JP3286568B2 - 直線運動機構 - Google Patents

直線運動機構

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JP3286568B2
JP3286568B2 JP20586497A JP20586497A JP3286568B2 JP 3286568 B2 JP3286568 B2 JP 3286568B2 JP 20586497 A JP20586497 A JP 20586497A JP 20586497 A JP20586497 A JP 20586497A JP 3286568 B2 JP3286568 B2 JP 3286568B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カムにより案内さ
れて移動する物体上の1点が、直線の軌跡を描くように
した直線運動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】複数本のリンクを所定の形状に連結する
ことにより、所定のリンク節が直線の軌跡を描くように
した直線運動機構は公知である。例えば、機械の素復刊
委員会偏 「新編 機械の素」 1966年 理工学社
P76−80参照。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記リ
ンクを用いた直線運動機構は構造が複雑で部品点数が極
めて多いため、製造コストが嵩むだけでなく適用範囲が
限られてしまう問題があった。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、構造が簡単で部品点数が少ない直線運動機構を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1に示すように、x−
y直交座標系の第1、第2象限に、y= tanθxで規定
される直線と、y=− tanθxで規定される直線とを描
き、長さ2R cosθの線分の両端の点Aおよび点Bを、
それぞれ前記2本の直線に沿って移動させる。θは0<
θ<π/2の任意の角度である。すると前記線分ABの
垂直2等分線上であって該線分ABから原点側に距離R
sinθ離れた点Cは、y=0により規定される直線上を
移動し、前記線分ABの垂直2等分線上であって該線分
ABから反原点側に距離R(cos2θ/ sinθ)離れた点
Dは、x=0により規定される直線上を移動する。また
前記線分ABの両端を通過して反原点側に突出する半径
Rの円弧E(劣弧)の包絡線が存在し、その包絡線は直
線y=Rで規定される。
【0006】このことは、4個の点A〜Dおよび1個の
円弧Eを有する図形が、点Aが直線y= tanθxに沿
い、点Bが直線y=− tanθxに沿い、点Cが直線y=
0に沿い、点Dが直線x=0に沿い、かつ円弧Eが直線
y=Rに沿うように移動可能であること示している。こ
の関係は0<θ<π/2を満たす任意のθについて成立
するもので、図1にはθ=π/6の例が、また図2には
θ=π/3の例がそれぞれ示される。
【0007】前記5本の直線y= tanθx、y=− tan
θx、y=0、x=0、y=Rのうちの何れか2本の直
線を選択して第1カムおよび第2カムとし、それら第1
カムおよび第2カムに沿って対応する2個の点(或いは
1個の点と1個の円弧)を移動させれば、残りの3本の
直線のうちの任意の1本の直線に沿って、それに対応す
る1個の点(或いは1個の円弧)が移動することにな
る。
【0008】例えば、図3に示すように、2本の直線y
= tanθxおよびy=− tanθxに沿って、それぞれ点
Aおよび点Bを移動させれば、請求項1に記載された発
明の如く点Cを直線y=0に沿って移動させることがで
き、請求項2に記載された発明の如く点Dを直線x=0
に沿って移動させることができ、請求項3に記載された
発明の如く円弧E(劣弧)、該円弧Eの包絡線となる
直線y=Rに沿って移動させることができる。
【0009】また図4に示すように、2本の直線y= t
anθxおよびy=0に沿って、それぞれ点Aおよび点C
を移動させれば、請求項4に記載された発明の如く点B
を直線y=− tanθに沿って移動させることができ、請
