JPS59443Y2 - 組立式コンクリ−トポ−ル - Google Patents

組立式コンクリ−トポ−ル

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Publication number
JPS59443Y2
JPS59443Y2 JP9184379U JP9184379U JPS59443Y2 JP S59443 Y2 JPS59443 Y2 JP S59443Y2 JP 9184379 U JP9184379 U JP 9184379U JP 9184379 U JP9184379 U JP 9184379U JP S59443 Y2 JPS59443 Y2 JP S59443Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal cylinder
pole
fixed
fitted
short
Prior art date
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Expired
Application number
JP9184379U
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English (en)
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JPS568769U (ja
Inventor
則章 紀
真行 才上
純雄 山内
和三 田中
Original Assignee
関西電力株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 関西電力株式会社 filed Critical 関西電力株式会社
Priority to JP9184379U priority Critical patent/JPS59443Y2/ja
Publication of JPS568769U publication Critical patent/JPS568769U/ja
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Publication of JPS59443Y2 publication Critical patent/JPS59443Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建柱現場で組立てるコンクリートポールに関す
るものである。
従来、コンクリートポールの柱長は17m位に製造され
ているので、その運搬、建柱が困難である。
特に運搬に際しては道路交通法で13m以上のものは昼
間の運搬に制約を受は夜間等のみにしか運搬できず非常
に不便であった。
この為、ポールを分割して運搬し、建柱現場まで搬入し
た後、組立てて建柱されるものがあるがこの場合、従来
のものとしては組立鋼管柱の他、コンクリートポールで
は溶接又はフランジ止めのものがあり、鋼管柱のものは
発錆が生じる欠点があり、溶接の場合は、電源の確保が
必要であると共に強度的にも問題があり、又、相当高度
な溶接技術が必要となる。
又、フランジ止めによる時はフランジ直径が柱体直径よ
り大きくなって外観上好ましくないと共に昇柱時の障害
となるばかりでなく、取扱いが煩雑で組立に時間を費し
コスト高になる欠点があった。
このような問題点に鑑みて本願考案者等は上下コンクリ
ートポールの接続端面に互いに嵌合する筒体を固着し、
両者をボルトによって固定するようにしたコンクリート
ポールを考案したが、筒体はポールの端面に座板等を介
して固着されているために、ポール端面と筒体との固着
力を完全なものにすることが困難であり、安全性に劣る
という問題点を有すると共に、両筒体を互いに嵌合させ
たのちにボルトによる固定位置を合致させなければなら
ないために組立作業が手間取るという問題点があった。
本考案はこのような欠点をなくするために、コンクリー
トポールを二分割にし、上部コンクリートポールと下部
コンクリートポールとの対向端部に金属製筒体を嵌合固
着すると共に下部コンクリ−トポールに嵌着した金属製
筒体の上端部内周面に金属製短筒体の下端部を固着し、
この金属製短筒体に上部コンクリートポールの下端に嵌
着した金属製筒体を被嵌して両者をボルトにより一体的
に固着するように構成すると共に金属製短筒体の上端か
ら下端に互って案内切欠縦溝を設けて該縦溝に上部コン
クリートポール側の金属製筒体の下端部内周面に突設し
た突起を挿嵌させるように構成した組立式コンクリート
ポールを提供するものである。
実施例を示す図面について説明すると、工場で製造され
た単柱のコンクリートポールの中央部適宜個所をカッタ
ー等で切断、分割して上部ポールA、下部ポールBとし
、上部ポールAの平端部外周に適宜長さの鋼管等よりな
る金属製筒体1を嵌合し、該金属製筒体1の下端部2を
上部ポールAの下端より突出させた状態でグラウト3に
より上部ポールAに固着しである。
4は下部ポールの上端部外周に嵌合した金属製筒体で、
前述の金属製筒体1と同様の適宜長さの鋼管等からなる
もので下部ポールBの上端より突出する状態でグラウト
5により固着しである。
6は金属製筒体4の突出上部の内周面に溶接等により一
体的に固着した適宜長さの鋼管よりなる金属製短筒体で
、その上部7は金属製筒体4より上方に突出しである。
8は金属製筒体1の突出下部周面に適宜間隔毎に穿設し
たボルト挿通孔、9は金属製短筒体6の突出上部周面に
螺設しである螺子孔で、ボルト挿通孔8と相対する位置
に設しである。
10は金属製筒体1の外周面から締付けるボルトである
11は上部ポールAに固着した前記金属製筒体1の突出
下部の内周面に固着した突起で、ピン又は長手方向に延
びる突条片よりなるものである。
12は下部ポールBに固着した前記金属製短筒体6の一
部分を全長に亙って欠切形成してなる案内切欠縦溝で、
前記突起11を挿嵌可能な巾を有し、該突起11をこの
案内切欠縦溝12に挿嵌して上下部ポールA、Bを接続
した際に、金属製筒体1のボルト挿通孔8と金属製短筒
