JPS5943149A - 流体噴射式織機用緯糸貯留装置 - Google Patents

流体噴射式織機用緯糸貯留装置

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JPS5943149A
JPS5943149A JP14948282A JP14948282A JPS5943149A JP S5943149 A JPS5943149 A JP S5943149A JP 14948282 A JP14948282 A JP 14948282A JP 14948282 A JP14948282 A JP 14948282A JP S5943149 A JPS5943149 A JP S5943149A
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JP
Japan
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weft
pin
yarn
drum
thread
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JP14948282A
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竹川 雄二郎
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Tsudakoma Corp
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Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は流体噴射式織機用緯糸貯留装置に関するもの
であり、更に詳しくは織機と連動して回転するヤーンガ
イドにより円錐部とストレート部とからなる貯糸ドラム
周上に緯糸を必要ワインド数だけ巻きつけて係糸ピンの
制御下に貯留すると共に、緯入れ毎に解舒させてメイン
ノズルに供給する形式の緯糸貯留装置の改良に関するも
のである。
なおこの明細書においては、貯留装置上の緯糸の動きに
基づいて、給糸源に近い側については便宜上「上流」と
表現し、メインノズルに近い側については「下流」と表
現する。
また緯入れは一般にクランク角90〜110°から始ま
り、緯糸は自由飛走により貯糸ドラムから解舒され、緯
入れ終了直前に拘束飛走に入り、250〜270°で緯
入れが完了するが、以下説明の便宜上、緯入れはクラン
ク角90°付近で始まり270°附近で終わるものとす
る。
さらに係糸ピンが貯糸ドラム上の緯糸と係合してその解
舒を阻止する状態にあるときその係糸ピンは「作用域に
ある」と言い、この作用域から退入を開始しやがてはこ
れを離脱して貯糸ドラム上の緯糸に係合せずその解舒を
妨げない状態になった解き、その係糸ピンは「待機域に
ある」と言う。
所定のタイミングになると係糸ピンはこの待機域から進
出を開始し、やがては再び作用域に侵入する。
係糸ピンを用いた緯糸貯留装置としては、係糸ピンの使
用本数、係糸ピンに与える運動の種類、係糸ピンの駆動
方式などに応じて、種々の型式のものがある。本出願人
は既に、2本の係糸ピンを用い、係糸ピン間における緯
糸の受渡しを行わないでそれぞれの係糸ピンが緯糸の貯
留と解舒を司る型式の緯糸貯留装置を提案した(特願昭
57−77987号)。この発明はかかる型式の緯糸貯
留装置の改良を意図するものである。
上記した先願の緯糸貯留装置においては、第1と第2の
係糸ピンをドラム軸方向に延在するそれぞれの円弧軌道
に沿って所定のタイミングで往復動させて作用域に対し
ての侵入と離脱とを行わせるものである。
ところでかかる先願装置を用いて2色交互織を行った場
合の第2回の緯入れのための解舒が行われるクランク角
450〜630°附近についてみると、クランク角45
0°附近において第1係糸ピンが正に作用域から退入し
かかるとともに、第2係糸ピンは待機域から進出しかか
る。クランク角540°附近になると第1係糸ピンは待
機域にあり一方第2係糸ピンは作用域に侵入してその上
流側に次のサイクルの第1回目の緯入れのための緯糸を
貯留する。そしてクランク角630°附近において第2
回目の緯入れのための解舒が終るが、この時点では第2
係糸ピンの上流側における緯糸貯留はあまり進んでいな
い。例えば1ピック分の緯糸量が4ワインドだとすると
、この時点での貯留量は1ワインドそこそこである。
ところで解舒の方から見ると、この第2回目の緯入れの
ための解舒が終る630°附近において、貯糸ドラムに
巻かれている緯糸量が最も少くなる。
この巻かれている緯糸量が少なくなるとメインノズルの