求項5に記載された発明の如く点Dを直線x=0に沿っ
て移動させることができ、請求項6に記載された発明の
如く円弧Eを直線y=Rに沿って移動させることができ
る。
【0010】また図5に示すように、2本の直線y= t
anθxおよびx=0に沿って、それぞれ点Aおよび点D
を移動させれば、請求項7に記載された発明の如く点B
を直線y=− tanθに沿って移動させることができ、請
求項8に記載された発明の如く点Cを直線y=0に沿っ
て移動させることができ、請求項9に記載された発明の
如く円弧Eを直線y=Rに沿って移動させることができ
る。
【0011】また図6に示すように、2本の直線y= t
anθxおよびy=Rに沿って、それぞれ点Aおよび円弧
Eを移動させれば、請求項10に記載された発明の如く
点Bを直線y=− tanθに沿って移動させることがで
き、請求項11に記載された発明の如く点Cを直線y=
0に沿って移動させることができ、請求項12に記載さ
れた発明の如く点Dを直線x=0に沿って移動させるこ
とができる。
【0012】また図7に示すように、2本の直線y=0
およびx=0に沿って、それぞれ点Cおよび点Dを移動
させれば、請求項13に記載された発明の如く点Aを直
線y= tanθに沿って移動させることができ、請求項1
4に記載された発明の如く円弧Eを直線y=Rに沿って
移動させることができる。
【0013】また図8に示すように、2本の直線y=0
およびy=Rに沿って、それぞれ点Cおよび円弧Eを移
動させれば、請求項15に記載された発明の如く点Aを
直線y= tanθに沿って移動させることができ、請求項
16に記載された発明の如く点Dを直線x=0に沿って
移動させることができる。
【0014】また図9に示すように、2本の直線x=0
およびy=Rに沿って、それぞれ点Dおよび円弧Eを移
動させれば、請求項17に記載された発明の如く点Aを
直線y= tanθに沿って移動させることができ、請求項
18に記載された発明の如く点Cを直線y=0に沿って
移動させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0016】先ず、図10に基づいて、本発明を車両の
荷箱傾斜機構に適用した第1実施例を説明する。
【0017】本実施例は、車両が旋回する際に、荷箱1
の内部に収納した搭載物が遠心力で旋回方向外側に移動
するのを防止すべく、旋回方向外側の床面が旋回方向内
側の床面よりも高くなるように前記荷箱1を傾斜させる
ものである。
【0018】すなわち、車体フレーム2に車体外側が高
くなるように傾斜した左右一対の第1ガイド面3および
第2ガイド面4が形成されており、荷箱1の左右下端に
設けられたローラ5,6が、それぞれ前記第1ガイド面
3および第2ガイド面4に案内される。車体フレーム2
には左右一対のシリンダ7,8が相互に対向し、かつ同
軸上に配置されており、両シリンダ7,8に共通の出力
ロッド9が荷箱1の下面に突設したアーム10の先端に
ピン11を介して枢支される。
【0019】本実施例を図1に当てはめると、第1ガイ
ド面3は直線y= tanθxに対応し、第2ガイド面4は
直線y=− tanθxに対応し、両シリンダ7,8は直線
x=0上に配置され、ローラ5,6はそれぞれ点Aおよ
び点Bに対応し、ピン11はC点に対応する。
【0020】而して、ローラ5,6が第1ガイド面3お
よび第2ガイド面4に案内されて荷箱1が左右に傾斜す
るとき、アーム10の先端のピン11は水平な直線上を
左右に移動するため、両シリンダ7,8を車体フレーム
2に固定しても出力ロッド9にこじりが発生する虞がな
い。従って、荷箱傾斜機構の駆動系の構造が簡略化され
るだけでなく、両シリンダ7,8を伸縮駆動するだけで
荷箱2をスムーズに傾斜させることができる。
【0021】図14は本実施例の変形例であって、車体
フレーム2に水平に固定した直線状のガイドレール12
に、荷箱1のアーム10の先端に設けたローラ13がガ
イドされる。そして荷箱1の左右下端に設けたローラ
5,6が、車体フレーム2に固定した一対のシリンダ1
4,15によって押し引きされる。この変形例によって
も、3個のローラ5,6,13が何れも直線上を移動す
るため、荷箱傾斜機構の構造を簡略化することができ
る。
