JPS5942801B2 - 断面積の周期的変動の検出に関して糸信号を評価する方法および装置 - Google Patents

断面積の周期的変動の検出に関して糸信号を評価する方法および装置

Info

Publication number
JPS5942801B2
JPS5942801B2 JP53028344A JP2834478A JPS5942801B2 JP S5942801 B2 JPS5942801 B2 JP S5942801B2 JP 53028344 A JP53028344 A JP 53028344A JP 2834478 A JP2834478 A JP 2834478A JP S5942801 B2 JPS5942801 B2 JP S5942801B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
yarn
value
sectional area
cross
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53028344A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53117461A (en
Inventor
ヴエルネル・マンハルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zellweger Uster AG
Original Assignee
Zellweger Uster AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zellweger Uster AG filed Critical Zellweger Uster AG
Publication of JPS53117461A publication Critical patent/JPS53117461A/ja
Publication of JPS5942801B2 publication Critical patent/JPS5942801B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H63/00Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package
    • B65H63/06Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to presence of irregularities in running material, e.g. for severing the material at irregularities ; Control of the correct working of the yarn cleaner
    • B65H63/062Electronic slub detector
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2557/00Means for control not provided for in groups B65H2551/00 - B65H2555/00
    • B65H2557/60Details of processes or procedures
    • B65H2557/65Details of processes or procedures for diagnosing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、断面積の少なくとも近似的に周期的な変動の
検出に関して糸信号を評価する方法および装置に関する
現今、繊維半製品特に糸の半製品を製造するには、広範
囲でかつ迅速に応答する品質監視が要求される。
通常の紡糸方法においては、製漬工程からランダムサン
プルを抜取り、これらのサンプルを試1験室において検
査し、その後に統計学の法則により全納品の平均品質を
推定することができる一方、現在の製造設備では個々の
紡糸位置の各々を連続的に監視することが要求され、ラ
ンダムサンプルによる試5験ではもはや不十分である。
特にオープンエンド(0E)紡績機械における糸の製造
にあたつては、このような集中監視が必要である。その
際、糸品質について次の種類が定められている。1.個
々の大きな太糸部分 2.太糸部分の連鎖 3.増大したむら 4.断面積の周期的な変動 個々の太糸部分は現在通常の電子式ヤーンタリヤラ一に
より除去される。
太糸部分の連鎖は0E紡績機械における特殊な欠陥であ
る。その検出および除去に対しても既にたとえばスイス
国特許第568405号明細書による方法および装置が
公知となつている。むらおよび断面積の周期的変動に対
しては、従来大体において、上述のランダムサンプルを
比較的ゆつくり特6こ製造後若千の時間を経てから試験
することがでAる実,験室用機器しか用いられなかつた
しかしむらもそこに含まれる周期的成分も糸の製造と同
時に一緒に監視できるようにすることが要望されている
このことは一方では高価な実1験室用測定器の使用を不
