JPS5944285A - 回転表示器付遊技機の表示状態検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は回転ドラム表示器付遊技機の表示状態検出装
置に関し、特に識別情報の描かれた回転ドラムを回転さ
せることによって表示状態を変化させる回転ドラム表示
器付遊技機において、回転ドラム表示器の表示状態を検
出する装置の改良に関する。

一般的に、機械的に識別情報を可変表示する表示器とし
ては、スロットマシンや、′回転ドラム表示器付弾球遊
技機などが知られ−（いる。このＪ：うな弾球遊技機と
しては、たとえば特公昭５５−２５８６７号公報に記載
されているものが知られでいる。ところで、従来の回転
ドラム表示器付遊技機は、回転ドラム表示器の表示状態
を検出するために、たとえば絵模様や記号などの識別情
報の形成角度ごとに、成る数の透孔を形成した部分と形
成しない部分との組合わせにＪ：って、光学的に識別情
報を検出しでいた。ところが、このような検出方法は、
回転ドラム表示器の側面に形成できる透孔の数に制限が
あるので、たとえば１つの識別情報の形成位置に２個の
透孔を穿設しｌζ１！台であれば、４種類の識別情報し
か判断できず、識別情報の種類を多くできないという問
題点が６５つた。

また、回転ドラムの個数を増やした場合であっても、判
別できる組合わせの種類数に制限があり、少ない種類の
組合わせしか判別できなかった。さらに、１つの回転ド
ラムで表示される識別情報が所定の表示位置で複数の識
別情報だけある場合は、先に述べたような検出方法のも
のを用いることができない。

さらに、回転ドラムの個数を増やしかつ判別できる識別
情報の組合わぜの種類を増やしたい場合は、各回転ドラ
ムの側面に光学的に検出するためのセンυを設けなけれ
ばならないが、各回転ドラムの間に光電センサを設（〕
ると、各回転ドラムの間があき１ぎて表示を見にククシ
、各回転ドラムの間隔をあけなければ光電センサを設け
ることができなかった。

なお、上述のような問題点は、回転ドラム表示器付弾球
遊技ｒ４に限らず、スロットマシンなどにおいても同様
に起こり得る。

それゆえに、この発明の主たる目的は、回転ドラムが複
数個ある場合であっても、判別できる識別情報の種類数
を増加でき、回転ドラムで表示される識別情報の種類を
高精度に検出できるような、回転ドラム表示器付遊技機
の表示状態検出装置を提供することである。

この発明の他の目的は、１つの回転ドラムによって視覚
的に認識可能に表示される識別情報が複数ある場合であ
っても、成るｉｎ所の表示位置で表示される識別情報の
種類に基づいて他の筒所で表示される識別情報の種類を
判別できるような、回転ドラム表示器付遊技機の表示状
態検出装置な１．７供することである。

この発明は、要約すればぐ識別情報の形成された回転ド
ラムの所定角度またＧＥＬ所定間隔ごとに第１の磁性体
を形成するとともに、回転ドラムの成る角度位置を基準
位置とする第２の磁性体を設（）、このような回転ドラ
ムを複数個設ける。そして、各回転ドラムに対応して計
数手段が設けられる。

各計数手段は、第１の磁性体を検出するごとに計数動作
し、第２の磁性体を検出したときであ−りかつ予め定め
る条件でそのざ１数値をリセット−される。

そして、計数手段の計数値に基づいて、各回転ドラムで
表示されている識別情報の組合わせ種類を判別するにう
にしたものである。

以下に、この発明の具体的な実施例について説明する。

なお、以下の説明では、回転ドラム表示器付遊技への一
例として、バヂンコ遊技例（以下パチン」践）の場合に
ついて説明する。

第１図はこの発明の一実施例の回転ドラム表示器例パブ
ン：Ｊ橙の外観図である。構成において、パチンコ機１
０は、前面枠１１を開閉自在とし、前面枠に遊技盤１を
着１；１自在に装着している。遊技盤１のｎ、１而部分
は、ガラス枠１１ａが開閉自在に装着される。

遊技盤１上には、特賞領域の一例のセーフ孔２８〜２ｃ
、を−ノ孔３．波数のψクモノ（通称デユーリップ４ａ
および４ｂ、ならびに可変入賞球装置５が配設される。

また、遊技盤１のほぼ中央部には、表示装置２０が装着
される。表示装置２０は、後述の第３Δ図〜第３Ｃ図に
示す回転ドラム表示器３０７Ｆｉ：含む。セーフ孔２８
〜２ｃは、入賞玉があったとき、回転ドラム表示器３０
を表示駆動または可変表示できるように定められた孔で
ある。可変入賞球８！！ｉ［５は、長方形状のプレート
を遊技盤１の前面へ開いてパチンコ玉（１）を入賞しや
すくするものであって、ソレノイド（後述の第５図に示
ず４７２）の付勢または消勢によつでプレー１−が開閉
されるものである。この可変入賞球装置５は、回転ドラ
ム表示器３０の表示状態によって付与される得点または
価値データに基づいて、プレートの開成時間または間欠
的な開閉繰返し回数が制御されるものである。なお、可
変入賞球装置に代えて、チューリップと称される一アク
七ノ４ａ、４ｂを多数設け、その間成敗または開□ 閉回数もしくは開成時間を制ｒＮＪ己でもよい。

回転ドラム表示器３０の表示状態を変化させる条件（す
なわち可変表示の開始条件は）は、セーフ孔２８〜２Ｃ
への入賞玉のあること、またはセーフ孔２８〜２Ｃへの
入賞玉がありかつ遊技者の開始指令のための操作に応答
して行なわれる。なお、遊技者の操作を条件づける鴨合
は、前面枠１１の一部に、スタート（開始〉スイッチ６
が設けられる。

さらに、前面枠１１には、回転ドラム表示器３０の可変
表示状態を停止させるための停止指令スイッチ７が設置
）られる。なお、回転ドラム表示器３０の可変表示を停
止させるための条件は、停止スイッチ７の操作に限らず
、可変表示の開始時から一定詩間後にタイムアツプ出力
を導出するタイマのタイムアツプ信号を利用してもよい
。そして、必要に応じて、前面枠１１には、スタートス
イッチ６を操作可能な状態であることを知らせる表示部
８．および停止スイッチ７を操作すべき状態であること
を知らせる表示部９が設けられる。この表示部８および
９は、たとえば発光ダイオードまたはランプが用いられ
る。

第２図は表示装置２０の具体的な正面図である。

図において、表示装置２０は、表示枠２１を含む。

表示枠２１には、回転ドラム表示器３０の一部を外部か
ら視認できるようにするための表示窓２２が形成される
。表示窓２２の大きさは、横方向長さが回転ドラム表示
器３０に含まれる複数（図示では３個）の回転ドラム３
１ａ〜３１Ｃを横方向に並べた幅よりもやや長く、縦方
向長さが回転ドラム３１ａ〜３１Ｃの外周部分に形成さ
れている識別情報を複数（図示では３）だけ表示できる
程度の長さに選ばれる。表示窓２２の周囲部分の表示枠
２１には、状態表示部２３８．２３ｂ　、２４ａ、２４
ｂ１２５ａ、２５ｂ、２Ｇａ、２６ｂ。

２７ａ、２７ｂが設けられる。これらの状態表示部２３
ａ〜２７ｂは、たとえば発光ダイオードまたは表示ラン
プが用いられ、その表示状態によって組合わせ成立状態
または組合わ１４　ｆｊｌ断の可能条件を表示するのに
利用される。たとえば状態表示部２３ａ　、２３ｂまた
は２４ａ　、２４ｂもしくは２５ａ　、２５ｂは、各列
の回転ドラム３”ｌａ　〜３１Ｃの横方向１番目または
２番目もしくは３番目（すなわち上段または中段もしく
は下段）の組合わせ成立状態（または組合わせ判断の可
能条ｆ′［）を表示する。また、状態表示部２６ａ、２
６ｂまたは２７ａ、２７＋）は、斜め方向１Ｍ目または
２番目の組合わせ成立状ｇ（または引合わせ判断の可能
条件）を表示する。

さらに、表示窓２２よりも上部の表示枠２１には、グ要
に応じてセグメン１〜表示器２８が設けられる。このセ
グメンｌ〜表示器２８は、回転ドラム表示器３０の機械
的な可変表示に合わせて電気的可変表示を行なうため、
またはセーフ孔２ａ〜２Ｃへ入賞した工数の表示などに
用いられる。

第３八図ないし第３Ｃ図は表示装置２０に含まれる回転
ドラム表示器３０の１ｉｆＷｉ図であり、特に第３Ａ図
はその斜視図を示し、第３Ｂ図はその正面図を示し、第
３Ｃ図はｃ−ｃ’　に沿う側面図を示す。図において、
回転ドラム表示器３０は、複数（図示では３個）の回転
ドラム３１８〜３１Ｃを含む。回転ドラム３１ａ〜３１
ｃの外周上には、一定角度または間隔ごとに、絵模様や
記号や数字などの識別情報（図示ではアルファベット）
が描かれる。識別情報の種類は、回転ドラムの外周上の
すべての位置ごとに異なる種類のものを描いたり、隣接
する箇所で異なる種類としかつ１回転で複数種類のうち
の同じ種類を描くなどのどのような種類に選んでもよい
。この回転ドラム３１８〜３１Ｃは、たとえば円筒部の
側面に円板を形成し′（なり、円筒部すなわち識別情報
の描かれる外周面の材質が非磁性体に選ばれる。

各回転ドラム３１ａ〜３１Ｃの一方側面には、ラチェツ
１〜歯車３２８〜３２Ｃ（第３Δ図では３２Ｃのみを示
す）が固着される。ラヂ１ツ１−歯車３２ａ〜３２Ｃは
、回転ドラムの外周に描かれた識別情報の数に相当する
歯数を有する。

