JPS5942735Y2 - 抵抗減衰器 - Google Patents
抵抗減衰器Info
- Publication number
- JPS5942735Y2 JPS5942735Y2 JP16698579U JP16698579U JPS5942735Y2 JP S5942735 Y2 JPS5942735 Y2 JP S5942735Y2 JP 16698579 U JP16698579 U JP 16698579U JP 16698579 U JP16698579 U JP 16698579U JP S5942735 Y2 JPS5942735 Y2 JP S5942735Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- grounded
- transmission line
- line
- attenuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Non-Adjustable Resistors (AREA)
- Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)
- Attenuators (AREA)
- Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はマイクロ波帯の集積回路内に配置された抵抗減
衰器に関するものである。
衰器に関するものである。
マイクロ波帯の集積回路や同軸回路等で使用する抵抗減
衰器の電気回路は、Ｔ型減衰器、π型減衰器、又はこれ
らの組合せの場合が大部分である。
衰器の電気回路は、Ｔ型減衰器、π型減衰器、又はこれ
らの組合せの場合が大部分である。
これらの回路はいずれも一個又は複数の抵抗の一端は接
地する必要が有る。
地する必要が有る。
従来、この様な抵抗減衰器の内の一端を接地すべき抵抗
は、第１図または第２図に示す様に、一端を伝送線路に
接続し、他端を出来る丈短い距離で接地していた。
は、第１図または第２図に示す様に、一端を伝送線路に
接続し、他端を出来る丈短い距離で接地していた。
なか図中、１は伝送線路、２は接地されない抵抗、３は
接地される抵抗、４は接地電極、５は裏面が接地された
集積回路基板、６は接地用スルーホールである。
接地される抵抗、４は接地電極、５は裏面が接地された
集積回路基板、６は接地用スルーホールである。
この場合、第１図の例では伝送線路１を基板２の端１で
引き廻す必要があるので、回路基板により大きな面積が
必要となり、またこの線路１と他の回路素子が電気的に
結合して特性の劣化の原因となったり、線路の長さによ
り伝送する信号が周波数により異った減衰をするので信
号の振幅周波数特性が劣化する等の欠点が有った。
引き廻す必要があるので、回路基板により大きな面積が
必要となり、またこの線路１と他の回路素子が電気的に
結合して特性の劣化の原因となったり、線路の長さによ
り伝送する信号が周波数により異った減衰をするので信
号の振幅周波数特性が劣化する等の欠点が有った。
また、第２図の例では抵抗の一端の接地にスルーホール
を設けるので、この工事により回路基板の価格が高くな
り、この穴明工事により回路基板の信頼性も低下する。
を設けるので、この工事により回路基板の価格が高くな
り、この穴明工事により回路基板の信頼性も低下する。
本考案は、これらの欠点を除去し、接地すべき抵抗の一
端は、基板の端の接地電極又は他の回路素子用スルーホ
ールに接続し、この抵抗の他端と伝送線路の間を、抵抗
の抵抗値に等しいか、又はほぼ等しい特性インピーダン
スをもつ線路により接続したものである。
端は、基板の端の接地電極又は他の回路素子用スルーホ
ールに接続し、この抵抗の他端と伝送線路の間を、抵抗
の抵抗値に等しいか、又はほぼ等しい特性インピーダン
スをもつ線路により接続したものである。
以下図面により本考案を詳細に説明する。
第３図は本考案の実施例の平面図であって、７は一端を
接続すべき抵抗の抵抗値に等しい特性インピーダンスを
もつ線路であり、伝送線路と抵抗３との間を接続してい
る。
接続すべき抵抗の抵抗値に等しい特性インピーダンスを
もつ線路であり、伝送線路と抵抗３との間を接続してい
る。
この様な構造であるから、伝送線路側から線路７を見た
