JP2650587B2 - 糸欠陥検出方法 - Google Patents

糸欠陥検出方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の紡績ユニットか
らなる紡績機における糸ムラを検出する紡績機の管理装
置に係わり、特に短くて極太の糸欠陥を正確に検出でき
糸欠陥検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多数の紡績ユニットからなる紡績機の1
つとして空気紡績機があり、例えば特開平2─2214
27号公報の第3図及び第4図に示されるものがある。
この空気紡績機について図9、図10に基づき説明す
る。図9は各紡績ユニットにおける要部を示す図であ
る。図9において、24はバックローラ、25はミドル
ローラ、26はフロントローラであり、ミドルローラ2
5には無端状のゴムベルトであるエプロン27が巻回さ
れている。各ローラ24、25、26はそれぞれが上位
のトップローラと下位のボトムローラとからなり、スラ
イバSのドラフトを行う。28は空気噴射ノズルであ
り、フロントローラ26を出たスライバSを加撚して紡
績糸Yを製造する。29は紡績ノズル28から糸を引き
出すデリベリローラ、11は糸Yの太さの変動を検出し
て糸ムラ信号を出力する光電変換式の糸ムラ検出器すな
わちスラブキャッチャである。なお、下方フロントロー
ラ26a近くに設けられたセンサ36によって糸速度が
検出される。この糸速度は紡績機全体として図示されな
いマスターコンピュータで制御される。
【0003】図10は糸ムラ検出器の詳細図である。図
10において、糸ムラ検出器すなわちスラブキャッチャ
11は発光ダイオード30とフォトトランジスタ31か
らなり、発光ダイオード30から送光される光量をフォ
トトランジスタ31により検出し、その検出した光量を
端子間の電気変位として出力する方式の、高感度で応答
性が高い検出器11であり、スラブが遭遇して、極めて
大きな電気量の変位を検出すると、その信号によって切
断装置32が働いてその箇所で糸Yを切断するようにな
っているのであるが、この糸ムラ検出器すなわちスラブ
キャッチャ11からの電気信号は糸ムラ解析信号として
利用される。
【0004】この糸ムラ検出器からの電気信号は、従来
は一般的に以下のように解析されていた。すなわち、こ
の電気信号をデジタル化した後、フーリエ変換または一
定区間の積分処理をする。フーリエ変換された信号はス
ペトル分析され、そのピーク部分の周波数によって周期
的な糸ムラが紡績ユニットのどのローラによって引き起
こされたかを特定する。このスペトル分析結果は主とし
て紡績機のメンテナンス情報として用いられ、これによ
って、紡績機のメンテナンスが図られる。また、積分処
理された信号は非周期的な糸ムラの総量を示し、糸の品
質情報として用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、糸の品質は
図11に例示するように欠陥部の糸の断面太さと欠陥の
長さとの組合せにより細かく区分(S1A〜S4Dの1
6区分、L1〜L3の3区分、T1A〜T2Bの4区分
及びネップ1、シックプレース2、シンプレース3の3
区分)されて評価される。このため、上述のように、積
分処理により糸ムラの総量を知るだけでは不十分であ
り、そこで、巻き上がったパッケージを抜き取り、別工
程でウスタムラ試験器やスペクトログラフ等の試験装置
にかけて糸ムラの評価をおこなっていた。しかし、この
ような方法ではサンプリングや測定に手間を要するた
め、オンラインでリアルタイムに糸の品質を評価するこ
とが望まれていた。特に、紡績機で糸欠陥を検出するに
は、図10に示すように糸走行中に検出ヘッド幅αを持
つ検出器11で行うので、正確に短くて極太の糸欠陥を
検出することは困難であった。
【0006】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、オンラインでリアルタイムに短くて極太の糸欠陥
を特定することができる糸欠陥検出方法を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明における糸欠陥検出方法は、走行糸の太さを
検出する検出器からの信号を単位時間毎にサンプリング
し、そのサンプリングデータを積算し、積算にかかる経
過時間と積算値とから短くて極太の糸欠陥を検出する糸
欠陥検出方法であって、前記サンプリングデータの平均
値を算出し、前記平均値に対する所定のしきい値を設定
し、前記サンプリングデータが前記しきい値を越えた場
合に、前記しきい値を越える直前のサンプリングデータ
から前記積算を開始し、前記しきい値を下回った直後の
サンプリングデータまで前記積算を行うことを特徴とす
るものである。
【0008】
【作用】所定のしきい値を越える直前の信号から積算を
