JPS5944441B2 - 案内軌道車両用の渡り転てつ装置 - Google Patents

案内軌道車両用の渡り転てつ装置

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Publication number
JPS5944441B2
JPS5944441B2 JP5425976A JP5425976A JPS5944441B2 JP S5944441 B2 JPS5944441 B2 JP S5944441B2 JP 5425976 A JP5425976 A JP 5425976A JP 5425976 A JP5425976 A JP 5425976A JP S5944441 B2 JPS5944441 B2 JP S5944441B2
Authority
JP
Japan
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guide rail
guide rails
point device
rails
crank
Prior art date
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Expired
Application number
JP5425976A
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English (en)
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JPS52137804A (en
Inventor
幸雄 魚住
猛 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication of JPS52137804A publication Critical patent/JPS52137804A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、第1図に示す走行路1の両側に突出して設け
た案内軌条2L、2RVC車両Cの案内軸Tが案内され
て走行する案内軌道車両の軌道に、渡り線を形成する場
合の転てつ装置に関する。
(従来技術と問題点)第2a図は従来公知の転てつ装置
(特開昭50−156105号)を用いて渡り転てつ装
置を構成したものであるが、この方式は片開き転てつ装
置10、10′を相対させて設置したもので、片開き転
てつ装置2組分の製造費用と部品点数が必要で、必ずし
も合理的とはいえない。
すなわち、転てつ装置10は、上下動する直線案内軌条
11と、同じく上下動する曲線案内軌条12、および1
端を軸支されて開閉する直線案内軌条13と、同じく開
閉する曲線案内軌条14から構成される。
第2a図は直線側が開通した状態を示すが、このとき直
線案内軌条11が上昇して固定案内軌条16Lと同16
Rとの間に位置し、一連の案内面を形成する。一方曲線
案内軌条12は沈下してその上面は走行路面に一致し、
車両の通過を許容する。同時に直線案内軌条13は固定
案内軌条15Lと15Rの間の欠落部分を閉じるよう作
用し、残る側の一連の案内面を形成する。他方、曲線案
内軌条14は上昇した直線案内軌条11との干渉をさけ
るため走行路外方に向けて開く。相対する転てつ装置1
0をも前述と同じ動作を経て、図に示した状態をとる。
また渡り線側が開通した状態は図示していないが、前述
の動作の逆を経ることで完了する。そして、この動作機
構は第2b図に示すように、駆動源20の回転力は軸1
8を経て4箇所のクランク17、IT、VC伝わり、案
内軌条11および12を交互に上下させるとともに、も
う1箇所のクランク19を介してさらにもう1つのクラ
ンク21を動作させ、これによつて案内軌条13および
14を連動して動作させるものである。よつて、この方
式では、機構が複雑で、渡り転てつ装置の構成にはこの
片開き転てつ装置の機構がそのまま2組必要となり、部
品点数が多く、必ずしも合理的でない。(問題点を解決
するための手段) 本発明は上記した従来公知の方式に付帯する多くの欠点
を解消するもので、その手段は、走行路の両側に案内軌
条をもつ軌道に適用し、2本の案内軌条が交互に上下動
して車両の進路を構成する転てつ装置を2組用いて構成
する渡り転てつ装置において、両軌道の隣接する側に位
置する2本の直線案内軌条を一体に構成し、該直線案内
軌条とその両外側に位置する各1本の曲線案内軌条とを
逆位相的に交互に上下動するよう複数のクランクで連結
すると共に、直線案内軌条と曲線案内軌条との重量をほ
ぼ等しくバランスさせ、各タランクを1個の駆動源より
延びる1本の軸に連結したことにある。
そして、2つの転てつ装置が異なつた転てつ状態を同時
【とることはないため、2本の直線案内軌条を一体に構
成することに問題はない。
同じ理由で2本の曲線案内軌条同志も一体化すればよい
が、この曲線案内軌条は位置がかけ離れているため、物
理的に一体化することができない。そこでこれらは上下
動させるクランク駆動機構を介して、機械的に連結し、
一体化したものと同じ機能を持たせたものである。また
、上下動する直線案内軌条と曲線案内軌条とは動作が逆
位相をなすよう連結して交互に上下動するように構成す
ると共に、その重量をほぼ等しくしてバランスさせるこ
とによつて駆動は重い軌条を直接上下させるエネルギ.
−一を必要とせず、単に軌条を入れ換えるだけの少ない
エネルギーでよく、さら1fC2組の転てつ装置を1つ
の駆動源で駆動して駆動機構を簡素化するよう構成した
ものである。(実施例) 本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第3a〜第3c図はこの発明による渡り転てつ装置の1
例で、隣接する側に位置する2本の直線案内軌道を一体
化した直線案内軌条11は、相対する固定曲線案内軌条
16a,16′aの間にあ,り、上り、下り両軌道の間
