JPH0747786Y2 - 偏向ヨーク - Google Patents
偏向ヨークInfo
- Publication number
- JPH0747786Y2 JPH0747786Y2 JP4730690U JP4730690U JPH0747786Y2 JP H0747786 Y2 JPH0747786 Y2 JP H0747786Y2 JP 4730690 U JP4730690 U JP 4730690U JP 4730690 U JP4730690 U JP 4730690U JP H0747786 Y2 JPH0747786 Y2 JP H0747786Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deflection yoke
- coil
- deflection
- conducting wire
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はカラーテレビジヨン受信機及びデイスプレイ装
置に用いる偏向ヨークの構造に関する。
置に用いる偏向ヨークの構造に関する。
第４図は特公昭58−34712号公報に示される偏向ヨーク
の正面図であり、この図に示す従来装置は、偏向コイル
の導線を金型を介して巻回構成している。
の正面図であり、この図に示す従来装置は、偏向コイル
の導線を金型を介して巻回構成している。
上記従来技術は、くら型状にコイルを巻回形成する際、
金型を介して行うものであり、蛍光面側及び電子銃側に
設けられた複数個の導線嵌入溝を有するコイル枠につい
ては配慮されていなかつた。
金型を介して行うものであり、蛍光面側及び電子銃側に
設けられた複数個の導線嵌入溝を有するコイル枠につい
ては配慮されていなかつた。
本考案の目的は、蛍光面側及び電子銃側に設けられた複
数個の導線嵌入溝を有するコイル枠を介して、くら型状
に巻回構成する偏向ヨークにおいて、上下ラスター歪及
び水平偏向電力指数を改善することのできる偏向ヨーク
を提供することにある。
数個の導線嵌入溝を有するコイル枠を介して、くら型状
に巻回構成する偏向ヨークにおいて、上下ラスター歪及
び水平偏向電力指数を改善することのできる偏向ヨーク
を提供することにある。
上記目的を達成するために本考案では、コイル枠の蛍光
面側端部、即ち、前端部の導線渡りガイド部（フリン
ジ）の中央部を消除し、フリンジ中央部形状を凹形状ま
たは直線形状とし、このコイル枠の内面に偏向コイルを
くら型に巻回する構造としたものである。
面側端部、即ち、前端部の導線渡りガイド部（フリン
ジ）の中央部を消除し、フリンジ中央部形状を凹形状ま
たは直線形状とし、このコイル枠の内面に偏向コイルを
くら型に巻回する構造としたものである。
蛍光面側コイル枠のフリンジの中央部を削除することに
より、蛍光面側コイル枠のフリンジの導線は、中央部に
て直線状または凹状（この場合は、機械的に形状を形成
させる）に形成することができる。それによつて画面ラ
スター歪を補正することができる。
より、蛍光面側コイル枠のフリンジの導線は、中央部に
て直線状または凹状（この場合は、機械的に形状を形成
させる）に形成することができる。それによつて画面ラ
スター歪を補正することができる。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第１図は本考案の第１の実施例を示す偏向ヨークの正面
図である。第２図は第１図に示す偏向ヨークの側面図
で、一部破断して示す。第３図は本考案の第２の実施例
を示す。
図である。第２図は第１図に示す偏向ヨークの側面図
で、一部破断して示す。第３図は本考案の第２の実施例
を示す。
第１図および第２図に示すように、本実施例の偏向ヨー
ク１は、蛍光面側８端及び電子銃側７端に配置された複
数個の導線嵌入溝６を有するガイド部2a,2b及び導線渡
りガイド部2cからなるコイル枠２を介して、このコイル
枠２の内面にくら型に水平偏向コイル３を巻回して備え
ている。
ク１は、蛍光面側８端及び電子銃側７端に配置された複
数個の導線嵌入溝６を有するガイド部2a,2b及び導線渡
りガイド部2cからなるコイル枠２を介して、このコイル
枠２の内面にくら型に水平偏向コイル３を巻回して備え
ている。
かかる構造において、蛍光面側８端部のコイル枠の導線
渡りガイド部2cの中央部を、第１図に示すように削除
し、言い換えると中央部渡りガイド部を設けない構造と
することで、渡り部3c中央部を、機械的に矢印９の方向
より力を加え、凹形状とすることができる。この凹形状
により、上下ラスター歪，水平偏向電力指数の改善を達
成することができる。
渡りガイド部2cの中央部を、第１図に示すように削除
し、言い換えると中央部渡りガイド部を設けない構造と
することで、渡り部3c中央部を、機械的に矢印９の方向
より力を加え、凹形状とすることができる。この凹形状