開始し、所定のしきい値を下回った直後の信号までを積
算するので、欠陥長さに対してサンプリング数が相対的
に少なくなる短くて極太の糸欠陥を正確に検出すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。図1は本発明の糸欠陥検出方法が用いら
れる糸ムラ情報解析装置の構成を示すブロック図、図2
は図1の糸ムラ情報解析装置の演算手段を示すブロック
図である。
【0010】図1において、Sは紡績機のスパン毎に設
けられているスレーブであり、Mは複数のスレーブSに
対して共通に設置されている解析装置マスターである。
スレーブSとマスターMとはアナログ線41a、42
a、及び通信線97で接続されている。アナログ線41
aは周期的(短周期のみ)な糸ムラ解析用の、アナログ
線42aは非周期的(長周期のムラを含む)な糸ムラ解
析用の各アナログ信号の送信のみを行い、通信は通信線
97によって行っている。各スレーブSに対する解析
は、切換手段95、96を順次切り換えて行われる。ス
レーブS属する各紡績ユニットに取り付けられた糸ムラ
検出器11からの電気信号は第1及び第2マルチプレク
サ41、42に送出され、切換タイミング設定回路45
によりそれぞれ取出タイミングを設定される。第1マル
チプレクサ41から取り出された前記電気信号は増幅器
46、ローパスフィルタ47を経て、発振器48とA/
D変換器49とからなるサンプリング手段58に入力さ
れ、ここでデジタル化されて第1CPU43に送出され
る。一方、第2マルチプレクサ42から取り出された前
記電気信号は増幅器50を経て、マルチプレクサ54に
より適宜切り換えられる第1乃至第3ローパスフィルタ
51乃至54を通過し、発振器55とA/D変換器56
とからなるサンプリング手段57に入力され、ここでデ
ジタル化されて第2CPU44に送出される。なお、前
記サンプリング手段57、58は、解析に要する周波数
に応じて決められたデータサンプリング時間を作る正確
な発振器48、55で入力信号をサンプリングしてデジ
タル信号に変換するものである。
【0011】次に、図2において、第1CPU43に入
力されたデジタル信号は、フーリエ変換器66で演算さ
れ、演算された結果は67のベクトル合成手段によって
パワースペクトルにベクトル合成され、アウトプット処
理手段68によって解析に適するように処理された後外
部に出力される。一方第2CPU44に入力されたデジ
タル信号は、平均手段60によって平均値が演算される
とともに、該平均値とデジタル信号とから第1乃至第3
演算手段61乃至63によってそれぞれネップ(本願発
明の検出対象である短くて極太の糸欠陥)、シックプレ
ース(本願発明の検出対象外である太くて長い糸欠
陥)、シンプレース(本願発明の検出対象外である細く
て長い糸欠陥)に関する経過時間と積算値が演算され、
該演算結果は比較手段64で設定値と比較され欠陥の有
無が判定されて、アウトプット処理手段65によって解
析に適するように処理された後外部に出力される。
【0012】次に、図2の第1乃至第3積算手段61乃
至63に組み込まれているプログラムの具体例を図3、
4、5に基づき説明する。
【0013】図3は第1積算手段61に組み込まれてい
るネップ演算のフローチャート図である。図3におい
て、入力があると(ステップ♯16)データV(デジタ
ル信号)を読み込み(ステップ♯1)、しきい値レジス
タR1 は予め0にセットされているのでデータVがしき
い値より大きいか否か比較される(ステップ♯2、♯
3)。データVがしきい値を越えるとしきい値レジスタ
1 は1にセットされ(ステップ♯4)、積算値Iの内
容がしきい値を越える直前のデータ値にセットされ(ス
テップ♯5)、データ数レジスタNにカウントされる
(ステップ♯6)。次に、データVがしきい値より小さ
いか否か比較され(ステップ♯7)、大きいと前記積算
値Iの内容にデータVが加算され(ステップ♯8)、デ
ータ数レジスタNにカウントされ(ステップ♯9)、ス
テップ♯1に戻って次のデータVを読み込む。そして、
しきい値レジスタR1 は1にセットされているのでステ
ップ♯7に進みデータVはしきい値より小さいか否か比
較される(ステップ♯2、♯7)。以下データVがしき
い値より小さくなるまでこれらステップを繰り返す。デ
ータVがしきい値より小さくなると平均値と比較され
(ステップ♯10)、平均値より大きい場合は積算値I
に加算され(ステップ♯11)データ数がカウントされ
る(ステップ♯12)が、小さい場合は積算値Iに加算
されず、データ数にもカウントされない。これは平均値
より小さい場合は実質的には減算となり、しきい値を下
回ったデータまでも加算してデータ数の不足を補うとい
う目的に反するからである。次に、しきい値レジスタR
1 がリセットされた後(ステップ♯13)、積算値I及
びデータ数Nが出力されて(ステップ♯14、♯15)
ネップ演算は終了し、次の入力があるまで待機する(ス
テップ♯16)。
【0014】図4は第2積算手段62に組み込まれてい
るシックプレース演算のフローチャート図である。図4
において、入力があると(ステップ♯27)当該データ
を含みn個前までのデータの移動平均値Wを算出し(ス
テップ♯17)、しきい値レジスタR1 は予め0にセッ
トされているので移動平均値Wがしきい値より大きい上
限値(しきい値+α)より大きいか否か比較される(ス
テップ♯18、♯19)。移動平均値Wが該上限値を越
えるとしきい値レジスタR1 は1にセットされ(ステッ
プ♯20)、データ数レジスタNがカウントされる(ス
テップ♯22)。次に、移動平均値Wがしきい値より小
さい下限値(しきい値−α)より小さいか否か比較され
(ステップ♯23)、大きいとステップ♯17に戻って
次の移動平均値Wを算出する。そして、しきい値レジス
タR1 は1にセットされているのでステップ♯22に進
みデータ数レジスタNがカウントされ、移動平均値Wが
下限値より小さいか否か比較される(ステップ♯2
3)。以下移動平均値Wが下限値より小さくなるまでこ
れらステップを繰り返す。そして移動平均値Wが下限値
より小さくなると、しきい値レジスタR1 がリセットさ
れた後(ステップ♯24)、データ数Nが出力されて
(ステップ♯26)シックプレース演算は終了し、次の
入力があるまで待機する(ステップ♯27)。
【0015】図5は第3積算手段63に組み込まれてい
るシンプレース演算のフローチャート図である。図5に
おいて、入力があると(ステップ♯38)当該データを
含みn個前までのデータの移動平均値Wを算出し(ステ
ップ♯28)、しきい値レジスタR1 は予め0にセット
されているので移動平均値Wがしきい値より小さい下限
値(しきい値−α)より小さいか否か比較される(ステ
ップ♯29、♯30)。移動平均値Wが該下限値を下回
るとしきい値レジスタR1 は1にセットされ(ステップ
♯31)、データ数レジスタNがカウントされる(ステ
ップ♯33)。次に、移動平均値Wがしきい値より大き
い上限値(しきい値+α)より大きいか否か比較され
(ステップ♯34)、小さいとステップ♯28に戻って
次の移動平均値Wを算出する。そして、しきい値レジス
タR1 は1にセットされているのでステップ♯33に進
みデータ数レジスタNがカウントされ、移動平均値Wが
上限値より大きいか否か比較される(ステップ♯3
4)。以下移動平均値Wが上限値より大きくなるまでこ
れらステップを繰り返す。そして移動平均値Wが上限値
より大きくなると、しきい値レジスタR1 がリセットさ
れた後(ステップ♯35)、データ数Nが出力されて
(ステップ♯37)シンプレース演算は終了し、次の入
力があるまで待機する(ステップ♯38)。
【0016】次に、上述の糸ムラ情報解析装置のうち第
2CPUの作動、すなわち非周期的な糸ムラの解析を図
6乃至図8に基づき説明するが、その前にまず糸欠陥に
ついて説明する。非周期的な糸ムラには頻繁に発生する
糸欠陥と稀に発生する糸欠陥とがあり、上述のネップ、
シックプレース、シンプレースという3種類の糸欠陥は
前者に属し、図11のS1A〜S4D,L1〜L3,T
1A〜T2Bの糸欠陥は後者に属する。次にこれら3種
類の糸欠陥の定義を説明する。図8において、ネップ1
は欠陥長が4mm以下で欠陥部の太さが+140%(1
mm換算値)より大きいもの、シックプレース2は欠陥
長が8cm以下で欠陥部の太さが+35%より大きいも
の、シンプレース3は欠陥長が8cm以下で欠陥部の太
さが−30%より細いものである。また、図11に示す
ように、ネップ1、シックプレース2、シンプレース3
の3種類の欠陥は他のS1A〜S4D,L1〜L3,T
1A〜T2Bの欠陥に比べて、相対的に小さい。
【0017】図6は本願発明の検出対象であるネップの
信号波形を示す。図6において、縦軸は信号電圧Vであ
り、糸の太さを現し、横軸は時間tであり、糸の長さを
現す。図10の所定長さαの存在により信号電圧の両端
はなだらかなものとなる。サンプリング間隔は糸の長さ
に換算して1mmに相当するよう時間を選択されてい
る。図のような信号が入力されると、しきい値71を越
える直前のデータ73からしきい値71を下回った直後
のデータ74までが積算され、この間のデータ数がカウ
ントされる。ただし、しきい値71を下回った直後のデ
ータが75のように平均値72以下である場合は積算さ
れず、データ数にもカウントされない。前記積算値をデ
ータ数で割って1mm換算した欠陥部の太さが求めら
れ、またデータ数即ち経過時間76から欠陥長が求めら
れ、上述の定義に基づく設定値と比較されネップである
か否か判定される。
【0018】図7は本願発明の対象外であるシックプレ
ース及びシンプレースの信号をn個について移動平均し
た波形を示す。図7において、縦軸は信号電圧の移動平
