JPS5943390B2 - 自走式クレ−ンの転倒防止装置 - Google Patents

自走式クレ−ンの転倒防止装置

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JPS5943390B2
JPS5943390B2 JP6859276A JP6859276A JPS5943390B2 JP S5943390 B2 JPS5943390 B2 JP S5943390B2 JP 6859276 A JP6859276 A JP 6859276A JP 6859276 A JP6859276 A JP 6859276A JP S5943390 B2 JPS5943390 B2 JP S5943390B2
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JP
Japan
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self
outrigger
boom
circuit
outrigger jack
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JP6859276A
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English (en)
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JPS52152055A (en
Inventor
敏 陸浦
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Tadano Ltd
Original Assignee
Tadano Iron Works Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自走式クレーンの転倒防止装置に関するもので
ある。
トラッククレーン等の自走式クレーンは、第1図および
第2図に示す如く、車輌1上へ旋回台2を旋回自在に設
けると共に、この旋回台2ヘブーム3を起伏自在に設け
てブーム3の先端の吊具4を介して荷重を吊上げ吊下し
するものであるが、車輌1の安定を高めクレーン作業時
の能力を増大するため車輌10前後両側に張り出して接
地されるアウトリガジヤツキ5が設けられている。
また、ブーム3と吊荷によって生ずる転倒モーメント(
ブーム3に向いている方向に転倒しようとするモーメン
ト、以下これを前傾モーメントという。
)を相殺してクレーン作業時の能力を増大するために、
旋回台2の後端部ヘカウンタウェイト6が設けられてい
る。
このカウンタウェイト6はその重量が大きい程、また旋
回台2から後方へ離れれば離れる程、前傾モーメントを
相殺する能力が大きいため、自走式クレーンの総重量お
よび寸法上の規制範囲内でできるだけ大重量のカウンタ
ウェイト6を出来るだけ旋回台2から後方へ離した位置
へ取り付け、自走式クレーンの能力の増大をはかつてい
る。
上記のように、カウンタウェイト60機能を可及的に増
大した自走式クレーンにあっては、荷重を吊らないでブ
ーム3を起仰すると、ブーム3の自重による前傾モーメ
ントが減少し、ために、アウトリガジヤツキ5を接地し
ていない状態においては、カウンタウェイトによって生
ずる後傾モーメント(ブームの向いている方向と反対方
向に自走式クレーンを転倒させようとするモーメント)
のために自走式クレーンが後方へ転倒する危険がある。
(第2図参照)したがって、この種の自走式クレーンに
おいては、アウトリガジヤツキ5を接地した後にブーム
3を起仰および旋回してクレーン作業を行う手順が要求
され、若しこの手順を踏まずにブーム3を起仰および旋
回すると、自走式クレーンは転倒の危険にさらされる。
本発明の自走式クレーンの転倒防止装置は、前述の手順
が正しく行なわれなければブームの起仰が自動的に制限
されるようにして自走式クレーンを転倒の危険から守る
ものである。
以下本発明の実施例を第3図〜第4図に従って詳細に説
明する。
第1図並びに第2図において用いた符号はこれをそのま
〜以下の説明に援用する。
第3図において、7はブーム3を起伏操作するための油
圧シリンダであって、この油圧シリンダ7はそのボトム
側油室8およびピストンロンド側油室9を四方向正位置
油圧切換弁10を介して圧油供給回路11およびタンク
回路12へ選択的に接続しうる如く構成している。
したがって、ブーム3は四方向正位置油圧切換弁10を
図示イ方向あるいは口方向へ操作することによって起仰
あるいは倒伏される。
前記油圧供給回路11とタンク13間には通電時に開と
なる如く構成したソレノイド操作アンロード弁14が介
装されており、当該ソレノイド操作アンロード弁14に
通電されているときは、圧油供給回路11の圧油がアン
ロードされそのため、四方向正位置油圧切換弁10をイ
方向あるいは口方向へ操作してもブーム3は起伏動しな
