
形式によらない変数が該当する。これに対しデー
タフオーマツトBに属する変数としては、入力変
数の微小増分ΔY、積分独立変数の微小増分ΔX、
および出力変数の微小増分ΔZなど増分形式によ
る変数が該当する。
式(22)の演算後、ΔYレジスタ914にセツ
トされたΔYi,2と、SDYレジスタ915の内容
(SDYi,1=ΔYi,1)とがFADD916に入力され
て、 SDYi,1+ΔYi,2=ΔYi,1+ΔYi,2 (23) の演算が行なわれて、その結果がSDYi,2として
SDYレジスタ915にセツトされる。
同様の演算を繰り返すことにより、式(19)の
ΔYiがSPYi,l=SDYi,3としてSDYレジスタ915
中に求められる。
上記の演算において、SDYレジスタ915と
FADD916とは累算器に相当している。
また、極性ビツトの解読結果P1,P2,P3が負
極性の場合には、負極性微小増分に関する2の補
数とSDYi,jとの加算がFADD916において実行
される。たとえば、ΔYi,2が負極性となつた場合
には、 SDYi,1−ΔYi,2=ΔYi,1−ΔYi,2 (24) の演算が行なわれる。
つぎに、アドレスΔXAの解読結果(ΔXA)で
指定されたΔZメモリ903のアドレスより読出
されたΔXiが、フラグ(DT)により時間増分Δt
に相当することが指示された場合、ΔXレジスタ
917にセツトされる。
ところが演算器DLYIの場合、アドレスΔYA1
ΔYA3はΔZメモリ903内の数値がゼロである特
定のアドレスを指定しており、上記PNフエーズ
で求められたSDYレジスタ915の内容がゼロ
となるようにしてあり、PNフエーズの演算は他
の演算器と同様な手順で行なうが求まつたSDY
の値は使用しない。
次のYNフエーズでは、最初にPNフエーズで求
められたSDY、Pc、ΔXおよびPxをバツフアラ
ツチ9121〜9124にそれぞれラツチしたの
ち、Yメモリ904に格納されている式(11)の演算
で用いる傾きYiを読出し、次のINフエーズの回路
に送ることを行なう。
この傾きの読出しは前記プログラム・カウンタ
909を出力をラツチしたバツフア用ラツチ91
21の内容をYメモリ904に入力し、コントロ
ーラ911からのイネーブル信号により行なわ
れ、Yiが演算器の番号と同一のYメモリ904内
のアドレスから読出され、Yレジスタ925にセ
ツトされる。そして、アキユムレータ付き
FADD926経由でINフエーズを実行する第9図
Cの回路に送られる。
演算器DLYIのINフエーズでは、第9図Bの回
路から送られて来たPx,Y,ΔXおよびPcをバ
ツフア用ラツチ9126〜9129にそれぞれラ
ツチしたのち、式(11)のステツプ1の演算すなわち
時間増分Δtごとの内挿演算と出力信号の増分形
式への変換を行なうとともにメモリBにおける書
込みと読出しによつて第4図に示したq・Δtに
相当するむだ時間を発生し、最終的にむだ時間T
=m・n・Δt+q・Δt)を持つ出力信号を出力
する。
まず、式(11)の内挿補間演算はバツフア用ラツチ
9127の内容Yiとバツフア用ラツチ9128の
内容ΔXiとを乗算器927で掛けることから行な
われる。乗算器927の出力Yi・ΔXiは、FADD
928によつてRメモリ906から読出された1
イタレーシヨン前の積分値の残余Ri-1と加算され
る。そして、その結果はFADD928を通つて
デコーダ929に入力され、第12図のデータフ
オーマツトBのような(m1+1)〜m2の仮数部
が1ビツトないしは数ビツトからなる増分ΔZi
がデコーダ929によつて作られ、ΔZi′はIDM
メモリ930に送られる。FADD928によつ
て求められた積分値から増分ΔZi′を除いた残余Ri
は、バツフア用ラツチ9129によつて指定され
る演算器DLYIの番号(N)と同一のRメモリ9
06内のアドレスにマルチプレクサ9024経由
で格納される。
一方、IDMメモリ930に送られたΔZi′は、
第7図に説明した方法によつて、第7図のメモリ
72に対応するIDMメモリ930に格納される。
すなわち、IDMメモリ930およびADCBカウ
ンタ931は前記メモリBとADCカウンタ71
に相当し、ADCBカウンタ931の内容がマル
チプレクサ932の経由でIDMメモリ930の
A端子に入力され、コントローラ911からイネ
ーブル信号Eによつてマルチプレクサ932の出
力で指定されたSDMメモリ918内のアドレス
に格納される。
むだ時間Tを持つ出力増分ΔZiのIDMメモリ9
30からの読出しは、上記の書込みが終了したの
ち直ちに実行される。
第9図Cの回路中のADMBメモリ907およ
