JPS5943767A - ソ−タ−装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 画像形成装置から搬出される複写紙・転写紙・記録紙等
のシート材の分配・集積等を取扱うソーター装置に関す
るものである〇 一般に、ソーター装置は１０個から２０個程度（】） 又はそれ以−Ｌのシート材集積台（トレイ）からなるト
レイ群を有しており、画像形成装置から一定間隔に連続
搬出されてくるシート材をベルトによる搬送手段又は複
数のローラ手段もしくはこれらを組合せた搬送手段等に
よりトレイ群の所定トレイに順次搬送し集積して行くも
のである。これらソーターのうち、トレイ群を歩進的に
移動させて画像形成装置のシート材搬出口に所定のトレ
イが順次持ち来たされるようにしたタイプのものが々）
る。所で従来のそのようなソーターにおいては、トレイ
群は一定等間隔のトレイピッチで配置された多数のトレ
イを備えているので、該トレイ群の各トレイの入日は狭
いものであり、このことハ゛トレイ数が増すにつれてよ
り顕著になる。そこで該トレイ群の各トレイの入口から
正確に名トレイにシート材を搬送人させるためには、精
度良くトレイ群の所定トレイを画像形成装置の搬出口に
対応する位置にストッノさせると同時にローラ等によっ
てシート材を該トレイにガイドする必要がある。

しかしながら、そのために機構が複雑化し、装置ｔ　９
　） が大型化すると共に各トレイへのシート（オのｆ’ａｔ
載枚数の減少を余儀なくされ、高速処理に対応すること
ができないという欠点がある。

本発明は、これらの諸欠点を解消し、機構の複雑化、装
置の犬！１７１．１化を伴わずにトレイ入「１を拡げる
ことを可能にしたこの柚の新規なソーター装置を提供す
ることを目的とするものである。

上記本発明の目的のもとになされた本発明のソーター装
置は、各トレイ間に形状記憶合金部材を設け、シートを
搬入するトレイ間の形状記憶合金部材を選択的に通電５
加熱して変形させることによって、該トレイ間の間隔の
みを他のトレイ間の間隔よりも広げるように構成し、た
ことを特徴とするものである。

１′−Ｊ、下、本発明の具体的実施例を図に従って詳細
に説明する。本実ｈ１１１例では画像形成装置が複’、
’ｑ７機である場合を例にとる。

第１図は複写機に連接１７だ本発明に基づくソーター１
の側面図であり、第２図は同ソーター１の正面断面図で
ある。

図において２１は複写機本体２のシー　ト（オ搬出［１
からシート材Ｐを排出する排出ローラであり、排出され
たシートＰはトレイ群３を構成するトレイ３１ないし３
１ｏに順次一枚ずつ収納されていく。各トレイ３．　、
３２．・・・、３１ｏは両側に位置決めピン６を有し、
これらピン６け移動板７の溝７１及び側板８の溝８１に
はめ込まれ、トレイ群３の位置を規制している。移動板
７にはりイヤー９が接続さね、このワイヤー９はアイド
ルプリー１１を介してステッピングモータ１０のシリ−
に接続されており、これによりトレイ群３は一体的に歩
進的移動を行なうようになっている。支持板］２はその
一端が底＆１３に固定され、他の一端がトレイ群３の最
下位置のトレイ３１ｏＫ当接することによってトレイ群
３を支持する。トレイ３．３　、・・・、３１ｏに２ 各々設けられた突き当て部材４ａ及び４ｂはトレイ間の
間隔が必要以上に狭くなるのを防ぐもので、突き当て部
材４ｂはトレイに収納されたシートの先端揃えの機能を
も有する。

位置決めピン６付近のトレイ間にはバネ状の形状をした
形状記憶合金部材５が設けられ、隣り合うトレイ相互′
を連結している。各トレイ間に設けられた−に記形状記
憶合金部材５は各々独立に通′【イさＪ］得るように配
線されている。上記形状記憶合金部材５は、常温ではト
レイ間の間隔を最小υこ保つよう外長さに設定され、通
電加熱された時にはその数倍の長さに回りするようにあ
らかじめ形状を記憶させておく。制御部１４は複写機本
体２からの排紙タイミングに応じてステッピングモータ
１０の制御を行々うと同時に形状記憶合金部材５への通
電制御を行なう。接続アーム１５はソーター１と複写機
本体２とを接続し、複写機本体２からの制御信号を制御
部１４へ伝達するとともに両様１と２との相対的な位置
決めを行なうものである。