各回転ドラム３１８〜３１Ｃの円周方向の外周部分には
、各識別情報を描いている位置ごとに被検出部となる第
１の磁性体３３０〜３３９が形成される。また、各回転
ドラム３１ａ〜３１Ｃの外周部のり準となる１つの位置
（たとえば３３０に対応づ゛る位置）に、第１の磁性体
３３０　Ｊ：りもやや離れて、第２の磁性体３３　ｒが
形成きれる。この磁性体３３ｒは、各回転ドラムが１回
転するまぐの各識別情報の形成位置を検出Ｊるための基
準となる位置を検出するのに利用される。これらの磁性
体３３０〜３３９．’　３３ｒは、第１．第２の検出手
段が近接センサや磁気抵抗素子などの金属（鉄）を検出
可能なものであれば、鉄片が用いられる。また、第１．
第２の検出手段が感磁性素子または磁電変換素子（たと
えばホール素子、リードスイッチなど）であれば、磁性
体３３０〜３３９．３３ｒの他の例として、永久磁石が
用いられる。これらの磁性体３３０〜３３９．３３ｒの
形成方法は、回転ドラムをプラスチック材料などで射出
成型する際に所定の位置へ一体的に埋め込んだり、回転
ドラムの外周部の内周面に固着または接着によって形成
される。

前述のごとく形成された回転ドラム３１８〜３１Ｃは、
ドラム軸３４を軸孔３１１へ挿入することによって、ド
ラム軸３４で遊嵌されて、その摩擦力で個別的に回転自
在に支持される。ドラム軸３４の両端は、ボックス３５
の側面で軸支される。

ドラム軸３４の一方端には、モータ４４の回転力が適宜
の回転力伝達礪構（たとえば歯車）を介して変速されて
伝達される。

各回転ドラム３１ａ〜３１ｃの後方面のボックス３５に
は、回転ドラム３１ａ〜３１Ｃに対応して、ソｌ／ノイ
ド３６ａ〜３６ｃ　（第３ｃ図では３１ａに対応する３
６ａのみを示す）が固着さｉる。

これらのソレノイド３６８〜３６’ｌｔ、対応する回転
ドラム３１ａ〜３１０を個別的に回転さＵまたはけ止さ
せるもので゛ある。ソレノイド３６．’１〜３６ｃのプ
ランジャ３６１は、（業グ旧Ｉばね３６２に挿通されて
、その先端部分が対応する係止レバー３７ａ〜３７ｃの
一端と係合される。各係止レバー３７ａ〜３７ｃは、共
通のレバー軸３８で軸支される。レバー＠３８の両端け
、ボツィ７ス３５の両側面で固着される。係止レバー３
７．’ｌ　−３７０は、その先端部分に爪状部３７１が
形成され、爪状部３７１が対応する回転ドラムに固着さ
４したラチェツト歯Ｊ１ｆ３２ａ〜３２ｃと係合して回
転ドラムを停止させて、ロック状態を保持１−る。

なお、回転ドラム３１ａ〜３１ｃを回転駆動させる場合
は、モータ４４を回転駆動さ眩がっ各ソレノ、イド３６
ａ＝３５ｃを電気的にｉｑ９′ＩＬ、、係止レバー３７
＋１〜３７０の爪状部とラヂエッ１へ歯巾３２ａ〜３２
Ｃどの係合状態を解除させることによって行なわれる。

各回転ドラム３１ａ〜３１０の第１の磁性体の形成位置
に対応するボックス３５の上部壁面には、センサ４６１
ａ〜４６１ｃが設けられる。また各回転ドラム３１８〜
３１Ｃの第２の磁性体の形成位置に対応するボックス３
５の上部壁面には、リセット位置検出用センサ４６２ａ
〜４Ｂ２Ｃ１ｆｉ装着される。このセンサ４６１ａ　〜
４６１（１ｇ３よび４６２ａ　〜４６２ｃは、第１の磁
性体３３０〜３３９．３３ｒが鉄片であれば近接センサ
または磁気抵抗素子が用いられ、永久磁石であれば感磁
性素子またはＩＮ電変換素子が用いられる。

第４図は遊技制御回路の回路図である。この実施例の遊
技制御回路４０は、開始信号発生１路４１、表示駆動回
路４２．ｆＰ止倍信号発生回路４３モータ４４およびソ
レノイド３６ａ〜３６ｃを含む可変表示駆動回路、遅延
回路４５、表示状態検出回路４６ａ〜４６ｃ１ヤクモノ
開閉駆動手段４７ならびにマイクロプロセッサ５ｏを含
む。

開始信号発生回路４１は、各列の回転ドラム３１ａ〜３
１ｃの回転駆動を開始指令するＩζめの信号を発生する
ものである。この開始（８号発生回路４１は、たとえば
セーフ孔２ａ・〜２０／＼の入賞上が、あることに応じ
て直ちに回転ドラムを回転駆動させる場合であればセー
フ孔２ａ〜２Ｃへ入賞した玉を検出する入賞玉検出器が
用いられる。また、セーフ孔２ａ〜２Ｃへの入賞上があ
っ゛ｕ４技者の所望のタイミングで回転ドラムを駆動さ
せる場合であれば、開始信号発生回路４１　ｔＪ、セー
フ孔２ａ〜２Ｃへ入賞した玉を検出づる入賞上検出器。

入賞玉検出器の出力を」数するカウンタを含み、カウン
タの組数値が回転ドラムを駆動可能な所定数以上ありか
つスタートスイツヂ６の押圧に、Ｊ、って開始信号を発
生づるように回路イ？（成される。停止信号発生回路４
３は、停止スイッチ７が押圧されたとき停止信号を発生
する回路、まｌ、：は開始信号が発生されてから一定時
間内に停止スイッチ７が押圧されないときタイムアッグ
信号を導出するタイマによって構成され、その停止信号
を駆動回路４２に与える。

