JPH0414996B2 - - Google Patents

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JPH0414996B2
JPH0414996B2 JP1218229A JP21822989A JPH0414996B2 JP H0414996 B2 JPH0414996 B2 JP H0414996B2 JP 1218229 A JP1218229 A JP 1218229A JP 21822989 A JP21822989 A JP 21822989A JP H0414996 B2 JPH0414996 B2 JP H0414996B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、可変表示装置を設けた弾球遊技機や
スロツトマシンなどの遊技機に関し、詳しくは、
複数種類の識別情報を可変表示させ、その停止時
の表示結果が予め定められた特定の識別情報の組
合わせになることによつて可変入賞球装置を遊技
者にとつて有利な第1の状態に駆動制御する弾球
遊技機に関する。
[従来の技術] この種の弾球遊技機において、従来から一般的
に知られているものに、たとえば、特公昭55−
25867号公報に記載のものがあつた。この従来の
弾球遊技機は、複数種類の識別情報が描かれた回
転体が複数個備えられた可変表示装置が設けられ
ており、この可変表示装置の停止時における表示
結果が予め定められた特定の識別情報の組合わせ
になれば、役物(通称チユーリツプ)等の可変入
賞球装置を遊技者にとつて有利な第1の状態に駆
動するように構成されていた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、この種の従来の弾球遊技機において
は、前記可変表示装置の停止時に表示される各識
別情報の組合わせが1列の組合わせ有効列上にお
いてのみ視認可能に構成されていたため、遊技者
の関心は、その1列の組合わせ有効列上において
前記予め定められた特定の識別情報の組合わせが
成立するか否かに限定されてしまい、前記識別情
報の特定の組合わせが成立するバリエーションが
それほど多くなく、遊技者が物足りなさを感じて
しまうという欠点を有していた。
そこで、前記組合わせ有効列を複数本に増や
し、その複数本の組合わせ有効列上において、前
記各識別情報の特定の組合わせを視認し得るよう
に構成し、特定の組合わせ成立のバリエーション
を豊富化し、遊技場の興趣を向上させんとするこ
とも考えられる。しかし、その場合においては、
前記組合わせ有効列が複数本あるため、前記識別
情報の特定の組合わせが或る組合わせ有効列上に
おいて成立したとしても遊技者がそれに気付きに
くく、特に遊技に熱中している場合にはせつかく
特定の組合わせが成立しているのにもかかわらず
遊技者がそれを見落してしまうという新たな不都
合が生ずる。
その結果、遊技者が特定の組合わせが成立して
いることに気づかないまま可変入賞球装置が第1
の状態に駆動制御されることになる。可変入賞球
装置が第1の状態に駆動制御されれば、それまで
可変入賞球装置を可変開始させることを狙つて行
なつていた打球操作を第1の状態にある可変入賞
球装置に打玉を入賞させることを狙つた打球操作
に切り換えるのが望ましいのであるが、遊技者が
前記特定の組合わせの成立に気づかない場合には
その打球操作の切換がどうしても遅れてしまい、
第1の状態に切換わつた可変入賞球装置の切換わ
り当初から有効にその可変入賞球装置を狙つた打
球操作ができないという欠点が生ずる。
本発明は、かかる実情に鑑み、組合わせ有効列
を複数本に設定して遊技上の興趣を向上させなが
らも、各識別情報の特定の組合わせ成立時に遊技
者がそれを見落とすことを極力防止でき可変入賞
球装置への入賞を狙つた打球操作に迅速に切換え
ることのできる弾球遊技機を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、遊技者の打球操作に基づいて打玉が
遊技領域に打ち込まれる弾球遊技機であつて、 複数種類の識別情報を可変表示する可変表示部
が複数備えられ、予め定められた複数本の組合わ
せ有効列上において、前記各可変表示部の各識別
情報の組合わせが視認可能とされている可変表示
装置と、 遊技者にとつて有利な第1の状態と遊技者にと
つて不利な第2の状態とに変化自在な可変入賞球
装置と、 前記遊技領域に打ち込まれた打玉に基づいて成
立可能な所定の遊技状態が成立したことに基づい
て前記可変表示装置を可変表示させた後停止制御
する可変表示制御手段と、 前記各表示部で表示される前記各識別情報が予
め定められた特定の識別情報の組合わせとなる組
合わせ有効列を表示する組合わせ有効列表示手段
と、 前記可変表示装置の停止時に前記組合わせ有効
列表示手段で表示された組合わせ有効列上に並ん
だ前記各識別情報が前記特定の識別情報の組合わ
せになつた場合に、前記可変入賞球装置を前記第
1の状態に駆動制御する駆動制御手段とを含むこ
とを特徴とする。
[作用] 本発明によれば、可変表示装置の停止時におけ
る各識別情報の組合わせが予め定められた複数本
の組合わせ有効列上において視認可能に構成され
