JPH0533494B2 - - Google Patents

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JPH0533494B2
JPH0533494B2 JP61099307A JP9930786A JPH0533494B2 JP H0533494 B2 JPH0533494 B2 JP H0533494B2 JP 61099307 A JP61099307 A JP 61099307A JP 9930786 A JP9930786 A JP 9930786A JP H0533494 B2 JPH0533494 B2 JP H0533494B2
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apertures
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
    • H01J29/48Electron guns
    • H01J29/51Arrangements for controlling convergence of a plurality of beams by means of electric field only

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、陰極線管に、特にカラー表示装置
に有用な型のカラー陰極線管に関するものであ
る。この発明は、複数のビームを発生するインラ
イン電子銃を一水平面内に配置した型の陰極線管
を用いた、自己集中形の陰極線管−ヨークの組み
合わせに特に適したものである。
〔発明の背景〕
インライン電子銃は、一つの共通平面内で3組
の電子ビームを発生し、それらのビームを集中ビ
ーム通路に沿つて螢光スクリン上の小さな面積の
点に投射するように設計されたものである。自己
集中形ヨークとは、ヨーク自体の外に集中手段を
必要とせず、ラスタ走査の間ビームを集中状態に
維持する特殊の磁界非均一性を有するように設計
されたヨークである。
1973年11月13日に、ヒユーズ(R.H.Hughes)
氏に付与された米国特許第3772554号に示されて
いるような、インライン電子銃の一つの型では、
電子ビーム集束用の主電子レンズは、第1、第2
の加速ならびに集束電極と称される2つの電極間
に形成される。これらの電極は、その底部を互い
に対向させて配置された2つのカツプ状部材を有
し、各カツプの底部には3個の開孔があり、3本
の電子ビームを通過させるようになつている。そ
のような電子銃では、中心ビームに対する外側ビ
ームの静的集中は、通常、第2集束電極にある外
側開孔を、第1集束電極にある外側開孔に対して
偏位させることにより達成している。
上記の電子銃を有するカラー映像管では、外側
電子ビームの水平方向のビームランデイング位置
が、電子銃に印加された集束電圧の変化に伴なつ
て変わることが判つた。従つてそのようなインラ
イン電子銃を改良し、集束電圧の変化に対するこ
の水平方向の集中感度を除去するか、あるいは少
くとも減少させることが望ましい。
さらに、全長の短い陰極線管を得るために一般
に、より大きな偏向角(90°以上の角)を有する
インラインカラー映像管を作ろうとする傾向があ
る。そのような大偏向角の映像管では、電子ビー
ムがスクリンの周辺部に向つて走査されるにつれ
て、過度に歪んだ状態になることが判つた。その
ような歪は、一般にフレアと称され、所望輝度の
心すなわち輝点から延びる望ましくない低輝度の
尾すなわちスミアとして、映像管のスクリン上に
現われる。そのようなフレア歪は、ビームが電子
銃を通過する時ヨークの偏向磁界の周縁部がビー
ムに及ぼす影響と、ヨークの偏向磁界自体の非均
一性とに少なくとも一部分起因している。
一般にそうであるように、ヨークの周縁磁界が
電子銃の領域まで延びると、ビームは電子銃の軸