びカウンタCI933は、第8図中のアドレス・
メモリADM81およびカウンタC1,83に相
当する。カウンタCI933は、コントローラ9
11によつて発せられるイタレーシヨン信号ITE
(第6図中の)ごとにリセツトされる。ΔZiの読
出しは、まず、カウンタCI933の内容を
ADMBメモリ907のA(アドレス)端子に入力
し、コントローラ911からのイネーブル信号E
によつて所望のΔZiが格納されているIDMメモリ
930内のアドレスJをADMBメモリ907か
ら読出すことから行なわれる。読出されたアドレ
スJはタイミング信号TB′がオフのままであるた
め算回路934において前記Mだけ加算されず
に、マルチプレクサ932経由でIDMメモリ9
30のA(アドレス)端子に入力され、コントロ
ーラ911からのイネーブル信号Eによつて所望
の出力増分ΔZiがIDMメモリ930から読出され
る。
読出されたむだ時間Tを持つ出力増分ΔZiは、
マルチプレクサ9240と第9図Aのマルチプレ
クサ9021経由でΔZメモリ903内の演算器
DLYIに相当するアドレス(N)に書込まれる。
所望のむだ時間出力が得られたのち、次のイタ
レーシヨンにおける演算器DLYIの演算のために
ADMBメモリ907内の演算器DLYIに相当する
アドレス(カウンタ933の内容)の内容が加算
回路934で前記Mだけ加算されマルチプレクサ
9025経由で再び演算器DLYIに相当する
ADMBメモリ907内のアドレスに格納される。
そして、カウンタCI933とADCB931の内
容は、第6図のタイミング信号TBの立下りでア
ドワンされる。インクリメント934によるアド
ワン操作は、タイミング信号TBよりも少し手前
に立下るコントローラ911により発せられるタ
イミング信号TB′により行なわれる。
以上で演算器DLYIの一連の演算が完了する。
次に、本発明のむだ時間要素において式(16)の
サンプリング間のむだ時間要素の入力信号の変化
分(SDYP)を求める演算を行なう演算器DLY〓
の動きについて詳細に説明する。
まず、第10図に示す演算フエースPN+1にてi
イタレーシヨン時の演算器DLY〓の入力信号の総
和を求める。この演算は第9図Aの回路で行なわ
れ、前記演算器DLYIのPNフエーズと同様な手順
で行なわれる。
次のYN+1フエーズでは、演算器DLYIのYNフエ
ーズと同様にPN+1フエーズで求められたSDY、
PC、ΔXおよびPxをバツフア用ラツチ9121
〜9124にそれぞれラツチしたのち、以下に述
べる所定の演算を行なう。
YN+1フエーズでは、まずサンプリング間の入
力信号の変化分をイタレーシヨンごとに累積して
求めるため、演算器DLY〓に相当するYメモリ9
04から1イタレーシヨン前のYi-1が読出され、
マルチプレクサ924経由でYレジスタにセツト
される。そして、Yレジスタ925の内容Yi-1
バツフア用ラツチ9122の内容SDYiとが
FADD926に入力されて、 Yi=Yi-1+SDYi (25) の演算が行なわれ、その結果求められたYiがマル
チプレクサ924とSDMメモリ918に送出さ
れる。
つぎに、現在のiイタレーシヨンがサンプリン
グ点にあたるイタレーシヨン(第4図参照)であ
るか否かを調べ、サンプリング点でない場合は
FADD926で求められたYiがマルチプレクサ
924と9022経由で演算器DLY〓に相当する
Yメモリのアドレスに格納される。一方、サンプ
リング点に該当する場合は第7図に示した方法に
てSDMメモリ918に上記Yiを書込むと共に、
第8図に示した方法にてSDMメモリ918から
(p−n+1)イタレーシヨン時に格納した演算
器DLY〓の入力信号のサンプリング間の変化分
SDYを読出し、式(15)の指数部の演算を施し
て式(11)で用いる傾きYiを求め、演算器DLYIに相
当するYメモリ904内のアドレスに格納するこ
とを行なう。
上記のいずれの処理を行なうかは、コントロー
ラ911によつて判断され、その結果コントロー
ラ911によつて発せられる第6図中のタイミン
グ信号TAが第9図B中のカウンタCS919とア
ドレス・カウンタ(ADCA)920とに送出さ
れることにより上記の処理の切り換えが行なわれ
る。
以下、後者の処理について詳細に説明する。
第9図B中のSDMメモリ918は前記メモリ
Aに該当するとともにカウンタ(CS)919、
アドレス・メモリ(ADMA)905およびアド
レス・カウンタ(ADCA)920は、それぞれ
第8図のカウンタ(C1)83とアドレス・メモ
リ(ADM)81ならびに第7図のカウンタ
(ADC)71に該当する。
このSDMメモリ918へのYiの書き込みは、