表示状態検出回路４６ａ〜４６ｃは、対応する回転ドラ
ム３′１８〜３１Ｃで表示される識別情報をそれぞれ検
出するものである。具体的には、表示状態検出口ｌ￥１
４　（３ａは、センサ４６１ａ　、リセット位置検出用
しン゛す゛４６２ａ、増幅器（Ａ　Ｍ　Ｐ　＞４６３ａ
おＪ、び４６６ａ、波形整形回路４６４ａおよび４６７
”、ｔＪらびにカウンタ４６５ａを含む。ここで、Ｕフ
サ４６１ａおよび４６２ａは、鉄またＩＪ永久磁石のよ
うな磁性体を検出するためのセンサである。センサ４６
１ａは第１の１４１４！！、体３３０〜３３９を検出す
るのに用いられる。センサ４６２ａは第２の磁性体３３
ｒを検出（るのに用いられる。カウンタ４６５ａは、セ
ンサ４６１ａの出力があるごとに加ｎ　Ｆｌ１作１ノ、
セン＋ｊ４６２ａの出力があるごどにりけット勅作する
４ピットノＪウンタであって、計数手段どして働くｃな
お、表示状態検出回路４６ｂおよび４６ｃは、４６８ど
同様に回路構成されるので、図示のみでその詳細な説明
を省略する。

第５図はマイクロプロセッサおよびＶクモノ問閉駆動手
段の具体的なブロック図である。マイクロプロセッサ５
０は、判断手段としで働くものであって、中央処理装置
（以下ＣＰ　Ｕ　）　５１　、プログラム記憶用メモリ
（以ＦＲＯＭ）５２およびγ−タ記憶用メモリ（以下Ｒ
ＡＭ＞５３を含む。ＲＯＭ５２は、回転ドラムで表示さ
れる識別情報の種類および組合わせとその価値をＶｌ断
づるために用いられる設定テーブル（設定記憶領域）を
含もとともに、後述の第８図に承りプログラムを設定記
憶している。ヤクモノ開閉駆動手段４１は、１１０閉駆
動回路４７１およびヤクモノ開成用ソレノイド４７２を
含む。ここで、ソレノイド４７２は、その電気的付勢に
よって可変入賞球装置５のプレートを開成させるもので
あって、その連続的または間欠的な付勢時間によってフ
レー［・の連続開成時間または間欠間閑繰り返し時間、
換右づれは入賞しやすい状態の継続時間を制御する。

第６図はＲＯＭ５２の記憶領域の一部を図解的に示した
図である。ＲＯＭ５２は、第１の設定テーブル５２１お
よび第２の設定テーブル５２２を含む。設定テーブル５
２１は、前記表示状態検出回路４６ａ〜４６Ｃに含まれ
るカウンタ４６５ａ〜４６５Ｃの計数値に基づいて、回
転ドラム表示器３０の中段（表示部／１２ａ−４２ｂに
沿う方向）で表示されている各列の識別情報に変換する
ものであって、計数値別に対応する識別情報を設定記憶
している。設定テーブル５２２は、各列の回転ドラム３
１ａ〜３１Ｃで表示される識別情報の組合わせが横方向
の１番目〜３番目（上段、中段。

下段）および斜め方向１番目、２番目（右斜め。

左斜め）の各方向別に、価値を付与された識別情報の組
合ねゼ種類を設定記憶覆るとともに、各組合わせ種類ご
との価値データ（たとえば可変入賞球装置５のプレート
の開成時間）を記憶している。

第７図はＲＡＭ５３の記憶領域を図解的に示した図であ
る。ＲＡＭ５３は複数の記憶エリノ１を含み、少なくと
も以１讐の記憶エリア５３１〜５３９を含む。すなわち
、エリア５３１．５３２および５３３は、中段方向の回
転ドラム３１ａ　、　３１ｂおよび３１Ｃのそれぞれひ
表示されている識別情報に対応すルアＪウンタ４６５ａ
　、　４６５ｂ　、　４６５Ｃの８１数値を記憶するの
に用いられる。エリア５３４．５３５および５３６は、
回転ドラム表示器３０で表示されている横方向１番目、
２番目および３番目くすなわち上段、中段、下段）のそ
れぞれの相合わゼによって付与される価値データを記憶
するのに用いられる。エリア５３７および５３８は、斜
め方向”ＩＮ目（８示部２６ａ　、２６ｂの方向）およ
び斜め方向２番目（表示部２７ａ。

２７ｂの方向）の組合わせによって付与される価値デー
タをそれぞれ記憶するのに用いられる。■リア５３９は
、各エリア５３４〜５３８で記憶されている方向別の識
別情報の組合ゎゼに基づく価値データのうち、最大価値
データを記憶す−るのに用いられる。