から僅かに偏位させられ、電子レンズの一層収差
のある部分に偏向される可能性がある。その様に
なると、電子ビーム・スポツトからスクリンの中
心に向つて延びるフレア歪を生ずることが多い。
この状態はトロイダル垂直偏向コイルを有する自
己集中形のヨークにおいて特に面倒である。その
理由はトロイダル形コイルが可成り強い周縁磁界
を持つているためである。
自己集中形のヨークは、水平偏向角が増加する
につれてビームを漸増的に発散させるために、非
均一の磁界を呈するように設計される。この非均
一性はまた、個々のビーム内で電子の垂直方向集
中を生じさせるように働く。従つて、ビーム・ス
ポツトの心の上下に垂直方向に延びるフレアを生
じながら、ビーム・スポツトは、スクリンの中心
から水平方向に移動した点で過集中の状態にされ
る。
電子銃付近におけるヨークの周縁磁界の作用と
ヨークの磁界自体の非均一特性の両方に起因する
垂直方向フレアは、スクリンの端と隅における表
示映像の解像度を悪くする一因となる望ましくな
い状態である。
1985年4月23日および1985年6月11日に、それ
ぞれチエン(Chen)氏に付与された米国特許第
4513222号および第4523123号は何れも、集束電圧
の変化に対するインライン電子銃の外側ビームの
水平方向感度と、電子ビーム・スポツトの垂直方
向フレア歪の両方を同時に減少させるための、遮
蔽グリツドの構造を開示している。そこに開示さ
れた構造は、遮蔽グリツドの開孔と整列するよう
な関係に、遮蔽グリツドの制御グリツド側表面に
形成された複数の矩形の溝孔(スロツト)を利用
したもので、垂直面内のみで電子ビームに集中不
足を生じさせる非点収差の電界を作り、垂直方向
フレア歪を補正するようにしている。そのような
矩形溝孔構造は、1980年11月18日付でチエン氏他
に付与された米国特許第4234814号に記載されて
いる。
米国特許第4513222号に開示された遮蔽グリツ
ド構造は、集束電圧の変化による電子銃の主レン
ズ内の軸外れ部の屈折を補正するため、遮蔽グリ
ツドの第1集束電極側に形成した1対の再集中用
溝孔を利用している。この再集中用溝孔は、遮蔽
グリツドの外側開孔の近接してそれよりも内側に
形成されていて、遮蔽グリツドと第1集束電極間
の静電界ビーム通路を屈折させる作用を行なう。
特許第4523123号に開示された遮蔽グリツド構
造は、集束電圧の変化による電子銃の主レンズ内
の水平方向の集中感度を減少させるため、遮蔽グ
リツドの第1集束電極側の外側開孔に対して非対
称的に形成された1対の円形凹部を利用してい
る。この円形凹部は、遮蔽グリツドの中心開孔に
向つて正確に偏位させられている。
上記の構造は、垂直方向フレアを補正するため
に、遮蔽グリツドの一方の側上に遮蔽グリツド開
孔と整列した複数の矩形状溝孔を有し、さらに集
束電圧の変化による外側ビームの水平方向集中感
度を減少させるため、外側開孔の内側に形成され
た再集中用の溝孔か、または、遮蔽グリツドの上
記と反対側上に外側開孔に対して非対称的に形成
された円形凹部の何れかを有する。これらの構造
は、開孔に対して、再集中用の溝孔、および円形
凹部だけでなく、矩形状の溝孔も正確に位置づけ
することが必要であるため、製造原価が高くな
る。それ故に、垂直方向フレアと集束電圧の変化
に対する水平方向集中感度の両者を補正すること
ができ、しかも容易に、かつ安価に製造できる遮
蔽グリツドの出現が望まれている。
1985年5月28日付でヘツケン(van Hekken)
氏他に付与された米国特許第4520292号には、主
電子レンズに面する表面上に形成された凹部を持
つた屈折レンズを有する遮蔽グリツドが開示され
ている。周縁(リム)は電極の表面とほゞ63°の
角度をなし、遮蔽グリツド開孔が形成されている
凹部を取囲んでいる。この屈折レンズは、集束電
圧の変化に対する水平方向集中感度の補正を行
