JPS6029165Y2 - 撮像管用偏向ヨ−ク - Google Patents

撮像管用偏向ヨ−ク

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JPS6029165Y2
JPS6029165Y2 JP5682080U JP5682080U JPS6029165Y2 JP S6029165 Y2 JPS6029165 Y2 JP S6029165Y2 JP 5682080 U JP5682080 U JP 5682080U JP 5682080 U JP5682080 U JP 5682080U JP S6029165 Y2 JPS6029165 Y2 JP S6029165Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image pickup
pickup tube
deflection yoke
bobbin
deflection
Prior art date
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Expired
Application number
JP5682080U
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English (en)
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JPS56158064U (ja
Inventor
利英 田淵
達郎 平井
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP5682080U priority Critical patent/JPS6029165Y2/ja
Publication of JPS56158064U publication Critical patent/JPS56158064U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は撮像管用偏向ヨークに係り、撮像管ビーム軸、
集束レンズ軸、コリメートレンズ軸ト偏向磁界軸を一致
させ、図形歪、ビーム収支を減らすことができる撮像管
用偏向ヨークに関するものである。
まず初めに従来の撮像管用偏向ヨークを第1図により説
明する。
第1図における1はビジコン等の撮像管、2は信号引出
し用のターゲットリング、3は撮像管ステム、5は偏向
コイル、6はアライメントマグネット、4は偏向コイル
5等を取りつける樹脂製ボビンである。
7はボビン4の後方に設けたテーパー状舌片である。
8は信号引出し線、9はパーマロイ等による磁気シール
ド板である。
このような従来の構成においては撮像管1のガラスバル
ブ外径と偏向ヨークボビン4の内径の間には製造時の寸
法変化によっても撮像管1が偏向ヨーク10への挿入が
確保できるようにあらかじめ間隔を設けである。
従って後方に設けたテーパー状舌片7の存在にもかかわ
らずターゲット側では撮像管1の中心と偏向ヨーク10
との中心は一致することなく常に偏心し、この結果撮像
管1の中心軸と偏向コイル5の中心軸とは一致しない。
撮像管1の中心軸と偏向コイル5の中心軸とが一致しな
いということは撮像管1内の電子ビーム軸、収束レンズ
軸、コリメートレンズ軸等と偏向磁界軸とがずれること
を意味し偏向された電子ビームはターゲツト面上の特に
周辺においてビーム収支を伴ったり図形歪を伴うことに
なる。
特にターゲットにストライプフィルター等の色フィルタ
ーを内蔵する周波数分離方式等の単管方式カラー撮像管
において周辺におけるビーム収支と図形歪は画像周辺に
おいて色信号出力の低下を招き色ムラとなって現われ、
はなはだしい画質の低下を引き起こすものであった。
本考案はこれら従来例の欠点を改善し色ムラの少ない美
しいカラー画像を得ることができる撮像管用偏向ヨーク
を提供するものである。
第2図は本考案の撮像管用偏向ヨークの−実施例を示す
ものである。
11は撮像管、12はターゲットリング、13は撮像管
ステム、14は水平、垂直偏向コイル、15はアライメ
ントマグネット、16はターゲット信号引出し線、17
はパーマロイ等による磁気シールド板、18と19は偏
向コイル14等を取り付ける樹脂製ボビンである。
このボビン18と19は20の部分で2つに分かれてお
りそれぞれ別々に樹脂成形した後組み合わせたものであ
る。
21.22はそれぞれボビン18.19と一体成形され
先端が6片に分かれてかつ先端の内径が撮像管11のガ
ラスバルブ外径より小さく成形されたテーパー状舌片で
ある。
この舌片21,22は第3図のようにそれぞれ先端が樹
脂の弾力性を利用して自由に動きかつ元の位置にもどろ
うとする性質がある。
従って撮像管11が偏向ヨーク23に挿入されると前後
に設けた各々6片の舌片21,22のたわみによって撮
像管11は周辺より均等の圧力を受け、ボビン18.1
9の中心にささえられる。
従って撮像管11のガラスバルブの外径寸法に変化があ
っても常に撮像管11のガラスバルブの中心と偏向ヨー