第８図は回転ドラム表示器３ｏの表示状態の判別および
表示状態に基づく価値付与の判別を行なう動作プログラ
ムのフローチャー１−である。

第９図は第４図の動作説明の理解を助けるためのタイム
チャートである。

次に、第１図〜第９図を参照して、この実施例の具体的
な動作を説明する。

開始信号発生回路４１が、セーノ孔２ａ〜２Ｃへの入賞
上またはスタートスイッチ６の押圧に基づいて開始信号
を発生して駆動回路４２に与える。

応じて、駆動回路４２はピータ４４を回転駆動させると
ともに、ソレノイド３６８〜３６Ｃを付勢する。このた
め、モータ４４が回転駆動すると同時に、ソレノイド３
６ａ〜３６０が係止レバー３７ａ〜３７Ｃの一端を吸引
して爪状部３７１と各ラチェット歯車３２ａ〜３２０と
の係合状態を解除させる。したがって、各列の回転ドラ
ム３１ａ〜３１ｃは、モータ４４の回転力によって回転
駆動されて、その表示状態を変化する。このような回転
ドラムの回転駆動による識別情報の可変表示状態が、表
示窓２２を通して遊技者に視認される。

このとき、センサ４６１ａは磁性体３３０〜３３９のい
ずれかが到来するごとに、その電気的出力状態を変化し
た信号を導出する。センサ４６１ａの出力が増幅器４６
３ａで増幅され、波形整形回路４６４ａでパルス波形に
整形されて、加算パルスとしてカウンタ４６５ａに与え
られる。また、センサ４６２ａは、回転ドラム３１ａの
磁性体３３ｒが到来するごとに、その電気的出力状態を
変化した信号を導出する。この信号が増幅器４６６ａに
よって増幅され、波形整形回路４６７ａにＪ：ってパル
ス波形に整形されて、リセッ！・パルスとしてカウンタ
４６５ａに与、九られる。カウンタ４６５ａは、加算パ
ルスが与えられるごとにその引数値を歩進し、リセット
パルスが与えられるごとにその計数値をリセット（すな
わち０）する。

同様にして、表示状態検出回路７１．６ｂ、４６ｃに含
まれるそれぞれのセンサ４６１ｂ、４６２ｂ４６１Ｃお
よび４６２ｃは、対応する回転ドラム３１ｂ　、３１ｃ
の磁性体３３０〜３３９．３３ｒを検出する。これによ
って、回転ドラム３１ｂの可変表示状態に基づいて、カ
ウンタ４６５ｂがその計数値を変化する。また、回転ド
ラム３１ｃの可変表示状態に基づいて、カウンタ４６５
ｃがそのＮ１数値を変化する。しかし、ＣＰす５１は、
回転ドラム３１ａ〜３１０が回転駆動されｃＣＪ別情種
情報変表示しでいる期間中、遅延回路４５がら判定指令
信号が与えられないので、カウンタ４６５ａ、４６５ｂ
および４６５ｃの計数値を読込まず、表示状態の判別を
行なわない。

そしで、前述のごとく回転ドラム３１　ａ〜３１Ｃが回
転駆動しでいる状態において、停止信号発生回路４３が
停止スイッチ７の操作またはタイマのタイムアツプ出力
に応じて停止信号を発生する。

応じて、駆動回路４２は、ソレノイド３６ａ〜３６Ｃを
消勢して係止レバー３７ａ〜３７ｃを復帰させることに
よって爪状部３７１とラチェット歯車３２ａ〜３２ｃと
を係合させるとともに、やや遅れてモータ４４を停止さ
せる。このため、各７列の回転ドラム３１ａ〜３１　Ｃ
？’表示される識別情報の可変表示動作が停止する。こ
のとき、カウンタ４６５ａ　、４６５ｂおよび４６５ｃ
の計数値は、各列の回転ドラム３１８．３１ｂおよび３
１ｃの横方向２番目（表示部２４ａ　、２４ｂ方向）で
表示されている識別情報に対応する計数値を計数してい
る。

停止信号の発生から遅延回路４５で設定され“τいる一
定遅延時間Ｔｏだけガれて、判定指令信号が遅延回路４
５からＣＰＵ５１に与えられる。応じて、ＣＰ（Ｊ５１
は第８図に示すフローヂャー１−の動作を開始する。す
なわち、ステップ１において、ＣＩ’　Ｕ　５１はカウ
ンタ４６５ａの３１数値を読込む。ステップ２において
、カウンタ４６５ａの４数値がエリア５３１へ書込まれ
る。ステップ３”　　において、カウンタ４６５ｂの８
１数値が読込まれる。ステップ４において、カウンタ４
６５　ｂの計数値がエリア５３２へ書込まれる。ステッ
プ５において、カウンタ４６５Ｃのｔ１数値が読込まれ
る。

ステップ６において、カウンタ４６５Ｃの計＠値がエリ
ア５３３へ書込まれる。

続いて、ステップ７において、横方向１番目、すなわち
横方向の上段で表示されている識別情報の組合わせの種
類が判断される。この判断は、具体的には次のような処
理によって行なわれる。すなわち、エリア５３１〜５３
３のそれぞれで記憶されている計数値が横方向の中段（
表示部２４ａ。

