JPS5943108Y2 - 荷重取扱ロボツトのア−ム装置 - Google Patents

荷重取扱ロボツトのア−ム装置

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JPS5943108Y2
JPS5943108Y2 JP2405081U JP2405081U JPS5943108Y2 JP S5943108 Y2 JPS5943108 Y2 JP S5943108Y2 JP 2405081 U JP2405081 U JP 2405081U JP 2405081 U JP2405081 U JP 2405081U JP S5943108 Y2 JPS5943108 Y2 JP S5943108Y2
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JP
Japan
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arm
bracket
rear end
load
horizontal
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Application number
JP2405081U
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JPS57140993U (ja
Inventor
謙郎 元田
Original Assignee
元田電子工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は物品の積卸しや移動、或は、各種の重量物や道
具を支持し、或は道具等を支持しつつ移動し乍も行う諸
作業に用いる荷重取扱ロボットのアーム装置に関するも
のである。
従来より上述のような諸仕事を行わせるようにした荷重
取扱ロボットは、作業の省力化という観点から種々提案
され、また実用にも供されているが、一般に構造が複雑
で高価であるという難点がある。
これは、従来品がアーム装置の先端側に形成される荷重
の支持部をアーム装置自体の構造によって3次元空間を
自由に動き得るように形成するために生じるものである
が、例えば、特定の作業に於て取扱うべき荷重の取扱い
形態が一定である場合には、前記荷重の支持部をアーム
装置自体の構造によって3次元空間を自由に移動させる
ようにした装置である必要はない。
本考案は上述のような従来装置の実情に鑑み、アーム装
置自体の構成による荷重支持部の移動可能範囲は狭ばま
るが、構造を簡潔にして容易且つ低摩に作製でき、また
、必要があれば、前記可動範囲を変更できるようにした
荷重取扱ロボットのアーム装置を提供することを目的と
してなされたもので、その構成は、常態に於て、水平な
第1アームの先端に垂直な第2アームの上端を、また前
記第1アームに平行な第3アームの先端を前記第2アー
ムの上端部近くにそれぞれ枢着すると共に、前記第2ア
ームに平行な第4アームの上、下端部を前記第1アーム
の後端部近くと前記第3アームの後端部とにそれぞれ枢
着し、且つ、前記第1アームの後端と第2アームの下端
及び第3アームと第4アームの枢着部とが直線上乃至は
近似直線上に在るようにすると共に、前記第2アームの
先端又は該先端側を延長若しくは短縮した先端に荷重の
支持部を形成したアーム機構を、支柱等に旋回可能に支
持させるブラケットに前記第3アームと第4アームとの
枢着部をアーム機構の支点として上下方向での枢着位置
を可変にして枢着固定する一力、前記ブラケットに水平
方向の棒状体乃至は溝状体による水平ガイドを設けると
共に、該水平ガイドに前記アーム機構に於ける第1アー
ムの後端を駆動力により水平動される力点として水平動
可能に収装したことを特徴とするものである。
次に、本考案の実施の一例を図に拠り説明する。
1は、常態に於て、水平な向きの第1アーム、2は前記
第1アームの前端に上端な枢着P1した垂直な向きの第
2アーム、3は前記第17−ム1に平行で該アーム1よ
り短かく、前端を前記第2アーム2に於げる枢着部Pl
の下方に枢着P2 した水平な第3アーム、4は前記第
27−ム2に平行で、下端を前記第3アーム3の後端に
枢着P3すると共に、上端を第17−ム1の後端側近く
に枢着p4 した第4アームで、前記各アームの長さは
、概ね第1アーム1の後端1aと、第27−ム2の下端
2aと、第37−ム3と第47−ム4との枢着点P3と
の3点が直線乃至は近似直線上に在るように形成し、本
考案におけるアーム機構の−fuの骨組を形成する。
尚、このアーム機に於て、第27−ム2の長さを前記実
施例より若干長目或は短か目に形成することもある。