要とし、他方では最高度の測定稍度と理論に近い測定値
変換とを要せずに製造過程の傾向から既に製造品質を推
定することができるので、特註量を求めるのに簡単な方
法を用いることができる。このような実1験室用測定器
はたとえばスイス国特許第249096号明細書による
むら試験器゛{JSTER−スイス国特許第26282
7号明細書による積分装置゛USTER゛およびスイス
国特許第300068号明細書によるスペクトログラブ
USTER゛により実現された。
したがつて本発明は、欠陥のある糸特に断面積の周期的
な変動を検出するための適当な評価方法を見出すことに
関する。
その出発点は糸断面積に比例した電気的信号を紡糸位置
ごとに得ることであり、この信号が上記の特囲に関して
分析され、この際この特姓が許容できない大きさで発生
すると、精紡工程に作用する制(財)信号が発生される
この課題設定から既に、各紡糸位置に対してこのような
監視チヤネルを設けなければならなくなり、その数は従
つて非常に多く、それに応じて設備は高価なものとなる
。第1の簡易化は、発生する糸信号を連続的にではなく
時間的に次々とその振幅に関して検出し、それにより評
価装置の主要な部分をただ1つの装置に集約し、起り得
る欠陥信号をその原因となつた紡糸位置へ対応せしめる
ことによつて達成される。このように複数の信号を1つ
のセンタで処理するために集めることは、元来公知のマ
ルチプレクサにより行なわれる。さらに全体の紡糸位置
を監視する要,求に応するものは、集積回路およびマイ
クロコンピユータとして構成要素を利用する最近の半導
体技術であり、これらの構成要素は最小の場所しかとら
ないにもかかわらず複雑な信号処理問題を克服すること
ができる。
糸信号中のむらの周期測定の問題に対して、際立つた周
期の長さが一般に紡糸装置の回転子周縁とほぼ等しいこ
とがまず重要である。
それにもつと短い周期も加わる。長さの関数としての糸
断面積が時間の関数としての電気的信号として表わされ
るので、この信号に含まれている周期的成分は糸の進行
速度に関係している。したがつて装置が検出可能な周期
長さに関して制約を受けていないならば有利である。そ
れにより、固定同調されたフィルタを使用する解決策は
無視される。可能ではあるが高価な解決策は、断面積の
周期的変動の存在を示すために、糸信号のフーリエスペ
クトルを計算することである。
この関数の計算は、公知のCOOleyおよびTuke
yの゛高速プーリ工変換゛のアルゴリズムによつても時
間がかかり過ぎる。計算時間は数分に達し、したがつて
無視される。本発明は、この考察に基づき、検出器によ
り糸の断面積または直径から得られた糸信号を断面積の
少なくとも近似的に周期的な変動の検出に関して評価す
る方法に関し、糸信号x(t)がデイジタル信号として
マイクロコンピユータへ導かれ、このマイクロコンピユ
ータにおいて糸信号がまず遅延間隔(τ2−τ1)内に
ある時間間隔(τ)だけ遅延さねそのあとで最初の糸信
号x(t)および遅延された糸信号x(t−τ)からそ
れぞれ差の絶対値が形成され、この絶対値が時間間隔(
1)にわたり関数値(Q(τ))に積分され、また遅延
間隔(τ2−τ1)内に生ずる関数値Q(τ)の最大値
および最小値から断面積の少なくとも近似的に周期的な
変動の存在および(あるいは)全糸むらの大きさに対す
る判定基準が得られることを特徴とする。
また本発明は、断面積の少なくとも近似的に周期的な変
動の検出に関して糸信号を評価する方法を実施するため
の装置に関し、糸信号x(t)をデイジタル信号に変換
するA−D変換器と、もとの糸信号x(t)と時間間隔
(τ)だけ遅延された糸信号x(t−τ)との差の和Q
(τ)を連続的に形成するマイクロコンピユータとを含
んでおり、またマイクロコンピュータが、分割回路と積
分回路のような別の手段を模擬し、この手段により、加
算された差Q(τ)から特定の欠陥信号を作ることがで
き、この欠陥信号が設定可能な基準値により許容値かど
うか検査可能であり、また前記の基準値の少なくとも1
つの超過の際紡糸工程に影響を及7ぼす開閉手段が設け
られていることを特徴とする。本発明による方法および
それに対応する装置が、種々の紡糸位置の多数の糸信号
がマルチプレクサへ導かれ、このマルチプレクサ内で時
間的に続く部分信号に変換され、また開閉手段から発せ
られる制(財)信号がデマルチプレクサを介して当該の
紡糸位置へ個々に対応せしめられるように用いられるこ
とは有利である。
さらに種々のテツクス値(糸番手)による糸信号の異な
る振幅を統一レベルに合わせる調節増幅器を糸信号が通
過することは有利である。
マイクロコンピユータの技術により、数学的演算、欠陥
信号と基準値との間の比較過程も選択された判定基準に
基づく制倒信号の供給も全く同一の装置で行ない得るよ
うに、本発明による装置を有利に構成することが可能で
ある。
本発明による方法の原理ならびにその実施のための実施
例を以下図面により説明する。
課せられた課題を解決するための有利な適用条件は自己
相関関数(以下AKFと呼ぶ)により得られる。
信号x(t)に対してはAKFは次のように定義されて
いる。第1図には純不規則関数のAKFが、また第2図
には周期的成分(周期τp)重畳された不規則関数のA