う。90°以上の偏向角を有する陰極線管の垂直方
向フレアを補正するために、この遮蔽グリツドに
面した制御グリツド側にはその開孔の各々と重畳
して一つの溝孔が設けられている。これらの溝孔
は制御グリツド開孔に対して対称的に配置され、
インライン電子銃の開孔面に直角の方向に延びて
いる。そのような制御グリツドの構造は、1985年
12月10付でベチス(Bechis)氏他に付与された
米国特許第4558253号に開示されている。この構
造は、垂直方向フレアと集束電圧の変化に対する
水平方向感度とをそれぞれ減少させるために、制
御グリツド中の溝孔と遮蔽グリツド中の凹部を正
確に形成することが必要である。電子銃の2個の
グリツド、すなわち制御グリツドと遮蔽グリツド
とを正確に形作ることは、フレアの減少と、集束
電圧の変化に対する水平方向集中感度の補正の両
方を行なう上記の遮蔽グリツド構造よりも一層費
用がかゝる。
〔発明の概要〕
この発明によれば、この陰極線管はスクリン面
に対するビーム通路に沿つて中心ビームと2本の
外側ビームを含む3本の電子ビームを投射するた
めのインライン電子銃を有する。上記の電子銃
は、電子ビームを発生させるための3個のカソー
ドと、電子ビームを集束させるため、そのカソー
ドと整列して連続して配置された制御グリツド、
遮蔽グリツド、主電子レンズで構成されている。
制御グリツド、遮蔽グリツド、主電子レンズはそ
れぞれ、電子ビームを通過させるため1平面内に
配置された1個の中心開孔と2個の外側開孔から
成る3個の互いに間隔をおいて整列した開孔を有
する。遮蔽グリツドは、遮蔽グリツド開孔、非対
称のビーム集束手段、屈折レンズ手段を含む有効
(フアンクシヨナル)グリツド領域を有する。非
対称のビーム集束手段は、横断方向を向くように
配置された、矩形状の溝孔からなる。その溝孔は
外側開孔間の間隔より大きな長さと、開孔の直径
より大きな巾を有する。屈折レンズ手段は、実質
的に矩形状の中心部分と実質的に3角形状の端部
分を含み、横断方向を向くように配置された凹部
分から成る。この凹部分は、その長さが電子ビー
ムの面内に延び、溝孔の長さと少なくとも同一の
長さを有し、その巾は電子ビームの面に実質的に
垂直方向に延び、溝孔の巾より実質的に大きい。
凹部分は、その凹部分の形状と一致する周縁(リ
ム)により囲まれている。その周縁の中央部は、
この遮蔽グリツドの中心開孔から遠く離れており
一方この周縁の3角形状の端部分は、この遮蔽グ
リツドの外側開孔に接近している。それによりこ
の凹部分内の静電界線を傾けてこの遮蔽グリツド
の外側開孔の近くの静電界に影響を与えている。
〔詳細な説明〕
第1図は角形カラー陰極線管10の平面図であ
り、角形のフアンネル部16によつて相互に接続
された角形のフエースプレート・パネルすなわち
キヤツプ12と管状ネツク部14から成るガラス
外囲器を有する。パネルは、観察用のフエースプ
レート18とフアンネル部16に封止された周辺
フランジすなわち側壁20とで構成されている。
モザイク状の3色螢光スクリン22がフエースプ
レート18の内面に支持されている。このスクリ
ン22は、陰極線管の高周波ラスタ線走査方向に
実質的に垂直(第1図の面に垂直)の方向に延び
る螢光体線を有する線スクリンであることが好ま
しいが、その代わりに、この技術分野で周知のド
ツト・スクリンであつてもよい。多孔色選択電極
すなわちシヤドウマスク24は、通常の手段によ
り、スクリン22に対し所定の間隔を隔てゝ取外
し可能に取付けられている。第1図に点線で略示
されている改良されたインライン電子銃26は、
ネツク部14の内側中心に取付けられていて3本
の電子ビーム28を発生させ、これを同一面上に
ある互いに隔つた集中通路に沿つて、シヤドウマ
スク24を通してスクリン22に投射する。
第1図の陰極線管は、ネツク部14とフアンネ
ル部16の接合部の近くで、それらを取り囲む形
で略示されているヨーク30のような、外部磁気
