JP2960595B2 - ディジタル信号プロセッサ - Google Patents

ディジタル信号プロセッサ

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JP2960595B2 JP33186291A JP33186291A JP2960595B2 JP 2960595 B2 JP2960595 B2 JP 2960595B2 JP 33186291 A JP33186291 A JP 33186291A JP 33186291 A JP33186291 A JP 33186291A JP 2960595 B2 JP2960595 B2 JP 2960595B2
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修平 須藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力信号のデータ値に対
する逆対数値を算出するディジタル信号プロセッサに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、アナログ信号をディジタル信号に
変換してプロセッサで処理し、例えば濾波器や変調器な
どを構成することが多くなっている。このような回路を
ディジタル信号処理で行うには、多くの乗算を必要とす
ることから、乗算を加算に置換て演算を容易に行えるよ
うにするため、入力値を対数値に変換して処理し、その
後逆変換することがしばしば用いられている。
【0003】入力値xの逆対数値10x のテーラ展開を
行ない、べき級数で表わすと、 10x =c0 +c1 x+c2 2 +c4 4 + … ・・・(1) で表わされる。したがって、式(1)で示される係数c
0 ,c1 ,c2 ,…を用意しておき、入力値xの2乗,
3乗,……を算出し、算出した結果に対応する係数を乗
算し、その総和を求めることによって逆対数値を得るこ
とができる。
【0004】式(1)に代入するxの値としては小さな
値から大きな値まで色々の値が入力されるため、これら
の入力値の全ての範囲に対して誤差を許容値以下にする
には、係数cn のnの値を非常に大きな値まで用意して
おく必要がある。したがって、従来の逆対数変換を行う
プロセッサは、或る範囲、例えば入力値xが0.999
……から0.1までの値に対して逆対数変換された値の
誤差が許容し得る係数cn を用意し、この範囲以外の入
力値の場合は特定の数値を加算させて範囲内の数値にし
て演算し、演算後に加算した数値対応した値で除算を行
って補正するようにしている。
【0005】すなわち、例えば入力値が2.30103
ならば、前記した0.999…から0.1の範囲内に入
れるには特定数−2を加算すればよい。2.30103
に−2を加算すると0.30103となり、0.301
03に対して逆対数変換演算を行なわせる。0.301
03に対する逆対数変換演算結果は2.000なる値が
出力される。この値に補正が行なわれる。
【0006】補正は加算した値が−2であるから10-2
の逆対数値、すなわち0.01を算出された結果に除算
するか、または102 で乗算する。したがって、乗算し
た結果の200.000を入力x=2.30103の逆
対数変換値として出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の入力値xに対する逆対数値10x を算出するディジタ
ル信号プロセッサは、入力したデータ値を、決められた
範囲内の数値になるよう特定数値を加算し、加算された
入力値に対して逆数値を求める演算を行ない、演算結果
に加算した特定数値による補正値を乗算するようにして
いた。このため、演算処理ステップが多く、また演算処
理時間が多く必要とした。
【0008】本発明は演算処理ステップを少なくし、演
算処理時間を短縮させるよう改良したディジタル信号プ
ロセッサを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明が採用した手段を説明する。べき級数に展開
した近似式によって入力信号のデータ値に対する逆対数
値を算出するディジタル信号プロセッサにおいて、 (a)前記入力信号のデータ値が所定範囲内になるよう
特定数値を加算する加算回路と、 (b)前記所定範囲内のデータ値に対してべき級数に展
開した近似式の係数値を予め格納している係数メモリ
と、 (c)前記近似式による演算結果を、前記加算回路で加
算された特定数値に対応してケタ移動させるケタ移動回
路とを備え、入力信号のデータ値が所定範囲内になるように前記加算
回路が特定数値を加算した数値と前記係数メモリ上の前
記近似式の係数値とにより算出された前記近似式の演算
結果に対し、前記ケタ移動回路が前記特定数値に対応し
たケタ移動を行うことにより入力信号のデータ値に対応
する逆対数値を算出する
【0010】
【作用】加算回路では入力データ値が特定数値の範囲内
になる特定数の加算が行なわれる。係数メモリには前記
特定数値の範囲内のデータ値に対するべき級数近似式の
係数値を格納する。
【0011】ケタ移動回路では、演算処理が実行された
結果に対して、前記加算回路で加算された加算数に対応
するケタ数だけケタ移動を行なう。以上のように、入力
データ値が特定数値の範囲内になるよう特定数値を加算
させ、特定数値の範囲内の入力値に対する逆対数変換処
理を行い、その結果に対して、ケタ移動回路で、加算し
た特定数値に対応するケタ数を移動させるようにしたの
で、演算処理は逆対数変換処理の終了とともに完了し、
ケタ移動による補正を行う処理が無くなり、演算処理ス
テップが少なくなり、演算処理時間を短縮させることが
できる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図1を参照して説明す
る。図1は実施例の構成図であり、10はバス、11,
12,16および17はバッファメモリ、13および1
8は乗算器、14および19は算術論理ユニット(AL
U)、15および20はアキュムレータ、24は逆対数
値に変換する入力データを格納する信号データメモリで