ている。そして、遊技領域に打ち込まれた打玉に
基づいて成立可能な所定遊技状態が成立したこと
に基づいて前記可変表示装置が可変表示されてそ
の後停止制御される。その可変表示装置の各表示
部で表示される各識別情報が予め定められた特定
の識別情報の組合わせとなる組合わせ有効列が表
示され、その表示された組合わせ有効列上に並ん
だ前記各識別情報が前記特定の識別情報の組合わ
せになつた場合に、可変入賞球装置が遊技者にと
つて有利な第1の状態に駆動制御される。
つまり可変表示装置の組合わせ有効列が複数本
設定されているため、各識別情報の特定の組合わ
せ成立のバリエーションが豊富となり遊技上の興
趣が向上でき、しかも、各識別情報の特定の組合
わせが成立した組合わせ有効列が遊技者に表示さ
れるために、どの組合わせ有効列に特定の組合わ
せが成立したかが遊技者に表示されるとともに特
定の組合わせが成立したことに基づく可変入賞球
装置の第1の状態への切換の予告が遊技者に対し
て行なわれる。
[発明の実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
なお、以下の実施例では、遊技機の一例の弾球
遊技機の具体例として、パチンコ遊技機(以下パ
チンコ)の場合について説明する。
第1図はこの発明の一実施例のパチンコ機の外
観図である。構成において、この実施例のパチン
コ機10は、前面枠11を開閉自在とし、前面枠
11に遊技盤1を着脱自在に装着している。遊技
盤1の前面部分には、ガラス枠11aが開閉自在
に装着される。
その前面に遊技領が形成される遊技盤1上に
は、特賞領域の一例のセーフ孔2a〜2c、セー
フ孔3、複数のヤクモノ(通称チューリツプ)4
aおよび4b,ならびに可変入賞球装置5が配設
される。また、遊技盤1のほぼ中央部には、表示
装置20が装着される。表示装置20は、可変表
示装置の一例の回転ドラム表示器(後述の第3A
図〜第3C図参照)30を含む。前記遊技領域に
は、遊技者が打球操作ハンドル99を回動操作す
ることによりその回動操作量に応じた強さでパチ
ンコ玉が打込まれる。セーフ孔2a〜2cは、入
賞玉があつたとき、回転ドラム表示器30を表示
駆動または可変表示できるように定められた孔で
ある。可変入賞球装置5は、長方形状のプレート
を遊技盤1の前面へ開いてパチンコ玉(以下玉)
を入賞しやすくするものであつて、ソレノイド
(第1図には図示せず;後述の第6図に示す47
2)の付勢または消勢によつてプレートが開閉さ
れるものである。この可変入賞球装置5は、回転
ドラム表示器30の表示結果が予め定める特定の
識別情報の組合わせになることによつて付与され
る得点または価値データに基づいて、プレートの
開成時間または間欠的な開閉繰返し回数あるいは
入賞個数さらにはそれら各プレート閉成条件の組
合わせが制御されるものである。なお、可変入賞
球装置5は、チユーリツプと称されるヤクモノ4
a,4bも含む広い概念であり、このヤクモノ4
a,4bを多数設け、その開成数または開閉回数
もしくは開閉時間を制御してもよい。
回転ドラム表示器30の表示状態を変化させる
条件(すなわち可変表示の開始条件)は、セーフ
孔2a〜2cへの入賞玉のあること、またはセー
フ孔2a〜2cへの入賞玉がありかつ遊技者の開
始指令のための操作に応答して行なわれる。な
お、遊技者の操作を条件付ける場合は、前面枠1
1の一部に、スタート(開始)スイツチ6が設け
られる。
さらに、前面枠11には、回転ドラム表示器3
0の可変表示状態を停止させるための停止スイツ
チ7が設けられる。なお、回転ドラム表示器30
の可変表示を停止させるための条件は、停止スイ
ツチ7の操作に限らず、可変表示の開始時から一
定時間後にタイムアツプ出力を導出するタイマの
タイムアツプ信号を利用してもよい。そして、必
要に応じて、前面枠11には、スタートスイツチ
6を操作可能な状態を知らせる表示部8、および
停止スイツチ7を操作すべき状態を知らせる表示
部9が設けられる。
第2図は表示装置20の具体的な正面図であ
る。
次に、この実施例の表示装置20の詳細を説明
する。表示装置20は、表示枠21を含む。表示
枠21には、回転ドラム表示器30の一部を外部
から視認できるようにするための表示窓22が形
成される。表示窓22の大きさは、横方向長さが
回転ドラム表示器30に含まれる複数(図示では
3個)の回転ドラム31a〜31cを横方向に並
べた幅よりもやや長く、縦方向長さが回転ドラム
31a〜31cの外周部分に形成されている識別
情報を複数(図示では3)だけ表示できる程度の
長さに選ばれる。表示窓22の周囲部分の表示枠
21には、状態表示部23a,23b,24a,
24b,25a,25b,26a,26b,27
a,27bが設けられる。これらの状態表示部2
3a〜27bは、たとえば発光ダイオードまたは
表示ランプが用いられ、その表示状態によつて組
合わせ成立状態または組合わせ判断の可能条件を
表示するのに用いられる。たとえば、状態表示部
23a,23bまたは24a,24bもしくは2
5a,25bは、回転ドラム31a〜31cの横
方向1番目の組合わせ有効列または2番目もしく
は3番目(すなわち上段または中段もしくは下
段)の組合わせ有効列上での特定の組合わせ成立