牽引力により貯糸ドラム上の糸が滑べり本来なら次のサ
イクルの第1回目の緯入れに使われるべき第2係糸ピン
上流側の貯留緯糸の1部が、現在のサイクルの第2回目
の緯入れによって消費されてしまう。従って当然のこと
ながら次のサイクルの第1回目の緯入れは所謂ショート
ピックとなってしまい、非常に不都合である。
この発明の目的は、上記したような2本の係糸ピンを用
いて緯糸の受渡しなしに貯留と解舒を行う型式の緯糸貯
留装置において、ショートピックの発生を防止すること
にある。
このためこの発明においては、一方の係糸ピンが作用域
を離脱し位置の解舒を始める前に他方の係糸ピンを作用
域内に侵入させておくことを要旨とするものである。
以下添附の図面によって更に詳細に説明する。
第1図には、係糸ピンP1,P2が貯糸ドラム1の内側
からドラム周面に向って接近・離間する所謂内設式の貯
留装置が示されている。即ち貯糸ドラム1の周面にはド
ラム軸長方向に延在して2本の長溝G1,G2が並行に
刻設されており、係糸ピンP1,P2は前記したような
円弧軌道に沿って往復動して、これら長溝G1,G2を
介してドラム周面に出没する。また緯糸は回転式ヤーン
ガイド2によってドラム周面上に繰出される。係糸ピン
P1,P2は貯糸ドラム1に内設されたカムによってそ
れぞれ駆動されるものであるが、この駆動機構としては
例えば本出願人の提案に掛る特願昭57−41142号
に開示されたものなどを適宜使用する。
もっとも係糸ピンP1,P2の貯糸ドラム1に対する付
設方式は上記したような内設式に限定されるものではな
い。いずれかの係糸ピンを貯糸ドラムの外側からドラム
周面に対して接近・離間する外設式としてもよく、両方
の係糸ピンを外設式としてもよい。
また貯糸ドラムとして固定式のものを示しているが、回
転式の貯糸ドラムと固定ヤーンガイドとを組合せて使用
してもよいことは勿論である。
以下においては1色織の場合、即ち1組の緯糸貯留装置
を用いて1種類の緯糸で製織を行う場合を例にとって説
明するが、この発明は2×1,2×2,3×1ななどに
も適用できる。以下に1色織の場合の動作について説明
する。係糸ピンP1,P2駆動用のカムはクランク角0
〜720°をもって1サイクルとして回転し、0〜36
0°間において第1回目の緯入れのための解舒が、36
0〜720°間において第2回目の緯入れのための解舒
が行われる。
第2図はこの間の各時点(I)〜(IX)におけるこの
発明による係糸ピン及び緯糸貯留あるいは解舒の状態の
一例を模型的に示したものである。ここではドラム周面
上の緯糸4ワインドが1ピック分に相当するものとして
画かれている。なお図中黒丸は第1回目の緯入れ用の緯
糸を、白糸は第2回目の緯入れ用の緯糸を、それぞれ示
している。
時点(I)はクランク角0°に相当する。この時点では
第1係糸ピンP1と第2係糸ピンP2は共に作用域にあ
り、第1ピンP1の方が第2ピンP2よりも下流側に位
置している。第1ピンP1と第2ピンP2との間には第
1回目の緯入れ用の緯糸が保持されており、第2ピンP
2の上流側においては第2回目の緯入れのための緯糸貯
留が既にそこそこ進行している。
時点(II)はクランク角90°に相当し、正に第1回
目の緯入れのための解舒が始まろうとしている。
即ち第1ピンP1は正に作用域を離脱せんとしており、
第2ピンP2の上流側においては更に緯糸貯留が進行し
ている。
時点(II)はクランク角180°に相当する。第1ピ
ンP1は時点(II)〜(III)間において一旦到達
した待機位置からの進出を開始し、第2ピンP2は作用
域内を下流側に向けて移動する。第1回目の緯入れのた
めの解舒はほぼ半分近く行われており、一方第2ピンP
2の上流側にはほぼ1ピック分の緯糸が貯留されている
時点(IV)はクランク角270°に相当する。第1ピ
ンP1はドラム周上の緯糸の下をくぐって上流側に向け
て移動して既に作用域に侵入しており、一方第2ピンP
2は前記の下流側に向けての移動を続ける結果、ドラム
軸長方向について両者の位置が入れ換る。第1ピンP1
の上流側では次のサイクルの第1回目の緯入れのための
緯糸貯留が既に始まっており、第2ピンP2と第1ピン
P1との間には第2回目の緯入れのための緯糸が保持さ
れている。
時点(V)はクランク角360°に相当する。この時点
では第1ピンP1と第2ピンP2は共に作用域にあり、
第1ピンP1の方が第2ピンP2よりも上流側に位置し
ている。従ってこの状態は時点(I)における状態と全
く逆である。第1ピンP1の上流側においては次のサイ
クルの第1回目の緯入れのための緯糸貯留がすでにそこ
そこ進行しており、第1ピンP1と第2ピンP2との間
には第2回目の緯入れ用の緯糸が保持されている。
時点(VI)はクランク角450°に相当し、正に第2
