JPH05330598A - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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Publication number
JPH05330598A
JPH05330598A JP15747592A JP15747592A JPH05330598A JP H05330598 A JPH05330598 A JP H05330598A JP 15747592 A JP15747592 A JP 15747592A JP 15747592 A JP15747592 A JP 15747592A JP H05330598 A JPH05330598 A JP H05330598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
island
refueling
case
guide rail
Prior art date
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Pending
Application number
JP15747592A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Motohashi
俊明 本橋
Masao Kawakami
政夫 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuno Corp
Original Assignee
Tatsuno Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tatsuno Corp filed Critical Tatsuno Corp
Priority to JP15747592A priority Critical patent/JPH05330598A/ja
Publication of JPH05330598A publication Critical patent/JPH05330598A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アイランド前の給油エリア上方にホース処理
装置をアイランドと直交する方向に設け、該装置内でホ
ース昇降リールに繰り出し自在に巻回してある給油ホー
スをアイランドと離れた方向にモータ等の動力を用いず
に簡単に移動でき、同時にアイランド側の中央位置に自
動的に寄せることができ、作業性がよく、コスト的にも
安価に製作できるものである。 【構成】 アイランド4前の給油エリア上方に位置する
ケース19aの下部にアイランド4に向かって下傾するガ
イドレール23を形成し、該ガイドレール23に移動体とし
ての台車22をスライド自在に係合させ、ケース19a内に
設けたホース昇降リール27から繰り出す給油ホース3の
途中を前記台車22に貫通させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等にガソリン等
の燃料を給油する給油所に設置する給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】給油装置には、周知なように地上固定式
のものとホース懸垂式のものとがある。このうち、地上
固定式の給油装置は地上に設置したアイランド上に内部
に給油ポンプや流量計等の給油機構を納めるケースを立
設し、このケースから給油ホースを導出するものであ
る。この地上固定式のものはアイランドがあるので、給
油地点が明確になるという利点がある反面、給油ホース
の長さが限定されて給油エリアが狭いという欠点があ
る。
【0003】一方、ホース懸垂式の給油装置は、給油管
をキャノピイに設けたホース処理装置まで立ち上げ、ホ
ース処理装置のホースリールから給油ホースを懸垂する
ものである。このホース懸垂式のものは、給油エリアは
広く確保できるが、給油の度に給油ホースの昇降を行う
必要があり、作業性のよくないものである。
【0004】そこで、両タイプを組み合わせてそれぞれ
の利点を生かすものとして出願人が先に提案した特願平
3−339882号の発明がある。これは図4に示すよ
うにノズル掛けを設けたケース30を小形細長アイランド
31上に立設し、アイランド31の前面の給油エリア上方に
位置させてキャノピイ1にホース処理装置32のケースを
垂設し、このホース処理装置32のケース32aから先端に
給油ノズル2を有する給油ホース3を吊り下ろしたもの
である。
【0005】ところで、従来のホース処理装置32はケー
ス32a内にローラー37を備えた横移動ケース35を収納
し、該ケース35内にホースリール33、ホースリールモー
タ34などを収め、この横移動ケース35のローラー37に横
移動用のモータ36を接続したものであり,ケース32aを
水平に設置してモータ36を駆動し横移動ケース35をケー
ス32a内を水平に横移動させている。
【0006】これにより、アイランド31から離れた側に
給油口を位置させて自動車を停止させた場合などは、モ
ータ36を駆動して横移動ケース35をアイランド31の反対
側に移動し、給油ノズル2を給油口に近ずけるようにし
ている。そして、給油終了後は自動車の走行の邪魔にな
らないように、給油ホース3をアイランド31側に移動ー
せる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は給油
ホースをアイランド側に寄せる手段として横移動用のモ
ータを用いているため、モータを駆動させるための動作
が必要となり、これを自動的に行おうとするとホースリ
ールの位置を検知するセンサなどを別途設ける必要があ
り、構造が複雑となるのみならず、コスト高ともなる。
【0008】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、モータ等の動力源を用いずに簡単な構造で給油ホー
スをアイランド側に自動的に寄せることができるととも
にアイランドから離れた方向への移動もスムーズに行う
ことができ、、コストダウンを図ることのできる給油装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、アイランド前の給油エリア上方に位置するケ
ースの下部にアイランドに向かって下傾するガイドレー
ルを形成し、該ガイドレールに移動体をスライド自在に
係合させ、ケース内に設けたホース昇降リールから繰り
出す給油ホースの途中を前記移動体に貫通させたことを
要旨とするものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、例えばアイランドの反対側に
自動車の給油口がある場合はホース昇降リールから給油
ホースを繰り出し、適宜な長さに懸垂した状態でこの給
油ホースをアイランドの反対側に引っ張れば、移動体が
ガイドレールをスライドして給油ホースが移動する。給
油終了後は給油ホースを引っ張る力をゆるめれば、ガイ
ドレールの傾斜に沿って給油ホース等の自重で移動体が
自動的にアイランドの方向へ移動し、給油ホースも移動
して元の位置に戻る。
【0011】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の給油装置の実施例を示す要部
の縦断側面図、図2は本発明の給油装置の実施例を示す
斜視図、図3は同上一部切り欠いた正面図で、給油所の
敷地内に設けたアイランド4上の一方の端に、例えばハ
イオクタンガソリン、レギュラーガソリン、軽油等のよ
うに異なる油種毎に別個の計量ユニット5を並設する。
【0012】この計量ユニット5は、ケース5a内に地
下タンクに連通する給油管6を立ち上げ、該給油管6の
途中に給油モータ7を接続した給油ポンプ8と、流量パ
ルス発信器9を接続した流量計10を配設したもので、ケ
ース5aの上面には油種、給油量等の給油データを表示
する表示器13を設けた。
【0013】アイランド4上の他方の端に、屋外用給油
データ入出装置14やごみ箱15などを組み込んだサービス
ユニット16を設置し、該サービスユニット16と計量ユニ
ット5の外側からこれらを挟むようにして支柱17を立設
し、計量ユニット5、サービスユニット16の上方に位置
させて支柱17,17間に桁18を架け渡す。そして、この桁
18から計量ユニット5の上方位置でかつアイランド4の
前面に形成される給油エリアの上方に位置させて、ホー
ス処理装置19のケース19aを垂設し、計量ユニット5か
ら導出した給油管6を前記支柱17内に立ち上げたのち、
このケース19a内に導く。
【0014】ホース処理装置19のケース19aは、アイラ
ンド4の両側の給油エリアに跨がる細長に全体形状を形
成し、底部を両端から中央のアイランド4側に向かって
下方に傾斜する傾斜面として、このケース19aの下部で
ある傾斜部20に給油ホース3の引出し口21をケース19a
の長さ方向に沿って形成した。
【0015】そして、該引出し口21に沿ってガイドレー
ル23を配設し、このガイドレール23に移動体としての台
車22をスライド自在に係合させる。
【0016】一方、先端に給油ノズル2を有する給油ホ
ース3の基端部をケース19a内で給油管6に接続し、ケ
ース19a内の上部に配設したホース昇降リール27に給油
ホース3の途中を繰り出し可能に巻回したのち、前記台
車22に貫通させた。
【0017】さらに、給油ホース3の途中にこれが最も
下降した時に台車22に係合するストッパーとしての係合
片12を設ける。なお、給油ホース3は係合片12が台車22
に係合した状態でケース19a内に台車22の移動ストロー
ク分が確保されるようケース19a内の長さを設定してお
く。また、給油ノズル2の近傍にホース昇降スイッチ26
を設ける。
【0018】ガイドレール23の両端には、ゴム等の緩衝
材を用いたストッパー24を配設し、また、ケース19a内
で給油管6に保守点検用の元弁25を設けた。
【0019】なお、ガイドレール23は図示のように溝型
のもののみならず、スライドレール状のものでもよく、
このガイドレール23をスライドする移動体としては台車
22の代わりにスライド板等の利用も考えられる。
【0020】次に使用法および動作について説明する。
非給油時には台車22及び給油ホース3は自重でガイドレ
ール23の傾斜の下端、すなわち、アイランド4側に位置
しており、アイランド4の近くに給油ホース3が吊下ろ
されている。アイランド4のいずれか一方の側に停車し
た自動車に給油を行うには、昇降スイッチ26を押してホ
ースリールモータ28に通電し、ホース昇降リール27を駆
動し該リール27に巻回されている給油ホース3を引出し
口21から繰り出して給油ノズル2を下降させる。
【0021】給油ノズル2が下方の給油位置まで下降し
た状態では給油ホース3の途中に設けた係合片12が台車
22に係合して給油ノズル2のそれ以上の下降が阻止され
ると同時に、ケース19a内では台車22の移動ストローク
分の長さだけホース昇降リール27から給油ホース3がさ
らに引き出され、この分がたるんだ状態で保持されてい
る。
【0022】給油口がアイランド4の反対側に有る場合
は、給油ホース3を給油口の方向、すなわちアイランド
4と直交する方向に手で引っ張れば、台車22がガイドレ
