JPS5942874A - 果実の果梗切り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、果実を載置する搬送プレートに載置した果実
の果梗部を下面側に露出せしめる透孔があけである搬送
コンベアの下面側に、対向する一対の刃部が食い切り状
に開閉作動する果梗切り刃物が、前記搬送プレートに同
調してその搬送プレートの移動方向に移動するよう装設
しである果実の果梗切り装置についての改良に関するも
のである。

上述の如く構成しである果実の果梗切り装置は、食い切
り状にツバ状）Ｇこ構成しである果梗切り刃部が、それ
の先端の刃部を閉じ合わせて、据込プレートの透孔な介
し搬送プレートの下面側に露出してくる果実の果梗を、
その下方から食い切り切断したときに、切断された果梗
の切れ端しが開閉作動する一対の刃部の間に詰り込むな
どで、切断作用に不調を生せしめる問題がある。本発明
はこの問題の解消を目的とする。

そして、この目的を達成するための本発明による果実の
果梗切り装置は、果実を載置する搬送プレートに果実の
果梗部を下面側に露出せしめる透孔が具備せしめである
搬送コンベアの、前記搬送プレートの移動軌跡の下面側
に、対向する一対の刃部が食い切り状に開閉作動する果
梗切り刃物を、前記搬送プレートと同調してその搬送プ
レートの移動方向に移動するよう装設してなる果実の果
梗切り装置において、前記果梗切り刃物の開閉する先端
の刃部の周囲に、その先端の刃部が食い切った果実の果
梗を受は止める果梗受けを装設したことを特長とする。

次に実施の一例を図面に従い詳述する。

第１図は、本発明による果梗切り装置を組込んだ果実の
除袋装置への全体の概要を示している。

同図において、ａは機枠（１）に装架した搬送コンベア
で１機枠（１）の前後の両端部（図面で・は左右の両端
部）の上部及び下部に、左右に一対に並列せしめて軸架
せるスプロケット（１０）・・・（左右の一方のスプロ
ケット（１０）・・・は図面上明示していない）に、夫
々チェン（１１）・・・をエンドレスに張架し、それに
より一対に対向するチェン圓・（ＩＩ）（第２図容器）
にＩＩＧ送プ上プレート２）・・・を渡架連結して形成
してあり、それの各搬送プレート＋１２＋には、載置す
る果実（２）の果梗（２０）及びその周辺の果梗部を該
搬送プレート（１２１の下面側に露出させるための透孔
（１３）が、左右に２運に形設しである。そして、該コ
ンベアａは、機枠（１）に装架せるモーターｍによる駆
動で、同第１図において矢印イ方向に回動する。

前記搬送コンベアａの各搬送プレート（Ｉ２）に対する
果実（２）の供給は、該搬送コンベアａの搬送行程の始
端部である機枠（１）の後端側（第１図におし・て右端
側）において、作業員が手作業により、果実（２）の果
梗（２０）が搬送プレート（１２）に設けた透孔（１３
）の中心部に位置する姿勢として個々に載置していくこ
とで行なわれる。

ｂは搬送プレート０２）上Ｇこ載置される果実（２）を
被覆して［１元部（３０）が縛ぼられている紙袋（３）
を、その果実（２）から剥離せしめるための前処理とし
て、その紙袋（３）の口元部（３０）を切り取るよう搬
送プレート（１２）の下面側に配設せる紙袋切断装置で
あり、紙袋（３）の口元部（３０）を果梗（２０）と−
緒に左右から挾持して果実（２）の姿勢を修正するよう
左右Ｇこ一対に対向させた修正ベルト顛（一方は図面上
省略している）と、該修正ベルト（４０）により修正さ
れた紙１：Ｅ　（３）の口元部（３０）を掴んで搬送プ
レート（１２＋の搬送方向（こ同ＪＩＩして搬送しなが
ら下方に引き寄せる紙袋つかみチャック（４１）・・・
と、そのチャック（４１）で移動させられる紙袋（３）
の口元部（３０）に作用して果梗（２０）を残し該紙袋
（３）の口元部（３０）だけを切除する紙袋切断ナイフ
（４２）と、紙袋（３）の口元部（３０）の切除により
露出してきた果梗（２０）を挾持して所定の姿勢に修正
しながら搬送プレート（１２）に同調して搬送する左右
に一対の搬送ベルト（４３）　（一方は図面上省略しで
ある）と、該搬送ベルト（４３）で搬送される間に果梗
（２０）の突出端部な切り落す果梗切断刃（４４）とよ
りなる。

