JPS5943164Y2 - テイルトステアリング装置 - Google Patents
テイルトステアリング装置Info
- Publication number
- JPS5943164Y2 JPS5943164Y2 JP11524279U JP11524279U JPS5943164Y2 JP S5943164 Y2 JPS5943164 Y2 JP S5943164Y2 JP 11524279 U JP11524279 U JP 11524279U JP 11524279 U JP11524279 U JP 11524279U JP S5943164 Y2 JPS5943164 Y2 JP S5943164Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- fixed
- long hole
- toothed plate
- column support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車のティルトステアリング装置に関し、そ
の目的は、ステアリングホイールの前後、上下位置の調
整操作を簡単にすると共に、その調整位置を確実に保持
させるようにしたことである。
の目的は、ステアリングホイールの前後、上下位置の調
整操作を簡単にすると共に、その調整位置を確実に保持
させるようにしたことである。
従来、ステアリングホイールの前後、上下位置を運転者
の体格や好みに応じて自由に調整することのできるティ
ルトステアリング機構は周知である。
の体格や好みに応じて自由に調整することのできるティ
ルトステアリング機構は周知である。
しかしながら、従来の機構はステアリングコラムの前後
調整と上下調整をそれぞれ独立した別個の操作ノブによ
って行うものであった。
調整と上下調整をそれぞれ独立した別個の操作ノブによ
って行うものであった。
従って調整操作に手間が掛り、また調整機構も複雑でス
ペースを大きく必要としていた。
ペースを大きく必要としていた。
さらに、運転時に運転者が握っているステアリングホイ
ールには制動時にかなりの力が加わるために調整位置か
ら前後、上下刃向に変位するおそれがあり、それを防止
するには操作ノブの大きな締付トルクを必要としていた
。
ールには制動時にかなりの力が加わるために調整位置か
ら前後、上下刃向に変位するおそれがあり、それを防止
するには操作ノブの大きな締付トルクを必要としていた
。
本考案はこのような従来の不具合を解消したもので、そ
の特長は、１個の操作ノブによって前後、上下何れの方
向にも調整を可能とし、調整後の位置を確実にロック状
態とし、変位を防止したこと。
の特長は、１個の操作ノブによって前後、上下何れの方
向にも調整を可能とし、調整後の位置を確実にロック状
態とし、変位を防止したこと。
である。
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
１はステアリングコラム（以下単にコラムという）であ
り、回路の操舵機構に前後並びに上下刃向に移動自在に
連結されている。
り、回路の操舵機構に前後並びに上下刃向に移動自在に
連結されている。
このコラム１の上刃位置にコの字形のコラムサポート２
を一体的に固着する。
を一体的に固着する。
このコラムサポート２０両側面にはコラム１の軸線に沿
う長孔２ａが開設され、両側面又は−側面にゴム、合成
樹脂等の高摩擦係数材３を貼着する。
う長孔２ａが開設され、両側面又は−側面にゴム、合成
樹脂等の高摩擦係数材３を貼着する。
そして、ボルト８とコラム１とには上下調整用の補助ス
プリング１１が掛は心めされている。
プリング１１が掛は心めされている。
一力、キャブ（回路）には前記コラム１を支持するため
の左右一対のブラケット４．５が固設されている。
の左右一対のブラケット４．５が固設されている。
このブラケット４．５にはコラム１の軸線とは直交する
前後力向の円弧長孔４ａ、５ａが開設してあり、−力の
ブラケット５の外側面の前記円弧長孔５ａ位置に歯形６
ｂを有する固定歯形プレート６を固設する。
前後力向の円弧長孔４ａ、５ａが開設してあり、−力の
ブラケット５の外側面の前記円弧長孔５ａ位置に歯形６
ｂを有する固定歯形プレート６を固設する。
この固定歯形プレート６にはブラケット５０円弧長孔５
ａと一致する円弧長孔６ａが開設されている。
ａと一致する円弧長孔６ａが開設されている。
斯る左右一対のブラケット４．５間に、前記コラム１に
固着しているコラムサポート２とを介装し、二面とり８
ａで回り止め可能としたボルト８をブラケット４の円弧
長孔４ａより長孔２ａ、円弧長孔５ａ、６ａと挿通し、
ボルト８の挿通端部に前記固定歯形プレート６の歯形６
ｂと噛合する歯形７ｂとボルト挿通孔７ａとを有する可
動歯形プレート７をボルト軸力向に移動可能に挿通し、
その背面に押圧スプリング９を介して操作ノブ１０を螺
装したものである。
固着しているコラムサポート２とを介装し、二面とり８
ａで回り止め可能としたボルト８をブラケット４の円弧
長孔４ａより長孔２ａ、円弧長孔５ａ、６ａと挿通し、
ボルト８の挿通端部に前記固定歯形プレート６の歯形６
ｂと噛合する歯形７ｂとボルト挿通孔７ａとを有する可
動歯形プレート７をボルト軸力向に移動可能に挿通し、
その背面に押圧スプリング９を介して操作ノブ１０を螺
装したものである。
尚、図中の符号Ａは車両の前カカ向を矢示する。
本考案は上記の通りの構造であるから、操作ノブ１０を
締付けた状態においては、可動歯形プレート７の歯形７
ｂが固定歯形プレート６の歯形６ｂと噛合し、コラム１
の前後力向の移動をロックする。
締付けた状態においては、可動歯形プレート７の歯形７
ｂが固定歯形プレート６の歯形６ｂと噛合し、コラム１
の前後力向の移動をロックする。
また、コラムサポート２は、該コラムサポート２の側面
に貼着されている高摩擦係数材３とブラケット４の内側
面との当接締付による摩擦力発生面でコラム１の上下刃
向の移動を強力に拘束するものである。
に貼着されている高摩擦係数材３とブラケット４の内側
面との当接締付による摩擦力発生面でコラム１の上下刃
向の移動を強力に拘束するものである。
前記締付状態より操作ノブ１０を緩めると、コラムサポ
ート２の締付力は緩みコラム１の上下刃向の位置調整は
自由に得られ、また前後力向は、コラム１を前後力向に
力を加えることにより可動歯形プレート７は押圧スプリ
ング９の押圧力に抗して歯形７ｂが固定歯形プレート６
の歯形６ｂの山を乗り越えるときに後退移動し、円弧長
孔４ａ、５ａ、６ａの許容範囲内で前後力向の位置調整
が自由に得られる。
ート２の締付力は緩みコラム１の上下刃向の位置調整は
自由に得られ、また前後力向は、コラム１を前後力向に
力を加えることにより可動歯形プレート７は押圧スプリ
ング９の押圧力に抗して歯形７ｂが固定歯形プレート６
の歯形６ｂの山を乗り越えるときに後退移動し、円弧長
孔４ａ、５ａ、６ａの許容範囲内で前後力向の位置調整
が自由に得られる。
このように本考案装置によると、ステアリングホイール
の前後、上下位置の調整は１個の繰作ノブを緩、締する
ことによって自由に得られ、締付時においては歯形プレ
ートによって前後力向をロックし、コラムサポートの側
面に貼着した高摩擦係数材とブラケットとの摩擦発生面
により上下刃向の移動を強力に拘束し、前後、上下倒れ
の方向も調整位置を確実に保持するものである。
の前後、上下位置の調整は１個の繰作ノブを緩、締する
ことによって自由に得られ、締付時においては歯形プレ
ートによって前後力向をロックし、コラムサポートの側
面に貼着した高摩擦係数材とブラケットとの摩擦発生面
により上下刃向の移動を強力に拘束し、前後、上下倒れ
の方向も調整位置を確実に保持するものである。
また、上下調整用の補助スプリングの装備によりステア
リングコラムの重量をバランスさせ、上下方向の操作力
を軽減する利点も有している。
リングコラムの重量をバランスさせ、上下方向の操作力
を軽減する利点も有している。
第１図は本考案装置の分解斜視図、第２図は組立状態に
おける第１図の■−■線断面図である。 １・・・・・・ステアリングコラム、２・・・・・・コ
ラムサポート、３・・・・・・高摩擦係数材、４．５・
・・・・・ブラケット、６・・・・・・固定歯形プレー
ト、７・・・・・・可動歯形プレート、８・・・・・・
ボルト、９・・・・・・押圧スプリング、１０・・・・
・・操作ノブ。
おける第１図の■−■線断面図である。 １・・・・・・ステアリングコラム、２・・・・・・コ
ラムサポート、３・・・・・・高摩擦係数材、４．５・
・・・・・ブラケット、６・・・・・・固定歯形プレー
ト、７・・・・・・可動歯形プレート、８・・・・・・
ボルト、９・・・・・・押圧スプリング、１０・・・・
・・操作ノブ。
Claims (1)
- 上下並びに前後力向に移動自在に連結したステアリング
コラムにおいて、該ステアリングコラムにコの字形のコ
ラムサポートを固着し、該コラムサポートの両側面にコ
ラム軸線力向に沿う長孔を開設すると共に、少なくとも
一力の側面に高摩擦係数材を取付け、キャブに固設した
左右一対のブラケットにコラム軸線に対し直交する方向
の円弧長孔を開設し、該円弧長孔と対応する円弧長孔を
有する固定歯形プレートをブラケットの外側面に固着し
、両ブラケット間に前記コラムサポートを介装してボル
トをブラケット、コラムサポート及び固定歯形プレート
に貫通させ、前記固定歯形プレートに噛合する可動歯形
プレートを介してボルト端に操作ノブを螺着してなるテ
ィルトステアリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11524279U JPS5943164Y2 (ja) | 1979-08-23 | 1979-08-23 | テイルトステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11524279U JPS5943164Y2 (ja) | 1979-08-23 | 1979-08-23 | テイルトステアリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5633763U JPS5633763U (ja) | 1981-04-02 |
| JPS5943164Y2 true JPS5943164Y2 (ja) | 1984-12-20 |
Family
ID=29347483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11524279U Expired JPS5943164Y2 (ja) | 1979-08-23 | 1979-08-23 | テイルトステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5943164Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58150502U (ja) * | 1982-02-25 | 1983-10-08 | 橋本フオ−ミング工業株式会社 | ホイ−ルカバ−の取付構造 |
| JPS58128101U (ja) * | 1982-02-25 | 1983-08-30 | 橋本フオ−ミング工業株式会社 | ホイ−ルカバ−の取付構造 |
-
1979
- 1979-08-23 JP JP11524279U patent/JPS5943164Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5633763U (ja) | 1981-04-02 |
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