JPS5943640Y2 - 撮像管用偏向ヨ−ク - Google Patents
撮像管用偏向ヨ−クInfo
- Publication number
- JPS5943640Y2 JPS5943640Y2 JP17730377U JP17730377U JPS5943640Y2 JP S5943640 Y2 JPS5943640 Y2 JP S5943640Y2 JP 17730377 U JP17730377 U JP 17730377U JP 17730377 U JP17730377 U JP 17730377U JP S5943640 Y2 JPS5943640 Y2 JP S5943640Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deflection coil
- image pickup
- horizontal
- pickup tube
- deflection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は撮像管用偏向ヨークの改良に関するもので、撮
像管の電子ビームを水平方向および垂直方向に偏向する
水平偏向コイルおよび垂直偏向コイルの組立て精度を向
上させることを目的とする。
像管の電子ビームを水平方向および垂直方向に偏向する
水平偏向コイルおよび垂直偏向コイルの組立て精度を向
上させることを目的とする。
従来の撮像管の偏向ヨークの構成を第１図に示す。
同図は静電集束の例を示すもので、偏向ヨーりは水平偏
向コイル１および垂直偏向コイル２とアライメントコイ
ル３もしくはアライメント磁石と、これらのコイルを装
着するボビン４および磁気シールド板５から成る。
向コイル１および垂直偏向コイル２とアライメントコイ
ル３もしくはアライメント磁石と、これらのコイルを装
着するボビン４および磁気シールド板５から成る。
水平偏向コイル１および垂直偏向コイル２はそれぞれ半
円筒状に成形された一対のコイルから成り、それぞれ管
軸方向の長さは等しい。
円筒状に成形された一対のコイルから成り、それぞれ管
軸方向の長さは等しい。
これらのコイルはボビンの上に水平偏向コイル対、その
上に垂直偏向コイル対の順で組み立てられる。
上に垂直偏向コイル対の順で組み立てられる。
ここで、水平偏向コイル１の内径がボビンの外径と等し
く、垂直偏向コイル２の内径が水平偏向コイル１の外径
に等しければ、組み立てにおいて、水平偏向コイル１と
垂直偏向コイル２の同軸度は保障されるが、現実には製
造上の誤差、変形等で水平偏向コイル１の内径がボビン
４の外径と等しいとは限らず、また垂直偏向コイル２の
内径が水平偏向コイル１の外径に等しいとは限らない。
く、垂直偏向コイル２の内径が水平偏向コイル１の外径
に等しければ、組み立てにおいて、水平偏向コイル１と
垂直偏向コイル２の同軸度は保障されるが、現実には製
造上の誤差、変形等で水平偏向コイル１の内径がボビン
４の外径と等しいとは限らず、また垂直偏向コイル２の
内径が水平偏向コイル１の外径に等しいとは限らない。
したがって組み立てにおいて水平偏向コイルと垂直コイ
ルの同軸度に差ができ、特性のバラツキの原因となって
いた。
ルの同軸度に差ができ、特性のバラツキの原因となって
いた。
本考案は上述の欠点に鑑み、組み立て精度を向上させた
撮像管の偏向ヨークを提供するものである。
撮像管の偏向ヨークを提供するものである。
偏向コイルは半円筒状にプレス金型でもって成形される
が、巻線のスプリングバック作用等によりプレス金型の
そのままの形を保つことは難しく、経時的に変形が起る
。
が、巻線のスプリングバック作用等によりプレス金型の
そのままの形を保つことは難しく、経時的に変形が起る
。
そのようなコイルを積み重ねると誤差は２重に大きくな
る。
る。
一方ボビンの径の製造上の誤差はコイルの持つ上述の誤
差に比べると充分小さい。
差に比べると充分小さい。
本考案はこの点に着目しボビンにより、水平および垂直
偏向コイルの両方をそれぞれ位置ぎめするようにしたも
のである。
偏向コイルの両方をそれぞれ位置ぎめするようにしたも
のである。
すなわち、一方の偏向コイル、例えば垂直偏向コイル６
の管軸方向の長さを他方の偏向コイル、例えば水平偏向
コイルＩのそれより長くし、かつ垂直偏向コイル６の内
径を水平偏向コイル７の外径より大きくしている。
の管軸方向の長さを他方の偏向コイル、例えば水平偏向
コイルＩのそれより長くし、かつ垂直偏向コイル６の内
径を水平偏向コイル７の外径より大きくしている。
一方、ボビン８には水平偏向コイル１の内径と等しい外
径を持ち水平偏向コイルの内側と当接する部分９と、垂
直偏向コイルの内径と等しい外径を持ち垂直コイルの両
端の内側で当接する部分１０とを持って２段構造にして
いる。
径を持ち水平偏向コイルの内側と当接する部分９と、垂
直偏向コイルの内径と等しい外径を持ち垂直コイルの両
端の内側で当接する部分１０とを持って２段構造にして
いる。
このような構成にすることにより、コイルの組み立てに
おいて、水平偏向コイルと垂直偏向コイルはそれぞれボ
ビンの水平偏向コイルと当接する部分と垂直偏向コイル
と当接する部分とのみで当接し、水平偏向コイルと垂直
偏向コイルとが互に接することがない。
おいて、水平偏向コイルと垂直偏向コイルはそれぞれボ
ビンの水平偏向コイルと当接する部分と垂直偏向コイル
と当接する部分とのみで当接し、水平偏向コイルと垂直
偏向コイルとが互に接することがない。
したがって組み立てにおいて水平偏向コイルの変形ある
いは組み立て誤差の影響が垂直偏向コイルの位置精度に
およぶことがないので偏向ヨークの組み立て精度を向上
させることができる。
いは組み立て誤差の影響が垂直偏向コイルの位置精度に
およぶことがないので偏向ヨークの組み立て精度を向上
させることができる。
第１図は従来の撮像管用偏向ヨークの断面図、第２図は
本考案の一実施例における撮像管用偏向ヨークの断面図
である。 ６・・・・・・垂直偏向コイル、７・・・・・・水平偏
向コイル、８・・・・・・ボビン。
本考案の一実施例における撮像管用偏向ヨークの断面図
である。 ６・・・・・・垂直偏向コイル、７・・・・・・水平偏
向コイル、８・・・・・・ボビン。
Claims (1)
- 撮像管のターゲツト面上の光信号を電気信号として取り
出すべく、電子ビームを水平および垂直方向に走査する
ための水平偏向磁界および垂直偏向磁界を発生する水平
偏向コイルおよび垂直偏向コイルとそれらのコイルを装
着するボビンから成る撮像管用偏向ヨークにおいて、第
１の偏向コイル軸方向の長さを第２の偏向コイルのそれ
より長くし、かつ第１の偏向コイルの内側の径を第２の
偏向コイルの外側の径より大きくし、かつボビンに上記
第２の偏向コイルの内側に当接する部分と、上記第１の
偏向コイルの両端の内側で当接する部分とを設けたこと
を特徴とする撮像管用偏向ヨーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17730377U JPS5943640Y2 (ja) | 1977-12-27 | 1977-12-27 | 撮像管用偏向ヨ−ク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17730377U JPS5943640Y2 (ja) | 1977-12-27 | 1977-12-27 | 撮像管用偏向ヨ−ク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54101922U JPS54101922U (ja) | 1979-07-18 |
| JPS5943640Y2 true JPS5943640Y2 (ja) | 1984-12-25 |
Family
ID=29186674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17730377U Expired JPS5943640Y2 (ja) | 1977-12-27 | 1977-12-27 | 撮像管用偏向ヨ−ク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5943640Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-27 JP JP17730377U patent/JPS5943640Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54101922U (ja) | 1979-07-18 |
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