【0022】次に、図11に基づいて、本発明を方向変
換構に適用した第2実施例を説明する。
【0023】本実施例は、ガイド部材21に摺動自在に
支持された駆動ロッド22の往復動を、ガイド部材23
に摺動自在に支持されて前記駆動ロッド22に所定の角
度を以て交差する従動ロッド24に伝達するためのもの
である。駆動ロッド22の先端と従動ロッド24の先端
とに、ピン25,26を介して連結部材27の両端が枢
支されており、連結部材27に形成した円弧面271
ガイド面28に当接するとともに、連結部材27に設け
たローラ29がガイド面30に当接する。
【0024】本実施例を図1に当てはめると、駆動ロッ
ド22は直線y= tanθx上を移動し、従動ロッド24
は直線y=− tanθxを摺動し、ガイド面28は直線y
=Rに対応し、ガイド面30は直線y=0に対応し、ピ
ン25,26はそれぞれ点A,点Bに対応し、連結部材
27の円弧面271 は円弧Eに対応し、連結部材27の
ローラ29は点Cに対応する。
【0025】而して、駆動ロッド22を矢印A方向に引
くと、連結部材27を介して従動ロッド24が矢印A′
方向に引かれるが、そのとき連結部材27の円弧面27
1 がガイド面28に沿って摺動することによりガタの発
生が防止される。また駆動ロッド22を矢印B方向に押
すと、連結部材27を介して従動ロッド24が矢印B′
方向に押されるが、そのとき連結部材27のローラ29
がガイド面30に沿って転動することによりガタの発生
が防止される。
【0026】次に、図12および図13に基づいて、本
発明をシャッターの開閉機構に適用した第3実施例を説
明する。
【0027】図12に示すように、建物41の開口部4
2を開閉する板状のシャッタ43の左右両側部には、建
物41の内側に向かって水平に延びる第1アーム44
と、第1アーム44の中間部から下方に延びる第2アー
ム45とが一体に固定される。
【0028】建物41の内壁には第1ガイドレール4
6、第2ガイドレール47および第3ガイドレール48
が固定されており、第2アーム45の下端に設けた第1
ローラ49が第1ガイドレール46に支持され、第1ア
ーム44の後端に設けた第2ローラ50が第2ガイドレ
ール47に支持され、第1アーム44の中間部に設けた
第3ローラ51が第3ガイドレール48に支持される。
第1ガイドレール46の上下両端部に配置した一対のス
プロケット52,53に無端チェーン54が巻き掛けら
れており、この無端チェーン54に第2アーム45の下
端が連結される。従って、モータ55で無端チェーン5
4を駆動することにより、第2アーム45の第1ローラ
49を第1ガイドレール46に沿って昇降させることが
できる。
【0029】本実施例を図1に当てはめると、第1ガイ
ドレール46は直線y= tanθxに対応し、第2ガイド
レール47は直線x=0に対応し、第3ガイドレール4
8は直線y=0に対応し、第1ローラ49は点Aに対応
し、第2ローラ50は点Dに対応し、第3ローラ51は
点Cに対応する。
【0030】而して、モータ55で無端チェーン54を
駆動して第1ローラ49を第1ガイドレール46に沿っ
て上昇させると、第2ローラ50が第2ガイドレール4
7に沿って移動することにより第1アーム44が時計方
向に回転し、図13に示すように第1アーム44の前端
に固定したシャッタ43が上昇して建物41の開口42
を開放する。
【0031】このとき、第1アーム44に設けた第3ロ
ーラ51が第3ガイドレール48に沿って移動するの
で、この第3ガイドレール48でシャッタ43の重量を
支持するとともにガタの発生を防止し、シャッタ43の
安定した昇降を可能にすることができる。また第1〜第
3ガイドレール46,47,48を何れも直線状に形成
することができるので構造が簡単であるばかりか、その
駆動機構の構造も簡素化できる。
【0032】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0033】
【発明の効果】以上のように請求項1〜請求項18に記
載された各発明によれば、それぞれ直線よりなる第1カ
ムおよび第2カムに2個の点(或いは1個の点と1個の
円弧)を案内させるだけの簡単な構造により、1個の点
(或いは1個の円弧)を直線運動させることができる