図において、複写機本体２から排出されたシート材Ｐが
トレイ３８に収納される様子が示されている。この時、
トレイ３７とトレイ３８の間に設けられた形状記憶合金
部材５７のみが通電加熱され、ｔ）らかじめ記憶された
形状に戻ることによってト（５） レイ３７とトレイ３８との間隔は広げられている。

これによりトレイ３８へのシート材の収納が容易になる
。

トレイ３８にシート材Ｐが収納された後、制御部１４か
らの信号によってステッピングモーター０が回転し、移
動板７を、従ってトレイ群３を、−トレイピッチ分だけ
上方に移動させると同時に形状記憶合金部材５７への通
電が停止し、次位の形状記憶合金部材５８への通電が開
始する。形状記憶合金部材の回復力は変形に要する力の
数倍にも達するため、形状記憶合金部材５　はトレイ３
８とトレイ３．の間の間隔を広げ始める。トレイ群３全
体の厚みは移動板７によって規制されているため、形状
記憶合金部材５７は変形を始め、トレイ３７とトレイ３
８０間の間隔は逆に狭くなってくる。そして最終的には
トレイ３８の突き当て部材４ｂはトレイ３７に当接し、
トレイ３８とトレイ３．の間の間隔はとり得る最大の間
隔まで広げられる。これによりトレイ３９は複写機本体
２から排出されるシート材Ｐを容易に収納する。

（６） その後、同様にトレイ群３を１トレ一ピツチ分ｌｅは上
昇させると同時に形状記憶合金部材５８への通電を停ｄ
：、　Ｌ、形状記憶合金部材５．′＼の通電を開始し、
トレイ３９とトレイ３１ｏとの間隔を広げ、複写機本体
からＵ１出されたシートＯＰがトレイ：３１゜に収納さ
れる。

以１−のようにしてトレイ３　からトレイ３１ｏまでシ ート が変換され、トレイ群３がトレイピッチづつ下刃Ｑこル
進せしめられるとともに形状記憶合金部材５’ｌ”　５
９　ｒ　５６　ｐ・・・、５１の順序で通電加熱され、
トＩ／イ３１ｏからトレイ３１までに該原稿についての
コピー即ちシート材Ｐが収納されてぃく０ 以上の構成ではトレイ群３のシート取り込ね側は一体的
に上昇もしくは下降を繰りかえすが、その反対側は支持
板１２によって支えられているためトレイの角度が変化
するだけで上昇，下降は行々わ寿い。このため、ステッ
ピングモーター０のトルク及び形状記憶合金部材５の回
復応力は支持板１２がない場合に比較すると少々くてす
む。また最上部の形状記憶合金部材５１は最−１部の形
状記憶合金部材５９に比較するとトレイ３２．３５，・
・・３１ｏの重さを受はガいので回復力は少なくてすむ
。

従って、形状記憶合金部材５，は最も回復力の大きなも
のを用い上位の形状記憶合金部材５８１　５，　、・・
・はど回復力の小さなものを用いればよい。

以上説明したように、本発明の構成によれば、構造及び
機構は極めて簡単になり、またシート材が搬入されるべ
きトレイと隣接トレイ２−の間隔のみを他のトレイ間の
間隔よりも広くすることができるのでトレイ群全体の厚
さを増さずにシートＨの搬入されるトレイの入口を犬き
くすることができ、シート材を容易に収納することがで
きる。従って本発明によって、小型でトレイ数が多く、
シートの積載枚数の多いソーター装置を提供することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のソーター〇実施例を示す側面図、第２
図は該ソーターの正面断面図である。 図中、 １・・・ソーター　　　　　　２・・・複写機本体３・
・・トレイ群３１〜３，。・・・トレイ５１〜５，・・
・形状配憶合金部材 ６・・・位置決めピン　　　　７・・・移動板８・・・
側板　　　　　　　　９・・・ワイヤー１０・・・ステ
ッピングモータ １１・・・ワイヤープーリ　　１２・・・支持板Ｐ・・
・シート材 （９〕

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のトレイよりなるトレイ群を移動手段により一体的
   に移動させて画像形成装置のシート材排出口（Ｃ対応す
   る位置に所定のトレイを順次持ち来たして該トレイにシ
   ート材を収納するようにしたソーター装置において、各
   トレイ間に形状記憶合金部材を設け、該形状記憶合金部
   材を選択的に通電加熱して嘗肴ネさせることにより、上
   記シート材排出口に対応する位置に持ち来たされたトレ
   イ間の間隔を広げるようにしたことを特徴とするソータ
   ー装置。