Ｃは前述の紙袋切断装置すで紙袋（３）の口元部（３（
１１の切除処理がなされた状態の果実（２）に対し、そ
れの果梗（２０）を短く切り揃えるように、果実除袋装
置Ａに組込んだ本発明による果梗切り装置であって、移
動する搬送プレート０２）の下面側において、搬送プレ
ート０２）の透孔０３）からその下面側に露出する果実
（２）の果梗（２０）に対し作用するよう設けるニッパ
状に形成した果梗切り刃物（５）と、その果梗切り刃物
（５）を支持して前記搬送プレート０２）の移動方向に
同調せしめて移動さす移動装置（６）と、その移動装置
（６）により前記果梗切り刃物（５）が移動する間の所
定のタイミング時に該果梗切り刃物（５）を搬送プレー
ト（＋２＋の透孔（１３）の中心部位に向けて押上げる
よう作動せしめる上昇作動機構（７）とよりなる。

前記果梗切り刃物（５）の移動装置（６）は、搬送プレ
ート（１２）の下向側に搬送プレート０２）の移動速度
と同調した周速でエンドレスに回動するよう張架せる一
対のチェン価・（６０）の外周面に、取付台６：ｌ）・
°を渡架連結して構成しである。

前記果梗切り刃物（５）は、ヒンジ（５Ｉ）により鋏状
に連結された左右の柄（５２１・（５２）を開閉するこ
とで、その左右の柄（５２１・（５２１の各先端に形設
せる左右の刃部（５０）・（５０）が開閉する食い切り
状にツバ状）に彫成しである。そして、該果梗切り刃物
（５）は、第２図及び第３図に示している如く、前述の
チェノ（６Ｆ＋）・（６０）の外周面に設けた取付台（
６Ｉ）・・・の各上面に、固定の支柱（８０）を立設す
るとともにその支柱（８０）に摺動自在に支持杆（８Ｉ
）を嵌装して、その支持杆（８１）の上端に該果梗切り
刃物（５）のヒンジＩ！５］）を軸架することで、チェ
ノ（６０）の回動で搬送プレート（１２）と同調して移
動するよう支持せしめである。また、該果梗切り刃物（
５）は、それの左右の柄（５２）・（５２１の間に設け
た押し拡く方向のハネ６３）により常態において刃部（
５０）・（５０）が拡いた状態に保持されていて、前記
移動装置（６）により該果梗切り刃物（５）が移動する
軌跡上に配位して搬送プレート（１２）の移動軌跡の下
面側に左右に一対に設けた開閉カイト（５４）・（５４
）の間に、該果梗切り刃物（５）の左右の柄（５２）・
（５２）が入り込み、その開閉ガイド（５４）・（５４
）により前記バネ６３）の付勢に抗して押しすぼめられ
ることにより刃部（５０）・（５０）が互いに閉じ合わ
されて切断作用を行なうようになっている。

開閉カイト−（５４）・（５４）は、側面視においてコ
ーン状の回転体に形成してあって、第３図に示している
如く、機体（１）に設けられる軸受（９０）・（９０）
に回転自在に軸支されて伝導機構（９１）を介し駆動さ
れる回転軸（９２）の先端に取付は固着してあり、その
回転軸（９２）の回転により第２図において夫々矢印方
向に回転する。そして、該開閉ガイド（５４１を支持す
る前記回転軸（９２）は、それの基端側に設けたゴム等
の弾性資料よりなる接手（９３）により自在に揺動する
よう形成され、その回転軸（９２）の先端部位に嵌合す
る正面視において断面コの字形のガイド部１６Ｊ４１に
より動きが左右方向に規制され、さらに、機枠（１）に
設けたカイト（９５）に規制されて上下に動くよう装設
ぜる正面視においてくさび状の抑圧部材（９６）が該回
転軸（９２）に遊嵌したコロ（９７）に左右方向の外側
から当接し、その抑圧部材幅）がハネの８）で下方に牽
引されることで、該回転軸（９２）を左右方向の内側に
押出すようにしてあって、これにより、先端に支持する
前記コーン状の開閉カイト（５４）・ｔ５４）が抑圧部
材（！ｆ３）を牽引するハネ（９８）の圧力で左右方向
の内側に押出され通過してくる果梗切り刃物（５）の左
右の柄（５２１・（５２）を押しすぼめるようになって
いる。