而して、上記アーム機構は、平行四辺形リンクのパント
グラフ機構により形成されているから、第27−ム2の
下端2aが、第37−ム3と第4アーム4との枢着点P
3を一点に固定し前記第1アーム1の後端1aを移動さ
せた場合、前記第1アーム1の後端1aの移動軌跡に相
似した形の移動をすることができる。
尚、上記アーム機構は、第2図々示のように各アームな
複列構成にしたり、或は第3,4図々示の如く、例えば
、第1アーム1と第2アーム2、又は第37−ム3と第
27−ム2とに、それぞれ平行な副アーム1′、2′、
又は3’、2’を配設すると共に、前記各副アームを、
枢着部P1又は同P2に設げた連結リンクJを介し接続
して構成してもよい。
このようにすると、アーム機構自体の強度を増大させる
ことができると共に、第27−ム2とその副アーム2′
の下端に設けられる後述する荷重の支持部を、アーム機
構の姿勢の如何に拘らず、一定の向きに維持するように
することができる。
5は前記アーム機構を支持するブラケットで、ココテは
前記アーム機構の枢着点P3をアーム機構の支点として
枢着するための枢着孔6が垂直方向で複数個列設されて
おり、前記アーム機構は前記孔6のうち適宜の孔に於て
ブラケット5に固定枢着61しである。
Iは、前記アーム機構の枢着点P3を枢着したブラケッ
ト5に於て、第17−ム1の後端1aが対応する部分の
水平方向に設けた水平ガイドで、このガイドTはピスト
ンロッドや螺子のような棒状体、或は、型材やブラケッ
ト自体に削成した溝状体、ここでは溝状ガイドによって
形成され、前記第1アーム1の後端1aに取附けたスリ
ーブや螺子受或はローラ等の摺転動部材、ここではロー
ラT1を前記ガイドT内に転勤自在に収装してあり、以
上により本考案アーム装置の一例を構成する。
尚、上記ブラケット5に装着したアーム機構は、その支
点に関しそれ自体の平衡をとるため、例えば、第37−
ム3とブラケット5との間にスプリングSを張架したり
、第1アーム1の後端側を延長してカウンターウェイト
を設けることがある。
而して、上記ブラケット5は、この実施例では車輪81
を設けた台車8に立設した支柱9上に旋回自在に取附け
であるが、ブラケット5自体の支持取附構造は図の実施
例に限られるものではない。
例えば、前記ブラケット5の上側に吊下支柱を設けたり
、或は、ブラケット5自体をその上下方向に移動固定可
能にして支柱に取附けるなどの態様を採ることができる
からである。
上述した本考案アーム装置は、−前記水平ガイドT内に
案内支持された第1アームの後端1aの水平方向動、必
要があれば、ブラケット5の支柱9上での旋回動作、並
びに、台車8の移動を適宜の駆動力を以て行わせること
により、荷重取扱ロボットとして作動するように構成す
ることができるので、以下、この点について説明する。
図に於て、10は前記ブラケット5の内部に設けた電動
機、11は前記電動機の出力端と第17−ム1の後端1
aの間に、水平ガイドγの両端側に設けた中間鎖車11
a、llbを介して掛回した鎖で、前記電動機10の捲
上、捲戻し作動により、前記アーム1の後端1aを水平
ガイドI内で前後動させ、第27−ム2の下端2aを拡
大した形で前後動させることができる。
従って、第2アーム2の下端2aに、適宜のつかみ具等
による荷重の支持部12を旋回自在12aに設ければ、
該支持部12はアーム機構自体の構造、台車8の移動機
能並びにブラケットの旋回機能により、3次元空間での
自由移動が可能になる。
尚、前記支持部12はそれ自体が第27−ム20下端2
aに対し上下動機能を具備したつかみ具などを用いても
よい。
また、前記荷重の支持部12の水平動をさせるため、水
平ガイド7内で第1アーム1の後端1aを水平動させる
駆動源としては、上記実施例の電動機10に代え、例え
ば、流体圧シリンダを用い、その出力ロンドを前記アー
ム1の後端1aに接続してもよい。
更に、垂直ガイドTが螺子杆の場合には、前記電動機1
00回転を該螺子杆に伝達してその螺子杆を回転させ、
それに螺合している第1アーム後端1aのナツト部材を
水平動させる。
一力、前記ブラケット5の下部に電動機13を設けてそ
の回転出力を出力ビニオン13aが支柱9の上部に周設
固定した外歯環状ラック13b上を転動するようにすれ
ば、前記ブラケット5は支柱9の軸の囲りを旋回するこ
とができるから、前記アーム機構の作動範囲を支柱の囲
りに形成することが可能になる。
このようにすると、アーム機構の荷重の支持部12は、
ブラケット5に支持された部分の作用による水平動のほ
かに、ブラケット5が旋回することによる支柱9を中心
とする旋回動作並びに支柱9の伸縮による上下動をする
ことができるので、荷重取扱ロボットとしての作動がで
きるのである。