い。
すなわちブーム3の起仰並びに倒伏動が不能となる。
ソレノイド操作アンロード弁14の操作信号すなわち通
電、非通電信号は、後述するリレー16の通電時にof
fとなる常閉(常時on)のリレースイッチ15を介装
した電気回路17によって伝達される。
この電気回路17は一端を電源Bに、他端をソレノイド
操作アンロード弁14に接続している。
アウトリガジヤツキ5の接地を検知するためのアウトリ
ガジヤツキ接地検知スイッチ18が各アウトリガジヤツ
キ5に夫々設けられている。
このアウトリガジヤツキ接地検知スイッチ18は、第4
図に示す如くアウトリガアーム外箱19の外端に設けら
れており、アウトリガジヤツキ5が接地したときに、前
記アウトリガアーム外箱19に嵌挿されたアウトリガア
ーム内箱20がアウトリガアーム外箱19の外端に対し
て変位するのを検知してon となる如く構成している
各アウトリガジヤツキ5の接地検知スイッチ18は直列
に接続されて前記リレー16と電源B間へ介在されてい
る。
リレー16のアース側は、アウトリガジヤツキ5の伸縮
を制御する制御弁21をアウトリガジヤツキ縮小操作し
たときにoffとなる縮小操作検知スイッチ22を介し
てアースしている。
23は、リレー16に通電されたときon となるリ
レースイッチ24を介装し、直列接続された前記アウト
リガジヤツキ接地検知スイッチ18と並列に電源Bとリ
レー16間へ介装した自己保持回路である。
25はメインスイッチである。
次に作用を説明する。
(a) アウトリガジヤツキ5が接地していない場合
、この場合は、リレー16へ通電されないので、電気回
路17のリレースイッチ15がon となっており、ソ
レノイド操作アンロード弁14は圧油供給回路11の圧
油をアンロードしている。
このため、四方向正位置油圧切換弁10を操作してもブ
ーム3は起伏動しない。
(b) アウトリガジヤツキ5を伸長して各アウトリ
ガジヤツキ5を接地した場合、 この場合は各アウトリガジヤツキ接地検知スイッチ18
がon となるので、リレー16に通電され、電気回路
17のリレースイッチ15がoffとなり当該電気回路
17が非通電となる。
このためソレノイド操作アンロード弁14への通電は断
たれてアンロードしな(なる。
したがって四方向正位置油圧切換弁10を操作すること
によりブーム3を起伏動することができる。
(c) アウトリガジヤツキ5を伸長して各アウトリ
ガジヤツキ5を接地した後、クレーン作業をする場合、 この場合には、車輌1のフレームのねじれ等により各ア
ウトリガジヤツキ5のうち1個のアウトリガジヤツキ5
が浮き上がる場合がしばしば発生する。
この状態は決して危険な状態ではなくブーム3の起伏動
を不能にする必要はないので、−相合アウトリガジャツ
キ5が接地してリレー16に通電されるとリレースイッ
チ24がon となり自己保持回路23に通電され、
その後はアウトリガジヤツキ5の接地、非接地に関りな
くブーム3を起伏駆動することができる。
(d) (b)あるいは(C)の状態からアウトリガ
ジヤツキ5を縮小操作した場合、 この場合はリレー16への通電が断たれてリレースイッ
チ15がon となり電気回路14が通電状態となると
共にリレースイッチ24がoffとなるので、前記(a
)の状態に到る。
すなわちブーム3は起伏動不能となる。
尚、上記実施例においては、電気回路170通電時にソ
レノイド制御アンロード弁14をアンロード作用をさせ
、非通電時にアンロード機能を停止するように構成した
が、他の実施例では、電気回路17のリレースイッチ1
5をリレー16の通電時にon となる如く構成する
と共にソレノイド操作アンロード弁14を電気回路16
の非通電時にアンロード作用をさせ、通電時にアンロー
ド機能を停止するように構成しても良いこと勿論である
また上記実施例においては、ソレノイド操作アンロード
弁14がアンロード作用をしたとき、ブーム3の起仰お
よび倒伏動を不能にするように構成しているが、本発明
の目的は、少なくともブーム3の起仰を不能にするよう
構成すれば足りるものであり、この場合第5図に示す如
く、電気回路17に、四方向正位置油圧切換弁10を口
方向すなわちブーム3を起仰動するように操作したとき
にon となるスイッチ26を介装すれば良い。
更に、自走式クレーンにおけるアウトリガ−ジヤツキ5
を接地していないときの後方転倒の危険性は、ブーム3
が一定角度以上起仰したときに初めて発生するすなわち
ブーム3の起仰角度が小さい場合にはアウトリガジヤツ
キ5を接地していなくても後方転倒の危険性はないので
、電気回路17にブーム3が一定角度以上起仰したとき
にon となるスイッチ27を介装して、アウトリガ
ジヤツキ5を接地していなくても小さい起仰角度でのブ
ームの起伏動を可能にしうるようにしても良い。
更に本発明の発展についてのべると、以上実施例におい
ては、アウトリガジヤツキ5の縮小駆動は、ブーム3の
起仰状態の影響を受けないのであるが、ブーム3を起仰