KFが示されている。
この関数をとびとびに計算するため、積分の代りに加算
を用いる。この目的で信号は、量子化された検知値x(
kΔt)の形で表わされなければならない。
ずれτは等しい不連続な間隔で増加する。マイクロコン
ピユータによるこの関数の計算の結果はN=1000の
検知値およびm=50の時間間隔ステツブに対して約4
5秒であつた。
製造過程において糸信号を連続的に評価するには、この
所要時間は依然として長過ぎる。その原因はまず第1に
式2の乗算にある。この演算は各てに対してN回すなわ
ち全体としてNXm回(故に上の数値では50,000
回)行なわねばならない。この演算は通常のマィクロコ
ンピユータでは多くの時間を必要とする。したがつて乗
算をはるかに短い時間で行なうことのできる特殊なマイ
クロコンピユータを使用するか、あるいは単純化された
乗算原理を選ばなければならない0このことは、たとえ
ば乗算を2n回するだけで実現される。2進数の場合に
は、このことは数をn−1桁だけずらすことを意味する
乗算にくらべて加算および減算は非常に早く(数μs以
内で)行なうことができる。
AKFから出発し、時間のかかる演算を避けるため、新
しい関数Qが定義された。
または この関数は、不規則信号に埋もれている周期的信号を検
知することができる。
第3図には関数Q(τ)の発生が実例で示されている。
式3によるもとの関数x(t)とτだけずらされた関数
x(t−τ)との差の絶対値の積分は、斜線を施した面
積に相当する。τ〉Oに対して関数の値は、もはやτと
無関係な特定の値へ漸近する。第4図には、異なるむら
を有する2種類の糸について関数Q(τ)がτの関数と
して示されている。
関数Q(τ)の値は、もとの信号x(t)とτだけずら
された信号x(t−τ)との類似注に対する尺度である
。不規則信号においてτ〉Oに対するこの関数Q(τ)
の値はτに依存しない。これに反して関数Q(τ)は信
号x(t)のむらに依存する。すなわち曲線41はむら
のある(U%またはC%の値が一層大きい)糸に相当し
、曲線42はむらの少ない(U%またはCV%が一層小
さい)糸に相当する。さて周期的償号が重畳している不
規則信号を考察すると、ずれτの種々の値に対する関数
Q(τ)が再び形成される。τ〈τトの値に対しては、
τに依存しない特定の関数Q(τ)の値が再び得られる
。しかしτ=τ,あるいは一般にτ=n・τ,(n=1
,2,・・・)であれば、周期的成分が合致する(第6
図)。両曲線はいまや互いに若干類似しているが、それ
はこのτに対する関数Q(τ)の小さな値に現われる。
したがつて第7図に示されているような関数Q(τ)の
経過が得られる・。特に最初の谷71の位置から周期的
成分の周期を定めることができる・値Q1は糸むらに対
する尺度である。
関数Q(τ)またはR(τ)の評価を自動的に行なえる
ように、次の比率が形成される。
τ2 すなわち周期が予想されるτ1ないしτ2の範囲で、関
数Q(τ)が計算される。
次いでこの間隔におけるこの関数の最大値と最小値との
比率が形成される。この数値は糸信号中の起り得る周期
的成分の大きさに対する直接的な尺度である。この数値
は、比率であるから、糸信号の原振幅に実際上依存しな
い。試験の結果、MZの値は次のようになることがわか
り、また確認された(MZ=゛モアレ数”)。正常な糸
に対しては:MZ〈1.12その後の処理に際していわ
ゆるモアレ効果が形成されそうな、周期的に不規則な糸
に対しては:MZ〉1.12むらの大きさ(U%または
CV%)が曲線Q(τ)(第4図の41,42)の漸近
枝の高さに影響するという上述の事実は次の関係により
評価される。
これによつてむらの値の指示が得られる。装置構成上、
このことは関数Q(τ?遅延間隔(τ2τ1 )内で積
分すべきこと(またはその平均値を形成すべきこと)を
意味する。しかしこの値UZは糸信号の振幅に依存して
いる。もし評価がこの関数に従つて行なわれるならば、
糸信号は調節増幅器85による増幅率調節によつて所定
のレベルに合わせるべきである。さらにマイクロコンピ
ユータ88の入力端における糸信号が糸の平均断面積(
平均糸番手、テツクス値)に無関係であるように配慮す
べきである。このことはたとえばテツクス値で校正され
た目盛90を有する設定つまみを備えた増幅器の設定機
構により行なうことができ、この設定つまみが測定の開
始時に試,験糸のテツクス値に設定される。本発明によ
る装置の原理を第8図により一層詳細に説明する。
検出器81,82,83・・・は個々の紡糸位置に設け
られており、元来公的のやり方で、糸の断面積または直
径に対応する糸信号x(t)を供給する。
これらの糸信号x(t)はマルチプレクサ84に達し、
このマルチプレクサが糸信号を連続する個別値の列に分
解する。このことにより、認められるほどの測定精度の
低下が測定値の点状検知により生ずることなく、多数の
糸信号に対して後続の評価装置を簡単な構成ですますこ
とができる。マルチプレクサ84の後には、到来する糸
信号x(t)の大きさに応じて増幅率を変える調節増幅
器85が続くようにすることができる。この増幅器がテ
ツクス値で校正された設定機構を有し、この機構により
種々の糸番手に対して比較可能な入力信号を他の段に伝