体6の螺子孔9とが合致するようにしているものである
なお、上下部ポールA、Bに金属製筒体1,4を固着す
るには、前述したグラフト3,5に代えて或いはグラウ
トと共に、これらの金属製筒体1,4の上下部に設けた
螺子孔13.14を介してボルト(図示せず)により固
着してもよい。
このように構成したので、建柱現場において、上部ポー
ルAに固着した金属製筒体1の下端突出部2を下部ポー
ルBの上端部外周に固着しである金属製筒体4と一体的
に固着した金属製短筒体6の突出上部7に突起11を案
内切欠縦溝12に挿嵌しながら被嵌すると金属製筒体1
に穿設しであるボルト挿通孔8,8.8・・・・・・と
金属製短筒体6に螺設しである螺子孔9.9,9・・・
・・・が合致し、金属製筒体1の外周面からポル)−1
0,10,10・・・・・・を螺合させ上下ポールA、
Bを一体的に固着組立てるものである。
以上、要するに本考案は、下部ポールBの上端部外周に
上端を該ポールBの上端から上方に突出させた状態で金
属製筒体4を嵌合固着し、該金属製筒体4の前記突出上
端部内周面に金属製短筒体6の下部を挿嵌して溶接等に
より一体的に固着すると共に上部が金属製筒体4から上
方に突出した該金属製短筒体6の上端面から下端に亙っ
て案内切欠縦溝12を形成し、さらに、上部ポールAの
平端部外周に下端部2を下方に突出させた状態で金属製
筒体1を嵌合固着し、この金属製筒体1の突出下端内周
面に前記金属製短筒体6の案内切欠縦溝12に挿嵌する
突起11を設け、上部ポールAの金属製筒体1を下部ポ
ールBの金属製短筒体6に被嵌して両者をボルト10に
より一体的に固着してなる組立式コンクリートポールに
係るものであるから、建柱現場には上下二分割してコン
クリートポールを運搬するので、取扱いが簡易になる。
そして、従来のような長尺物に対する道路交通法に制約
を受けず、昼夜とわずに運搬できるので作業の効率がよ
くなる。
また建柱現場において上部ポールAの金属製筒体1の下
端部2を下部ポールBの金属製筒体4と一体的に固着し
た金属製短筒体6の突出上部7に被嵌する時に金属製筒
体1の下端内周面に設けた突起11を下部ポールBの金
属短筒体6の案内切欠縦溝12に合わせて挿嵌するだけ
で、両筒体1,6のボルト止めをすべき部分を正確に合
致させた状態に組立てることができ、従って組立て作業
が能率良く行えるものであり、又、下部ポールBの金属
製短筒体6に被嵌する金属製筒体1は上部ポールAの平
端部外周に嵌合固着していると共に金属製短筒体6は下
部ポールBの上端部外周に嵌合固着した金属製筒体4の
上部内周面に嵌着しているので、その組立部分が耐曲げ
強度が大なる強靭なものとなって安全に立設し得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はその簡略
正面図、第2図は要部の正面図、第3図はその拡大径断
面図、第4図は第3図X−X線における横断面図である
。 A・・・・・・上部ポール、B・・・・・・下部ポール
、1・・・・・・金属製筒体、2・・・・・・下端突出
部、4・・・・・・金属製筒体、6・・・・・・金属製
短筒体、7・・・・・・突出上部、10・・・・・・ボ
ルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部ポールBの上端部外周に上端部が該ポールBの上端
    から上方に突出した金属製筒体4を嵌合固着し、該金属
    製筒体4の前記突出上端部内周面に金属製短筒体6の下
    部を挿嵌して溶接等により一体的に固着すると共に上部
    が金属製筒体4から上方に突出した該金属製短筒体6の
    上端面から下端に互って案内切欠縦溝12を形成し、さ
    らに、上部ポールAの平端部外周に下端部2を下方に突
    出させた状態で金属製筒体1を嵌合固着し、この金属製
    筒体1の突出下端内周面に前記金属製短筒体6の案内切
    欠縦溝12に挿嵌する突起11を設け、上部ポールAの
    金属製筒体1を下部ポールBの金属製短筒体6に被嵌し
    て両者をボルト10により一体的に固着するように構成
    した組立式コンクリートポール。
JP9184379U 1979-07-02 1979-07-02 組立式コンクリ−トポ−ル Expired JPS59443Y2 (ja)

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JP9184379U JPS59443Y2 (ja) 1979-07-02 1979-07-02 組立式コンクリ−トポ−ル

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JP9184379U JPS59443Y2 (ja) 1979-07-02 1979-07-02 組立式コンクリ−トポ−ル

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Publication Number Publication Date
JPS568769U JPS568769U (ja) 1981-01-26
JPS59443Y2 true JPS59443Y2 (ja) 1984-01-07

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ID=29324882

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JP9184379U Expired JPS59443Y2 (ja) 1979-07-02 1979-07-02 組立式コンクリ−トポ−ル

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63188272U (ja) * 1987-05-26 1988-12-02

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JPS568769U (ja) 1981-01-26

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