偏向ヨークとともに使用するように設計されてい
る。通電されると、ヨーク30は、スクリン22
上の矩形ラスタ内でビームを水平、垂直の各方向
に走査させる、垂直および水平方向の磁束に3本
の電子ビームをさらす。初期偏向面(偏向ゼロの
面)は、ヨーク30のほゞ中間点で第1図に線P
−Pで示されている。図を簡単にするため、第1
図には、偏向領域における偏向ビーム通路の実際
の湾曲は示されていない。
第2図は電子銃26の一部軸上断面を含む側面
図である。この電子銃は、銃を構成する種々の電
極が互いに平行関係に配置されている2本のガラ
ス支持棒32a,32bを持つている。電子銃2
6の諸電極は、同一平面上に等間隔に配置された
3個のカソード34(その内の1つのみが、第2
図の側面図に見える)、制御グリツド36(G1)
と遮蔽グリツド38(G2)から成るビーム形成
領域、および第1集束電極40(G3)と第2集
束電極42(G4)から成る主電子レンズを含ん
でいる。遮蔽カツプ44は、G4電極42の一端
に取付けられている。
各カソード34は、G1、G2、G3、G4電極の
各同一平面上にある開孔と互いに整列していて、
カソードから放出された電子がそれらの各開孔を
通過できるようになつている。開孔は1個の中心
開孔と2個の外側開孔より成る。電子は、互いに
異なる電位(たとえば0ボルトと+500ボルトと
+1000ボルトの間の電位)に保たれたG1、G2電
極36,38の相対向する開孔領域間に形成され
る各静電的ビーム形成レンズにより上記した3本
のビーム28に形作られる。スクリン22におけ
るビームの集束は、G3,G4電極40,42の隣
接した領域間に形成される主静電集束レンズによ
り、主に行なわれる。一例を挙げると、G3電極
40は、或る集束電位(例えば、+6500ボルト)
に維持され、この電位は、G4電極42に印加さ
れる電位(例えば、+25000ボルト)の約26%であ
る。
G3電極40は、開口端を互に対接させた2個
のカツプ状の素子40a,40bの組立体から成
る。集束電極用に用いられる材料(例えば、ステ
ンレス鋼)の透磁率に比較してより高い透磁率を
有する磁化可能の材料(例えば、52%ニツケル、
48%鉄からなるニツケル・鉄合金)から形成され
た磁気挿入体46が、G2電極38に近接してG3
電極40の内部に配置され、予備集束領域内にあ
るビーム通路28の一部分を磁界の作用から遮蔽
する。G4電極42もまた、開口端を対接させた
2個のカツプ状の素子42a,42bの組立体か
ら成る。素子42bの閉塞端は、遮蔽カツプ44
の開孔のある閉塞端に対接している。
これまで説明した範囲では、電子銃26は、
1982年1月29日付で、モレル(Morrell)氏他に
より出願された米国特許出願第343734号(特開昭
58−23148号対応)に記載されている電子銃に類
似している。しかしこの電子銃26は、モレル氏
他の特許出願による電子銃とつぎの点で異なつて
いる。すなわち、この発明の管のG1電極36は
開孔の領域の実効厚さが0.1mm(4ミル)となる
ように圧印されていて、開孔領域の実効厚さが
0.14mm(5.5ミル)であるように圧印加工された
後者のG1電極よりも、27.3%も薄肉である。こ
の事により、高電流時におけるスクリン上の輝点
寸法をより小さくすることができる。更に、モレ
ル氏他の構造における開孔径は0.615mm(25ミル)
であるが、この発明のG1電極36の開孔径は、
0.53mm(21ミル)である。この発明の構造では、
またモレル氏他の構造におけるG1開孔の各々の
間にある垂直溝孔を除去した。
第2図〜第5図を参照すると、G2電極は、G1
電極36側を向けた第1の表面50と、反対側の
第2表面52を有している。第1の表面50は、
有効グリツド領域54を有し、その領域内には、
非対称のビーム集束手段が形成されているが、そ
の手段は3個のカソード34の配列面に並んで管
