JP2579321B2 - バイナリ処理装置 - Google Patents

バイナリ処理装置

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JP2579321B2
JP2579321B2 JP62209411A JP20941187A JP2579321B2 JP 2579321 B2 JP2579321 B2 JP 2579321B2 JP 62209411 A JP62209411 A JP 62209411A JP 20941187 A JP20941187 A JP 20941187A JP 2579321 B2 JP2579321 B2 JP 2579321B2
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udb
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アンドルー・グスタフ・デチキイ
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F7/38Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
    • G06F7/48Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
    • G06F7/52Multiplying; Dividing
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2207/00Indexing scheme relating to methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
    • G06F2207/535Indexing scheme relating to groups G06F7/535 - G06F7/5375
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、バイナリ商およびバイナリ剰余を得るた
めに、バイナリ除数によってNビットのバイナリ被除数
を除算するバイナリ処理装置に関する。
〔従来の技術〕
マイクロコンピュータを使用するデジタル信号プロセ
ッサは、汎用マイクロプロセッサを使用して一般的に達
成されるよりも、より効果的に多様なタスクを実行する
ために開発された。そのようなデジタル信号プロセッサ
において使用された1つの標準除算技法は、基数2の非
復元除算アルゴリズム(radix 2 non−restoring divid
e algorithm)を使用するものである。そのような公知
の演算技法にあっては、下記表Iに示されるシーケンス
を用い、各処理段階の結果は、最終的な商と剰余を導出
するために、2つのアキュムレータに反復して記憶され
る。
表Iの段階1において、剰余Rを最終的に保持するア
キュムレータACC1は,0に初期化される。商Qを最終的に
保持するアキュムレータACC0は、被除数dをロードされ
る。
段階2の(a)において、剰余Rは、0より小さいか
否かを決定するために、最初に検査される。その後、そ
れぞれ、アキュムレータACC1とACC0における現在値Rと
Qの双方は、2倍に設定され、アキュムレータACC0に現
在記憶されている被除数dの上位桁のビットqが、剰余
Rに加算される。剰余Rにおける検査の結果により、ア
キュムレータACC1に再び記憶された剰余に対して新しい
値を導出するために、除数Dは、剰余の現在値(curren
t value)に加算されるか、又はそれから減算される。
段階2の(b)において、剰余Rの現在値が負である
ならば、アキュムレータACC0における商Qは、同じまま
である。一方、Rの値が0以上又は等しければ、アキュ
ムレータACC0における商Qの値は、1だけ増分される。
一旦段階2がn回反復される(この場合nは、被除数
dにおけるバイナリ・ビット数である)と、アキュムレ
ータACC1における現在値が負であるならば、段階3が、
剰余Rを正確に復元するために一度実行される。
〔発明が解決しようとする課題〕
公知の如く、段階2の(a)におけるRとQの値は、
レジスタACC1とACC0においてそれらを1位置シフトする
ことによって、2倍に設定される。段階2の(a)にお
いて詳述された如く、DがRに加算されるべきか、又は
それから除算されるべきか、また、段階2の(b)にお
いて詳述された如く、商Qが同じであるべきか、又は1
だけ増分されるべきかを決定するために、除算演算の各
反復中、Rの値に対して2度検査することが必要とな