により、上下ラスター歪，水平偏向電力指数の改善を達
成することができる。
なお、図中3aが導線、3bは渡り部、４は垂直偏向コイ
ル、５は磁気コアである。
ル、５は磁気コアである。
第３図は本考案の第２の実施例を示す渡り部3c形状を示
すものであるが、本実施例は第１図、第２図に示す第１
の実施例のように機械的力も加えず形成でき、第１の実
施例とはぼ同等の性能を得ることができる。
すものであるが、本実施例は第１図、第２図に示す第１
の実施例のように機械的力も加えず形成でき、第１の実
施例とはぼ同等の性能を得ることができる。
また、本考案の各実施例では、垂直偏向コイル４をトロ
イダル型に形成しているが、くら型に形成してもよい。
イダル型に形成しているが、くら型に形成してもよい。
以上説明したように、本考案によれば、導線の嵌入溝を
有したコイル枠を介して偏向コイルの導線をコイル枠の
内面にくら型状に巻回する偏向ヨークにおいて、蛍光面
側のフリンジ形状を凹状または直線状にできるので上下
ラスター歪のレベルを一層改善できる。
有したコイル枠を介して偏向コイルの導線をコイル枠の
内面にくら型状に巻回する偏向ヨークにおいて、蛍光面
側のフリンジ形状を凹状または直線状にできるので上下
ラスター歪のレベルを一層改善できる。
また、従来の円孔状のフリンジ形状と異なり、直線状ま
たは凹状にできるので、偏向ヨークを小型化でき、また
フリンジ部の損失が低減されるため、水平偏向電力指数
がより改善できる。
たは凹状にできるので、偏向ヨークを小型化でき、また
フリンジ部の損失が低減されるため、水平偏向電力指数
がより改善できる。
第１図は本考案の第１の実施例を示す偏向ヨークの正面
図、第２図は第１図の偏向ヨークの側面図、第３図は本
考案の第２の実施例の渡り部形状の正面図、第４図は従
来の偏向ヨークの正面図である。 １……偏向ヨーク、２……コイル枠、2a,2b,2c……ガイ
ド部、３……水平偏向コイル、3a……導線、3b,3c……
渡り部、４……垂直偏向コイル、５……磁気コア、６…
…導線嵌入溝、７……電子銃側、８……蛍光面側、９…
…機械的力。
図、第２図は第１図の偏向ヨークの側面図、第３図は本
考案の第２の実施例の渡り部形状の正面図、第４図は従
来の偏向ヨークの正面図である。 １……偏向ヨーク、２……コイル枠、2a,2b,2c……ガイ
ド部、３……水平偏向コイル、3a……導線、3b,3c……
渡り部、４……垂直偏向コイル、５……磁気コア、６…
…導線嵌入溝、７……電子銃側、８……蛍光面側、９…
…機械的力。
Claims (1)
- 【請求項１】陰極線管に取付けて使用し、複数個の導線
嵌入溝を有するガイド部を蛍光面側端および電子銃側端
に備えたコイル枠の内面に、偏向コイルの導線をくら形
に巻回して構成された偏向ヨークにおいて、蛍光面側端
側のコイル枠に、中央部を切り欠いた導線渡りガイド部
を設けたことを特徴とする偏向ヨーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4730690U JPH0747786Y2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | 偏向ヨーク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4730690U JPH0747786Y2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | 偏向ヨーク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH048248U JPH048248U (ja) | 1992-01-24 |
| JPH0747786Y2 true JPH0747786Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31563118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4730690U Expired - Lifetime JPH0747786Y2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | 偏向ヨーク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747786Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-08 JP JP4730690U patent/JPH0747786Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH048248U (ja) | 1992-01-24 |
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