軸を横断する向きに配置された矩形状の溝孔56
を持つている。第2の表面52もまた、有効グリ
ツド領域58を有し、その領域内には、とりわけ
管軸を横断する向きに配置された凹部分60を有
する屈折レンズ手段が形成されている。
第3図〜第5図に示すように、実質的に円形の
遮蔽グリツド開孔は、1個の中心開孔62と2個
の外側開孔64,66を含み、それらの開孔は遮
蔽グリツド38を貫通して延び、第1表面50に
形成された溝孔56と、第2の表面に形成された
凹部分60とを互いに連絡している。円形の遮蔽
グリツド開孔62,64,66は、主電子レンズ
に入るビームの対称形予備集束系を構成する。一
対の固定部材68がG2電極38の2つの対向辺
から外方に延びて、支持棒32a,32bへの取
付けを容易にしている。
周縁70は、凹部分60の形状と合致し、実質
的にそれに垂直をなし、凹部分を取り囲み、凹部
分と、有効グリツド領域58の間に延びている。
屈折レンズ手段を構成しているこの凹部分60と
周縁70とは、中心開孔62に関して対称的な形
状であるが、外側開孔64,66に関しては非対
称な形状である。
好ましい実施例では、遮蔽グリツドの開孔6
2,64,68の直径は0.53mm(21ミル)であ
る。隣接して対をなす開孔相互間の横方向間隔g
は、両中心間で5.08mm(200ミル)である。第4
図、第5図に示すように、凹部分60は、電子ビ
ームの配列面上で12.50mm(492ミル)の長さl1と、
電子ビームの配列面と実質的に直角方向に、中心
開孔62の位置で測つて3.81mm(150ミル)の巾
W1を有する。凹部分60は、中心開孔62の両
側から横方向外向きに約3.94mm(155ミル)広が
つていて、実質的に矩形状の中心部分を形成して
いる。凹部分60の両端は、水平線と約30°の角
θをなしているためほゞ3角形状をなし、その3
角形状両端部の各頂点は外側開孔64,66の各
中心から測つて約1.17mm(46ミル)の曲率半径R
をもつて滑らかにわん曲している。G2電極38
は約0.51mm(20ミル)の全体厚さを有し、これは
上記米国特許第4520292号に記載されているG2電
極より約0.21mm(8ミル)薄い。凹部分60の深
さ、a1は約0.15mm(6ミル)で、型押し(スタン
ピング)で形成され、その結果第4図に示すよう
に第1表面50から外方に凸出する対応隆起部分
72が形成される。第1表面50の有効グリツド
領域54内に形成された、管軸を横断する向きの
矩形状の溝孔56は、約0.71mm(28ミル)の巾
W2を有する。この溝孔の巾W2は、開孔62,6
4,66の直径より大きく、それらの開孔の上下
に対称的に形成されている。溝孔56の長さl2
約12.50mm(492ミル)で、この長さは外側開孔6
4,66相互間の間隔より大きい。この溝孔56
の長さl2は、第2表面52内に形成される凹部分
60の長さl1と同長またはそれ以上である。上記
した溝孔56は、開孔62,64,66に関して
非対称的に整列していて、すなわち、これら開孔
付近の溝孔の長さは、溝孔の巾より遥かに大き
い。溝孔56は、約0.25mm(10ミル)の深さa2
有し、G2電極の開孔62,64,66の各々に
通じている。第1表面50における溝孔56の長
さL2は第2表面52における凹部分60の長さl1
に等しいものとして示されているが、溝孔56
は、実際には以下説明するように、この実施例で
溝孔56によつて与えられる非対称ビーム集束作
用に悪影響を与えることなく凹部分の長さよりも
長くすることができる。
G2電極138の第2の実施例が第8図と第9
図に示されている。第2の実施例において第1の
実施例の構成素子と同一の構成素子にはその数字
符号の前に数字1を付けて示してある。第8図に
示すように、G2電極138は、実質的に矩形の
溝孔156より成る非対称ビーム集束手段が、凹
部分160とその周縁170とから成る屈折レン