る。このため、この標準技法を使用した場合、剰余R
は、除算演算の各段階中、2度検査されなければならな
い。段階2の各反復中Rの値を2度検査することが必要
であるから、命令サイクル数は、被除数dにおけるバイ
ナリ・ビット数の本質的に2倍となる。段階2がn回反
復された後、アキュムレータACC1における結果が負であ
るならば、段階3が、剰余を正値に復元するために必要
とされる。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、演
算処理を単純化して、効率的にバイナリ商およびバイナ
リ剰余を得るために、バイナリ除数によってNビットの
バイナリ被除数を除算するバイナリ処理装置の提供を目
的とする。
〔問題を解決するための手段〕
この発明は、上記の目的を達成するため、アキュムレ
ータとシフト・レジスタを使用し、そして分割算術論理
ユニットによって実行される命令サイクルを適切に指定
することによって、Nが被除数におけるバイナリ・ビッ
ト数に等しいとき、N+1命令サイクルを有する除算ア
ルゴリズムが、使用されるものである。
すなわち、バイナリ商(Q)およびバイナリ余剰
(R)を得るために、バイナリ除数(D)によってNビ
ットのバイナリ被除数(d)を除算するバイナリ処理装
置において、選択的に、かつ、独立して制御可能な上位
桁ビット(UDB)部および下位桁ビット(LDB)部を有す
るシフト・記憶手段と、制御手段と、を備え、前記シフ
ト・記憶手段の上位桁ビット(UDB)部および下位桁ビ
ット(LDB)部に記憶された連結バイナリ数が、前記上
位桁ビット(UDB)部および下位桁ビット(LDB)部の上
位桁方向に1ビットシフトされることができ、前記制御
手段が、第1のステップとして、初期のバイナリ値を前
記シフト・記憶手段の上位桁ビット(UDB)部に記憶す
ると共に、バイナリ被除数(d)を前記シフト記憶手段
の下位桁ビット(LDB)部に記憶し、第2のステップと
して、前記第1のステップ後、前記上位桁ビット(UD
B)部に記憶されたバイナリ数の現在の値が負であるか
否かについて検査し、前記検査結果が負であれば、上位
桁ビット(UDB)部および下位桁ビット(LDB)部に記憶
された連結バイナリ数を上位桁方向に1ビットシフトさ
せ、前記バイナリ除数(D)を前記上位桁ビット(UD
B)部に記憶された前記バイナリ数に加えると共に、前
記下位桁ビット(LDB)部に記憶されたバイナリ数を1
だけ増加させ、前記検査結果が負でなければ、前記上位
桁ビット(UDB)部および下位桁ビット(LDB)部に記憶
された連結バイナリ数を上位桁方向に1ビットシフトさ
せ、前記バイナリ除数(D)を前記上位桁ビット(UD
B)部に記憶された前記バイナリ数から減算し、第3の
ステップとして、前記第2のステップ後、前記上位桁ビ
ット(UDB)部に記憶されたバイナリ数の現在の値が負
であるか否かについて検査し、前記検査結果が負であれ
ば、バイナリ剰余(R)を得るために、前記上位桁ビッ
ト(UDB)部に記憶されたバイナリ数に前記バイナリ除
数(D)を加え、前記下位桁ビット(LDB)部に記憶さ
れた前記バイナリ数を上位桁方向に1ビットシフトさ
せ、前記下位桁ビット(LDB)部に記憶されたバイナリ
数を1だけ増加させ、前記バイナリ商(Q)を得るため
に前記下位桁ビット(LDB)部に記憶された数を反転さ
せ、前記検査結果が負でなければ、前記上位桁ビット
(UDB)部からバイナリ剰余(R)を得て、前記下位桁
ビット(LDB)部に記憶されたバイナリ数を上位桁方向
に1ビットシフトさせ、前記バイナリ商(Q)を得るた
めに前記下位桁ビット(LDB)部に記憶された数を反転
させるものである。
また、前記シフト・記憶手段は、選択的に、かつ、独
立して制御可能な上位桁ビット(UDB)部および下位桁
ビット(LDB)部を有する記憶手段(21)と、選択的
に、かつ、独立して制御可能な上位桁ビット(UDB)部
および下位桁ビット(LDB)部を有しており、それによ
って前記上位桁ビット(UDB)部および下位桁ビット(L
DB)部に記録された連結バイナリ数を前記上位桁ビット
(UDB)部および下位桁ビット(LDB)部の上位桁方向に
1ビットシフトさせるシフト・レジスタ手段(15)と、
選択的に、かつ、独立して制御可能な上位桁ビット(UD
B)部および下位桁ビット(LDB)部を有する演算論理手
段(20)と、を有し、前記制御手段により、前記記憶手
段(21)の前記上位桁ビット(UDB)部が初期バイナリ
値としての零を最初に記憶し、前記記憶手段(21)の前
記下位桁ビット(LDB)部が前記バイナリ被除数(d)
を記憶し、前記記憶手段(21)の前記上位桁ビット(UD