カウンタ(ADCA)920の内容をマルチプレ
クサ921経由でSDMメモリ918のA端子に
送り、タイミング信号TAに合せてコントローラ
911により発せられるイネーブル信号にてカウ
ンタ(ADCA)920の内容で指定されるアド
レスに書込むことにより行なわれる。
次に、SDMメモリ918から上記のデータを
読出す場合、カウンタ(CS)919の内容すな
わちSDMメモリ918内の読み出したいデータ
が格納されているアドレスを内容とするADMA
メモリ905内のアドレスをADMAメモリ90
5内のA端子に入力する。そして、コントローラ
911により発せられるイネーブル信号がE端子
に入力され、ADMAメモリ905から上記アド
レスが読み出され、アドワンされずにSDMメモ
リ918のA端子にマルチプレクサ921経由で
入力される。
コントローラ911からのイネーブル信号によ
つて所望のデータすなわち演算器DLY〓の入力信
号のサンプリング間における変化分が読み出され
る。読み出されたデータはデコーダ922によつ
て第12図のデータフオーマツトAのように指数
部(1〜m1)と仮数部(m1+1〜m2)に分理
される。分離された指数部は、加算器923によ
つて演算前にコンピユータ901から共通バス線
902経由でセツトされたレジスタ(BEKI)9
10の内容と加算され、仮数部とともにマルチプ
レクサ924と9022経由でYメモリ904に
送出される。
こうして求められた傾きYiは、Yメモリ904
内の演算器DLYIに相当するアドレスに書き込ま
れる。また、マルチプレクサ9022を経由し
て、Yメモリ904内の演算器DLY〓に相当する
アドレスに数値ゼロが書き込まれる。
以上の手順により式(11)で用いる傾きYiが得られ
たのち、次のサンプリングのためにADMAメモ
リ905内の演算器DLY〓)に相当するアドレス
(カウンタ(CS)919の内容)の内容が加算回
路935で前記Mだけ加算され、マルチプレクサ
9023経由で再び演算器DLY〓に相当する
ADMAメモリ905内のアドレスに格納される。
そして、カウンタ(CS)919とADCA920
の内容は、第6図のタイミング信号TAの立下り
でアドワンされる。加算回路935による加算操
作は、タイミング信号TAよりも少し手前に立下
るコントローラ911により発せられるタイミン
グ信号TA′により行なわれる。
なお、カウンタ(CS)919は、コントロー
ラ911によつて発せられるイタレーシヨン信号
(第6図中のITE)ごとにリセツトされる。
以上、本発明のむだ時間の発生方法をDDAに
適用し、実施した例について詳細に説明したが、
次にDDA以外に適用した場合の実施例について
簡単に述べておく。
第13図にDDA以外の実施例の回路ブロツク
図を示す。破線で囲まれた部分1300は、
DDAにおける第9図Bに相当する回路であり、
サンプリング間の入力信号の変化分を求め、これ
より内挿補間演算で用いる傾きを計算する働きを
する。同様に破線で囲まれた部分1301は、
DDAにおける第9図Cに相当する回路であり、
イタレーシヨンごとに部分1300によつて求め
られた傾きを用いて内挿補間演算を行ない、所望
のむだ時間を持つ出力信号を出力する働きをす
る。
第13図に示すむだ時間発生回路は、単独でむ
だ時間だけを発生するものとし、その入力信号と
してYが端子131より入力され、結果として出
力信号Zが端子132より出力されるものとす
る。また、入出力信号はDDAとは異なり増分形
式で取扱わず、第12図中のデータフオーマツト
Aの形式で表わされているものとする。
さらに、メモリA制御回路1302は第9図B
におけるマルチプレクサ9023、ADMAメモ
リ905、カウンタ(CS)919、カウンタ
(ADCA)920、インクリメンタ935および
マルチプレクサ921からなる部分と同一の回路
であり、SDMメモリ1303に対する入力信号
eio(Y)の書込みおよび読み出しのアドレスを制
御する。メモリB制御回路1304は第9図Cに
おけるマルチプレクサ9025、ADMBメモリ
907、カウンタ(CI)933、カウンタ
(ADCB)931、加算回路934およびマルチ
プレクサ932からなる部分と同一の回路であ
り、IDMメモリ1305に対する書込みおよび
読み出しのアドレスを制御する。
共通バス線1308は、コンピユータ(図示せ
ず)からの情報を伝達する伝送路であり、メモリ
A制御回路内のADMAメモリに格納する式(17)
中の初期アドレスIAj、メモリB制御回路内の
ADMBメモリに格納する式(17)中の初期アド
レスIBj、式(26)の傾き計算で使用する指数