ズ手段とG2電極の同じ側に形成されている点を
除いて、G2電極38と実質的に同一である。溝
孔156の端部は滑らかに湾曲していて、凹部分
160の3角形の端部分の頂点の曲率半径と一致
しており、その各端部の半径は1.17mm(46ミル)
である。その他の点ではこのG2電極138は、
すべてG2電極38と全く同一である。G2電極1
38は、溝孔156と凹部分160が、G3電極
40の方に向くように電子銃内に配置される。
〔動作原理〕
この電子銃26の動作を、G2電極の外側開孔
66を通過する1本の外側電子ビーム28につい
て説明する。G2電極38は、フレア歪を減少さ
せるための非対称ビーム集束手段を構成する溝孔
56と、集束電圧の変化に対する水平方向集中感
度を減少させる屈折レンズ手段を構成する、周縁
70の付いた凹部分60との組み合わせを具えて
いる。第6図および第7図に示したように、カソ
ード34から放出された電子は、回転対称形の電
界により、或るクロスオーバ点に集束されるが、
その電界はカソードに向つて円形のG1開孔に入
り込む集中性の電界線80を有する。第6図およ
び第7図に示すように、矩形溝孔56があるため
にG2開孔66の第1表面50のビーム入口側に
非点収差の電界が形成される。この電界は、水平
平面内で集中する電子に作用する場合、それが垂
直平面内で集中する電子に作用するのとは異つた
効果を与える。
第6図に示すように、この非点収差電界の発散
性の電界線82は、水平面内に在るが、比較的狭
いクロスオーバ角を形成するように電子ビーム線
を僅かに真直ぐに修正する作用を行なう。溝孔5
6が非対称形であるために、電界線82は開孔6
6の右側よりも左側で一層平坦になつている。し
かしG1電極36とG2電極38間の間隔が小さい
(約0.23mm)ため、この差異は電子光学的には微
細なものであり、電子ビームに悪影響を与えるこ
とはない。第6図に図示された電子軌道は、最外
側の電子線84が水平面上にあることを示してい
る。第7図は、垂直面内にある非点収差電界の発
散電界線86の第6図と同様な図を示すもので、
この電界線86は電界線82より一層鋭く曲つて
おり、そのため電界線82が生成する電界より一
層強力な電界を作る。その結果、垂直面内の最外
側の電子線88は、一層大きな直線化修正を受
け、そのため第6図に示した水平の電子線のクロ
スオーバー点よりも更に前方のクロスオーバ点に
一層狭いクロスオーバ角で集中する。上記の総合
結果として、水平方向に集中する電子線の最初の
線クロスオーバ90と、これよりも更に前方にあ
る垂直方向に集中する電子線の線クロスオーバ6
2から成る2部分クロスオーバーとなる。
こうして、G2電極の開孔62,64,66の
各々と通じる溝孔56は、陰極線管の螢光スクリ
ン上に線状に、または細長い点状に集束される水
平方向に集中する電子線と、一方集束不足で、事
実上螢光スクリンを越えて(より前方に)、線状
に、または細長い点状に集束される垂直方向に集
中する電子線とを有する複合ビームを作る。
スクリンの中心における電子ビーム・スポツト
は、水平方向の寸法より垂直方向の寸法の方が大
きいが、ビームが主集束レンズ、すなわち、電子
銃のG3電極40とG4電極42の間を通過する時
のビームの断面は丁度上記と逆の関係である。垂
直面内ではクロスオーバの角度が一層小さいから
そこ(主集束レンズ位置)では電子ビームの垂直
方向寸法は水平方向寸法よりも小さい。その結
果、ヨークの周縁磁界によりビームが垂直方向に
軸外れ偏向を受けても、それがビームに甚しい影
響を与えることはない。その理由は、ビームがレ
ンズの収差部分に全体的に入り込むことがないか
らである。従つて、ヨークの周縁磁界による垂直
方向のフレアは減少する。
更に、この複合ビームは垂直面内で集中不足状
態であるという特徴があるので、ヨークの磁界が
ビームに及ぼす垂直方向の集中過剰をこの集中不
足特性が補正することになる。従つてスクリンの
中心を外れた位置における電子ビームの上下の垂
直方向フレアは著しく減少する。
第6図に示すように、水平面内に在る電界線9
4は、電子銃26のG2電極38とG3電極40の
間に延びている。図示の電子銃26では、G2電
極38とG3電極40間の距離は、約1.22mmの程
度である。周縁70が外側開孔66に近接してい
ることおよびG2電極38とG3電極40間に電圧
差のあることと共に、電極38の凹部60の非対
称形状と深さも、また、凹部分60内で水平方向
の電界線94を傾斜させて、外側電子ビームの近
くの静電界に影響を与えるような屈折レンズを形
成する。
例えば、もしG3電極40の集束電圧を一層正
にする一方、G4電極42の電位を不変にしてお
くと、G3−G4から成る主電子レンズは弱くな
り、外側ビームは外に向つて集中不良となる傾向
になる。同時に、G2電極38の固定電位に対し
てG3電極の集束電圧を増大させると、G2−G3レ
ンズの作用が強化される。G2電極38とG3電極
40間に形成される静電界は、外側ビームがG2
電極38の開孔を通過するときに、電界線94が
この外側電子ビームを中心電子ビームに向つて水
平方向に集中させるように、強い歪を受ける。こ
の状態が第6図に示されている。こうして、この
屈折レンズは、主電子レンズ内で起る集中不良を
補正する。
同様に、もしG3集束電圧を低下させると、G3
−G4の主電子レンズは強められ、外側ビームは
内側に集中する傾向になる。同時に、G3電極4
0の集束電圧をG2電極38上の固定電位に対し
減少させると、G2−G3のレンズ作用が弱くな
り、電界線94は強い歪を受けることがなく、外
側電子ビームは、G2電極38の開孔を通過した
後、中心ビームから外側に向い集中不良となる傾
向を示す。
上記構成による正味の効果は、集束電圧の変化
により、主電子レンズ内に惹き起される。すなわ
ちG3電極40とG4電極42の間に発生する如何
なる変化をも相殺する補正電界を、G2電極38
とG3電極40の間にこの屈折レンズ手段が生成
なることである。
第7図に示すように、凹部分60は垂直面上で
対称的でありかつ開孔66と周縁70の間の垂直
方向間隔は相当に大きいので、垂直面内に在る電
界線96は、開孔66に対して対称的であり、3
本の電子ビームが垂直方向に乱されることはな
い。すなわち、この屈折レンズ手段は、集束電圧
の変化に対して外側電子ビームの水平方向の集中
のみに影響を与える。上記した効果の強さは、凹
部分60の深さ、3角形状端部の半径、G2とG3
電極間の電界強度により支配される。この電界強
度は、G2とG3電極間の電圧差を両者間の距離で
除したものとして定義される。3角形状端部の半
径が大きければ大きい程、電子ビームの通路に影
響を与えるためには、周縁70を外部開孔72か
らより遠くに離し、凹部分は一層深くしなければ
ならない。
G2電極の開孔64を通過する、他の外側電子
ビームに対しても上記と同じ効果が生じる。
第2の実施例では、溝孔156がG2電極13
8の高電圧側に位置しているので、電子は、G3
電極上の電圧の影響を受けてより高速度で運動す
る。従つて、溝孔56がG2電極38の低電圧側
に形成されていて、電子が非対称電界中を、より
低い速度でより長い時間をかけて進行する第1の
実施例における場合よりも、この第2の実施例に
おける非対称ビーム集束作用は弱いものとなる。
屈折レンズの作用はG2電極38について上記し
た通りである。
それぞれ、3個のビーム形成開孔全部を横切つ
て延長し屈折レンズ手段と整列している1個の非
対称ビーム集束用溝孔56と156を有する上記
のG2電極38と138は、前述した米国特許第
4513222号および第4523123号に開示されているよ
うな在来の構造、すなわち各開孔の周りに別々の
ビーム集束用溝孔が形成されている構造よりも優
れている。この在来の構造において、開孔または
反対側の表面上に形成された屈折レンズ手段の何
れかに対して、溝孔の1つが整列不良である場合
には、電子ビームの望ましくない不揃いを生じ
る。3個の開孔のすべてを横切つて延び、かつ屈
折レンズ手段に正確に整列した1つの非対称ビー
ム集束用溝孔を形成することにより、上記従来の
構造で遭遇する諸問題は軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施した陰極線管の一部軸
断面で示した平面図、第2図は第1図に破線で示
した電子銃の一部軸断面で示す側面図、第3図は
第2図の線3−3で表わす面から見た遮蔽グリツ
ドの拡大正面図、第4図は第3図の線4−4で表
わす面における遮蔽グリツドの拡大断面図、第5
図は第3図の線5−5で表わす面における遮蔽グ
リツドの拡大断面図、第6図は水平面内における
電子ビームの形成状態を示すための第3図の線6
−6で表わす面における拡大断面図、第7図は垂
直面内における電子ビームの形成状態を示すため
の第3図の線7−7で表わす面における拡大断面
図、第8図は遮蔽グリツトの第2の実施例の拡大
正面図、第9図は第8図の線9−9で表わす面に
おける遮蔽グリツドの拡大断面図である。 10……陰極線管、22……映像スクリン(3
色螢光スクリン)、26……インライン電子銃、
28……電子ビーム、34……カソード、36…
…制御グリツド、38,138……遮蔽グリツ
ド、62……中央開孔、64,66……外側開
孔、54,58……有効グリツド領域、56,5
8……矩形状溝孔、l2……矩形状溝孔の長さ、2g
……外側遮蔽グリツド開孔相互間の間隔、W2
…矩形状溝孔の幅、60,160……凹部分、l1
……凹部分の長さ、W1……凹部分の幅、70,
170……周縁(リム)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 映像スクリンと、1本の中心ビームと2本の
    外側ビームを含む3本の電子ビームを上記スクリ
    ンへのビーム通路に沿つて投射するインライン電
    子銃とを具備する陰極線管であつて; 上記電子銃は、 上記3本の電子ビームを発生させる3個のカソ
    ードと、 それぞれ、電子ビームを通過させるために一平
    面上に配置された中央開孔と2個の外側開孔とよ
    り成る互いに間隔をおいて整列した3個の開孔を
    有し、上記カソードと整列関係に順次配設されて
    上記電子ビームを集束するための、制御グリツ
    ド、遮蔽グリツドおよび主電子レンズと、を具
    え、 上記遮蔽グリツドは、遮蔽グリツド開孔とフレ
    ア歪を減少させるための非対称ビーム集束手段と
    屈折レンズ手段とを含む有効グリツド領域を有し
    ており、上記非対称ビーム集束手段は、遮蔽グリ
    ツドの外側開孔相互間の間隔よりも大きな長さと
    遮蔽グリツドの開孔の直径よりも大きな幅とを有
    し管軸を横断する向きに形成された矩形状の溝孔
    より成り、 また、上記屈折レンズ手段は、実質的に矩形状
    の中央部と実質的に3角形状の両端部を有し、上
    記電子ビームの配列平面上で測つた長さが上記溝
    孔の長さと同等またはそれ以下でありまたこの配
    列面と実質的に直角方向に測つた幅が上記溝孔の
    幅より実質的に大であるような、管軸を横断する
    向きに配設された凹部分より成り、 この凹部分はその形状と一致した周縁により囲
    まれており、この周縁の中央部は上記遮蔽グリツ
    ドの中央開孔から離れているが3角形状の両端部
    は上記遮蔽グリツドの両外側開孔にそれぞれ接近
    しており、それによつて上記凹部分内の電界線を
    傾斜させて両外側の上記ビーム通路近くの静電界
    に影響を及ぼすように構成されている、陰極線
    管。
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