B)部および下位桁ビット(LDB)部から引き出されたバ
イナリ数が、前記シフト・レジスタ手段の前記上位桁ビ
ット(UDB)部および下位桁ビット(LDB)部に記憶さ
れ、前記演算論理手段(20)の前記下位桁ビット(LD
B)部が、前記シフト・レジスタ手段(15)の前記下位
桁ビット(LDB)部から引き出されたバイナリ数の値を
増加させ、あるいは、増加させず、前記記憶手段(21)
の前記下位桁ビット(LDB)部に、その結果を記憶し、
前記演算論理手段(20)の上位桁ビット(UDB)部が、
前記シフト・レジスタ手段(15)の前記上位桁ビット
(UDB)部から引き出されたバイナリ数の値にバイナリ
除数(D)を加算し、あるいは、前記シフト・レジスタ
手段(15)の前記上位桁ビット(UDB)部から引き出さ
れたバイナリ数の値からバイナリ除数(D)を減算し、
前記記憶手段(21)の前記上位桁ビット(UDB)部に、
その結果を記憶する、制御が実行されるものである。
〔実施例〕
以下、この発明に係るバイナリ処理装置の実施例を図
面を参照して説明する。バイナリ数の除算においては、
各プロセッサ・サイクルから生ずる商の数字は“1"又は
“0"のいずれかである。これは、除数を剰余から減算
し、その結果得た符号を調べることによって決定され
る。それが負であるならば、除数は、剰余を復元するた
めに加算されなければならず、そして商ビットは、“0"
にセットされる。それが0又は正であるならば、新剰余
が、減算の結果になり、そして商ビットは、“1"にセッ
トされる。それから、完全な手書きの除算(longhand d
ivision)における如く、数字は、各段階の後に繰り越
される。その結果、N個のそのような段階が、Nビット
の正バイナリ被除数の除算のために実行されなければな
らない。バイナリ数字の繰り越しは、有効に、剰余を2
倍にし、そして新数字をそれに加算する。これは、剰余
をレジスタにおいて1位置シフトし、そして数字を下位
桁の位置に繰り越させることによって達成される。除数
が剰余から減算されるとき、負値になるならば、剰余の
現在値は除数よりも小さいことが検出されたことから、
除数は剰余を復元するために加算されなければならな
い。
表Iを参照して先行技術の説明において述べた如く、
除算の各処理サイクルは、剰余Rの値に対して2つの連
続する検査を必要とする。第2の検査は、この機能を行
うための修正デジタル信号プロセッサを用いて修正除算
アルゴリズムを使用することによって除去された。これ
は、この発明の除算アルゴリズムを示す下記表IIを参照
することによって、より良く理解される。
ここで、d=被除数 nビット、D=除数 mビット、R
=剰余 nビット、Q=商 nビット、q=商 UDBである。
この除算アルゴリズムにおいて、剰余Rを最終的に保
持するアキュムレータACC1は、0に初期化され、一方、
商Qを最終的に含むアキュムレータACC0は、被除数dの
値に初期化される。
それから、表IIの段階2において、負の符号ビットが
セットされているか否かを調べることによって、アキュ
ムレータACC1におけるRの現在値が、0より小さいか否
かを決定するために検査が行われる。次に、剰余Rと商
Qの現在値が、2倍にされ、そしてアキュムレータACC0
に記憶された上位桁のビット(UDB)が、ACC1のそれに
加算される。これは、レジスタSRに入るとき、アキュム
レータACCの出力からの全信号を1ビット位置だけシフ
トすることによって、単一演算において容易に達成され
る。それから、除数Dの値が、剰余Rの値に加算され、
その結果は、商Qの値が1だけ増分される間に、アキュ
ムレータACC1に再び記憶される。そうでないときは、UD
Bを2倍にし、かつ、加算した後、除数Dは、剰余Rか
ら減算されるが、商Qは不変である。段階2は、被除数
dにおけるビット数に等しいN回反復される。
段階3において、剰余Rが負であるならば、除数の値
Dは、剰余を正整数に復元するために、それに加算され
る。結果として剰余Rが最終的に得られる。また、商Q
の現在値を獲得するために、現在値は、アキュムレータ
ACC0において再び2倍にさり、それから段階2を反復す
ることによって1だけ増分される。これは、正しい出力
を導出するために、容易に逆転される補数値となる。段
階3において、剰余Rが負でないならば、剰余Rの現在
値は正しい。商Qの最終値は、段階2を反復し、かつ、
その結果を逆転することによって得られる。その結果、
Nビットバイナリ被除数の除算は、表Iにおいて規定さ
れた除算アルゴリズムに対する2N+1サイクルとは反対
に、N+1演算サイクルで完了する。これは、第2図に
示されたフローチャート・シーケンスを使用してプログ