２４ｂの方向）の識別情報に対応する計数値であるので
、横方向の上段のものに換算するために、各エリア５３
１〜５３３に記憶されている計数値にそれぞれ１が加算
される。その加算された各計数値の識別情報の種類が設
定テーブル５２１に基づいて判別される。そして、判別
された各列の回転ドラム３１ａ〜３１Ｃの識別情報の組
合わせの種類が設定テーブル５２２に設定されている横
方向１番目における価値を付与すべき種類か否かが判断
される。もし、１ｉＩ５値付与すべき組合わせ種類であ
ることが判断されると、ステップ８においてその価値デ
ータが設定テーブル５２２から読出されてエリア５３４
へ書込まれる。なお、横方向１番目の組合わせが価値を
付与すべき種類でない場合は、エリア５３４へ価値を付
与しないことを表わすデータ（０）が書込まれる。

ステップ９において、横方向２番目、すなわち横方向の
中段で表示されている識別情報の組合わせの種類の判断
が行なわれる。この判断は、エリ７５３１〜５３３に記
憶され一℃いる各引数値に基づいて、各回転ドラム３゛
１ａ・・−３１０の横方向中段で表示されているそれぞ
れの識別１Ｒ報を判断した後、それぞれの識別情報の組
合わせが設定テーブル５２２で記憶されている根方向２
右目にお＞ｊる価値を付与づべき識別情報の組合わせ種
類の中にあるか否かを判断プることにＪ−ってｂなわれ
る。

もし、その設定された種類の中にあることを判断すると
、ステップ１０においてその識別情報の組合わせ種類に
よって付与される価値データがエリア５３５へ書込まれ
る。

ステップ１１において、横方向３番目、すなわち横方向
の下段で表示されでる識別情報に基づいて、組合わせｉ
類の判断が行なわれる。この判断。

は、次の処理によって行なわれる。すなわち、エリア５
３１〜５３３のそれぞれに記憶されている計数値が中段
のものであるので、これらのｔ１数値から１ずつ減算さ
れ、減算結果の１直が設定５”−プル５２１で設定され
ているどの識別情報に該当ケるかを判別する。そして、
各列ごとに判別された識別情報の組合わせが、設定テー
ブル５２２で記憶されてる横方向３番目における価値を
付与すべき組合わ−Ｕ種類に含まれているか否かの判断
が行なわれる。もし、価値を付与Ｊべぎ組合わせ種類で
あるごどを判ｌ！ｉ′ｒｊると、ステップ１２において
その組合ねｔ！種類によって付与される価値データが読
出され、エリア５３６へ書込まれる。

ステップ１３において、斜め方向１＠目、すなわち表示
部２６８．２６＋１に沿う方向の組合わせ種類の判断が
行なわれる。この判断は、エリア５３１に記憶されてい
る計￥１値から１だり減算した値、■リア５３２に記憶
されている値およびエリア５３３に記憶されている計数
値に１を加えた値のそれぞれが設定テーブル５２１に記
憶されているどの計数１１負に対応するかを求め、それ
ぞれの計数値から対応する識別情報が判断される。さら
に、判断された各列の識別情報が設定テーブル５２２で
記憶されＣいる斜め方向１番目の価値を付すすべき種類
の組合わＶに含まれているか否かが判断される。そして
、価値を付与すべき組合４つせ種類であることを判断す
ると、ステップ１４において、その組合わせ種類によっ
て付与される価値データが設定テーブル５２２から読出
されて、エリア５３７へ書込まれる。

ステップ１５において、斜め方向２番目、ｌ−’、＜わ
ち表示部２７ａ、’２７ｂに沿う組合わＩＦ類が判断さ
れる。この判断は、エリア５３１の２（数（１盲に１を
加えた値、エリア５３２の計数値、およびエリア５３３
の８１数値から１を減算したｌｌｌ１ｌのぞれぞれが設
定テーブル５２１のどのｇ１数鎮に対応し、各引数値に
対応覆る識別情報を読出すことによって各列の回転ドラ
ムで表示されている斜め方向２番目の識別情報が判断さ
れる。さらに、この識別情報の組合わせが設定テーブル
５２に記憶されでいる斜め方向２番Ｕの価値を付与リベ
き組合わけ種類に含まれているか否かが判断される。も
し、価値を付与すべき組合わせに含まれていれば、その
組合ね上程類に対応する価ｆ１ヶデータがＢジ定ｊ−プ
ル５２２から読出されて、エリア５３８ｔ＼書込まれる
。

ステップ１７において、エリア５３４〜３５８で記憶さ
れている価値データのうち、どれが最大価値かを判断さ
れる。ステップ′１８においく、判断された最大ｌｌｌ
１ｉ値のデータがエリア５３９へ書込まれる。

その後、ステップ１９において、エリア５３９に記憶さ
れでいる価値データに基づく価値の付与制御が行なわれ
る。たとえば、識別情報の組合わせ種類によつ又付与さ
れる価値が可変入賞球装置５を開成できる時間である場
合は、価１直データすなわち時間データが開閉駆動回路
４７１に与えられる。開閉駆動回路４７１は、与えられ
た時間データに基づいで、その時間だけツレノーｒド４
７２を付勢しで、可変入賞球装置５のプレートを開成さ
せる。これによって、遊技者は、回転ドラム表示器３０
の表示状態の組合わせによって、比較的高い確率で一度
に多白の賞品上を獲得できる機会が与えられることにな
る。

上述のＪ：うに、この実施例によれば、識別情報の形成
位置に対応して第１の磁性体を形成し、その数を計数す
ることによつＣ表示窓で表示されている識別情報の種類
または識別情報の組合ね１種類を判ｒＩｊｉできるので
、検出できる識別１７’７報のｔ１！類の数を増ヤ゛４
ごとができ、まｌごｉ　」のドラムのうら表示窓を通し
１児える識別情報の数を複数にしでｔ）表示されている
識別情報の（φ類を判別できるなどの利点がある。

ところで、上述の実施例では、表示窓２２を透しく表示
される識別情報が各回転トラムごとに複数（図示では３
つ）ある場合を示すが、各回転ドラムて１つの識別情報
を表示する場合であってしこの発明の技術思想を適用で
きることは言うまでもない。モの場合は、表示窓２２の
形状が表示部２４ａ　、２４ｂ　ｌ、：沿う方向の各列
の識別情報を表示できる程度に選ばれ、ステップ７〜１
６の一動作に代えでステップ９ｔ１５よび１０の処理の
みが行なわれる。

ところで、第４図に示す実施例では、表示状態検出回路
４６ａ〜４６Ｃが４ピツ１〜カウンタを含む場合を述べ
ｌ；が、表示状態検出回路はこのようなものに限らず、
各種の変形例が考えられる。

ｉｉｏ図は表示状態検出回路の他の実施例の回路図であ
る。この実ＩＪＪ！例の表示状態検出回路（たとえば４
６ａ）が第４図と興なる点は、カウンタに代；Ｌ又すン
グカウンク４６８ａを用いて、回転ドラムの開始時から
１回転づる期間に第２の磁性体３３　ｒの検出があった
ときリングカウンタ４６８ａの計数値をりＣツトさせる
よう４二したものである。すなわら、この実施例ひは、
開始信号発生回路４１が開始信号を導出り°ると、単安
定マルチ４８０８が回転１−ラムの１回転期間に相当す
る時間幅のパルスを発生しＣアンドグーｔ−４６９８に
与える。このため、センサ４６２ａの出力（すなわち第
２の磁性体３３１・の検出出力）は、回転ドラム３１ａ
が１回転する期間に検出されたもののみがアンドゲート
４６９ａを介して初期リセットパルスとし１リングカウ
ンタ４６８ａに与えられる。このとき、リングカウンタ
４６８ａはその計数値をリセジト（０）とする。その後
、センナ４６１ａが磁性体３３０〜３３９のいずかれを
検出するごとに、加算パルスがリングカウンタ４６８ａ
に与えられる。しかし、リングカウンタ４６８ａは、回
転ドラム３１ａの外周に描かれている識別情報の数より
１だけ少ない数（９）を言（数するごとに初期状態に戻
されるので、結果的には数個０．１〜９を繰り返して計
数することになる。

第１１図は表示状態検出回路のさらに他の実施例の回路
図である。この実施例では、停止信号が発生されてから
カウンタ４６５ａを計数動作させるものである。すなわ
ち、停止信号が発生されると、単安定マルチ４８０ａが
回転ドラムの数回転分の時間に相当するパルスを導出し
で、アンドゲート４８１ａ　、４８２ａの一方入力とし
て与える。

このため、アントゲ−ｔ−４８１ａ　、４８２ａは、停
止信９が導出された後に能動化される。アンドゲート４
８１ａの他方入力には波形整形回路４６４ａの出力が与
えられる。アンドゲート４８２ａの他方入力には、波形
整形回路４６７ａの出力が与えれる。アンドゲート４８
１ａの出力は加棹パルスとしてカウンタ４６５ａに与え
られる。アンドゲート４８２ａの出力はリセットパルス
としカウンタ４６５ａに与えられる。このため、カウン
タ４６５ａは停止信号が与えられてからカウント動作し
、回転ドラム３１ａの表示状態に応じた計数値を計数す
る。このとき、停止信号は遅延回路４９を介して駆動回
路４２へ与えられる。遅延回路４９は、停止信号が与え
られてから回転ドラムが少なくとも１回転覆る時間より
も長くかつ単安定マルチ４８０ａで設定されている一定
時間よりも短い遅延時間に選ばれている。したがって、
回転ドラムの停止後の計数値がカウンタ４６５ａで保持
されることになる。

なお、第１０図および第１１図では、１つのドラム３１
ａに対応する表示状態検出回路４６ａのみを示すが、他
の回転ドラム３１ｂ、３１０に対応する表示状態検出回
路４６ｂ、４６０も同様に構成されるものとする。

ところで、上述の＊施例では、回転ドラム表示器付遊技
機の一例として、パチンコ機の場合を述べたが、その他
の弾球遊技機や、スロットマシンにもこの発明の表示状
態検出装置を適用できる。

以上のＪ：うに、この発明によれば、回転ドラム表示器
に含まれる回転ドラムで表示される識別情報の数が多く
かつ回転ドラムの個数が複数ある場合であっても、確実
にその識別情報の種類を検出でき、判別可能な識別情報
の種類を増加できるなどの特有の効果が秦される。また
、この発明によれば、所定の表示位置で遊技者に視認可
能なように表示される回転体の識別情報の数が複数ある
場合であっても、ｇｔ数千手段計数値を演惇処理するこ
とによって、成る１箇所で表示されＩいる識別情報の種
類を判別できれば、他の位置で表示されている識別情報
も判別できる効果もある。さらに、各回転ドラム間の間
隔が狭くても、検出手段を設けることができ、表示が見
易い等の効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の回転ドラム表示器付遊技
機の一例のパチンコ機の正面図である。 第２図は表示装置の一例の正面図である。第３Ａ図〜第
３Ｃ図は回転ドラム表示器の詳細図である。 第４図はこの発明の一実施例の遊技制御回路および表示
状態検出装置のブロック図である。第５図はマイクロプ
ロセッサおよび〜７クモノ開閉駆動手段の詳細なブロッ
ク図である。第６図はＦ＜ＯＭの記１＠領域を図解的に
示した図である。第７図は［＜ΔＭ５３の記憶領域を図
解的に示した図である。 第８図はこの実施例の特徴となる回転１〜ラム表示器の
表示状態を判別するための動作プログラムを示すフロー
チャー１−である。？８９図は第４図の動作説明の理解
を助けるためのタイムチャー１・である。第１０図およ
び第１１図は表示状態検出回路の他の実施例の回路図で
ある。 図において、１０はパチンコ機、２０は表示装置、３０
は回転ドラム表示器、４６８〜４６０は表示状態検出回
路、４７はヤクモノ開閉駆動手段、５０はマイクロプロ
セッサを示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１２回転ドラム表示器が段ｔＪられかつ回転ドラム表
   示器の表示状態を変化さけて遊技づる回転ドラム表示器
   付遊技機においで、 前記回転ドラム表示器は、複数の回転ドラムを含み、各
   回転ドラムの回転方向に沿う成る間隔ごどに異なる識別
   情報が描かれ、各回転ドラムのそれぞれが予め定める表
   示位置で少なくとも１つの識別情報を視認可能とされ、 前記各回転ドラムのでれぞれの識別情報の描かれた位置
   ごとに対応して形成さ＋ｔ、ａ気的に検出可能な第′１
   の磁性体、 前記各回転ドラムのそれぞれの識別情報が描かれた成る
   １つの位置に対応して形成され、かつ（支）見向に検出
   可能であり、ぞの形成位置がＪｉ！準位置ど定められる
   第２の磁性体、 前記各回転ドラムに対応して？！！数個設けられ、前記
   第１の磁性体の形成位置に対応する予め定める位置に形
   成され、第１の磁性体を検出するごとに電気的出力を変
   化する第１の検出手段、前記各回転ドラムに対応して複
   数個設けられ。 前記第２の１ｎ性体の形成位置に対応する予め定める位
   置に形成され、第２の磁性体を検出するごとに電気的出
   力を変化する第２の検出手段、前記各回転ドラムに対応
   して複数個設けられ、それぞれが対応する前記第１の検
   出手段出力を計数し、前ｉｉＧ第２の検出手段出力があ
   りかつ予め定める条ｆ１でその計数値がリセットされ、
   その計数値によって前記基準位置から前記表示位置まで
   の識別情報の個数を表わす計数手段、および前記各回転
   ドラムに対応する計数手段の計数値に基づいて、前記表
   示位置で前記各回転ドラムにＪ、って表示されている識
   別情報の種類とその組合わし１を判別する判別手段を備
   えた、回転ドラム表示器付遊技機の表示状態検出装置。 （２）　前記回転ドラムは、円周方向に沿う外周面が非
   磁性体からなり、 前記第１の磁性体は、前記回転ドラムの円周方向に沿う
   外周面に関連的に形成され、 前記第２の磁性体は、前記回転ドラムの外周面に関連す
   る成る位置の内側でありかつ前記第１の磁性体から幅方
   向に離れて形成される、特許請求の範囲第１項記載の回
   転ドラム表示器付遊技１大の表示状態検出装置。 （３）　前記第１および第２の磁性体は、鉄であり、 前記第１および第２の検出手段は、前記鉄の近接によっ
   て電気的出力を変化する手段である、特許請求の範囲第
   ２項記載の回転ドラム表示器付遊技機の表示状態検出装
   置。 （４）　前記第１および第２の磁性体は、永久磁石であ
   り、 前記第１および第２の検出手段は、前記ｆ４１Ｇの近接
   によって電気的出力を変化づる感磁性素子である、特許
   請求の範囲第２項記載の回転ドラム表示器付遊技機の表
   示状態検出装置。 （５）　前記遊技機は、遊技盤を含み、パチンコ玉を遊
   技盤へ打込んて遊技する弾球遊技機であり、 前記回転ドラム表示器は、前記遊技盤上に設シブられる
   、特許請求の範囲第１項記載の回転ドラム表示器付遊技
   機の表示状態検出装置。 （６）　前記判別手段は、 前記各削成手段の計数値に基づいて、それぞれ対応する
   前記回転ドラムで表示されている識別情報の１１類を判
   別する種類判別手段と、前記種類判別手段の判別結果に
   基づいて、前記各回転ドラムで表示されている識別情報
   の組合わせを判別づる組合わせ判別手段とを含む、特許
   請求の範囲第１項記載の回転ドラム表示器付遊技機の表
   示状態検出装置。