達できることは有利である。特定の評価の観点を放棄す
れば、調節増幅器85も省略できる。このように用意さ
れた糸信号x(t)は次に、場合によつてはいわゆる゛
サンプル−アンド−ホールド゛回路86を介して、元来
公知のA−D変換器87へ達し、このA−D変換器が、
後に接続されたマイクロコンピユータ88における処理
に必要なデイジタル信号を、到来した糸信号x(t)か
ら形成する。さてマイクロコンピユータ88は、デイジ
タル入力信号から上述の演算を行ない、特に関数Q(τ
)を形成し、そのずれ間隔τ2−τ1内の最大値および
最小値を求め、これらの値から比率MZを形成するよう
にプログラムされている。
次にこの比率MZが第1の比較回路で基準値と比較され
る。この比率が基準値を超過すると、欠陥信号がマイク
ロコンピユータの出力端に与えられ、この信号は、マル
チプレクサ84と同期するデマルチプレクサ89を通過
した後、当該の紡糸位置に適当なやり方で影響を及ぼす
ことができる。このことはたとえば信号供給あるいは錘
の作動停止により行なうことができる。本発明による装
置は、もし関数Q(τ)の平均値をそれぞれ遅延間隔τ
2−τ1にわたり形成する積外回路がマイクロコンピユ
ータ一88に設けられるならば、少なくとも近似的にむ
らUを定めるためにも使用することができる。
さてこの平均値は、元来公知の仕方で指示し、あるいは
別の基準値と比較することができる。いずれの場合もや
はり欠陥信号に基づいて、誤動作している紡糸位置を確
定する開閉または信号装置をトリガすることができる。
糸信号を中央で評価する際は、さらに監視される錘に対
して紡糸速度、応動限界値およびテツクス値(糸番手)
を群として異なる値にあらかじめ設定することができる
各錘に対して適用される値はマイクロコンピユータに記
憶され、当該の錘がマルチプレクサにより制御卸される
たびごとに読み出される。限界値の1つが超過されるた
びに、次の量を指示し、またはその後のタイプアウトの
ために記憶することができる。
−モアレ数MZに対応する周期囲の強さ 一関数Q(τ)の最初の谷の位置(第7図)から精密に
読み取り可能な周期の長さ一むら指数UZに対応するむ
らの大きさ −錘の番号および時間 マイクロコンピユータは、太糸部分の連鎖の発生に関し
て糸信号を監視するように付加的にプログラムすること
もできる。
マイクロコンピユータの使用による他の利点は、大きな
追加費用をかけずに特定の監視間隔にわたる統計的評価
が可能な点にある。
このような統計的評価から、該当する機械を推定するこ
とができる。特定の監視間隔内に特に際立つてモアレ糸
を形成する傾向がある錘はその際に明白に区別すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は不規則信号に対する自己相関関数のグラフ、第
2図は周期的成分を有する不規則信号に対する自己相関
関数のグラ人第3図は遅延されない糸信号および遅延さ
れた糸信号のグラフ、第4図は時間差τの関数としての
、導かれた量の2つのグラフ、第5図はもとの糸信号お
よび時間間隔τ1だけ遅延された糸信号を時間の関数と
して示すグラフ、第6図はもとの糸信号および時間間隔
τ,だけ遅延された糸信号を時間の関数として示すグラ
人第7図は関数Q(τ)のグラフ、第8図は本発明によ
る回路装置のブロツク回路図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 検出器により糸の断面積または直径から得られた糸
    信号を断面積の少なくとも近似的に周期的な変動の検出
    に関して評価する方法において、糸信号(x(t))が
    ディジタル信号としてマイクロコンピユータ88へ導か
    れ、このマイクロコンピュータにおいて糸信号がまず遅
    延間隔(τ_2−τ_1)内にある時間間隔(τ)だけ
    遅延され、そのあとで最初の糸信号(x(t))および
    遅延された糸信号(x(t−τ))からそれぞれ差の絶
    対値が形成され、この絶対値が時間間隔(T)にわたり
    関数値(Q(τ))に積分され、また遅延間隔(τ_2
    −τ_1)内に生ずる関数値(Q(τ))の最大値およ
    び最小値から断面積の少なくとも近似的に周期的な変動
    の存在および(あるいは)全糸むらの大きさに対する判
    定基準が得られることを特徴とする糸信号評価方法。 2 評価装置へ導かれる糸信号(x(t))が、マルチ
    プレクサ84から導かれた多数の部分信号から構成され
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 3 糸信号(x(t))が調節増幅器85により、種種
    のテックス値を有する糸に対して一定の信号レベルに合
    わされることを特徴とする、特許請求の範囲第1項ある
    いは第2項記載の方法。 4 糸信号(x(t))中に断面積の少なくとも近似的
    に周期的な変動の存在に関する判定基準として、関数値
    (Q(τ))に対して遅延間隔(τ_2−τ_1)内に
    得られた最大値および最小値から比率(MZ)が形成さ
    れ、この比率が、許容値を示す最初の基準値と比較され