ラムされるとき、第1図に示されたタイプの修正デジタ
ル信号プロセッサを使用することによって達成される。
第1図と第2図を参照すると、デジタル信号プロセッ
サは、演算ユニット5と、制御・タイミングユニット6
を含む。制御・タイミングユニット6による制御下にお
いて、演算ユニット5では、16ビット・デジタル被除数
信号dが、バス11を通って受信された入力データからXR
レジスタ10にロードされる。それから、除数信号Dは、
再びバス11からの受信データにより、YRレジスタ12にロ
ードされる。被除数信号dは、また、Nサイクル・カウ
ンタ13に結合されるが、この場合16ビット・ワードの有
効ビット(significant bits)数が、初期的に決定され
る。XRレジスタ10からの被除数信号dは、マルチプレク
サ14を通り、32ビット・シフト・レジスタ15の下位桁の
ビット部分SR0に転送される。シフト・レジスタ15の上
位桁のビット部分SR1は、同時に、0に初期化される。
それから、この全バイナリ信号は、表IIの初期化段階1
を完了するために、シフト・レジスタ15のSR0とSR1部分
から、32ビット・バスにおける算術論理ユニット(AL
U)20を通って、アキュムレータユニット21のそれぞれ
のACC0及びACC1部分に転送される。このシーケンスは、
第2図に示されたフローチャートの段階1において明示
されている。
ALU20は、1つが上位桁のビット(UDB)部分を提供
し、そして他方が下位桁ビット(LDB)部分を提供す
る、2つの従来における16ビットの独立に制御可能なユ
ニットから形成される。ALU20のUDB及びLDB部分は、バ
イナリ結果信号の下位桁のビットを保持するアキュムレ
ータACC0と、上位桁のビットを保持するアキュムレータ
ACC1とにより、2つの16ビット演算又は1つの32ビット
演算を行うために選択的に連結することができる。
信号がシフト・レジスタ15からアキュムレータユニッ
ト21に転送されるとき、算術論理ユニット20は、負数を
指示するアキュムレータの負符号ビットがセットされて
いるか否かを決定するために検査を行う。アキュムレー
タACC1は0に初期化されているために、もちろん、初期
検査は、常に誤り返答となる。結果に拘わらず、アキュ
ムレータユニット21からの全信号は、シフト・レジスタ
15の入力に転送され、それからシフト・レジスタ15の上
位桁のビット端の方に1位置移動することによって、2
倍にされる。この段階中、シフト・レジスタ15の下位桁
及び上位桁のビット部分SR0とSR1の双方が連結される。
これは、自動的に、シフト・レジスタSR0における被除
数dの上位桁のビットが、シフト・レジスタSR1におけ
る剰余Rの現在値に加算されるということになる。
第2図のフローチャートの段階2に示された如く、誤
りの検査結果があるとき、シフト・レジスタ15のSR0部
分におけるバイナリ信号は、アキュムレータユニット21
のACC0部分に(算術論理ユニット20を経由して)転送さ
れ、一方レジスタYR12からの除数Dは、(算術論理ユニ
ット20における)シフト・レジスタ15の上位桁のビット
部分におけるバイナリ信号から減算され、その結果がア
キュムレータACC1に記憶される。
表IIの段階2における検査が、アキュムレータに記憶
された結果が負であり、従って正しい検査結果であるこ
とを決定するときは常に、シフト・レジスタ15における
値を2倍にした後、シフト・レジスタSR0における商Q
の現在値が1だけ増分され、一方レジスタYRからの除数
Dが、剰余Rの現在値に加算される。この後者の段階
は、剰余を正の整数に復元する。
Nサイクルカウンタ13は、1だけ減分され、それから
カウンタの残余が0に等しいか否かを決定するために検
査が行われる。その結果は演算ユニット5を制御する制
御・タイミングユニット6に転送される。この検査は、
Nが被除数dにおけるバイナリ・ビット数に等しいと
き、除算アルゴリズムの段階2がN+1回反復されるこ
とを保証する。それから、第2の検査が、カウンタ残余
が1に等しいか否かを決定するために行われる。否なら
ば、表IIの段階2が反復される。この段階のN回反復
後、アルゴリズムは段階3に入る。
第2図に示された如く段階3において、アキュムレー
タACC1における剰余Rの現在値は、再び、それが負であ
るか否かを決定するために検査される。剰余検査が誤り
を証明すれば、シフト・レジスタ15における値は、アキ
ュムレータACC1の出力において剰余Rの最終値を導出す
るために、アキュムレータユニット21に直接に転送され
る。一方、剰余Rの現在値が負であることを示す検査が
真ならば、除数Dは、剰余Rを正値に復元し、かつ、剰