均値Wであり、糸の太さを現し、横軸は時間tであり、
糸の長さを現す。図7において、信号が入力され図のよ
うな波形であると、シックプレースの場合は、しきい値
81より大きい上限値83を上回った信号85からしき
い値81より小さい下限値84を下回った信号86まで
が積算され、この間のデータ数がカウントされる。ま
た、シンプレースの場合も同様に、しきい値87より小
さい下限値88を下回った信号90からしきい値87よ
り大きい上限値89を上回った信号91までが積算さ
れ、この間のデータ数がカウントされる。以下、上述の
ネップの場合と同様に定義に基づく設定値と比較されシ
ックプレースあるいはシンプレースであるか否か判定さ
れる。(なお、しきい値より大きい上限値、小さい下限
値を設けるのは、しきい値前後でのわずかな信号の変化
に対しても安定した結果を得るためである。)
【0019】なお、上述の糸ムラ情報解析装置のうち第
1CPUの作動、すなわち周期的な糸ムラの解析の内容
は公知であり、内容の説明は省略する。
【0020】次に、上述の糸ムラ情報解析装置の全体の
作動を説明する。図1において、周期的な糸ムラの解析
は、切換タイミング設定回路45で第1マルチプレクサ
41を順次切り換えて各紡績ユニットからの糸ムラ検出
信号取り出し、第1CPU43で解析する。この解析に
要する時間は1分程度と短い。一方、非周期的な糸ムラ
の解析は、同様に第2マルチプレクサ42を順次切り換
えて各紡績ユニットからの糸ムラ検出信号取り出し、さ
らに長周期ムラと非周期的ムラとの違いや糸速の違いに
応じて第3マルチプレクサ54でローパスフィルタ51
〜53を切り換えて第2CPU44で解析する。この解
析に要する時間は4分〜10分程度と長い。このように
マルチプレクサ及びCPUを周期的な糸ムラの解析と非
周期的な糸ムラの解析とに分けて用いることによって、
迅速を要する周期的な糸ムラの解析を従来のように非周
期的な糸ムラの解析によって制約されることなく行うこ
とが可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明における糸欠陥検出方法は上述の
ように、電気信号に基づき、所定のしきい値を越える直
前の信号から積算を開始し、所定のしきい値を下回った
直後の信号までを積算するので、欠陥長さに対してサン
プリング数が相対的に少なくなる短くて極太の糸欠陥を
正確に検出することができる。従って、オンラインでリ
アルタイムに短くて極太の糸欠陥を評価することが可能
であり、かつ検出器を増設するだけで多数の紡績ユニッ
トに対して1台の解析装置で本糸欠陥検出方法を適用す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の糸欠陥検出方法が用いられる糸ムラ情
報解析装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の糸ムラ情報解析装置の演算手段を示すブ
ロック図である。
【図3】ネップ演算のフローチャート図である。
【図4】シックプレース演算のフローチャート図であ
る。
【図5】シンプレース演算のフローチャート図である。
【図6】ネップの信号波形を示す図である。
【図7】シックプレースの信号波形を示す図である。
【図8】糸欠陥の定義を示す図である。
【図9】紡績ユニットにおける要部を示す図である。
【図10】糸ムラ検出器の詳細図である。
【図11】糸欠陥の区分を示す図である。
【符号の説明】 I 積算値 11 糸ムラ検出器 71 しきい値 73 しきい値を越える直前の信号 74 しきい値を下回った直後の信号 76 経過時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−221427(JP,A) 特開 平3−120170(JP,A) 特開 昭52−99330(JP,A) 特開 昭62−57953(JP,A) 特公 昭30−9484(JP,B1) 特公 昭46−30457(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行糸の太さを検出する検出器からの信
    号を単位時間毎にサンプリングし、そのサンプリングデ
    ータを積算し、積算にかかる経過時間と積算値とから
    くて極太の糸欠陥を検出する糸欠陥検出方法であって、 前記サンプリングデータの平均値を算出し、 前記平均値に対する所定のしきい値を設定し、 前記サンプリングデータが前記しきい値を越えた場合
    に、前記しきい値を越える直前のサンプリングデータ
    ら前記積算を開始し、前記しきい値を下回った直後のサ
    ンプリングデータまで前記積算を行うことを特徴とする
    糸欠陥検出方法。
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