尚、前記支持部12の垂直方向動は、該支持部12Vc
アーム下端2aに対し垂直方向での移動機能を具備した
ものを用いても可能である。
また、上記実施例において、アーム機構のブラケット5
に対する固定枢着部61の位置をその枢着孔6によって
選択すれば荷重の支持部12の垂直方向での位置をオフ
セットすることができるが、この位置は使用目的等に応
じて任意に選択すればよい。
本考案アーム装置は以上の通りであって、荷重取扱ロボ
ットに於けるアーム機構のブラケットに対する支持構造
を簡潔にすることによって、アーム機構自体の構造を高
強度のリンク構成にすることができ、しかも該アーム機
構をブラケットに固定的に枢着して支持することにより
、作動時のアームの振れや捩れを防止することができる
ので、荷重取扱ロボットに必要な荷重支持部の迅速且つ
正確な位置決めを行うことができるなど、従来構造のも
のでは得られない効果がある。
特に、本考案アーム装置では、該装置自体の構造により
荷重の支持部を水平動のみ行うようにしたから、前記支
持部の水平動作によって行うことのできる諸作業、例え
ば部材平面の研磨や部材側面の溶接等のように道具類が
水平方向移動を要する作業に適した作業ロボットに用い
て好適である。
また、本考案アーム装置は、アーム機構の支点をブラケ
ットの垂直方向で位置可変に固定枢着するから、支点が
ブラケットに固定枢着される形式のアーム機構であり乍
ら、荷重支持部の垂直方向での位置を変更でき、従って
、作業ロボットに構成して設置する場合、該ロボットの
最大上下幅C図の上下方向)を設置場所に応じて変更で
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は本考案装置
を荷重取扱ロボットに構成した例の側面骨組図、第2図
は第1図に示した装置に用いるアーム機構の別例の要部
を示す平面図、第3図及び第4図はそれぞれ本考案装置
の他の91を示す側面骨組図である。 1・・・・・・第1アーム、1a・・・・・・第1アー
ム1の後端、2・・・・・・第2アーム、2a・・・・
・・第27−ム2の下端、3・・・・・・第3アーム、
4・・・・・・第4アーム、P1〜P4・・パ・・各ア
ームの枢着部、5・・・・・・ブラケット、6・・・・
・・枢着孔、61・・・・・・枢着部、1・・・・・・
水平ガイド、8・・・・・・台車、9・・・・・・支柱
、10・・・・・・電動機、11・・・・・・鎖、12
・・・・・・荷重の支持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 常態に於て、水平な第1アームの先端に垂直な第2アー
    ムの上端を、また前記第1アームに平行な第3アームの
    先端を前記第2アームの上端部近くにそれぞれ枢着する
    と共に、前記第2アームに平行な第4アームの上、下端
    部を前記第1アームの後端部近くと前記第3アームの後
    端部とにそれぞれ枢着し、且つ、前記第1アームの後端
    と第2アームの下端及び第3アームと第4アームの枢着
    部とが直線上乃至は近似直線上に在るようにすると共に
    、前記第2アームの先端又は該先端側を延長若しくは短
    縮した先端に荷重の支持部を形成したアーム機構を、支
    柱等に旋回可能に支持させるブラケットに前記第3アー
    ムと第4アームとの枢着部をアーム機構の支点として上
    下方向での枢着位置を可変にして枢着固定する一方、前
    記ブラケットに水平方向の棒状体乃至は溝状体による水
    平ガイドを設けると共に、該水平ガイドに前記アーム機
    構に於ける第1アームの後端を駆動力により水平動され
    る力点として水平動可能に収装したことを特徴とする荷
    重取扱ロボットのアーム装置。
JP2405081U 1981-02-24 1981-02-24 荷重取扱ロボツトのア−ム装置 Expired JPS5943108Y2 (ja)

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JPS57140993U JPS57140993U (ja) 1982-09-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039498U (ja) * 1983-08-26 1985-03-19 マツダ株式会社 パネル類の移送装置

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JPS57140993U (ja) 1982-09-03

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