(=−b)の値をそれぞれの回路に送るとともに
むだ時間の演算に必要な一連のタイミング信号を
発生するコントローラ1306の起動と停止の制
御信号を送る。
第13図に示す演算回路は、DDAの実施例と
比べて入力信号から内挿補間演算に用いる傾きを
求める部分および内挿補間の演算法が異なるだけ
で、SDMメモリ1303とIDMメモリ1305
に対する書込みおよび読み出しの制御は第6図の
タイミング信号に基づいてDDAの場合と同様な
手続きにて行なうため、これらの部分については
簡単に説明する。
まず、第13図の実施例におけるむだ時間発生
の演算はコンピユータからの共通バス線1308
経由の起動信号がコントローラ1306に送られ
ることにより開始される。コントローラ1306
は演算始動時にリセツト信号RSTを第13図中
の所定の回路部に送り、それらの内容をリセツト
する。そして、むだ時間発生の演算に必要な一連
のタイミング信号を発生してゆく。
第13図に示す実施例はDDAの演算器DLYI
相当する演算内容を部分1301の回路で最初に
行ない、そののちDDAの演算器DLY〓に相当す
る演算内容を部分1300の回路で実行し、1イ
タレーシヨンの演算を完了する。
内挿補間演算は、まずYメモリ1307内の着
目するむだ時間要素の番号と同一のアドレスから
1サンプリング手前のサンプリング時に部分13
00によつて演算された傾きGp Gp=ΔYp-q+1(M)・2〔ΔYp-q+1(E)-b〕 (26) を読み出し、Yレジスタ13080にセツトする。
ここで式(26)中の添字pとqは第4図中のも
のと同一であり、変数bは式(12)中のものと同一で
ある。
次に、Zメモリ1309内の着目するむだ時間
要素の番号と同一のアドレスから1イタレーシヨ
ン前の内挿補間演算の結果Z′i-1を読み出し、これ
を浮動小数点演算方式の加算器FADD1310
でYレジスタ13080の内容である傾きGp
加え、この結果をZ′iとする。
Z′i=Z′i-1+Gp (27) Z′iをZ′i-1と同一なZメモリ1309内のアド
レスに格納するとともにDDAの演算回路で述べ
た手続きと同様な手続きをメモリB制御回路13
04にて行ない、Z′iをIDMメモリ1305に格
納する。そして、IDMメモリ1305からメモ
リB制御回路1304内の第9図Cにおけるカウ
ンタADCBに相当するカウンタの内容をアドレ
スとして、所望のむだ時間を持つ出力信号Ziを読
み出し、バツフア・レジスタ(BR3)1311
にセツトし、出力端子132より他の演算要素に
出力する。
以上で述べた内挿補間演算は第6図に示したタ
イミング信号TBを基本信号として行なわれる。
次に、部分1300で式(26)に示す演算を行
ない、前記傾きGpを求める手続きについて説明
する。
傾きGpは、式(12)で表わされるサンプリング周
期hごとに求められる。入力信号Yは第6図中の
タイミング信号TAに基づいてSDMメモリ13
03内に書込まれる。この書込み制御は、メモリ
A制御回路1302によつて行なわれ、その手続
きはDDAの場合と同一なので、ここではその説
明を省略する。SDMメモリ1303に入力信号
のサンプリング値Ypを格納したのち、着目する
むだ時間要素の(p−q+1)番目のサンプリン
グ値Yp-q+1をメモリA制御回路1302によつて
発せられるSDMメモリ1303内のアドレスか
ら読み出し、バツフア・レジスタ(BR1)13
12にセツトする。そして、バツフア・レジスタ
(BR1)1312の内容とバツフア・レジスタ
(BR2)1313の内容を浮動小数点演算方式
の加算器(FADD)1314にて加算し、 ΔYp-q+1=Yp-q+1−Yp-q (28) の演算により入力信号の変化分を求める。
ΔYp-q+1はデコーダ1315により仮数部と指
数部に分離され、指数部は加算器1316により
コンピユータによつてあらかじめレジスタ
(BEKI)1317に設定されていた内容(=−
b)と加算され、再び上記仮数部とともにYメモ
リ1307内の着目するむだ時間要素に該当する
アドレスに書込まれる。これと同時にBR1の内
容は、次のサンプリング間の傾き計算のために
BR2にセツトされる。
以上で本発明のむだ時間の発生方法をDDA以
外の演算回路に適用した場合の実施例についての
説明を終える。
なお、第9図A〜第9図Cおよび第13図に示
す実施例は浮動小数点数で表わされたデータを取
扱う演算回路であるが、固定小数点演算の場合は
傾き計算で用いるデコーダと加算器を除き、他は
同じブロツク構成から実施できる。この場合、デ
コーダと加算器を除き、代りにシフターを挿入
し、傾きの指数部の内容だけ仮数部をシフターで