状態(または組合わせ判断可能条件)を表示す
る。また、状態表示部26a,26bまたは27
a,27bは、斜め方向1番目または2番目の組
合わせ有効列上での特定の組合わせ成立状態(ま
たは組合わせ判断可能条件)を表示する。この状
態表示部23a〜27bにより、前記可変表示装
置の各表示部で表示される各識別情報が予め定め
られた特定の識別情報の組合わせとなる組合わせ
有効列を表示する組合わせ有効列表示手段が構成
されている。さらに、表示窓22よりも上部の表
示枠21には、必要に応じてセグメント表示器2
8が設けられる。なお、前記組合わせ有効列は2
本または3本等であつてもよい。さらに、組合わ
せ有効列を表示するに際して、組合わせ有効列を
示すラインを設け、その組合わせ有効ライン自体
を発光表示してもよい。前記セグメント表示器2
8は、回転ドラム表示器30の機械的な可変表示
に合わせて電気的可変表示を行なうため、または
セーフ孔2a〜2cへ入賞した玉数の表示などに
用いられる。また、前記可変表示装置自体をセグ
メント表示器等を利用したデジタル表示で識別情
報を可変表示するものに構成してもよい。その場
合には、前記組合わせ有効列を表示する際に、特
定の識別情報の組合わせが成立した組合わせ有効
列上のデジタル表示部分の色を他の表示部分と異
なつた色に発光させたり、あるいは、他の部分と
明るさを異ならせて表示させてもよい。なお、前
記組合わせ有効列表示手段は、前記特定の識別情
報の組合わせ777が成立する前段階の組合わせ
(たとえば2つの可変表示部が停止した段階での
表示結果が77)となつたときにその前段階の組
合わせが成立した組合わせ有効列を表示してもよ
い。
第3A図〜第3C図は表示装置20に含まれる
回転ドラム表示器30の詳細図であり、特に第3
A図は1つの回転ドラムの斜視図を示し、第3B
図はその正面図を示し、第3C図はその側面図を
示す。図において、回転ドラム表示器30は、複
数(図示では3個)の回転ドラム31a〜31c
を含む。回転体の一例の回転ドラム31a〜31
c(図示では31aのみを示す)の外周上には、
一定角度または間隔ごとに、絵模様や記号や数字
などの識別情報(図示ではアルフアベツト)が描
かれる。識別情報の種類は、回転ドラムの外周上
のすべての位置ごとに異なる種類のものを描いた
り、隣接する箇所で異なる種類としかつ複数種類
のうち1回転で同じ種類を描くなどのどのような
種類に選んでもよい。なお、各列の回転ドラム3
1a〜31cは、全く同じように構成されるの
で、以下の説明では1つの回転ドラム31aの場
合について述べる。
回転ドラム31aの一方の側面の中心部には、
ラチエツト歯車32aが固着される。ラチエツト
歯車32aは、回転ドラムの外周上に描かれた識
別情報の数に相当する歯数を有する。また、回転
ドラム31aの一方側面の同一円周上には、識別
情報の形成位置に対応して、第1の被検出部33
0〜339が形成される。なお、この第1の被検
出部330〜339は、前記識別情報の形成位置
に対し1つおきに形成し、第3A図に示された回
転ドラム表示器の第1の被検出部を5個の被検出
部で構成してもよい。つまり、第1の被検出部3
30〜339の形成位置において1つおきに被検
出部のない欠落部を形成し、後述する計数手段の
計数値と回転ドラムの停止における第1の被検出
部の検出の有無とにより、表示されている識別情
報を判別するように構成してもよい。また、回転
ドラム31aの一方側面には、第1の被検出部3
30〜339を形成している円周上とは異なる円
周上の基準となる1つの位置(たとえば330に
対応する位置)に、第2の被検出部33rが形成
される。この第2の被検出部33rには、回転ド
ラム31の1回転するまでの各識別情報の形成位
置を検出するための基準となる位置を検出するの
に利用される。これらの被検出部330〜33
9,33rは、たとえばこれらを検出する手段が
光学的検出手段であり、光を発生する発光部およ
びその光の反射光を受光する受光部を含むもので
あれば、光を反射できるようなアルミ箔などの部
材を貼着することによつて形成される。
前述のごとく形成された各列の回転ドラム31
a〜31cは、ドラム軸34を軸孔331へ挿入
することによつて、ドラム軸34で遊嵌されてそ
の摩擦力で個別的に回転自在に支持される。ドラ
ム軸34の両端は、ボツクス35の側面で軸支さ
れる。ドラム軸34の一方端には、図示を省略し
ているが、モータ(後述の第5図に示す44)の
回転力が適宜の回転力伝達機構を介して伝達され
る。
各列の回転ドラム31a〜31cの後方面のボ
ツクス35には、回転ドラム31a〜31cに対
応してソレノイド36a〜36c(図示では31
aに対応するもののみを示す)が固着される。こ
れらのソレノイド36a〜36cは、対応する回
転ドラム31a〜31cを個別的に回転させまた
は停止させるものである。ソレノイド36a〜3
6cのプランジヤ361は、復帰用ばね362が
嵌合されて、その先端部分が対応する係止レバー
37a〜37cの一端と係合される。各係止レバ
ー37a〜37cのほぼ中央部には、共通のレバ
ー軸38で軸支される。レバー軸38の両端は、
ボツクス35の両側面で固着される。係止レバー