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項あるいは第
    2項記載の方法。 5 比率(MZ)が最初の基準値を超過すると、欠陥信
    号が発生され、この欠陥信号が欠陥のある動作を指示す
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項あるいは第
    4項記載の方法。 6 糸信号のむらの大きさに関する判定基準として、関
    数値(Q(τ))の平均値(UZ)が遅延間隔(τ_2
    −τ_1)にわたつて形成され、この平均値が許容可能
    な限界むらを示す別の基準値と比較されることを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項ないし第3項のうち1つに
    記載の方法。 7 糸信号のむらの大きさに関する判定基準として、最
    大値(Q(τ)max)が遅延間隔(τ_2−τ_1)
    にわたつて形成され、この最大値が許容可能な限界むら
    を示す別の基準値と比較されることを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項ないし第3項のうち1つに記載の方法
    。 8 平均値(UZ)または最大値(Q(τ)max)が
    別の基準値を超過すると、欠陥信号が発生され、この欠
    陥信号によりむらの増大が示されることを特徴とする。 特許請求の範囲第1項ないし第3項、第6項および第7
    項のうち1つに記載の方法。9 欠陥信号が、マルチプ
    レクサ88と同期して進行するデマルチプレクサ89を
    介して導かれ、このデマルチプレクサにおいて、欠陥信
    号をその原因となつた紡糸位置へ対応づけることができ
    るように確認されることを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項、第2項および第5項ないし第8項のうち1つに
    記載の方法。 10 欠陥信号が開閉手段に作用し、この開閉手段が、
    誤動作している紡糸位置を停止させる結果となり、かつ
    (あるいは)適当な指示装置を働かすことを特徴とする
    、特許請求の範囲第1項、第5項、第8項および第9項
    のうち1つに記載の方法。 11 信号(x(t))から自己相関関数(R(τ))
    が形成され、また遅延間隔(τ_2−τ_1)内に生ず
    る(R(τ))の最大値および最小値から、糸の断面積
    の少なくとも近似的に周期的な変動の存在および(ある
    いは)全糸むらの大きさに関する判定基準が得られるこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の方法。 12 検出器により糸の断面積または直径から得られた
    糸信号を断面積の少なくとも近似的に周期的な変動の検
    出に関して評価する装置において、糸信号(x(t))
    をディジタル信号に変換するA−D変換器87と、もと
    の糸信号(x(t))と時間間隔(τ)だけ遅延された
    糸信号(x(t−τ))との差の和(Q(τ))を連続
    的に形成するマイクロコンピュータ88とを含んでおり
    、またマイクロコンピュータ88が、分割回路と積分回
    路のような別の手段を模擬し、この手段により、加算さ
    れた差(Q(τ))から特定の欠陥信号を作ることがで
    き、この欠陥信号が設定可能な基準値により許容値かど
    うか検査可能であり、また前記の基準値の少なくとも1
    つの超過の際紡糸工程に影響を及ぼす開閉手段が設けら
    れていることを特徴とする糸信号評価装置。 13 マルチプレクサ84と同期しているデマルチプレ
    クサ89が欠陥信号を、それを発した検出器(81、8
    2、83・・・)に対応せしめることを特徴とする、特
    許請求の範囲第12項記載の装置。 14 調節増幅器85が、種々のテックス値を有する糸
    の試験の際、マイクロコンピュータ88に対して一定の
    入力レベルを保つことを特徴とする、特許請求の範囲第
    12項記載の装置。 15 欠陥信号として個々にあるいは組み合わせて次の
    特性値すなわち周期性の強さ、周期の長さおよびむらの
    大きさが指示され、かつ(あるいは)後で呼び出すため
    記憶可能であることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    2項記載の装置。 16 欠陥信号から得られかつ記憶された特性値が統計
    的評価に利用できることを特徴とする、特許請求の範囲
    第12項あるいは第15項記載の装置。
JP53028344A 1977-03-22 1978-03-14 断面積の周期的変動の検出に関して糸信号を評価する方法および装置 Expired JPS5942801B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH000003546/77 1977-03-22