シフトし、得られた仮数部だけを傾きの値として
用いる。
以上説明したごとく、本発明によればむだ時間
発生に用いるメモリの容量がただ単にサンプリン
グし、むだ時間だけ経過したのちに読み出し、再
生する方法に比べ約1/90だけでよくなるとともに
簡単なメモリ制御方式の開発により、メモリ容量
を増すだけで長時間のむだ時間が高速かつ精度よ
く発生でき、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的なデイジタル・メモリを用いた
むだ時間の発生方法を示す図、第2図は内挿補間
方式によるむだ時間の出力信号を示す図、第3図
は内挿補間方式において最大誤差が生じる状態を
示す図、第4図および第5図は本発明の原理を説
明するための図、第6図は本発明を用いたDDA
の演算を実行する時の基本となる制御信号のタイ
ムチヤート、第7図は本発明におけるデイジタ
ル・メモリへの書き込み制御方式を示す図、第8
図は本発明におけるデイジタル・メモリからの読
み出し制御方式を示す図、第9図A〜第9図Cは
本発明のむだ時間発生の演算を実行するDDAの
実施例の回路構成を示す図、第10図は第9図の
DDAにおけるパイプライン制御のタイムチヤー
ト、第11図は第9図のDDAにおける演算制御
命令のビツト構成を示す図、第12図は第9図の
DDAの演算で用いる浮動小数点の数値系の構造
を示す図、第13図は本発明をDDA以外の演算
に適用した場合の実施例の回路構成を示す図であ
る。 72……メモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 演算サイクルごとに入力される入力信号を上
    記演算サイクルのサイクル時間の整数倍に相当す
    るむだ時間だけを遅らせたうえで出力するための
    むだ時間発生方法において、上記演算サイクルの
    サイクル時間の整数倍に相当するサンプリング周
    期で上記入力信号をサンプリングし、このサンプ
    リング区間における上記入力信号の変化分を求め
    て該変化分を第1のメモリ手段に順次格納してい
    き、上記むだ時間を上記サンプリング周期で割算
    したときの商だけ以前のサンプリング区間におけ
    る上記変化分を上記第1のメモリ手段より読み出
    して、読み出された変化分を上記サンプリング区
    間内の演算サイクル数で割り、上記以前のサンプ
    リング区間における上記演算サイクルごとの上記
    入力信号の増化分を計算して、上記得られた計算
    値を第2のメモリ手段に順次格納していき、上記
    むだ時間を上記サンプリング周期で割算したとき
    の残余をさらに上記演算サイクル時間で割算した
    ときの商だけ以前の演算サイクルにおいて格納さ
    れた計算値を上記第2のメモリ手段より読み出し
    た値を出力することを特徴とするむだ時間発生方
    法。 2 上記変化分は仮数部と指数部とからなる浮動
    小数点形式で表現し上記演算サイクルごとの演算
    値(Dとする)は D=ΔM×2〓E(ΔMは仮数、ΔEは指数) の形式で表現し、更に第i(iは正整数)番目の
    むだ時間要素に対応した上記サンプリング周期
    (hiとする)を hi=2〓(αは整数) の形式で表現したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項のむだ時間発生方法。
JP56003790A 1981-01-16 1981-01-16 Method and device for generation of waste time Granted JPS57120157A (en)

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US06/337,292 US4497035A (en) 1981-01-16 1982-01-05 Method of generating time delay
DE19823201088 DE3201088A1 (de) 1981-01-16 1982-01-15 Verfahren zur erzeugung einer laufzeit

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DE3201088A1 (de) 1982-08-05
US4497035A (en) 1985-01-29
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