37a〜37cは、その先端部分に爪状部371
が形成され、その爪状部が対応する回転ドラムに
固着されたラチエツト歯車32a〜32cと係合
して回転ドラムを停止させて、ロツク状態を保持
する。
なお、回転ドラム31a〜31cを回転駆動さ
せる場合は、モータ44を回転駆動させかつ各ソ
レノイド36a〜36cを電気的に付勢し、係止
レバー37a〜37cの爪状部とラチエツト歯車
32a〜32cとの係合状態を解除させることに
よつて行なわれる。
さらに、各回転ドラム31a〜31cの一方側
面に対向して、センサ支持部材39a〜39cが
設けられる。各センサ支持部材39a〜39c
(図示では39aのみを示す)には、対応する回
転ドラム31a〜31cの第1の被検出部330
〜339を検出するための第1の検出手段の一例
のセンサ461a〜461e(図示では461a
のみを示す)、および第2の被検出部33rを検
出するための第2の検出手段の一例のリセツト位
置(基準位置)検出用センサ462a〜462c
(図示では462aのみを示す)が装着される。
なお、図示では、センサを被検出部に対向させ
た場合を示すが、センサの発光部と受光部とを或
る角度だけ離して、投射光と反射光の光軸が被検
出部に対応するようにしてもよい。
第4A図および第4B図は回転ドラム表示器の
他の実施例の詳細図であり、特に、第4A図は1
つの回転ドラムの正面図を示し、第4B図はその
側面図を示す。この実施例の回転ドラム表示器3
0′が第3A図〜第3C図のものと異なる点は、
第1の被検出部および第2の被検出部を次のよう
に構成したことである。すなわち、この実施例の
回転ドラム31aに形成される第1の被検出部3
30′〜339′は、透孔を穿設することによつて
形成される。また、第2の被検出部33r′も同様
に透孔で形成される。そして、センサ支持部材3
9a′は、正面から見てコ字状に形成され、回転ド
ラム31aを挾むように設けられる。センサ支持
部材39′aの左右の辺の上端部分には、回転ド
ラム31aを挾んで発光部と受光部が設けられ、
それによつてセンサ461aが構成される。ま
た、第2の被検出部33r′に対応するセンサ支持
部材39a′の左右の辺の上端部には、リセツト位
置検出用センサ462aに含まれる投光部と受光
部とが形成される。すなわち、この実施例のもの
は、ドラム31aの透過孔によつて識別情報の形
成位置を検出するものである。その他の構成は、
第3A図ないし第3C図に示すものと同様である
ため、同一部分を同一参照符号で示しその説明を
省略する。なお、前記各回転ドラムと一体回転す
る円板を設け、その円板に前記第1の被検出部や
第2の被検出部を形成してもよい。
第5図は遊技制御回路の回路図である。この実
施例の遊技制御回路40は、開始指令信号発生回
路41、表示駆動回路42、停止信号発生回路4
3、モータ44およびソレノイド36a〜36c
を含む可変表制御手段の一列の可変表示駆動回
路、遅延回路45、表示状態検出回路46a〜4
6c、ヤクモノ開閉駆動手段47ならびにマイク
ロプロセツサ50を含む。
開始信号発生回路41は、各列の回転ドラム3
1a〜31cの回転駆動を開始指令するための信
号を発生するものである。この開始信号発生回路
41は、たとえばセーフ孔2a〜2cへの入賞玉
があることに応じて直ちに回転ドラムを回転駆動
させる場合であればセーフ孔2a〜2cへの入賞
した玉を検出する入賞玉検出器が用いられる。ま
た、セーフ孔2a〜2cへの入賞玉があつても遊
技者の所望のタイミングで回転ドラムを駆動させ
る場合であれば、開始信号発生回路41はセーフ
孔2a〜2cへ入賞した玉を検出する入賞玉検出
器、入賞玉検出器の出力を計数するカウンタを含
み、カウンタの計数値が回転ドラムを駆動可能な
所定数以上ありかつスタートスイツチ6の押圧に
よつて開始信号を発生するように回路構成され
る。停止信号発生回路43は、停止スイツチ7が
押圧されたとき停止信号を発生する回路、また
は、開始信号が発生されてから一定時間内に停止
スイツチ7が押圧されないときタイムアツプ信号
を導出するタイマによつて構成され、その停止信
号を駆動回路42に与える。
表示状態検出回路46a〜46cは、対応する
回転ドラム31a〜31cで表示される識別情報
をそれぞれ検出するものである。具体的には、表
示状態検出回路46aは、センサ461a、リセ
ツト位置検出用センサ462a、増幅器(AMP)
463aおよび466a、波形整形回路464a
および467a、ならびにカウンタ465aを含
む。ここで、センサ461aおよび462aは、
発光部(または投光部)および受光部を含む光電
センサである。センサ461aは第1の被検出部
330〜333を検出するのに用いられる。セン
サ462aは第2の被検出部33rを検出するの
に用いられる。カウンタ465aは、センサ46
1aの出力があるごとに加算動作し、センサ46
2aの出力があるごとにリセツト動作する4ビツ
トカウンタであつて、計数手段として働く。な
お、表示状態検出回路46bおよび46cは、4
6aと同様に回路構成されるので、図示のみでそ
の詳細な説明を省略する。
第6図はマイクロプロセツサおよびヤクモノ開
閉駆動手段の具体的なブロツク図である。マイク