余Rの最終値を導出するために、再び剰余Rに加算され
る。それから、段階2は、アキュムレータACC0の出力に
おいて商Qの補数値を獲得するために、もう1度反復さ
れる。それから、商Qの正しい値が、アキュムレータAC
C0の出力を逆転することによって得られる。剰余“R"は
すでに決定されているので、アキュムレータACC1に影響
する段階2の部分は、この最終段階中実行される必要が
ないことに注目されるべきである。しかし、完全段階を
反復することは全体のアルゴリズムを簡単にする。
この除算アルゴリズムにおいて、処理段階の数は、2
つの機能的差異のために、実質的に半分されることに注
目することは重要である。ALU20は、2つの選択的に連
結された独立に制御可能な部分に分割されているので、
値は、これらの必要要件の1つを達成するように、選択
的に処理されることができる。これを充分に利用するた
めに、商Qの補数が、アキュムレータACC0に記憶され
る。このようにして、ALU20の両半分は、同時に、加算
(+D,+1)又は減算(−D,−0)段階を実行する。商
Qの実際の値は、また、除算アルゴリズムの完了によ
り、その値の補数を取ることによって、アキュムレータ
ACC0の出力において容易に得られることができる。多数
の記憶レジスタにおいて、両値は、レジスタから直接に
アクセス可能である。
アキュムレータの負符号ビットがセットされる(こう
して負数がその中に記憶されていることを示す)時、AL
U20は、次の段階を実行する。即ち、ACC0=SR0+1、及
びACC1=SR1+YRである。これに反して負符号ビットが
セットされない時、ALU20は、第2図の段階2に示され
た如く、段階ACC0=SR0とACC1=SR1−YRを実行する。本
質的に半分にされる除算演算を完了させるために必要と
されるサイクル数を許容するのは、段階2の反復適用で
ある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明に係るバイナリ処理装
置にあっては、バイナリ除数によってNビットのバイナ
リ被除数を除算することにより、演算処理を単純化し
て、効率的にバイナリ商およびバイナリ剰余を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る除算アルゴリズムを実行する
デジタル信号プロセッサの構成を示す概略ブロック図で
あり、第2図は、第1図に示されたデジタル信号プロセ
ッサにおいて実行することができる除算アルゴリズムを
示すフローチャートである。 符号の説明 5……演算ユニット 6……制御・タイミングユニット 10……XRレジスタ 11……バス 12……YRレジスタ 13……Nサイクルカウンタ 14……マルチプレクサ 15……シフト・レジスタ 20……算術論理ユニット(ALU) 21……アキュムレータユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−247736(JP,A) 特開 昭60−134343(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バイナリ商(Q)およびバイナリ剰余
    (R)を得るために、バイナリ除数(D)によってNビ
    ットのバイナリ被除数(d)を除算するバイナリ処理装
    置において、 選択的に、かつ、独立して制御可能な上位桁ビット(UD
    B)部および下位桁ビット(LDB)部を有するシフト・記
    憶手段と、 制御手段と、 を備え、 前記シフト・記憶手段の上位桁ビット(UDB)部および
    下位桁ビット(LDB)部に記憶された連結バイナリ数
    が、前記上位桁ビット(UDB)部および下位桁ビット(L
    DB)部の上位桁方向に1ビットシフトされることがで
    き、 前記制御手段が、 第1のステップとして、初期のバイナリ値を前記シフト
    ・記憶手段の上位桁ビット(UDB)部に記憶すると共
    に、バイナリ被除数(d)を前記シフト・記憶手段の下
    位桁ビット(LDB)部に記憶し、 第2のステップとして、前記第1のステップ後、 前記上位桁ビット(UDB)部に記憶されたバイナリ数の
    現在の値が負であるか否かについて検査し、 前記検査結果が負であれば、上位桁ビット(UDB)部お
    よび下位桁ビット(LDB)部に記憶された連結バイナリ
    数を上位桁方向に1ビットシフトさせ、前記バイナリ除
    数(D)を前記上位桁ビット(UDB)部に記憶された前
    記バイナリ数に加えると共に、前記下位桁ビット(LD
    B)部に記憶されたバイナリ数を1だけ増加させ、 前記検査結果が負でなければ、前記上位桁ビット(UD