回目の緯入れのための解舒が始まろうとしている。
即ち第1ピンP1は依然として作用域に止まっているが
、第2ピンP2は正に作用域を離脱せんとしている。第
1ピンP1の上流側においては更に緯糸貯留が進行して
いる。
時点(VII)はクランク角540°に相当する。第1
ピンP1は作用域内を下流側に向って移動し、第2ピン
P2は時点(VI)〜(VII)において一旦到達した
待機位置から進出を開始する。第1ピンP1の上流側に
はほぼ1ピック分の緯糸が貯留されており、一方第2回
目の緯入れのための解舒はほぼ半分近く行われている。
時点(VIII)はクランク角630°に相当する、第
1ピンP1は前記の下流側に向けての移動を続け、一方
第2ピンP2はドラム周上の緯糸の下をくぐって上流側
に向けて移動して既に作用域に侵入しているので、ドラ
ム軸長方向について両者が入れ換り、最初の位置関係、
即ち時点(I)〜(II)における位置関係に戻る。第
1ピンP1と第2ピンP2との間には次のサイクルの第
1回目の緯入れのための緯糸が保持され、第2ピンP2
の上流側では次のサイクルの第2回目の緯入れのための
緯糸貯留が既に始まっている。
時点(IX)はクランク角720°に相当し、かつその
状態は時点(I)と同じである。即ちこの時点から次の
サイクルが開始され、以上述べたような動作が全く同じ
にくり返される。
次にこの発明によるショートピック防止効果について説
明する。前記したように、メインノズル側からの牽引力
が大となってショートピック原因が形成されやすいのは
緯入れが完了し、第1ピンP1と第2ピンP2との間に
貯えられていた緯糸がなくなった時点であり、上記した
例でいうと時点(IV)ないしは(VIII)の時点で
ある。そこで前記した先願装置においてこれに匹敵する
時点前後の状態を示すと第3図に示すようになる。この
発明の装置における時点(VII),(VIII)およ
びこれに対応する先願装置の時点(VII)′,(VI
II)′におけるドラム周上の緯糸の状態をを示すと、
第4図のようになる。
前記したようにドラム周面上4ワインドの緯糸が1ピッ
ク分に相当するという前提に立つと、先願装置の場合に
は貯糸ドラム上の緯糸が一番少くなる時点(VIII)
′では1ワインドの緯糸がドラム周面上にあるのみで、
1ピック分に満たない。従って次回の緯入れにおいてシ
ョートピックが発生し易い条件下にある。これに対しこ
の発明の装置の場合には時点(VIII)において5ワ
インドの緯糸がドラム周面上にあり、1ピック分を超え
ている。従って、仮にメインノズルの牽引力によって巻
かれている緯糸を余分に引出そうとしても貯糸ドラム上
には4ワインド以上の緯糸が確保されているので貯糸ド
ラム上円周方向に緯糸が滑べることがなくショートピッ
クとなるようなことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施態様を示す簡略斜視図、 第2図はその動作の一例を示す模型説明図、第3図は先
願発明の動作の一部を示す模型説明図、 第4図はこの発明の効果を示す説明図である。 1・・・貯糸ドラム 2・・・ヤーンガイドP1,P2
・・・係糸ピン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ドラム周面円錐部に作用域を有する如くに2本の係糸ピ
    ン(P1,P2)が貯糸ドラム(1)に付設されるとと
    もに、当該係止ピンが受渡しせずにそれぞれ個別独立に
    緯糸の貯留と解舒を行うようにそれぞれの駆動カムに作
    動連結されており、これらの駆動カムが、一方の係糸ピ
    ンの作用域離脱による緯糸の解舒が行われる前に他方の
    係糸ピンを作用域に侵入させておくように、それぞれの
    係糸ピンを駆動する ことを特徴とする流体噴射式織機用緯糸貯留装置。
JP14948282A 1982-08-27 1982-08-27 流体噴射式織機用緯糸貯留装置 Granted JPS5943149A (ja)

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6241349A (ja) * 1985-08-10 1987-02-23 株式会社豊田自動織機製作所 無杼織機における緯糸測長貯留方法
US4996634A (en) * 1989-03-31 1991-02-26 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Bumper reinforcement for automotive vehicles
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