ロプロセツサ50は、前記或る組合わせ有効列上
に並んだ前記各識別情報が前記特定の識別情報の
組合わせに関連する組合わせになつたことを判定
する組合わせ判定手段としての機能を有し、中央
処理装置(以下CPU)51、プログラム記憶用
メモリ(以下ROM)52およびデータ記憶用メ
モリ(以下RAM)53を含む。ROM52は、
回転ドラムで表示される識別情報の種類および組
合わせとその価値を判断するために用いられる設
定テーブル(設定記憶領域)を含むとともに、後
述の第9図に示すプログラムを設定記憶してい
る。ヤクモノ開閉駆動手段47は、開閉駆動回路
471およびヤクモノ開成用ソレノイド472を
含む。ここで、ソレノイド472は、その電気的
付勢によつて可変入賞球装置5のプレートを開成
させるものであつて、その連続的または間欠的な
付勢時間によつてプレートの連続開成時間または
間欠開閉繰返し時間、換言すれば入賞しやすい状
態の継続時間を制御する。マイクロプロセツサ5
0および開閉駆動回路471により、前記可変表
示装置の停止時に前記組合わせ有効列表示手段で
表示された組合わせ有効列上に並んだ前記各識別
情報が前記特定の識別情報の組合わせになつた場
合に、前記可変入賞球装置を前記第1の状態に駆
動制御する駆動制御手段が構成されている。
第7図はROM52の記憶領域の一部を図解的に
示した図である。ROM52は、第1の設定テー
ブル521および第2の設定テーブル522を含
む。設定テーブル521は、前記表示状態検出回
路46a〜46cに含まれるカウンタ465a〜
465cの計数値に基づいて、回転ドラム表示器
30の中段(表示部24a−24bに沿う方向)
で表示されている各列の識別情報に変換するもの
であつて、計数値別に対応する識別情報を設定記
憶している。設定テーブル522は、各列の回転
ドラム31a〜31cで表示される識別情報の組
合わせが横方向の1番目〜3番目(上段、中段、
下段)および斜め方向1番目、2番目(右斜め、
左斜め)の各方向別に、価値を付与された識別情
報の組合わせ種類を設定記憶するとともに、各組
合わせ種類ごとの価値データ(たとえば可変入賞
球装置5のプレートの開成時間)を記憶してい
る。この第7図の設定テーブル522に示されて
いるように、同じ識別情報A−A−Aが表示され
ているにもかかわらず、その識別情報が横方向の
組合わせ有効列上に成立した場合と斜め方向の組
合わせ有効列上に成立した場合とで付与される遊
技価値が異なる。なお、特定の組合わせが成立し
た組合わせ有効列にかかわらずすべて付与される
遊技価値を同一にしてもよい。
第8図はRAM53の記憶領域を図解的に示し
た図である。RAM53は複数の記憶エリアを含
み、少なくとも以下の記憶エリア531〜539
を含む。すなわち、エリア531、532および
533は、中段方向の回転ドラム31a,31b
および31cのそれぞれで表示されている識別情
報に対応するカウンタ465a,465b,46
5cの計数値を記憶するのに用いられる。エリア
534,535および536は、回転ドラム表示
器30で表示されている横方向1番目、2番目お
よび3番目(すわち上段、中段、下段)のそれぞ
れの組合わせによつて付与される価値データを記
憶するのに用いられる。エリア537および53
8は、斜め方向1番目(表示部26a,26bの
方向)および斜め方向2番目(表示部27a,2
7bの方向)の組合わせによつて付与される価値
データをそれぞれ記憶するのに用いられる。エリ
ア539は、各エリア534〜538で記憶され
ている方向別の識別情報の組合わせに基づく価値
データのうち、最大価値データを記憶するのに用
いられる。
第9図は回転ドラム表示器30の表示状態の判
別および表示状態に基づく価値付与の判別を行な
う動作プログラムのフローチヤートである。
第10図は第5図の動作説明の理解を助けるた
めのタイムチヤートである。
次に、第1図〜第10図を参照して、この実施
例の具体的な動作を説明する。
開始信号発生回路41が、セーフ孔2a〜2c
への入賞玉またはスタートスイツチ6の押圧に基
づいて開始信号を発生して駆動回路42に与え
る。応じて、駆動回路42はモータ44を回転駆
動させるとともに、ソレノイド36a〜36cを
付勢する。このため、モータ44が回転駆動する
と同時に、ソレノイド31〜31cが係止レバー
37a〜37cの一端を吸引して爪状部371と
各ラチエツト歯車32a〜32cとの係合状態を
解除させる。したがつて、各列の回転ドラム31
a〜31cは、モータ44の回転力によつて回転
駆動されて、その表示状態を変化する。このよう
な回転ドラムの回転駆動による識別情報の可変表
示状態が、表示窓22を通して遊技者に視認され
る。
このとき、センサ461aは被検出部330〜
339が到来するごとに、その電気的出力状態を
変化した信号を導出する。センサ461aの出力
が増幅器463aで増幅され、波形整形回路46
4aでパルス波形に整形されて、加算パルスとし
てカウンタ465aに与えられる。また、センサ
462aは、回転ドラム31aの被検出部33r
が到来するごとに、その電気的出力状態を変化し
た信号を導出する。この信号は増幅器466aに
よつて増幅され、波形整形回路467aによつて
パルス波形に整形されて、リセツトパルスとして
カウンタ465aに与えられる。カウンタ465
aは、加算パルスが与えられるごとにその計数値
を歩進し、リセツトパルスが与えられるごとにそ
の計数値をリセツト(すなわち0)する。
同様にして、表示状態検出回路46b,46c
に含まれるそれぞれのセンサ461b,462
b,461cおよび462cは、対応する回転ド
ラム31b,31cの被検出部330〜339,
33rを検出する。これによつて、回転ドラム3
1bの可変表示状態に基づいて、カウンタ465
bがその計数値を変化する。また、回転ドラム3
1cの可変表示状態に基づいて、カウンタ465
cがその計数値を変化する。しかし、CPU51
は、回転ドラム31a〜31cが回転駆動されて
識別情報を可変表示している期間中、遅延回路4
5から判定指令信号が与えられないので、カウン
タ465a,465bおよび465cの計数値を
読込まず、表示状態の判別を行なわない。
そして、前述のごとく回転ドラム31a〜31
cが回転駆動している状態において、停止信号発
生回路43が停止スイツチ7の操作またはタイマ
のタイムアツプ出力に応じて停止信号を発生す
る。応じて、駆動回路42は、ソレノイド31a
〜31cを消勢して係止レバー37a〜37cを
復帰させることによつて爪状部371とラチエツ
ト歯車32a〜32cとを係合させるとともに、
やや遅れてモータ44を停止させる。このため、
各列の回転ドラム31a〜31cで表示される識
別情報の可変表示動作が停止する。このとき、カ
ウンタ465a,465bおよび465cの計数
値は、各列の回転ドラム31a,31bおよび3
1cの横方向2番目(表示部24a,24b方
向)で表示されている識別情報に対応する計数値
を計数している。
停止信号の発生から遅延回路45で設定されて
いる一定遅延時間TDだけ遅れて、判定指令信号
が遅延回路45からCPU51に与えられる。応
じて、CPU51は第9図に示すフローチヤート
の動作を開始する。すなわち、ステツプ1におい
て、CPU51はカウンタ465aの計数値を読
込む。ステツプ2において、カウンタ465aの
計数値がエリア531へ書込まれる。ステツプ3
において、カウンタ465bの計数値が読込まれ
る。ステツプ4において、カウンタ465bの計
数値がエリア532へ書込まれる。ステツプ5に
おいて、カウンタ465cの計数値が読込まれ
る。ステツプ6において、カウンタ465cの計
数値がエリア533へ書込まれる。
続いて、ステツプ7において。横方向1番目、
すなわち横方向の上段で表示されている識別情報
の組合わせの種類が判断される。この判断は、具
体的には次のような処理によつて行なわれる。す
なわち、エリア531〜533のそれぞれで記憶
されている計数値が横方向の中段(表示部24
a,24bの方向)の識別情報に対応する計数値
であるので、横方向の上段のものに換算するため
に、各エリア531〜533に記憶されている計
数値にそれぞれ1が加算される。この加算された
各計数値の識別情報の種類が設定テーブル521
に基づいて判別される。そして、判別された各列
の回転ドラム31a〜31cの識別情報の組合わ
せの種類が設定テーブル522に設定されている
横方向1番目における価値を付与すべき種類か否
かが判断される。もし、価値付与すべき組合わせ
種類であることが判断されると、ステツプ8にお
いてその価値データが設定テーブル522から続
出されてエリア534へ書込まれる。なお、横方
向1番目の組合わせが価値を付与すべき種類でな
い場合は、エリア534へ価値を付与しないこと
を表わすデータ(0)が書込まれる。
ステツプ9において、横方向2番目、すなわち
横方向の中段で表示されている識別情報の組合わ
せの種類の判断が行なわれる。この判断は、エリ
ア531〜533に記憶されている各計数値に基
づいて、各回転ドラム31a〜31cの横方向中
段で表示されているそれぞれの識別情報を判断し
た後、それぞれの識別情報の組合わせが設定テー
ブル522で記憶されている横方向2番目におけ
る価値を付与すべき識別情報の組合わせ種類の中
にあるか否かを判断することによつて行なわれ
る。もし、その設定された種類の中にあることを
判断すると、ステツプ10においてその識別情報の
組合わせ種類によつて付与される価値データがエ
リア535へ書込まれる。
ステツプ11において、横方向3番目、すなわち
横方向の下段で表示されている識別情報に基づい
て、組合わせ種類の判断が行なわれる。この判断
は、次の処理によつて行なわれる。すなわち、エ
リア531〜533のそれぞれに記憶されている
計数値が中段のものであるので、これらの計数値
から1ずつ減算され、減算結果の値が設定テーブ
ル521で設定されているどの識別情報に該当す
るかを判別する。そして、各列ごとに判別された
識別情報の組合わせが、設定テーブル522で記
憶されている横方向3番目における価値を付与す
べき組合わせ種類に含まれているか否かの判断が
行なわれる。もし、価値を付与すべき組合わせ種
類であることを判断すると、ステツプ12において
その組合わせ種類によつて付与される価値データ
が読出され、エリア536へ書込まれる。
ステツプ13において、斜め方向1番目、すなわ