前記上昇作動機構（７）は、前述した支柱（８０）に摺
動自在に嵌合する支持杆（８υに、作動杆（７０）を横
架し、その作動杆（７０１をハネ（７１）により取付台
（６０に向は下降するよう牽引せしめ、かつ、作動杆（
７０）にはローラー（７２１を軸支し、そのローラー（
７２）の移動軌跡上にカイトレール（７３）を配設し、
そのガイドレール（７３）に前述のバネ（７υの付勢に
抗してローラー（７２１を押上げる隆起部（７３ａ）を
形設することで構成してあり、その隆起部（７３ａ）は
第２図に示すよう前述の開閉ガイド（５４）・（５４）
と対応するよう位置せしめである。

前述した上昇作動機構（力の作動杆（７０）に設けたロ
ーラー（７２１に対応させたカイトレール（７３）は、
機枠（１）に設けたブラケット（７滲に取付けて支持せ
しめるに際し、カイトレール（７３］の下面に下方に向
けて突出する摺動杆（７５）を一体に取付け、その摺動
杆（質をブラケット（７４）に設けた透孔に摺動自在に
嵌挿して、摺動杆（７！１５１の突出端部に設けた螺子
部（７５ａ）にストッパーとなるナツト（７６）を螺合
し、ブラケット（７４）とガイドレール（７３）との間
に該カイトレール（７３）を押上げる方向のバネ（７７
）を作用させることで、果梗切り刃物（５）が上方から
圧力を受けたときに、該果オリ２切り刃物（５）を、ガ
イドレール（７３）ごと下方に沈み込ませて、その圧力
を逃がすように構成しである。

Ｂは前記果梗切り刃物（５）の先端の刃部（５０）・（
５ｏ）の周囲に設けた果梗受けで、合成樹脂材により第
４図及び第６図に示している如く、底壁θωの中央部に
果梗切り刃物（５）の先端部がそれを支持している支持
杆（８Ｉ）の先端部ごと嵌入する嵌合穴（５６）を具備
するホッパー状に形成してあって、その嵌合穴（５６）
を果梗切り刃物（５）の先端側から嵌合して前記支持杆
（８１）の上端部位に適宜の手段で止着することにより
、前記第４図及び第６図にあるように、上方に向い拡径
する周壁５７）により、果梗切り刃物（５）の開閉する
刃部槌・（５０）の周囲を取り囲み、その刃部（５０）
・（５０）が食い切った果実（２）の果梗（２０）の切
れ端（２０ａ）を内腔に受は止めるように装設しである
。

再び第１図において、ｄは口元部（３０）が切断されて
開口した紙袋（３）を果実（２）から剥離するよう圧風
を吹上げるノズル、ｅは前記ノズルｄで果実（２）から
上方に剥離してくる紙袋（３）を挾持して取り除く除袋
搬送−ベルトで、側面視でＬ字形に張設した搬送ベルト
を左右に２連に並設して、それらベルトの間に紙袋（３
）を挾持して搬出するようにしである。また、ｆは搬送
プレート（１２１上に載置されて搬送される果実（２）
が紙袋切断装置すの作用を受けている間、その果実（２
）を搬送プレート０２）の上面に押しつけるように、搬
送コンベアａの上面に配設した押圧コンベア、ｇは果実
（２）が果梗切り装置Ｃの作用を受けているときに、そ
の果実（２）を搬送プレート（１２）の上面に押し付け
るように搬送コンベアａの上面に設けた押圧ドラムであ
る。