ール23に沿ってスライドし、給油ホース3のケース19a
からの吊下ろし点がケース19aの外端側に移動して、給
油口の上方に位置する。この移動の際、ケース19a内に
は係合片12により移動ストローク分の長さの給油ホース
3を確保してあるのでホース昇降リール27から給油ホー
ス3を新たに繰り出さなくても台車22の移動はスムーズ
に行える。
【0023】よって、この状態で給油を行えば、給油ポ
ンプ8により地下タンクからくみ上げられた油は給油管
6、給油ホース3を介して給油ノズル2から自動車のタ
ンクに吐出し、給油量は表示器13に表示される。
【0024】給油が終了して給油ホース3を引っ張る力
をゆるめれば、給油ホース3および台車22は自重でガイ
ドレール23の傾斜に沿ってケース19aの中央、すなわち
アイランド4側に移動し、昇降スイッチ26を押せば給油
ホース3はホース昇降リール27に巻取られる。よって、
給油ホース3はケース19a外では上方に引上げられ、ケ
ース19a内では余分なたるみが生じないから邪魔になら
ない。
【0025】また、台車22がガイドレール23の端部に移
動したときのショックはストッパー24で吸収されるから
その衝撃がホース処理装置19に加わって桁18との接続部
が弱くなることはない。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明の給油装置は、
アイランド前の給油エリア上方にホース処理装置をアイ
ランドと直交する方向に設け、該装置内でホース昇降リ
ールに繰り出し自在に巻回してある給油ホースをアイラ
ンドと離れた方向にモータ等の動力を用いずに簡単に移
動でき、同時にアイランド側の中央位置に自動的に寄せ
ることができ、しかも収納状態では余分なたるみが生じ
ないから、からむこともなく、作業性がよく、コスト的
にも安価に製作できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給油装置の実施例の要部を示す縦断側
面図である。
【図2】本発明の給油装置の実施例を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の給油装置の実施例を示す一部切り欠い
た正面図である。
【図4】従来例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1…キャノピイ 2…給油ノズル 3…給油ホース 4…アイランド 5…計量ユニット 5a…ケース 6…給油管 7…給油モータ 8…給油ポンプ 9…流量パルス発信
器 10…流量計 12…係合片 13…表示器 14…屋外用給油データ入出力装置 15…ごみ箱 16…サービスユニット 17…支柱 18…桁 19…ホース処理装置 19a…ケース 20…傾斜部 21…引出し口 22…台車 23…ガイドレール 24…ストッパー 25…元弁 26…昇降スイッチ 27…ホース昇降リール 28…ホースリールモ
ータ 30…ケース 31…アイランド 32…ホース処理装置 32a…ケース 33…ホースリール 34…ホースリールモ
ータ 35…横移動ケース 36…モータ 37…ローラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイランド前の給油エリア上方に位置す
    るケースの下部にアイランドに向かって下傾するガイド
    レールを形成し、該ガイドレールに移動体をスライド自
    在に係合させ、ケース内に設けたホース昇降リールから
    繰り出す給油ホースの途中を前記移動体に貫通させたこ
    とを特徴とする給油装置。
JP15747592A 1992-05-25 1992-05-25 給油装置 Pending JPH05330598A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15747592A JPH05330598A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 給油装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15747592A JPH05330598A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 給油装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05330598A true JPH05330598A (ja) 1993-12-14

Family

ID=15650496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15747592A Pending JPH05330598A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 給油装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05330598A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1151142A (ja) * 1997-07-31 1999-02-23 Kazuichi Ito 直線運動機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1151142A (ja) * 1997-07-31 1999-02-23 Kazuichi Ito 直線運動機構

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