ち表示部26a,26bに沿う方向の組合わせ種
類の判断が行なわれる。この判断は、エリア53
1に記憶されている計数値から1だけ減算した
値、エリア532に記憶されている値およびエリ
ア533に記憶されている計数値に1を加えた値
のそれぞれが設定テーブル521に記憶されてい
るどの計数値に対応するかを求め、それぞれの計
数値から対応する識別情報が判断される。さら
に、判断された各列の識別情報が設定テーブル5
22で記憶されている斜め方向1番目の価値を付
与すべき種類の組合わせに含まれているか否かが
判断される。そして、価値を付与すべき組合わせ
種類であることを判断すると、ステツプ14におい
て、その組合わせ種類によつて付与される価値デ
ータが設定テーブル522から読出されて、エリ
ア537へ書込まれる。
ステツプ15において、斜め方向2番目、すなわ
ち表示部27a,27bに沿う組合わせ種類が判
断される。この判断は、エリア531の計数値に
1を加えた値、エリア532の計数値およびエリ
ア533の計数値から1を減算した値のそれぞれ
が設定テーブル521のどの計数値に対応し、各
計数値に対応する識別情報を読出すことによつて
各列の回転ドラムで表示されている斜め方向2番
目の識別情報が判断される。さらに、この識別情
報の組合わせが設定テーブル52に記憶されてい
る斜め方向2番目の価値を付与すべき組合わせ種
類に含まれているか否かが判断される。もし、価
値を付与すべき組合わせに含まれていれば、その
組合わせ種類に対応する価値データが設定テーブ
ル522から読出されて、エリア538へ書込ま
れる。
ステツプ17において、エリア534〜538で
記憶されている価値データのうち、どれが最大価
値かが判断される。ステツプ18において、判断さ
れた最大価値のデータがエリア539へ書込まれ
る。
その後、ステツプ19において、エリア539に
記憶されている価値データに基づく価値の付与制
御が行なわれる。たとえば、識別情報の組合わせ
種類によつて付与される価値が可変入賞球装置5
を開成できる時間である場合は、価値データすな
わち時間データが開閉駆動回路471に与えられ
る。開閉駆動回路471は、与えられた時間デー
タに基づいて、その時間だけソレノイド472を
付勢して、可変入賞球装置5のプレートを開成さ
せる。これによつて、遊技者は、回転ドラム表示
器30の表示状態の組合わせによつて、比較的高
い確率で1度に多量の賞品玉を獲得できる機会が
与えられることになる。なお、前記可変入賞球装
置は、第1の状態に駆動制御されている最中に予
め定められた特定の入賞領域に打玉が入賞するこ
とに基づいて、一定の限度回数の範囲内でその第
1の状態が繰返し継続制御されるよう構成しても
よい。また、前記ステツプ19で付与される遊技価
値は、特定の識別情報の組合わせが成立した段階
で直接所定個数の賞品玉を払出すものであつても
よい。
上述のように、この実施例によれば、識別情報
の形成位置に対応して第1の被検出部を形成し、
その数を計数することによつて表示窓で表示され
ている識別情報の種類または識別情報の組合わせ
種類を判断できるので、検出できる識別情報の種
類の数を増やすことができ、また1つのドラムの
うち表示窓を通して見える識別情報の数を複数に
しても表示されている識別情報の種類を判別でき
るなどの利点がある。
ところで、第5図に示す実施例では、表示状態
検出回路46a〜46cの4ビツトカウンタを含
む場合を述べたが、表示状態検出回路はこのよう
なものに限らず、各種の変形例が考えられる。
第11図は表示状態検出回路の他の実施例の回
路図である。この実施例の表示状態検出回路(た
とえば46a)が第5図と異なる点は、カウンタ
に代えてリングカウンタ468aを用いて、回転
ドラムの開始時から1回転する期間に第2の被検
出部33rの検出があつたときリングカウンタ4
68aの計数値をリセツトさせるようにしたもの
である。すなわち、この実施例では、開始信号発
生回路41が開始信号を導出すると、単安定マル
チ480aが回転ドラムの1回転期間に相当する
時間幅のパルスを発生してアンドゲート469a
に与える。このため、センサ462aの出力(す
なわち第2の被検出部33rの検出出力)は、回
転ドラム31aが1回転する期間に検出されたも
ののみがアンドゲート469aを介して初期リセ
ツトパルスとしてリングカウンタ468aに与え
られる。このとき、リングカウンタ468aはそ
の計数値をリセツト(0)とする。その後、セン
サ461aが被検出部330〜339のいずれか
を検出するごとに、加算パルスがリングカウンタ
468aに与えられる。しかし、リングカウンタ
468aは、回転ドラム31aの外周に描かれて
いる識別情報の数より1だけ少ない数(9)を計
数するごとに初期状態に戻されるので、結果的に
は数値0,1〜9を繰返して計数することにな
る。
第12図は表示状態検出回路のさらに他の実施
例の回路図である。この実施例では、停止信号が
発生されてからカウンタ465aを計数動作させ
るものである。すなわち、停止信号が発生される
と、単安定マルチ480aが回転ドラムの数回転
分の時間に相当するパルスを導出して、アンドゲ
ート481a,482aの一方入力として与え