    B)部および下位桁ビット(LDB)部に記憶された連結バ
    イナリ数を上位桁方向に1ビットシフトさせ、前記バイ
    ナリ除数(D)を前記上位桁ビット(UDB)部に記憶さ
    れた前記バイナリ数から減算し、 第3のステップとして、前記第2のステップ後、 前記上位桁ビット(UDB)部に記憶されたバイナリ数の
    現在の値が負であるか否かについて検査し、 前記検査結果が負であれば、バイナリ剰余(R)を得る
    ために、前記上位桁ビット(UDB)部に記憶されたバイ
    ナリ数に前記バイナリ除数(D)を加え、前記下位桁ビ
    ット(LDB)部に記憶された前記バイナリ数を上位桁方
    向に1ビットシフトさせ、前記下位桁ビット(LDB)部
    に記憶されたバイナリ数を1だけ増加させ、前記バイナ
    リ商(Q)を得るために前記下位桁ビット(LDB)部に
    記憶された数を反転させ、 前記検査結果が負でなければ、前記上位桁ビット(UD
    B)部からバイナリ剰余(R)を得て、前記下位桁ビッ
    ト(LDB)部に記憶されたバイナリ数を上位桁方向に1
    ビットシフトさせ、前記バイナリ商(Q)を得るために
    前記下位桁ビット(LDB)部に記憶された数を反転させ
    る、 ことを特徴とするバイナリ処理装置。
  2. 【請求項2】前記シフト・記憶手段は、 選択的に、かつ、独立して制御可能な上位桁ビット(UD
    B)部および下位桁ビット(LDB)部を有する記憶手段
    (21)と、 選択的に、かつ、独立して制御可能な上位桁ビット(UD
    B)部および下位桁ビット(LDB)部を有しており、それ
    によって前記上位桁ビット(UDB)部および下位桁ビッ
    ト(LDB)部に記録された連結バイナリ数を前記上位桁
    ビット(UDB)部および下位桁ビット(LDB)部の上位桁
    方向に1ビットシフトさせるシフト・レジスタ手段(1
    5)と、 選択的に、かつ、独立して制御可能な上位桁ビット(UD
    B)部および下位桁ビット(LDB)部を有する演算論理手
    段(20)と、 を有し、 前記制御手段により、 前記記憶手段(21)の前記上位桁ビット(UDB)部が初
    期バイナリ値としての零を最初に記憶し、前記記憶手段
    (21)の前記下位桁ビット(LDB)部が前記バイナリ被
    除数(d)を記憶し、 前記記憶手段(21)の前記上位桁ビット(UDB)部およ
    び下位桁ビット(LDB)部から引き出されたバイナリ数
    が、前記シフト・レジスタ手段の前記上位桁ビット(UD
    B)部および下位桁ビット(LDB)部に記憶され、 前記演算論理手段(20)の前記下位桁ビット(LDB)部
    が、前記シフト・レジスタ手段(15)の前記下位桁ビッ
    ト(LDB)部から引き出されたバイナリ数の値を増加さ
    せ、あるいは、増加させず、前記記憶手段(21)の前記
    下位桁ビット(LDB)部に、その結果を記憶し、前記演
    算論理手段(20)の上位桁ビット(UDB)部が、前記シ
    フト・レジスタ手段(15)の前記上位桁ビット(UDB)
    部から引き出されたバイナリ数の値にバイナリ除数
    (D)を加算し、あるいは、前記シフト・レジスタ手段
    (15)の前記上位桁ビット(UDB)部から引き出された
    バイナリ数の値からバイナリ除数(D)を減算し、前記
    記憶手段(21)の前記上位桁ビット(UDB)部に、その
    結果を記憶する、制御が実行されることを特徴とする請
    求項1に記載のバイナリ処理装置。
JP62209411A 1986-08-28 1987-08-25 バイナリ処理装置 Expired - Lifetime JP2579321B2 (ja)

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CA000517133A CA1252213A (en) 1986-08-28 1986-08-28 Digital signal processor with divide function

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EP0258051A3 (en) 1990-09-19
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US4761758A (en) 1988-08-02

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