した状態で操作弁21を操作してアウトリガジヤツキ5
を縮小すると自走式クレーンは後方転倒の危険がある。
このような危険状態を生じさせないために、ブーム3を
倒伏していなければアウトリガジヤツキ5の縮小動を不
能にする如く構成する。
具体的には第6図に示す如く、操作弁21を伸縮操作ス
イッチ28により操作されるダブルパイロット型式のソ
レノイド操作弁にすると共に、縮小操作時の通電回路2
9に、ブーム3を倒伏したときにonとなるスイッチ3
0を介装しブーム3を倒伏した場合にのみアウトリガジ
ヤツキの縮小動を可能にするものである。
この場合縮小操作検知スイッチ22は、前記伸縮操作ス
イッチ28を縮小操作したとき通電されるリレー31に
応答してoffとなるリレースイッチに構成する。
いずれにしても本発明は、油圧式のアウトリガジヤツキ
を有する自走式クンーンにおいて、その非通電(又は通
電)がアウトリガジヤツキの接地時に作動するアウトリ
ガジヤツキ接地検知スイッチの検知結果によって行なわ
れ、その通電(又は非通電)がアウトリガジヤツキの縮
小操作時に作動する縮小操作検知スイッチの検知結果に
よって行なわれるよう構成した電気回路を形成し、この
電気回路の通電(又は非通電)時に、少なくともブーム
の起仰動を不能にするよう構成したから、アウトリガジ
ヤツキを接地した後に初めてブームの起仰が可能となる
ので自走式クレーンが後方へ転倒するのを未然に防止し
得るのみならず、−担アウトリガジャツキを縮小操作し
ない限りブームの起仰動は可能であるから、車輌のねじ
れ等によってアウトリガジヤツキの1個が非接地状態と
なった場合においても通常のクレーン作業が保証される
のであり、極めて効果的なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はトラッククレーンの平面図、第2図はブームを
起仰して旋回台を旋回した状態のトラッククレーンの後
面図、第3図は本発明の移動式クレーンの転倒防止装置
の電気油圧回路図、第4図はアウトリガ接地検知スイッ
チの一例説明図、第5図は第3図の一部変更図、第6図
は本発明の発展例を示す。 アウトリガジヤツキ;5、アウトリガジヤツキ接地検知
スイッチ:18.縮小操作検知スイッチ;22、電気回
路:17゜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数のアウトリガジヤツキ5とブーム起伏用の油圧
    シリンダ7とを有するクレーンにおいて、油圧シリンダ
    7への油圧供給回路11に電磁開閉弁14を介装し、こ
    の電磁開閉弁が閉路しているとき前記油圧供給回路11
    を通じて油圧シリンダ7への作動油供給を許容し、開路
    しているとき作動油をタンクへ帰還させるようKし、 各アウトリガジヤツキ5の夫々に設けた、該当アウトリ
    ガジヤツキの接地状態を検出する複数のアウトリガジヤ
    ツキの接地検知スイッチ18の全てが検知作動したとき
    作動状態となる自己保持回路と、 アウトリガジヤツキを縮少させるレバー操作をしたとき
    そのレバー操作に応動して検知動作する縮少操作検知ス
    イッチ22を設け、 前記電磁開閉弁14は前記自己保持回路の作動状態にお
    ℃・て閉路され、前記縮少操作検知スイッチ22の作動
    状態において開路されるようにしであることを特徴とす
    る自走式クレーンの転倒防止装置。
JP6859276A 1976-06-10 1976-06-10 自走式クレ−ンの転倒防止装置 Expired JPS5943390B2 (ja)

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JPS52152055A JPS52152055A (en) 1977-12-17
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Families Citing this family (3)

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JPS57198149A (en) * 1981-05-29 1982-12-04 Shin Meiwa Ind Co Ltd Safety device for car with boom
JPS5887800U (ja) * 1981-12-08 1983-06-14 株式会社吉谷機械製作所 ジヤツキ付き作業車の操業安全装置
JPS58113100A (ja) * 1981-12-26 1983-07-05 極東開発工業株式会社 高所作業車における油圧作動機器の緊急停止装置

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JPS52152055A (en) 1977-12-17

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