る。このため、アンドゲート481a,482a
は、停止信号が導出された後に能動化される。ア
ンドゲート481aの他方入力には波形整形回路
464aの出力が与えられる。アンドゲート48
2aの他方入力には、波形整形回路467aの出
力が与えられる。アンドゲート481aの出力は
加算パルスとしてカウンタ465aに与えられ
る。アンドゲート482aの出力はリセツトパル
スとしてカウンタ465aに与えられる。このた
め、カウンタ465aは停止信号が与えられてか
らカウント動作し、回転ドラム31aの表示状態
に応じた計数値を計数する。このとき、停止信号
は遅延回路49を介して駆動回路42へ与えられ
る。遅延回路49は、停止信号が与えられてから
回転ドラムが少なくとも1回転する時間よりも長
くかつ単安定マルチ480aで設定されている一
定時間よりも短い遅延時間に選ばれている。した
がつて、回転ドラムの停止後の計数値がカウンタ
465aで保持されることになる。
なお、第11図および第12図では、1つのド
ラム31aに対する表示状態検出回路46aのみ
を示すが、他の回転ドラムは31b,31cに対
応する表示状態検出回路46b,46cも同様に
構成されるものとする。
ところで、上述の実施例では、回転体の一例と
して、回転ドラムの場合を述べたが、その他各種
の回転体であつても同様にこの発明の技術思想を
適用できる。たとえば、他の回転体としては、円
板の中心部に回転軸を設け、円板の周縁部分に近
い部分の一定角度ごとに識別情報を形成したもの
であつてもよい。その場合は、円板の裏面に第1
の被検出部および第2の被検出部が形成される。
さらに、上述の実施例では、回転表示器付遊技
機の一例として、パチンコ機の場合を述べたが、
その他の弾球遊技機や、スロツトマシンにもこの
発明の表示状態検出装置を適用できる。
[発明の効果] 本発明は、可変表示装置の停止時における前記
特定の識別情報の組合わせ成立のバリエーション
を豊富にすることができ遊技上の興趣を向上でき
る。しかも、その各識別情報の特定の組合わせが
成立した組合わせ有効列が遊技者に表示されてど
の組合わせ有効列に特定の組合わせが成立したか
が遊技者に表示されて成立した特定の組合わせを
容易に確認できるようになるとともに、特定の組
合わせが成立したことに基づく可変入賞球装置の
第1の状態への切換えの予告が遊技者に対して行
なわれるため、遊技者がその可変入賞球装置へ打
玉を入賞させるための打球操作に迅速に切換える
ことができ、可変入賞球装置の第1の状態への切
換わり当初からその可変入賞球装置を狙つた無駄
のない打球操作を行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の弾球遊技機の一
例のパチンコ機の正面図である。第2図は表示装
置の一例の正面図である。第3A図〜第3C図は
回転表示器の一例の回転ドラム表示器の詳細図で
ある。第4A図および第4B図は回転ドラム表示
器の他の例の詳細図である。第5図はこの発明の
一実施例の遊技制御回路および表示状態検出装置
のブロツク図である。第6図はマイクロプロセツ
サおよびヤクモノ開閉駆動手段の詳細なブロツク
図である。第7図はROMの記憶領域を図解的に
示した図である。第8図はRAM53の記憶領域
を図解的に示した図である。第9図はこの実施例
の特徴となる回転表示器の表示状態を判別するた
めの動作プログラムを示すフローチヤートであ
る。第10図は第5図の動作説明の理解を助ける
ためのタイムチヤートである。第11図および第
12図は表示状態検出回路の他の実施例の回路図
である。 図において、10はパチンコ機、20は表示装
置、30および30′は回転ドラム表示器、46
a〜46cは表示状態検出回路、47はヤクモノ
開閉駆動手段、50はマイクロプロセツサを示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 遊技者の打球操作に基づいて打玉が遊技領域
    に打ち込まれる弾球遊技機であつて、 複数種類の識別情報を可変表示する可変表示部
    が複数備えられ、予め定められた複数本の組合わ
    せ有効列上において、前記各可変表示部の各識別
    情報の組合わせが視認可能とされている可変表示
    装置と、 遊技者にとつて有利な第1の状態と遊技者にと
    つて不利な第2の状態とに変化自在な可変入賞球
    装置と、 前記遊技領域に打ち込まれた打玉に基づいて成
    立可能な所定の遊技状態が成立したことに基づい
    て前記可変表示装置を可変表示させた後停止制御
    する可変表示制御手段と、 前記各表示部で表示される前記各識別情報が予
    め定められた特定の識別情報の組合わせとなる組
    合せ有効列を表示する組合わせ有効列表示手段
    と、 前記可変表示装置の停止時に前記組合わせ有効
    列表示手段で表示された組合わせ有効列上に並ん
    だ前記各識別情報が前記特定の識別情報の組合わ
    せになつた場合に、前記可変入賞球装置を前記第
    1の状態に駆動制御する駆動制御手段とを含む、
    弾球遊技機。
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