JP2585261B2 - 投射形ブラウン管装置 - Google Patents
投射形ブラウン管装置Info
- Publication number
- JP2585261B2 JP2585261B2 JP62099732A JP9973287A JP2585261B2 JP 2585261 B2 JP2585261 B2 JP 2585261B2 JP 62099732 A JP62099732 A JP 62099732A JP 9973287 A JP9973287 A JP 9973287A JP 2585261 B2 JP2585261 B2 JP 2585261B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- projection type
- coil
- cathode ray
- ray tube
- focusing coil
- Prior art date
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- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラープロジエクタなどに用いられる高精細
投射形ブラウン管装置に関するものである。
投射形ブラウン管装置に関するものである。
一般にブラウン管方式によるカラープロジエクタにお
いては、２管式あるいは３管式のように複数の各単色ブ
ラウン管によつて各色の画像を得てこれらの画像を投射
スクリーン上に投射してこのスクリーン上に各画素が合
成されたカラー画像を得るようにしている。
いては、２管式あるいは３管式のように複数の各単色ブ
ラウン管によつて各色の画像を得てこれらの画像を投射
スクリーン上に投射してこのスクリーン上に各画素が合
成されたカラー画像を得るようにしている。
このようなプロジエクタには、高精細投射形ブラウン
管を用いることが望まれるが、高精細投射形ブラウン管
は螢光面上での結像点の大きさ、すなわちフオーカス特
性は画像の鮮鋭度を左右するため、可能な限り小さくす
ることが行なわれている。
管を用いることが望まれるが、高精細投射形ブラウン管
は螢光面上での結像点の大きさ、すなわちフオーカス特
性は画像の鮮鋭度を左右するため、可能な限り小さくす
ることが行なわれている。
なお、このような高精細投射形ブラウン管装置の構造
は、例えば特開昭60−262337号公報等に記載されてい
る。
は、例えば特開昭60−262337号公報等に記載されてい
る。
しかしながら、この種の高精細投射形ブラウン管装置
は、電磁集束コイルが偏向ヨークとは分離し、ブラウン
管のネツク部上方などの指定位置に設定されている。こ
のため、ブラウン管のネツク軸に対してX,Y軸の基準点
が不明であり、また電磁集束コイルに傾きがあつて電子
ビームに与える影響について十分に配慮されておらず、
電子ビームが非点をもつたり、形状が真円とならないな
どのフオーカス特性の評価に問題があつた。
は、電磁集束コイルが偏向ヨークとは分離し、ブラウン
管のネツク部上方などの指定位置に設定されている。こ
のため、ブラウン管のネツク軸に対してX,Y軸の基準点
が不明であり、また電磁集束コイルに傾きがあつて電子
ビームに与える影響について十分に配慮されておらず、
電子ビームが非点をもつたり、形状が真円とならないな
どのフオーカス特性の評価に問題があつた。
したがつて本発明は、前述した従来の問題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、電子ビームの非点，形
状を改良し、フオーカス特性を正確に評価することがで
きる投射形ブラウン管装置を提供することにある。
されたものであり、その目的は、電子ビームの非点，形
状を改良し、フオーカス特性を正確に評価することがで
きる投射形ブラウン管装置を提供することにある。
本発明による投射形ブラウン管装置は、ブラウン管の
ネツク部に、電磁集束コイルを偏向ヨークとともに一体
化させたものである。
ネツク部に、電磁集束コイルを偏向ヨークとともに一体
化させたものである。
本発明においては、投射形ブラウン管ネツク軸（Ｘ
軸,Y軸）の基準点を偏向ヨークとし、電磁集束コイルと
偏向ヨークとを組み込み一体化することにより、電磁集
束コイルの傾きがなくなるとともに電子ビームの軌道が
電磁集束コイルの中心を通過することになる。
軸,Y軸）の基準点を偏向ヨークとし、電磁集束コイルと
偏向ヨークとを組み込み一体化することにより、電磁集
束コイルの傾きがなくなるとともに電子ビームの軌道が
電磁集束コイルの中心を通過することになる。
以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第１図（ａ），（ｂ）は本発明による投射形ブラウン
管装置の一実施例を示す側面から見た平面図，背面から
見た平面図である。同図において、投射形ブラウン管１
は内面に螢光面が形成されたパネル2,フアンネル３およ
び内部に電子銃が収納されたネツク４から構成されてい
る。また、ネツク４の外面には、水平偏向コイル５およ
び垂直偏向コイル６からなる朝顔状の偏向ヨーク７が絶
縁性のボビン８に巻設されて挿入され、さらにこのボビ
ン８の偏向ヨーク７後方延長上の締め付け領域8aにはリ
ング状の電磁集束コイル９が両端を一対のストツパ10a,
10bにより固定され一体化されており、このボビン８は
ネツク４の外面上に締め付け金具11およびネジ12により
締め付け固定されている。
管装置の一実施例を示す側面から見た平面図，背面から
見た平面図である。同図において、投射形ブラウン管１
は内面に螢光面が形成されたパネル2,フアンネル３およ
び内部に電子銃が収納されたネツク４から構成されてい
る。また、ネツク４の外面には、水平偏向コイル５およ
び垂直偏向コイル６からなる朝顔状の偏向ヨーク７が絶
縁性のボビン８に巻設されて挿入され、さらにこのボビ
ン８の偏向ヨーク７後方延長上の締め付け領域8aにはリ
ング状の電磁集束コイル９が両端を一対のストツパ10a,
10bにより固定され一体化されており、このボビン８は
ネツク４の外面上に締め付け金具11およびネジ12により
締め付け固定されている。
このような構成によれば、ボビン８上に巻設された偏