で、構造が簡単で部品点数が少ない直線運動機構を提供
することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理の説明図(θ=π/6の場合)
【図2】本発明の原理の説明図(θ=π/3の場合)
【図3】請求項1〜請求項3に記載された発明の作用説
明図
【図4】請求項4〜請求項6に記載された発明の作用説
明図
【図5】請求項7〜請求項9に記載された発明の作用説
明図
【図6】請求項10〜請求項12に記載された発明の作
用説明図
【図7】請求項13および請求項14に記載された発明
の作用説明図
【図8】請求項15および請求項16に記載された発明
の作用説明図
【図9】請求項17および請求項18に記載された発明
の作用説明図
【図10】本発明を車両の荷箱傾斜機構に適用した第1
実施例を示す図
【図11】本発明を方向変換構に適用した第2実施例を
示す図
【図12】本発明をシャッターの開閉機構に適用した第
3実施例を示す図
【図13】第3実施例の作用説明図
【図14】第1実施例の変形例を示す図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−191170(JP,A) 特開 平5−330598(JP,A) 特開 平8−135749(JP,A) 特開 平8−114257(JP,A) 特開 平2−38177(JP,A) Holbrook L.Horton 著,「Ingenious Mecha nism for Desin (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 19/00 - 31/00

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 x−y直交座標系の第1、第2象限にお
    いて、0<θ<π/2、R>0としたとき、 y= tanθxで規定される第1カムと、y=− tanθx
    で規定される第2カムとに、長さ2R cosθの線分の両
    端の第1点および第2点をそれぞれ案内することによ
    り、前記線分の垂直2等分線上にあって該線分から原点
    側にR sinθ離れた第3点を、y=0で規定される直線
    上を移動させることを特徴とする直線運動機構。
  2. 【請求項2】 x−y直交座標系の第1、第2象限にお
    いて、0<θ<π/2、R>0としたとき、 y= tanθxで規定される第1カムと、y=− tanθx
    で規定される第2カムとに、長さ2R cosθの線分の両
    端の第1点および第2点をそれぞれ案内することによ
    り、前記線分の垂直2等分線上にあって該線分から反原
    点側にR(cos2θ/ sinθ)離れた第3点を、x=0で
    規定される直線上を移動させることを特徴とする直線運
    動機構。
  3. 【請求項3】 x−y直交座標系の第1、第2象限にお
    いて、0<θ<π/2、R>0としたとき、 y= tanθxで規定される第1カムと、y=− tanθx
    で規定される第2カムとに、長さ2R cosθの線分の両
    端の第1点および第2点をそれぞれ案内することによ
    り、前記第1点および第2点を通って反原点側に突出す
    る半径Rの劣弧を、y=Rで規定されて該劣弧の包絡線
    となる直線に沿って移動させることを特徴とする直線運
    動機構。
  4. 【請求項4】 x−y直交座標系の第1、第2象限にお
    いて、0<θ<π/2、R>0としたとき、 y= tanθxで規定される第1カムと、y=0で規定さ
    れる第2カムとに、長さ2R cosθの線分の一端の第1
    点と、前記線分の垂直2等分線上にあって該線分から原
    点側にR sinθ離れた第2点とをそれぞれ案内すること
    により、前記線分の他端の第3点を、y=− tanθで規
    定される直線上を移動させることを特徴とする直線運動
    機構。
  5. 【請求項5】 x−y直交座標系の第1、第2象限にお
    いて、0<θ<π/2、R>0としたとき、 y= tanθxで規定される第1カムと、y=0で規定さ
    れる第2カムとに、長さ2R cosθの線分の一端の第1
    点と、前記線分の垂直2等分線上にあって該線分から原
    点側にR sinθ離れた第2点とをそれぞれ案内すること
    により、前記垂直2等分線上にあって前記線分から反原
    点側にR(cos2θ/ sinθ)離れた第3点を、x=0で
    規定される直線上を移動させることを特徴とする直線運
    動機構。
  6. 【請求項6】 x−y直交座標系の第1、第2象限にお
    いて、0<θ<π/2、R>0としたとき、 y= tanθxで規定される第1カムと、y=0で規定さ
    れる第2カムとに、長さ2R cosθの線分の一端の第1
    点と、前記線分の垂直2等分線上にあって該線分から原
    点側にR sinθ離れた第2点とをそれぞれ案内すること
    により、前記第1点および第2点を通って反原点側に突
    出する半径Rの劣弧を、y=Rで規定される直線上を移
    動させることを特徴とする直線運動機構。
  7. 【請求項7】 x−y直交座標系の第1、第2象限にお
    いて、0<θ<π/2、R>0としたとき、 y= tanθxで規定される第1カムと、x=0で規定さ
    れる第2カムとに、長さ2R cosθの線分の一端の第1
    点と、前記線分の垂直2等分線上にあって該線分から反
    原点側にR(cos2θ/ sinθ)離れた第2点とをそれぞ
    れ案内することにより、前記線分の他端の第3点を、y
    =− tanθで規定される直線上を移動させることを特徴
    とする直線運動機構。
  8. 【請求項8】 x−y直交座標系の第1、第2象限にお
    いて、0<θ<π/2、R>0としたとき、 y= tanθxで規定される第1カムと、x=0で規定さ
    れる第2カムとに、長さ2R cosθの線分の一端の第1
    点と、前記線分の垂直2等分線上にあって該線分から反
    原点側にR(cos2θ/ sinθ)離れた第2点とをそれぞ
    れ案内することにより、前記垂直2等分線上にあって前
    記線分から原点側にR sinθ離れた第3点を、y=0で
    規定される直線上を移動させることを特徴とする直線運
    動機構。
  9. 【請求項9】 x−y直交座標系の第1、第2象限にお
    いて、0<θ<π/2、R>0としたとき、 y= tanθxで規定される第1カムと、x=0で規定さ
    れる第2カムとに、長さ2R cosθの線分の一端の第1
    点と、前記線分の垂直2等分線上にあって該線分から反
    原点側にR(cos2θ/ sinθ)離れた第2点とをそれぞ
    れ案内することにより、前記線分の両端を通って反原点
    側に突出する半径Rの劣弧を、y=Rで規定される直線
    上を移動させることを特徴とする直線運動機構。
  10. 【請求項10】 x−y直交座標系の第1、第2象限に
    おいて、0<θ<π/2、R>0としたとき、 y= tanθxで規定される第1カムと、y=Rで規定さ
    れる第2カムとに、長さ2R cosθの線分の一端の第1
    点と、前記線分の両端を通って反原点側に突出する半径
    Rの劣弧とをそれぞれ案内することにより、前記線分の
    他端の第2点を、y=− tanθで規定される直線上を移
    動させることを特徴とする直線運動機構。
  11. 【請求項11】 x−y直交座標系の第1、第2象限に
    おいて、0<θ<π/2、R>0としたとき、 y= tanθxで規定される第1カムと、y=Rで規定さ
    れる第2カムとに、長さ2R cosθの線分の一端の第1
    点と、前記線分の両端を通って反原点側に突出する半径
    Rの劣弧とをそれぞれ案内することにより、前記垂直2
    等分線上にあって前記線分から原点側にR sinθ離れた
    第2点を、y=0で規定される直線上を移動させること
    を特徴とする直線運動機構。
  12. 【請求項12】 x−y直交座標系の第1、第2象限に
    おいて、0<θ<π/2、R>0としたとき、 y= tanθxで規定される第1カムと、y=Rで規定さ
    れる第2カムとに、長さ2R cosθの線分の一端の第1
    点と、前記線分の両端を通って反原点側に突出する半径