に位置している。第3a図では直線案内軌条11が上昇
し、曲線案内軌条12,12′が沈下してその上面が走
行路面と一致した状態、すなわち直線側進路が開通した
状態を示している。第3b図は駆動機構の1例で、2つ
の転てつ装置の駆動機構を一体化してある。
駆動源20の回転は軸18を経て各クランク17,17
′を駆動する。いま、直線側進路が開通している状態で
は直線案内軌条11が上昇しており、これを駆動支持し
ているクランク17は上昇の位置にある。一方、曲線案
内軌条12,12′は下降しており、これを駆動支持し
ているクランク17′は沈下の位置にある.すなわち、
クランク17と同17″は互いに逆位相の位置関係にあ
り、軸18を回転させてこの位置関係を逆転させること
ができる。いま、第3b図の矢印の方向に軸18を回転
させると、上昇していたクランク17は沈下の位置とな
り、沈下していたクランク17′は上昇の位置に転する
。このことは、クランク17および17′に連結された
案内軌条11および12,12′が各クランクの動きに
対応した状態になることを意味する。
すなわち、直線案内軌条11は沈下し、曲線案内軌状1
2,12′は上昇する。この状態が第3c図で、渡り線
側が開通したわけである。再度軸18を矢印と反対の方
向に回転させれば、再び直線側が開通した状態にもどる
。第3a乃至第3c図は、第2a,2b図に示したよう
な開閉する案内軌条がなく、案内軌条11と12,12
5の端部11Pおよび12Pを尖状に形成し、固定案内
軌条15,15′および16R,16′Rの案内面と摺
動して上下動するよう構成してあるので、相互の軌条は
干渉しない。
この結果、従来の開閉する案内軌条が不要となるばかり
か、これを駆動するために設けていた機構が一切不要と
なる。(効果) 以上述べたように、本発明によれば次の効果が得られる
(1)機構が簡単で部品数が少ないため、製造が容易と
なる。
(2)複雑な機構に起因する故障が少なくなる。
(3)転てつのエネルギーが少なくてすむため運転の費
用が少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は案内軌道車両とその軌道構造の関係を示す断面
図、第2a,2b図は従来の転てつ装置の渡り転てつ装
置への適用例の説明図、第3a図はこの発明による渡り
転てつ装置の実施例で直線側の開通を示す説明図、第3
b図はこの発明による転てつ装置の駆動機構の1例を示
す説明図、第3c図は同じく渡り線側の開通を示す説明
図である。 11・・・直線案内軌条、12,12′・・・曲線案内
軌条、17・・・直線案内軌条を駆動.支持するクラン
ク、17′・・・曲線案内軌条を駆動。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 走行路の両側に案内軌条をもつ軌道に適用し、2本
    の案内軌条が交互に上下動して車両の進路を構成する転
    てつ装置を2組用いて構成する渡り転てつ装置において
    、両軌道の隣接する側に位置する2本の直線案内軌条を
    一体に構成し、該直線案内軌条とその両外側に位置する
    各1本の曲線案内軌条とを逆位相的に交互に上下動する
    よう複数のクランクで連結すると共に、直線案内軌条と
    曲線案内軌条との重量をほぼ等しくバランスさせ、各ク
    ランクを1個の駆動源より延びる1本の軸に連結したこ
    とを特徴とする案内軌道車両用の渡り転てつ装置。
JP5425976A 1976-05-14 1976-05-14 案内軌道車両用の渡り転てつ装置 Expired JPS5944441B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5425976A JPS5944441B2 (ja) 1976-05-14 1976-05-14 案内軌道車両用の渡り転てつ装置

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JP5425976A JPS5944441B2 (ja) 1976-05-14 1976-05-14 案内軌道車両用の渡り転てつ装置

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Publication Number Publication Date
JPS52137804A JPS52137804A (en) 1977-11-17
JPS5944441B2 true JPS5944441B2 (ja) 1984-10-30

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ID=12965550

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JP5425976A Expired JPS5944441B2 (ja) 1976-05-14 1976-05-14 案内軌道車両用の渡り転てつ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60168830U (ja) * 1984-04-20 1985-11-09 梶間 定勇 薬剤パツク
JPS62500979A (ja) * 1984-12-03 1987-04-23 アキユ−−メド・コ−ポレイシヨン 生物学的標本を採取する装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5164929B2 (ja) * 2009-06-02 2013-03-21 株式会社神戸製鋼所 軌道車両の分岐装置

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JPS52137804A (en) 1977-11-17

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