CH354677A CH615404A5 (ja) 1977-03-22 1977-03-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53117461A JPS53117461A (en) 1978-10-13
JPS5942801B2 true JPS5942801B2 (ja) 1984-10-17

Family

ID=4258311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53028344A Expired JPS5942801B2 (ja) 1977-03-22 1978-03-14 断面積の周期的変動の検出に関して糸信号を評価する方法および装置

Country Status (9)

Country Link
US (1) US4168604A (ja)
JP (1) JPS5942801B2 (ja)
BE (1) BE863392A (ja)
CH (1) CH615404A5 (ja)
CS (1) CS197308B2 (ja)
DE (1) DE2750152C3 (ja)
GB (1) GB1597553A (ja)
HU (1) HU179363B (ja)
IN (1) IN149808B (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5940926B2 (ja) * 1980-06-26 1984-10-03 村田機械株式会社 糸状物体のバル−ン評価方法
JPS5865012A (ja) * 1981-10-09 1983-04-18 Toyoda Autom Loom Works Ltd 粗紡機の粗糸巻取張力自動制御方法および装置
JPS5862511A (ja) * 1981-10-09 1983-04-14 Murata Mach Ltd 糸ムラ情報の解析方法および解析装置
JPS5865013A (ja) * 1981-10-12 1983-04-18 Toyoda Autom Loom Works Ltd 粗紡機の粗糸巻取張力の制御方法および装置
US4648054A (en) * 1983-06-20 1987-03-03 Unisearch Limited Continuous measurement of yarn diameter and twist
DE3440009C2 (de) * 1984-11-02 1994-07-07 Schlafhorst & Co W Verfahren und Vorrichtung zum Bilden eines Anspinners
JPS61132644A (ja) * 1984-11-27 1986-06-20 Murata Mach Ltd 紡績機における糸品質管理方法
US4758968A (en) * 1985-05-16 1988-07-19 North Carolina State University Method and apparatus for continuously measuring the variability of textile strands
IT1185450B (it) * 1985-10-16 1987-11-12 Nuovo Pignone Spa Stribbia ottica perfezionata,particolarmente adatta per open-end
US4764876B1 (en) * 1986-10-27 1993-06-15 Profile analyzer for filamentary materials
CH671972A5 (ja) * 1987-03-19 1989-10-13 Zellweger Uster Ag
US4888945A (en) * 1987-04-03 1989-12-26 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Method for quality control of textured yarn
CH672331A5 (ja) * 1987-04-10 1989-11-15 Zellweger Uster Ag
IT1229538B (it) * 1988-01-25 1991-09-04 Murata Machinery Ltd Metodo di conduzione di un filatoio e di rivelazione di bobine difettose
JP2611611B2 (ja) * 1992-10-16 1997-05-21 村田機械株式会社 糸ムラ情報解析装置
JP2626465B2 (ja) * 1993-04-27 1997-07-02 村田機械株式会社 糸監視器の診断方法及び同装置
ES2116831B1 (es) * 1994-04-11 1999-03-01 Univ Cataluns Politecnica Procedimiento y dispositivo de ajuste de la torsion del hilado en una tobera vortex de hilatura.
