JPH0727550Y2 - 偏向ヨーク - Google Patents
偏向ヨークInfo
- Publication number
- JPH0727550Y2 JPH0727550Y2 JP8732191U JP8732191U JPH0727550Y2 JP H0727550 Y2 JPH0727550 Y2 JP H0727550Y2 JP 8732191 U JP8732191 U JP 8732191U JP 8732191 U JP8732191 U JP 8732191U JP H0727550 Y2 JPH0727550 Y2 JP H0727550Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deflection
- ray tube
- cathode ray
- core
- deflection yoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば小型ビデオカ
メラ等に使用される陰極線管の偏向ヨークの改良に関す
る。
メラ等に使用される陰極線管の偏向ヨークの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えば小型ビデオカメラ
等に使用される陰極線管の偏向ヨークは、通常モータの
フィールドコイル用のコアに類似した偏向コアが用いら
れることが多い。
等に使用される陰極線管の偏向ヨークは、通常モータの
フィールドコイル用のコアに類似した偏向コアが用いら
れることが多い。
【0003】図2(a)、(b)はこの一例を示すもの
で、(1)は陰極線管、(2)は陰極線管(1)のネッ
クに装着された偏向コアであり、この偏向コア(2)の
内面部には軸心に沿って複数の溝(3)が形成されてい
る。また、この複数の溝(3)の形成により、複数の極
(4)も形成される。溝(3)内には、複数のコイル
(5)が配設され、このコイル(5)の両端部はそれぞ
れ偏向コア(2)の外部に引き出されている。
で、(1)は陰極線管、(2)は陰極線管(1)のネッ
クに装着された偏向コアであり、この偏向コア(2)の
内面部には軸心に沿って複数の溝(3)が形成されてい
る。また、この複数の溝(3)の形成により、複数の極
(4)も形成される。溝(3)内には、複数のコイル
(5)が配設され、このコイル(5)の両端部はそれぞ
れ偏向コア(2)の外部に引き出されている。
【0004】このような構成の偏向ヨークは陰極線管
(1)のネック外径の極く近傍まで偏向コア(2)によ
って磁路が形成されるため、偏向磁界は偏向コア(2)
の存在する範囲に集中的に分布すると考えられる。した
がって、高偏向能率が得られるとともに、磁界分布は偏
向コア(2)の磁化分布が支配的となり、コイル(5)
の形状による偏向歪は比較的軽減される。
(1)のネック外径の極く近傍まで偏向コア(2)によ
って磁路が形成されるため、偏向磁界は偏向コア(2)
の存在する範囲に集中的に分布すると考えられる。した
がって、高偏向能率が得られるとともに、磁界分布は偏
向コア(2)の磁化分布が支配的となり、コイル(5)
の形状による偏向歪は比較的軽減される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記のように、それぞ
れの陰極線管に適合した高性能な偏向ヨークを多種少量
生産するに適したこの構成も、近年陰極線管の高画質化
に伴い次のような不都合が発生してきた。即ち、偏向ヨ
ークに関連する電子光学的な収差の問題として、偏向に
伴う電子ビーム集束の焦点ぼけが画面上に発生する点で
ある。
れの陰極線管に適合した高性能な偏向ヨークを多種少量
生産するに適したこの構成も、近年陰極線管の高画質化
に伴い次のような不都合が発生してきた。即ち、偏向ヨ
ークに関連する電子光学的な収差の問題として、偏向に
伴う電子ビーム集束の焦点ぼけが画面上に発生する点で
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記事情によ
りなされたもので、偏向コアの陰極線管と対向する内面
に陰極線管の延長方向に延びる溝及び極が形成され、各
溝に鞍形に垂直及び水平偏向コイルが巻き込まれるよう
になし、前記偏向コアの極の形状を異なる様にすること
により、偏向に伴う電子ビーム集束の焦点ぼけが画面上
に生じない偏向ヨークを提供しようとするものである。
りなされたもので、偏向コアの陰極線管と対向する内面
に陰極線管の延長方向に延びる溝及び極が形成され、各
溝に鞍形に垂直及び水平偏向コイルが巻き込まれるよう
になし、前記偏向コアの極の形状を異なる様にすること
により、偏向に伴う電子ビーム集束の焦点ぼけが画面上
に生じない偏向ヨークを提供しようとするものである。
【0007】
【実施例】以下、この考案の一実施例について図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0008】図1(a)、(b)において、(1)は陰
極線管であり、この陰極線管(1)のネックには偏向コ
ア(6)が装着されている。この偏向コア(6)は、こ
の偏向コア(6)の陰極線管(1)と対向する内面に、
この陰極線管の延長方向に延びる8本の溝(7)及び陰
極線管(1)の軸心までの距離r1の極(4)と距離r2
の極(8)が形成されている。各溝(7)に鞍形に垂直
及び水平偏向コイル(5)が巻き込まれるようになされ
ている。なお、図1の例は陰極線管軸心までの距離が2
種類の場合であるが3種類の構成でもよい。
極線管であり、この陰極線管(1)のネックには偏向コ
ア(6)が装着されている。この偏向コア(6)は、こ
の偏向コア(6)の陰極線管(1)と対向する内面に、
この陰極線管の延長方向に延びる8本の溝(7)及び陰
極線管(1)の軸心までの距離r1の極(4)と距離r2
の極(8)が形成されている。各溝(7)に鞍形に垂直
及び水平偏向コイル(5)が巻き込まれるようになされ
ている。なお、図1の例は陰極線管軸心までの距離が2
種類の場合であるが3種類の構成でもよい。
【0009】
【考案の効果】以上説明したように本考案の偏向ヨーク
は、偏向に伴う電子ビーム集束の焦点ぼけが、偏向コア
の極の形状を偏向するのみで、画面上に生じない偏向ヨ
ークを提供できる。
は、偏向に伴う電子ビーム集束の焦点ぼけが、偏向コア
の極の形状を偏向するのみで、画面上に生じない偏向ヨ
ークを提供できる。
【図1】図1(a)は、この考案に係わる偏向ヨークの
一実施例を示す側面図、同図(b)は同図(a)の要部
を取り出して示す斜視図である。
一実施例を示す側面図、同図(b)は同図(a)の要部
を取り出して示す斜視図である。
【図2】図2(a)は、従来の偏向ヨークの一例を示す
側面図、同図(b)は、同図(a)の要部を取り出して
示す斜視図。
側面図、同図(b)は、同図(a)の要部を取り出して
示す斜視図。
1 陰極線管 2 偏向コア 3 溝 4 極 5 偏向コイル 6 偏向コア 7 溝 8 極
Claims (1)
- 【請求項1】 偏向コアの陰極線管と対向する内面に、
この陰極線管の延長方向に延びる、少なくとも8本の溝
及び極が形成され、各溝に鞍形に垂直及び水平偏向コイ
ルが巻き込まれるようになし、上記偏向コアの極が、少
なくとも2種類以上の陰極線管軸心までの距離ににより
形成されたことを特徴とする偏向ヨーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8732191U JPH0727550Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 偏向ヨーク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8732191U JPH0727550Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 偏向ヨーク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0531092U JPH0531092U (ja) | 1993-04-23 |
JPH0727550Y2 true JPH0727550Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=13911591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8732191U Expired - Lifetime JPH0727550Y2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 偏向ヨーク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727550Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP8732191U patent/JPH0727550Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0531092U (ja) | 1993-04-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |