JPS5943445Y2 - 消音器 - Google Patents
消音器Info
- Publication number
- JPS5943445Y2 JPS5943445Y2 JP6743781U JP6743781U JPS5943445Y2 JP S5943445 Y2 JPS5943445 Y2 JP S5943445Y2 JP 6743781 U JP6743781 U JP 6743781U JP 6743781 U JP6743781 U JP 6743781U JP S5943445 Y2 JPS5943445 Y2 JP S5943445Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- sound
- muffler
- internal
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は消音器に関する。
従来機関の消音器は、■一般に消音器は鋼板で作られる
ため、排気音が管壁を透過してくる透過音、■排気が管
壁に当るための管壁の振動によって生ずる二次放射管、
■一般に機関排気音は低周波成分が主体のため低周波の
音響エネルギーによ２て消音器本体を振動させる発生さ
せる二次放射音等のため消音器の減音量が大きくても、
みかけの減音量は小さくなってしまう。
ため、排気音が管壁を透過してくる透過音、■排気が管
壁に当るための管壁の振動によって生ずる二次放射管、
■一般に機関排気音は低周波成分が主体のため低周波の
音響エネルギーによ２て消音器本体を振動させる発生さ
せる二次放射音等のため消音器の減音量が大きくても、
みかけの減音量は小さくなってしまう。
オた消音器は屋内に設置されることもあるが、スペース
の制約のため屋外に設置しなければならない場合がある
。
の制約のため屋外に設置しなければならない場合がある
。
この場合消音器本体にラギング（断熱性被覆）を施すが
、境界線との距離がなかったり、また騒音規制値がきび
しい場合等には十分な効果が得られなかった。
、境界線との距離がなかったり、また騒音規制値がきび
しい場合等には十分な効果が得られなかった。
この考案は消音器管壁からの透過音を防ぎ、また振動に
よる本体からの二次放射音の発生を防ぐためのものであ
って、防振バネを介して連結した内外二重の消音室の内
部消音室に排気の入口管と出口管を直角に挿入し、その
中間に仕切壁を設けたもので、排気音の消音器管壁から
の透過を二重構造によって防ぐことができ、排気や排気
管による振動の発生は防振バネによって外部への伝搬を
防ぎ、二次者の発生を防ぐことができる。
よる本体からの二次放射音の発生を防ぐためのものであ
って、防振バネを介して連結した内外二重の消音室の内
部消音室に排気の入口管と出口管を直角に挿入し、その
中間に仕切壁を設けたもので、排気音の消音器管壁から
の透過を二重構造によって防ぐことができ、排気や排気
管による振動の発生は防振バネによって外部への伝搬を
防ぎ、二次者の発生を防ぐことができる。
従ってこの考案によりみかけの減音量は大きくなり、オ
た屋内設置の場合でも断熱被覆の必要がなく、外部への
熱の伝導は小さくなり、消音器外板の温度上昇を防ぎ、
安全な消音器を得たものである。
た屋内設置の場合でも断熱被覆の必要がなく、外部への
熱の伝導は小さくなり、消音器外板の温度上昇を防ぎ、
安全な消音器を得たものである。
図について説明すれば、第１図はこの考案の消音器の側
断面図を示し、消音器１０は防振バネＩを介して連結さ
れた内部消音室５と外部消音室６とからなり、機関から
の排気を導入する入口管１と排気出口管２は内外消音室
の壁を貫いて内部消音室に第３図以降に示す如−く開口
している。
断面図を示し、消音器１０は防振バネＩを介して連結さ
れた内部消音室５と外部消音室６とからなり、機関から
の排気を導入する入口管１と排気出口管２は内外消音室
の壁を貫いて内部消音室に第３図以降に示す如−く開口
している。
第２図は第１図を矢印Ｒ方向からみた平面図を示してい
る。
る。
第３図以降は内部消音室の各種の実施例を示し、第３図
の例では内部消音室５の外板９は内側に吸音材８が内張
すされており、外方から機関からの排気の入口管１と出
口管２が導入されている。
の例では内部消音室５の外板９は内側に吸音材８が内張
すされており、外方から機関からの排気の入口管１と出
口管２が導入されている。
両者は図示の如く直角に配置され、その開口先端は圧力
損失を小さくするため図示の如く斜めに切り落してチ・
＜方が望ましい。
損失を小さくするため図示の如く斜めに切り落してチ・
＜方が望ましい。
内部消音室の中央にはやはり吸音材を張られた仕切壁３
が延びていて、室内で、図示の如くＡ室、Ｂ室及びそ１
を連結する通路Ｃを形成する。
が延びていて、室内で、図示の如くＡ室、Ｂ室及びそ１
を連結する通路Ｃを形成する。
室Ａの部分で断面積が急に増大するため、膨張型消音器
を形成して釦り、入口管１から導入された機関排気はま
ずそこで消音さ幻る。
を形成して釦り、入口管１から導入された機関排気はま
ずそこで消音さ幻る。
そして内部消音室５の側壁５′の部分に当たった排気は
１８０度方向を転向し、ついで９０度転向して図示のＣ
の部分を直進し、曲りの効果で低周波数の音が減音され
る。
１８０度方向を転向し、ついで９０度転向して図示のＣ
の部分を直進し、曲りの効果で低周波数の音が減音され
る。
更に通路部分Ｃを経て室Ｂがもう一つの膨張型消音器を
形成していて減音する。
形成していて減音する。
第４図に示す男１庚施例では通路Ｃの部分に案内板４を
摩りつけ、連絡通路Ｃを吸音ダクトに構成し、高周波音
を減音する。
摩りつけ、連絡通路Ｃを吸音ダクトに構成し、高周波音
を減音する。
第５図に示す実施例は第４図の変形であって、入口管１
と、出口管２が室Ａにおいて交叉しているが、作用は第
４図の場合と同様である。
と、出口管２が室Ａにおいて交叉しているが、作用は第
４図の場合と同様である。
オだこの考案の消音器は外部消音室６と内部消音室５の
二重構造であって、防振バネＩで連結しであるが、内部
消音室５と外部消音室６の膨張差によるねじれを防ぐた
め、防振バネの一端の座７′は外部消音室に固定し、他
端７″は内部消音室とは接触させてかくのがよい。
二重構造であって、防振バネＩで連結しであるが、内部
消音室５と外部消音室６の膨張差によるねじれを防ぐた
め、防振バネの一端の座７′は外部消音室に固定し、他
端７″は内部消音室とは接触させてかくのがよい。
更に両消音室はバネを介して連結しであるので消音器表
面からの固体音の発生を防ぐものである。
面からの固体音の発生を防ぐものである。
防振バネＩのバネ定数は
ｆｎ＝±ｖ／／Ｔ″ ｆ／ｆ ｎ：＞ｖ’Ｔ δ＝＝
＋５１＋δ２２π δ で表される。
＋５１＋δ２２π δ で表される。
但しｆ：内部消音室の振動、機関等の基本周波数、ｆｎ
：バネ系の固有振動数 δ１：初期のたわみ δ２：熱膨張によるたわみ 低周波領域から防振効果を得るためにはｆｎをできるだ
け小さくする必要がある。
：バネ系の固有振動数 δ１：初期のたわみ δ２：熱膨張によるたわみ 低周波領域から防振効果を得るためにはｆｎをできるだ
け小さくする必要がある。
従って固有振動数を小さくするためにはたわみδを大き
くすることが必要で内部消音室の重量を大きくするか、
又はバネ定数を小さくする。
くすることが必要で内部消音室の重量を大きくするか、
又はバネ定数を小さくする。
しかし必要以上に重量を増すことは不経済であるばかり
かバネのたわみによる疲労の問題が生じる。
かバネのたわみによる疲労の問題が生じる。
一方バネ定数を小さくすることは、支持が不安定となる
ため、バネ定数をそれほど小さくすることはできない。
ため、バネ定数をそれほど小さくすることはできない。
この考案の消音器では機関からの排気熱による消音器の
内部消音室の熱膨張により、バネのたわみを犬ぎくして
固有振動数をより小さくし、低周波数の範囲からの防振
効果を得らｈる。
内部消音室の熱膨張により、バネのたわみを犬ぎくして
固有振動数をより小さくし、低周波数の範囲からの防振
効果を得らｈる。
第１図はこの考案の消音器の側断面図、第２図は平面図
、第３図、第４図、第５図は内部消音室の各種の実施例
を示している。 符号の説明、１・・・・・・排気入口管、２・・・・・
・排気出口管、３・・・・・・仕切壁、４・・・・・・
案内板、５・・・・・・内部消音室、６・・・・・・外
部消音室、７・・・・・・防振バネ、８・・・・・・吸
音材、９・・・・・・外板、１０・・・・・・消音器。
、第３図、第４図、第５図は内部消音室の各種の実施例
を示している。 符号の説明、１・・・・・・排気入口管、２・・・・・
・排気出口管、３・・・・・・仕切壁、４・・・・・・
案内板、５・・・・・・内部消音室、６・・・・・・外
部消音室、７・・・・・・防振バネ、８・・・・・・吸
音材、９・・・・・・外板、１０・・・・・・消音器。
Claims (1)
- 防振バネを介して連結された内部消音室と外部消音室と
からなる消音器において、内部消音室はその内壁に吸音
材が内張すされ、又その中央部に存在する仕切壁によっ
て２つの排気膨張室とそれを連結する連絡通路とからな
り、互に直交した排気入口管と出口管とが内外の消音室
の壁を貫通して内部消音室内に開口していることを特徴
とする消音器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6743781U JPS5943445Y2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 | 消音器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6743781U JPS5943445Y2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 | 消音器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57180109U JPS57180109U (ja) | 1982-11-15 |
| JPS5943445Y2 true JPS5943445Y2 (ja) | 1984-12-24 |
Family
ID=29863441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6743781U Expired JPS5943445Y2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 | 消音器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5943445Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59148411U (ja) * | 1983-03-23 | 1984-10-04 | 株式会社クボタ | 多気筒エンジンの排気消音装置 |
| JPS6019713U (ja) * | 1983-07-18 | 1985-02-09 | 株式会社クボタ | エンジンのマフラ |
| JPS6085212A (ja) * | 1983-10-18 | 1985-05-14 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 排気消音器 |
| JP7304174B2 (ja) * | 2019-03-14 | 2023-07-06 | 株式会社三五 | 消音器 |
-
1981
- 1981-05-12 JP JP6743781U patent/JPS5943445Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57180109U (ja) | 1982-11-15 |
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