EP0891436B1 (de) * 1996-03-27 2001-11-28 Zellweger Luwa Ag Verfahren und vorrichtung zur qualitätsüberwachung von garnen
EP0927887A1 (de) * 1997-12-17 1999-07-07 Zellweger Luwa Ag Verfahren zur Erkennung periodischer Fehler in einem längsbewegten Prüfgut
JP4756411B2 (ja) * 1998-03-25 2011-08-24 ウステル・テヒノロジーズ・アクチエンゲゼルシヤフト 長手方向に運動するテスト品の特性を測定する装置
GB0120771D0 (en) * 2001-08-25 2001-10-17 Fibrevision Ltd Yarn monitoring
DE10348742A1 (de) * 2003-10-16 2005-05-12 Saurer Gmbh & Co Kg Verfahren zur Bestimmung von Effekten eines Effektgarnes
CN115787160B (zh) * 2023-01-29 2023-05-23 江苏卓鹏智能机电有限公司 一种用于纺纱机群的除静电控制方法及系统

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2641960A (en) * 1947-05-14 1953-06-16 Deering Milliken Res Trust Indicating and recording device for yarn diameters
US3069621A (en) * 1958-12-20 1962-12-18 Butticaz Andre Apparatus for controlling uniformity of a flow of textile and the like fibres
CA942870A (en) * 1970-08-29 1974-02-26 Tsutomu Tamura Apparatus for detecting yarn quality information
CH603842A5 (ja) * 1975-10-10 1978-08-31 Peyer Siegfried
CH612152A5 (ja) * 1976-01-26 1979-07-13 Rieter Ag Maschf
CH598374A5 (ja) * 1976-03-22 1978-04-28 Zellweger Uster Ag

Also Published As

Publication number Publication date
BE863392A (fr) 1978-05-16
IN149808B (ja) 1982-04-24
DE2750152B2 (de) 1980-05-22
DE2750152A1 (de) 1978-09-28
HU179363B (en) 1982-10-28
CS197308B2 (en) 1980-04-30
JPS53117461A (en) 1978-10-13
DE2750152C3 (de) 1981-01-22
US4168604A (en) 1979-09-25
GB1597553A (en) 1981-09-09
CH615404A5 (ja) 1980-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5942801B2 (ja) 断面積の周期的変動の検出に関して糸信号を評価する方法および装置
EP0297729B1 (en) Apparatus for detecting a failure in bearings
US4491831A (en) Method and apparatus for analysis of information about yarn eveness
CN105332123B (zh) 一种细纱细度均匀度在线检测方法
US4007457A (en) Method of and apparatus for detecting faults in the operation of open-end spinning machines
US3731069A (en) Apparatus for detecting yarn quality information
US4046536A (en) Monitoring and control of optical fiber diameters
JPH0390639A (ja) 電子的ヤーンクリアラの応答限界を設定する方法
Carvalho et al. Development of a yarn evenness measurement and hairiness analysis system
US6062074A (en) Method for detecting periodic defects in a test material moved longitudinally
JPS60146071A (ja) 繊維用、工業用糸の平均番手と番手変動係数を求める方法と装置
CN1056204C (zh) 纱厂粗纺机的在线质量检控方法及设备
US9804143B2 (en) Yarn monitoring method
JPS59179826A (ja) 紡績機の糸品質管理装置
US4934814A (en) Method of and device for determining the quality of running yarns
JPS6117928B2 (ja)
JP2002348045A (ja) 糸の質を検査する方法
JPH02212754A (ja) 糸斑測定装置
JPH02221427A (ja) 紡績機の管理装置
Pinto et al. Yarn-mass measurement with 1-mm-length samples
JP3554445B2 (ja) 異音判定装置
CN208517721U (zh) 一种纱线条干均匀度测试仪器
CN108823938B (zh) 一种纱线条干均匀度测试仪器
JP2650587B2 (ja) 糸欠陥検出方法
CN118091093A (zh) 在条干匀度测试仪上定量分析小疵点方法及系统