向ヨーク７後方のボビン８の延長上に形成される締め付
け領域8aに、電磁集束コイル９がその両端をストツパ10
a,10bで締め付け固定されるので、ブラウン管１のネツ
ク軸と電磁集束コイル９の中心軸とが一致し、傾きがな
くなり、電磁集束コイル９のネツク軸に対するX,Y,Z軸
方向の精度が向上し、電子銃から発射された電子ビーム
の軌道が電磁集束コイル９の中心を通過することにな
り、電子ビームの非点がなくなり、画面上下，左右のバ
ランスが良好となる。したがつてフオーカス特性の評価
のばらつきがなくなり、ブラウン管１自体のフオーカス
特性の評価効果が得られる。
向ヨーク７後方のボビン８の延長上に形成される締め付
け領域8aに、電磁集束コイル９がその両端をストツパ10
a,10bで締め付け固定されるので、ブラウン管１のネツ
ク軸と電磁集束コイル９の中心軸とが一致し、傾きがな
くなり、電磁集束コイル９のネツク軸に対するX,Y,Z軸
方向の精度が向上し、電子銃から発射された電子ビーム
の軌道が電磁集束コイル９の中心を通過することにな
り、電子ビームの非点がなくなり、画面上下，左右のバ
ランスが良好となる。したがつてフオーカス特性の評価
のばらつきがなくなり、ブラウン管１自体のフオーカス
特性の評価効果が得られる。
以上説明したように本発明によれば、投射形ブラウン
管のネツク部に偏向コイルと電磁集束コイルとを組み込
み一体化したことにより、ブラウン管のネツク軸と電磁
集束コイルの中心軸とが一致し、電磁集束コイルの中心
を電子ビームの軌道が通るので、電子ビームの非点がな
くなり、スクリーン上のフオーカス特性評価を向上させ
ることができる。
管のネツク部に偏向コイルと電磁集束コイルとを組み込
み一体化したことにより、ブラウン管のネツク軸と電磁
集束コイルの中心軸とが一致し、電磁集束コイルの中心
を電子ビームの軌道が通るので、電子ビームの非点がな
くなり、スクリーン上のフオーカス特性評価を向上させ
ることができる。
第１図（ａ），（ｂ）は本発明による投射形ブラウン管
装置の一実施例を示す側面から見た平面図，背面から見
た平面図である。 １……投射形ブラウン管、２……パネル、３……フアン
ネル、４……ネツク、５……水平偏向コイル、６……垂
直偏向コイル、７……偏向ヨーク、８……ボビン、９…
…電磁集束コイル、10a,10b……ストツパ、11……締付
バンド、12……ネジ。
装置の一実施例を示す側面から見た平面図，背面から見
た平面図である。 １……投射形ブラウン管、２……パネル、３……フアン
ネル、４……ネツク、５……水平偏向コイル、６……垂
直偏向コイル、７……偏向ヨーク、８……ボビン、９…
…電磁集束コイル、10a,10b……ストツパ、11……締付
バンド、12……ネジ。
Claims (1)
- 【請求項１】内面に螢光面が形成されたパネル部，ファ
ンネル部および内部に電子銃が収納されたネック部から
構成された投射形ブラウン管と、前記ネック部の外面に
水平偏向コイルおよび垂直偏向コイルが絶縁性のボビン
に巻設されて挿入された朝顔状の偏向ヨークと、この偏
向ヨークより前記電子銃側の指定位置に設定された電磁
集束コイルを備えてなる投射形ブラウン管装置におい
て、前記ボビン上に巻設された偏向ヨークより電子銃側
のボビンの延長上に形成された締め付け領域の外面に、
前記電磁集束コイルを、該電磁集束コイルの両端をスト
ッパにより締め付け固定させて、該偏向ヨークとともに
組み込み一体化させたことを特徴とする投射形ブラウン
管装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62099732A JP2585261B2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 投射形ブラウン管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62099732A JP2585261B2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 投射形ブラウン管装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63266732A JPS63266732A (ja) | 1988-11-02 |
| JP2585261B2 true JP2585261B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=14255222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62099732A Expired - Fee Related JP2585261B2 (ja) | 1987-04-24 | 1987-04-24 | 投射形ブラウン管装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2585261B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100398703B1 (ko) * | 1999-12-07 | 2003-09-19 | 주식회사 엘지이아이 | 브라운관용 편향 요크 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5625741A (en) * | 1979-08-07 | 1981-03-12 | Canon Inc | Image forming material |
| JPS58140955A (ja) * | 1982-02-16 | 1983-08-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 投写型テレビジヨン受像機 |
-
1987
- 1987-04-24 JP JP62099732A patent/JP2585261B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63266732A (ja) | 1988-11-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |