JPS5943411Y2 - 空気噴射式織機の緯入れ装置 - Google Patents
空気噴射式織機の緯入れ装置Info
- Publication number
- JPS5943411Y2 JPS5943411Y2 JP18418680U JP18418680U JPS5943411Y2 JP S5943411 Y2 JPS5943411 Y2 JP S5943411Y2 JP 18418680 U JP18418680 U JP 18418680U JP 18418680 U JP18418680 U JP 18418680U JP S5943411 Y2 JPS5943411 Y2 JP S5943411Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weft
- air
- auxiliary nozzle
- guide
- auxiliary
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は緯入れ方向に並設された案内子の列と補助ノズ
ルの列とを有してなる空気噴射式繊維の緯入れ装置の改
良に関する。
ルの列とを有してなる空気噴射式繊維の緯入れ装置の改
良に関する。
従来この種の緯入れ装置としては、例えば第1図及び第
2図に示すようなものがある。
2図に示すようなものがある。
図中1はスレイ、2は筬、3は案内孔3aを有する案内
子であって、案内子3はその基部のホルダー4の溝内に
接着剤5で固着して緯入れ方向に所定の間隙を保って並
設されている。
子であって、案内子3はその基部のホルダー4の溝内に
接着剤5で固着して緯入れ方向に所定の間隙を保って並
設されている。
そして、緯入れ方向に所定の間隔、一般に20−100
mmの間隔で、適宜の案内子3間に補助ノズル6が配設
されている。
mmの間隔で、適宜の案内子3間に補助ノズル6が配設
されている。
尚、補助ノズル6が取付けられるホルダー4及びスレイ
1にはこれらを貫通する補助ノズル6への給気孔lが形
威されている。
1にはこれらを貫通する補助ノズル6への給気孔lが形
威されている。
かくして、図示しない主ノズルから射出された緯糸を案
内子3の案内孔3aにより案内しつつ補助ノズル6から
の噴1空気で順次吹送って緯入れを行なうのである。
内子3の案内孔3aにより案内しつつ補助ノズル6から
の噴1空気で順次吹送って緯入れを行なうのである。
しかしながら、このような従来の緯入れ装置にあっては
、補助ノズルの間隔が20〜l 00rranと比較的
大きかったため、各補助ノズルの受持つ範囲が広く、そ
の範囲内において緯糸の安定、緯糸の搬送の2つの条件
を満足させるためには、補助ノズルに高い精度が要求さ
れるという問題点があった。
、補助ノズルの間隔が20〜l 00rranと比較的
大きかったため、各補助ノズルの受持つ範囲が広く、そ
の範囲内において緯糸の安定、緯糸の搬送の2つの条件
を満足させるためには、補助ノズルに高い精度が要求さ
れるという問題点があった。
本考案はこのような従来の問題点に着目してなされたも
ので、全ての案内子内にそれぞれ案内孔の緯糸脱出用間
隙側から案内孔内に向けて空気を噴出する補助ノズルを
一体的に設け、かつ、該補助ノズルの少なくとも噴射口
部分を案内子内に埋込んだ金属製部材により形威し、補
助ノズルの間隔を案内子と同じにすることにより、上記
問題点を解決することを目的としている。
ので、全ての案内子内にそれぞれ案内孔の緯糸脱出用間
隙側から案内孔内に向けて空気を噴出する補助ノズルを
一体的に設け、かつ、該補助ノズルの少なくとも噴射口
部分を案内子内に埋込んだ金属製部材により形威し、補
助ノズルの間隔を案内子と同じにすることにより、上記
問題点を解決することを目的としている。
地下、本考案を図面に基づいて説明する。
第3図〜第5図は本考案の一実施例を示している。
まず構成を説明すると、樹脂製の案内子10にはそれぞ
れに金属製パイプ状の補助ノズル11が埋設されており
、かかる補助ノズル11付の案内子10はホルダー12
の溝内に接着剤13で固着して緯入れ方向に所定の間隙
を保って並設されている。
れに金属製パイプ状の補助ノズル11が埋設されており
、かかる補助ノズル11付の案内子10はホルダー12
の溝内に接着剤13で固着して緯入れ方向に所定の間隙
を保って並設されている。
ホルダー12は筬2と共にスレイ1に固定されている。
各補助ノズル11はホルダー12内に形成された分配孔
14に連通しており、この分配孔14はスレイ1を貫通
する給気孔15に連通している。
14に連通しており、この分配孔14はスレイ1を貫通
する給気孔15に連通している。
また、補助ノズ/1/11付の案内子10は数十枚を単
位として別々のホルダー12にブロック化されており、
第5図に示す如く各ホルタ゛−12−1゜12−2.1
2−3.・・・の給気孔15−1.15−2.15−3
.・・・にそれぞれ開閉弁16−1 。
位として別々のホルダー12にブロック化されており、
第5図に示す如く各ホルタ゛−12−1゜12−2.1
2−3.・・・の給気孔15−1.15−2.15−3
.・・・にそれぞれ開閉弁16−1 。
16−2.16−3 、・・・を介装した配管1γ−1
゜17−2.17−3−・・の各一端が接続され、それ
らの各他端は分配器18に接続されている。
゜17−2.17−3−・・の各一端が接続され、それ
らの各他端は分配器18に接続されている。
分配器18は配管19により空気供給源20に接続され
ている。
ている。
次に作用を説明する。
織機の作動と同期して順次開弁作動する開閉弁16−1
.16−2.16−3により、あるブロックの給気孔1
5に供給された空気は、分配孔14から当該ブロックの
各補助ノズル11Vc供給されて案内子100案内孔1
0a内に一斉に噴躬される。
.16−2.16−3により、あるブロックの給気孔1
5に供給された空気は、分配孔14から当該ブロックの
各補助ノズル11Vc供給されて案内子100案内孔1
0a内に一斉に噴躬される。
ここで補助ノズル11は、案内子1001個1個に埋設
されており、案内子10と同間隔で並んでいるため、補
助ノズル11から噴出された空気は拡散の過程で完全に
隣りどうしで重なりあい、補助ノズル11の噴射方向の
ばらつきを吸収され均一化された空気流となって緯糸に
作用する。
されており、案内子10と同間隔で並んでいるため、補
助ノズル11から噴出された空気は拡散の過程で完全に
隣りどうしで重なりあい、補助ノズル11の噴射方向の
ばらつきを吸収され均一化された空気流となって緯糸に
作用する。
このように補助ノズル11から噴躬された空気はばらつ
きが吸収され、全体としてほぼ狙いどおりの方向となる
ため、補助ノズル11自体の精度は従来はど要求されな
くなり、それだけ製作が楽になる。
きが吸収され、全体としてほぼ狙いどおりの方向となる
ため、補助ノズル11自体の精度は従来はど要求されな
くなり、それだけ製作が楽になる。
また、補助ノズル11から噴躬された空気は急激に減衰
してしまうが、補助ノズル11は最少間隔で並設されて
いるため、緯入れされた緯糸には合成されて均一化され
た流速の速い空気が密に作用することになり、従来より
も少ない空気で大きな牽引力が得られるようになると共
に、密に空気が案内孔10aの奥部(緯糸脱出用間隙1
0bと反対の側)に向って噴出しているため、緯糸は案
内孔10 の奥部に押され、緯糸が緯糸脱出用間隙10
bから飛出して布上に鴎になることがなくなる。
してしまうが、補助ノズル11は最少間隔で並設されて
いるため、緯入れされた緯糸には合成されて均一化され
た流速の速い空気が密に作用することになり、従来より
も少ない空気で大きな牽引力が得られるようになると共
に、密に空気が案内孔10aの奥部(緯糸脱出用間隙1
0bと反対の側)に向って噴出しているため、緯糸は案
内孔10 の奥部に押され、緯糸が緯糸脱出用間隙10
bから飛出して布上に鴎になることがなくなる。
第6図及び第7図には他の実施例を示す。
この実施例は、補助ノズルを案内子10に中空孔21を
設けることにより形成し、噴射口部分のみを金属環22
で形成したものである。
設けることにより形成し、噴射口部分のみを金属環22
で形成したものである。
また、各案内子100基部23を矩形状にして、案内子
10の配設ピッチと同じ巾をもたせ、緯入れ方向に数基
f1323を密着させた状態でホルダー12の嵌合溝2
4に嵌合し、この嵌合溝24の底部に形成された溝25
を空気の分配室としたものである。
10の配設ピッチと同じ巾をもたせ、緯入れ方向に数基
f1323を密着させた状態でホルダー12の嵌合溝2
4に嵌合し、この嵌合溝24の底部に形成された溝25
を空気の分配室としたものである。
この場合、ホルダー12の両端部においては案内子10
に補助ノズルを設けず、その基部で溝24を塞ぐように
してもよい。
に補助ノズルを設けず、その基部で溝24を塞ぐように
してもよい。
以上説明してきたように、本考案によれば、全ての案内
子から緯糸搬送用の空気を噴躬するようにしたため、密
に噴躬された空気流は互いに重なりあい、平均的な合或
流となって空気流のばらつきを相殺しあうので、緯入れ
された緯糸が安定して飛走し、布上に鴎をつくることが
ない。
子から緯糸搬送用の空気を噴躬するようにしたため、密
に噴躬された空気流は互いに重なりあい、平均的な合或
流となって空気流のばらつきを相殺しあうので、緯入れ
された緯糸が安定して飛走し、布上に鴎をつくることが
ない。
よって、従来より補助ノズルの精度が要求されなくなり
、製作が楽になる。
、製作が楽になる。
また、緯入れされた緯糸に高速流が密に作用することに
なり、従来より少ない空気で強い牽引力が得られるよう
になり、緯入れの安定化と共に緯糸搬送能も向上する。
なり、従来より少ない空気で強い牽引力が得られるよう
になり、緯入れの安定化と共に緯糸搬送能も向上する。
更に補助ノズルの少なくとも噴射口部分を金属製部材を
案内子内に埋込んで形成しであるので、補助ノズルの精
度自体も向上する。
案内子内に埋込んで形成しであるので、補助ノズルの精
度自体も向上する。
第1図は緯入れ装置の従来例を示す側面図、第2図は同
上の要部平面横断面図、第3図は本考案の一実施例を示
す側面図、第4図は同上の要部平面横断面図、第5図は
同上の配管図、第6図は他の実施例を示す側面図、第7
図は同上の分解斜視図である。 10−・・案内子、11・・・補助ノズル 21・・・
中空孔(補助ノズル)。
上の要部平面横断面図、第3図は本考案の一実施例を示
す側面図、第4図は同上の要部平面横断面図、第5図は
同上の配管図、第6図は他の実施例を示す側面図、第7
図は同上の分解斜視図である。 10−・・案内子、11・・・補助ノズル 21・・・
中空孔(補助ノズル)。
Claims (1)
- 緯入れ方向に並設された案内孔を有する案内子の列と、
補助ノズルの列とを有してなる空気噴射式織機の緯入れ
装置において、全ての案内子内にそれぞれ案内孔の緯糸
脱出用間隙側から系内孔内に向けて空気を噴出する補助
ノズルを一体的に設け、かつ、該補助ノズルの少なくと
も噴射口部分を案内子内に埋込んだ金属製部材により形
成したことを特徴とする空気噴射式織機の緯入れ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18418680U JPS5943411Y2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 | 空気噴射式織機の緯入れ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18418680U JPS5943411Y2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 | 空気噴射式織機の緯入れ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57106779U JPS57106779U (ja) | 1982-07-01 |
JPS5943411Y2 true JPS5943411Y2 (ja) | 1984-12-22 |
Family
ID=29984123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18418680U Expired JPS5943411Y2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 | 空気噴射式織機の緯入れ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943411Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-23 JP JP18418680U patent/JPS5943411Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57106779U (ja) | 1982-07-01 |
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