ある。
【0013】また21は特定数値の範囲内のデータ値に
対する係数が格納される係数メモリ、22はデータ値が
特定数値の範囲内に入るよう特定数を加算する加算回
路、23は加算回路22によって加算された数値に対応
する演算結果をケタ移動させるケタ移動回路である。
【0014】つぎに実施例の動作を説明する。なお、以
下で述べる動作は全て図示しないシーケンスコントロー
ラによって行なわれる。まず、係数メモリ21の係数デ
ータは逆対数変換処理の動作開始前に格納される。ま
た、信号データメモリ24よりデータが読出され、バッ
ファメモリに供給されるときは、加算回路22で特定数
値の範囲に入るように特定数の加算が行なわれる。
【0015】演算動作が開始されると、先ず、第1ステ
ップにおいては、信号データメモリ24から信号データ
xが読み出されてバッファメモリ12,16及び17に
供給される。一方、バッファメモリ11には係数メモリ
21から係数データc1 が読み出されて供給される。よ
って、乗算器13は信号データxと係数データc1 との
値を乗算する。乗算器13による乗算結果の値c1 xは
第1ステップより1ステップ後の第2ステップにおいて
ALU14を介してアキュームレータ15に供給されて
保持される。また、乗算器18は信号データxを掛け合
って二乗計算を行なう。乗算器18による乗算結果の値
2 は第2ステップにおいてバッファメモリ12及び1
7に供給される。
【0016】この第2ステップにおいてバッファメモリ
11には係数メモリ21から係数データc2 が読み出さ
れて供給される。よって、乗算器13はx2 と係数デー
タ値c2 とを乗算する。乗算器13による乗算結果の値
2 2 はALU14の他方の第1の入力に供給され
る。この供給に同期してアキュームレータ15に保持さ
れているデータ値c1 xがALU14の一方の入力に供
給される。よって、第3ステップにおいてALU14は
1 x+c2 2 の累算を行ない、この累算結果の値は
アキュームレータ15に保持される。また、乗算器18
はバッファメモリ16に保持された信号データxとバッ
ファメモリ17に保持された信号データx 2 とを掛け合
う。乗算器18による乗算結果の値x3 は第3ステップ
においてバッファメモリ12及び17に供給される。
【0017】第3ステップにおいてバッファメモリ11
には係数メモリ21から係数データc3 が読み出されて
供給される。よって、乗算器13はx3 と係数データ値
3 とを乗算する。乗算器13による乗算結果の値c3
3 はALU14の他方の第1の入力に供給される。こ
の供給に同期してアキュームレータ15に保持されてい
る累算データ値c1 x+c2 2 がALU14の一方の
入力に供給される。よって、第4ステップにおいてAL
U14はc1 x+c2 2 +c3 3 の累算を行ない、
この累算結果の値はアキュームレータ15に保持され
る。また、乗算器18はバッファメモリ16に保持され
た信号データxとバッファメモリ17に保持された信号
データx3 とを掛け合う。乗算器18による乗算結果の
値x4 は第4ステップにおいてバッファメモリ12及び
17に供給される。
【0018】このような動作をn回繰り返すことにより
1次よりn次までの総和が算出されるのである。この総
和がアキュームレータ15に保持された後のステップに
おいて係数メモリ21から係数データc0 が読み出され
てALUの他方の第2の入力に供給される。この供給に
同期してアキュームレータ15に保持されている1次よ
りn次までの累算データ値がALU14の一方の入力に
供給される。よって、ALU14は0次と1次よりn次
までの累算データ値の累算を行ない、この累算結果の
値、すなわち逆対数変換された値はアキュームレータ1
5に保持される。
【0019】この逆対数変換された値に対して、データ
をバッファレジスタに移動する際に、加算回路22で加
算した数値に対応するケタ移動をケタ移動回路23で行
い、信号データメモリ24に逆対数変換値として出力す
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果が得られる。入力データ値が特定数値の範囲内に
なるよう特定数値を加算させ、特定数値の範囲内の入力
値に対する逆対数変換処理を行い、その結果に対して、
ケタ移動回路で、加算した特定数値に対応するケタ数を
移動させるようにしたので、演算処理は逆対数変換処理
の終了とともに完了し、ケタ移動による補正を行う処理
が無くなり、演算処理ステップが少なくなり、演算処理
時間を短縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【符号の説明】
10 バス 11,12,16,17 バッファメモリ 13,18 乗算器 14,19 算術論理ユニット(ALU) 15,20 アキュームレータ 21 係数メモリ 22 加算回路 23 ケタ移動回路 24 信号データメモリ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 べき級数に展開した近似式によって入力
    信号のデータ値に対する逆対数値を算出するディジタル
    信号プロセッサにおいて、 (a)前記入力信号のデータ値が所定範囲内になるよう
    特定数値を加算する加算回路と、 (b)前記所定範囲内のデータ値に対してべき級数に展
    開した近似式の係数値を予め格納している係数メモリ
    と、 (c)前記近似式による演算結果を、前記加算回路で加
    算された特定数値に対応してケタ移動させるケタ移動回
    路とを備え、入力信号のデータ値が所定範囲内になるように前記加算
    回路が特定数値を加算した数値と前記係数メモリ上の前
    記近似式の係数値とにより算出された前記近似式の演算
    結果に対し、前記ケタ移動回路が前記特定数値に対応し
    たケタ移動を行うことにより入力信号のデータ値に対応
    する逆対数値を算出するこ とを特徴とするディジタル信
    号プロセッサ。
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