ク23の中心とはターゲット側、およびステム側におい
て常に一致する。
すなわち、撮像管11の内部の電子ビーム軸、フォーカ
スレンズ軸、コリメートレンズ軸と偏向コイル14によ
る偏向磁界軸は一致することになる。
このようい偏向ヨークのボビンをターゲット側とステム
側に2分することにより容易にテーパー状舌片を樹脂成
形で設けた結果ターゲット周辺で発生するビーム収差、
図形歪の発生を減少し少ない色ムラを確保することがで
きるものである。
なお、第2図、第3図ではテーパー状舌片21.22は
それぞれターゲット側、ステム側に6片づつ設けた例を
示したが2片以上であれば十分である。
またボビン18.19の分離を20の部分で輪切り状に
行なった例を示したが、ボビンの長手方向の縦割りにし
ても同様の成形が可能である。
また第2図において撮像管11のターゲットリング12
はターゲット側テーパー状舌片21の先端に接触するよ
うに位置させることができるので撮像管1の軸方向の位
置決めの役割を共用させることができる。
かつこの時、ターゲットリング12周辺の樹脂を大幅に
減らすことができるのでターゲットリング12と磁気シ
ールド板17との間に発生する分布容量を減少すること
ができる。
これは樹脂のもつ比誘電率が大気の比誘電率のもつ1に
比べて大きいためである。
この結果ビデオ信号増幅器の入力分布容量が減少するの
がS/Nの良い映像信号を得ることができる。
このようにターゲット側に設けたテーパー状舌片21に
よりさらに撮像管11の軸方向の位置を決め、ターゲッ
ト分布容量を減らすことができ効果の大きいものである
次に第4図、第5図により本考案による他の実施例を示
す。
24はターゲット側のボビンで撮像管11のガラスバル
ブ外径より先端の内径が小さい樹脂製舌片25が4個ボ
ビン24と一体に成形されている。
26はステム側ボビンで偏向コイル14が装着される。
このボビン26には切欠き27が4個設けられており、
ボビン24の舌片25がボビン26に触れないで自由に
たわむために設けたものである。
このようにターゲット側のテーパー状舌片25はボビン
の中間部に設けても第2図と同様の効果が得られる。
の時ターゲットリング12の位置決め用には内径がボビ
ン26と同じ内径を有するボビン28を用いることがで
きる。
また、ボビン28は全周に設ける必要は無く幅の狭いも
のを一片ないし2片にとどめておけば十分である。
さらに第6図、第7図は他の実施例を示す。
29は撮像管ガラスバルブ外径より内径が小さくなるよ
うに成形された樹脂製舌片の一つを取り出した図である
この先端の外周方向に凸部30を設け、この凸部30を
外から押さえるようにバンド31を装着しビス32でこ
れを固定する。
このように構成すると撮像管11の中心を固定しかつ締
め付はバンド31がすべって移動しないでかつ撮像管1
1をビス32を締めることにより固定することができる
ものである。
従ってこの実施例によると色ムラ、図形歪の発生を抑さ
えるとともにさらに撮像管の固定を行なうことが可能な
ものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来の撮像管用偏向ヨークを示す半断面図、第
2図は本考案の撮像管用偏向ヨークの一実施例を示す半
断面図、第3図は同ボビンのテーパー状舌片の斜視図、
第4図は本考案による他の実施例を示す半断面図、第5
図は同要部の分解斜視図、第6図は本考案によるさらに
他の実施例を示す側面図、第7図は同要部斜視図である

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 樹脂からなり、かつ撮像管の外周部に配置さ
    れる偏向コイル組み立て用ボビンを2つまたはそれ以上
    に分割してターゲット側とステム側のボビンを構威し、
    かつそのボビンの片側に先端が撮像管のガラスバルブ外
    周より少し小さい内周を有するように成形したテーパー
    状舌片をそれぞれ2個以上設けてなる撮像管用偏向ヨー
    ク。
  2. (2)テーパー状舌片の先端が、撮像管ターゲットリン
    グの側面に接するように設けてなる実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の撮像管用偏向ヨーク。
  3. (3)テーパー状舌片の背面に凸部を一体成形し、この
    外周にバンドを装着しバンドの両端をビスで接合締めつ
    けてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の撮像管用
    偏向ヨーク。
JP5682080U 1980-04-24 1980-04-24 撮像管用偏向ヨ−ク Expired JPS6029165Y2 (ja)

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JPS56158064U JPS56158064U (ja) 1981-11-25
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