次に作用効果について説明すると、本発明による果実の
果梗切り装置は、上述した如く、搬送コンベアａの搬送
プレート（＋２）の移動軌跡の下面側に、対向する一対
の刃部（５ｏ）・（５ｏ）が食い切りにツバ）状に開閉
作動するよう構成した果梗切り刃物（５）を・前記搬送
プレート（１りと同調してその搬送プレートα２）の移
動方向に移動するように装設するに際し、その果梗切り
刃物（５）の、開閉する先端の刃部５０）・（５０）の
周囲（こ、その先端の刃部（５０）・（５０）が食い切
った果実（２）の果梗（２０）の切れ端（２０ａ）を受
゛け止める果梗受Ｂを装設しであるのだから、第２図Ｇ
こ示している如く果梗切り刃物（５）の先端の刃部（５
０）・（５０）の閉じ合わせ作動により果実（２）から
果梗（２（）が切断されたとき、切り落されるその果梗
（２０）の切れ端（２０ａ）が四周に散乱することなく
果梗受Ｂの内腔に受は止められ、その果梗受Ｂが果梗切
り刃物（５）と−緒に移動装置（６）のチェン霞の回動
（こよって移動し、第３図に示している如く傾斜回動し
ていくことで、所定の位置において放出されていくよう
になるので、切り落した果梗（２）の切れ端（ＺＯａ）
が果梗切り刃物（５）の開閉作動部に詰ったり、移動装
置のチェノ（Ｇｏ）　に噛込んだりすることがなくなっ
て、果梗切り刃物（５）を正確に作動せしめ、切断ミス
を防止し得るようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施せる果実の除袋装置の全体概要側
面図、第２図は同上装置の要部の縦断正面図１第３図は
同上要部の縦断側面図、第４図は同上要部の斜視図、第
５図は同上要部の部分の縦断正面図、第６図は果梗受の
平面図である。 図面符号の説明 Ａ・・・除袋装置　　　　　ａ・・・搬送コンベアｍ・
・・モーター　　　　　１・・・ｉ別枠１０・・・スプ
ロケット　　　１１・・・チェノ１２・・・搬送プレー
ト　　　１３・・・透孔２・・・果実　　２０・・・果
梗　　２０ａ・・・切れ端３・・・紙袋　　３０・・口
元部　　ｂ・・・紙袋切断装置４０・・・修正ベルト　
　　　４１・・・チャック４２・・・紙袋切断ナイフ　
　４３・・・搬送ベルト４４・・・果梗切断刃　　　　
Ｃ・・・果梗切り装置５・・・刃物　　　５０・・・刃
部　　　５１・・・ヒンジ５２・・・柄　　　　５３・
・・バネ ６・・・移動装置　　６０・・・チェノ　　６１・・・
取付台７・・・上昇作動機構　　　７０・・・作動杆７
１・・・バネ　　　　７２・・・ローラー　　７３・・
・カイトレール７３ａ・・・隆起部　　７４・・・ブラ
ケット７５・・・摺動杆　　７５ａ・・・螺子部　　７
６・・・ナツト７７・・・ハネ　　　８０・・・支柱　
　８１・・・支持杆５４・・・開閉カイト　　　　９０
・・・軸受９１・・・伝導機構　　９２・・・回転軸　
　９３・・・接手９４・・・カイト部材　　　９５・・
・ガイド９６・・・押圧部材　　９７・・・コロ　　９
８・・・バネＢ・・・果梗受　　５５・・・直路５６・
・・嵌合穴５７・・・周ｉｄ・・・ノズル　　　ｅ・・
・除袋搬送ベルトｆ・・・抑圧コンベア　　ｇ・・・抑
圧ドラム特　許　出　願　人　　　井関農機株式会社゛
・ノ、−１１嘴； 代理人　弁理士　　新　関　和　部　　１、Ｉ 第５葭 Ｉ Ｍ６　　図 ７ ５ 手続補正書（方式） ％式％ 特許庁長官　若　杉　和　夫　殿　　リフ八１、　事件
の表示 昭和５７年　特　許　願　　第１５３５２４号２、発明
の名称　　果実の果梗切り装置３、補正をする者 事件との関係　出願人 住　　所　　　〒１６０　　東京都新宿区西新宿６丁目
７番ｎ号５、補正命令の目付　　昭和５７年１１月加日
（発送日）６、　補正により増加する発明の数 ７、補正の対象　「図面」 ８、補正の内容　図面の第１図・第２図・第３図・第４
図・第５図・第６−′を別添図面の通り補正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 果実を載置する搬送プレートに果実の果梗部を下面側に
   露出せしめる透孔が具備せしめである搬送コンベアの、
   前記搬送プレートの移動軌跡の下面側に、対向する一対
   の刃部が食い切り状に開閉作動する果梗切り刃物を、前
   記搬送プレートと同調してその搬送プレートの移動方向
   に移動するよう装設してブよる果実の果梗切り装置にお
   いて、前記果梗切り刃物の開閉する先端の刃部の周囲に
   、その先端の刃部が食い切った果実の果梗な受は止める
   果梗受けを装設したことを特長とする果実の・果梗切り
   装置。