    Rの劣弧とをそれぞれ案内することにより、前記線分の
    垂直2等分線上にあって該線分から反原点側にR(cos2
    θ/ sinθ)離れた第2点を、x=0で規定される直線
    上を移動させることを特徴とする直線運動機構。
  13. 【請求項13】 x−y直交座標系の第1、第2象限に
    おいて、0<θ<π/2、R>0としたとき、 y=0で規定される第1カムと、x=0で規定される第
    2カムとに、長さ2Rcosθの線分の垂直2等分線上に
    あって該線分から原点側にR sinθ離れた第1点と、前
    記垂直2等分線上にあって前記線分から反原点側にR
    (cos2θ/ sinθ)離れた第2点とをそれぞれ案内する
    ことにより、前記線分の一端の第3点を、y= tanθx
    で規定される直線上を移動させることを特徴とする直線
    運動機構。
  14. 【請求項14】 x−y直交座標系の第1、第2象限に
    おいて、0<θ<π/2、R>0としたとき、 y=0で規定される第1カムと、x=0で規定される第
    2カムとに、長さ2Rcosθの線分の垂直2等分線上に
    あって該線分から原点側にR sinθ離れた第1点と、前
    記垂直2等分線上にあって前記線分から反原点側にR
    (cos2θ/ sinθ)離れた第2点とをそれぞれ案内する
    ことにより、前記線分の両端を通って反原点側に突出す
    る半径Rの劣弧を、y=Rで規定される直線上を移動さ
    せることを特徴とする直線運動機構。
  15. 【請求項15】 x−y直交座標系の第1、第2象限に
    おいて、0<θ<π/2、R>0としたとき、 y=0で規定される第1カムと、y=Rで規定される第
    2カムとに、長さ2Rcosθの線分の垂直2等分線上に
    あって該線分から原点側にR sinθ離れた第1点と、前
    記線分の両端を通って反原点側に突出する半径Rの劣弧
    とをそれぞれ案内することにより、前記線分の一端の第
    2点を、y= tanθxで規定される直線上を移動させる
    ことを特徴とする直線運動機構。
  16. 【請求項16】 x−y直交座標系の第1、第2象限に
    おいて、0<θ<π/2、R>0としたとき、 y=0で規定される第1カムと、y=Rで規定される第
    2カムとに、長さ2Rcosθの線分の垂直2等分線上に
    あって該線分から原点側にR sinθ離れた第1点と、前
    記線分の両端を通って反原点側に突出する半径Rの劣弧
    とをそれぞれ案内することにより、前記垂直2等分線上
    にあって前記線分から反原点側にR(cos2θ/ sinθ)
    離れた第2点を、x=0で規定される直線上を移動させ
    ることを特徴とする直線運動機構。
  17. 【請求項17】 x−y直交座標系の第1、第2象限に
    おいて、0<θ<π/2、R>0としたとき、 x=0で規定される第1カムと、y=Rで規定される第
    2カムとに、長さ2Rcosθの線分の垂直2等分線上に
    あって該線分から反原点側にR(cos2θ/ sinθ)離れ
    た第1点と、前記線分の両端を通って反原点側に突出す
    る半径Rの劣弧とをそれぞれ案内することにより、前記
    線分の一端の第2点を、y= tanθxで規定される直線
    上を移動させることを特徴とする直線運動機構。
  18. 【請求項18】 x−y直交座標系の第1、第2象限に
    おいて、0<θ<π/2、R>0としたとき、 x=0で規定される第1カムと、y=Rで規定される第
    2カムとに、長さ2Rcosθの線分の垂直2等分線上に
    あって該線分から反原点側にR(cos2θ/ sinθ)離れ
    た第1点と、前記線分の両端を通って反原点側に突出す
    る半径Rの劣弧とをそれぞれ案内することにより、垂直
    2等分線上にあって前記線分から原点側にR sinθ離れ
    た第2点を、y=0で規定される直線上を移動させるこ
    とを特徴とする直線運動機構。
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