インピーダンスは、その先に接続されている抵抗値にほ
ぼ等しく、電気的に整合がとれている。
インピーダンスは、その先に接続されている抵抗値にほ
ぼ等しく、電気的に整合がとれている。
もかも、第３図の回路とは異なって伝送線を引き回す必
要がないので、振幅周波数特性の劣化はなく、また線路
７を通過する電力は伝送線路に比べて小さいので、他の
回路素子との結合の影響は少く、かつ減衰器が必要とす
る面積も小さくなっている。
要がないので、振幅周波数特性の劣化はなく、また線路
７を通過する電力は伝送線路に比べて小さいので、他の
回路素子との結合の影響は少く、かつ減衰器が必要とす
る面積も小さくなっている。
第４図は本考案の他の実施例の平面図で、６は他の回路
素子が接続されているスルーホールであって、これに一
端を接地すべき抵抗を接続している。
素子が接続されているスルーホールであって、これに一
端を接地すべき抵抗を接続している。
この為、スルーホールの数が少くなり、回路を安価に製
造すると共に信頼性を向上させている。
造すると共に信頼性を向上させている。
なか、これらの実施例にかいて、一端を接地すべき抵抗
の抵抗値が、伝送線路の特性インピーダンスに比べて大
きい場合、前記抵抗に接続する線路の特性インピーダン
スは、前記抵抗の抵抗値に厳密に一致させなくとも、減
衰器の特性はそれほど劣化せず、はぼ一致させれば実用
上問題ない場合が多い。
の抵抗値が、伝送線路の特性インピーダンスに比べて大
きい場合、前記抵抗に接続する線路の特性インピーダン
スは、前記抵抗の抵抗値に厳密に一致させなくとも、減
衰器の特性はそれほど劣化せず、はぼ一致させれば実用
上問題ない場合が多い。
捷た、減衰器の抵抗が、基板上に直接生成されず、いわ
ゆるチップ抵抗等の個別の抵抗を基板上に配置した減衰
器にかいても本考案の適用ができる。
ゆるチップ抵抗等の個別の抵抗を基板上に配置した減衰
器にかいても本考案の適用ができる。
以上説明した様に、本考案によれば、特性が良く、価格
が安く、占有面積が小さく、且つ信頼性の高い減衰器を
マイクロ波帯集積回路内に実現できる。
が安く、占有面積が小さく、且つ信頼性の高い減衰器を
マイクロ波帯集積回路内に実現できる。
第１図、第２図は従来のπ型トよびＴ型減衰器の例の部
分上面図、第３図、第４図は本考案の第１釦よび第２の
実施例の部分上面図である。 図に督いて、 １・・・・・・伝送線路、２・・・・・・一端が接続さ
れない抵抗、３・・・・・・一端を接地された抵抗、４
・・・・・・接地電極、５・・・・・・集積回路基板、
６・・・・・・接地用スルーホール、７・・・・・・一
端を接地すべき抵抗と接続される線路である。
分上面図、第３図、第４図は本考案の第１釦よび第２の
実施例の部分上面図である。 図に督いて、 １・・・・・・伝送線路、２・・・・・・一端が接続さ
れない抵抗、３・・・・・・一端を接地された抵抗、４
・・・・・・接地電極、５・・・・・・集積回路基板、
６・・・・・・接地用スルーホール、７・・・・・・一
端を接地すべき抵抗と接続される線路である。
Claims (1)
- 裏面が接地された基板上に配置された抵抗器の接地端は
基地上の任意の接地端の近傍で接続され、前記抵抗器の
他端と接続される伝送線路はこの抵抗器の抵抗値とほぼ
等しい特性インピーダンスの線路からなることを特徴と
する抵抗減衰器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16698579U JPS5942735Y2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | 抵抗減衰器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16698579U JPS5942735Y2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | 抵抗減衰器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5685405U JPS5685405U (ja) | 1981-07-09 |
| JPS5942735Y2 true JPS5942735Y2 (ja) | 1984-12-15 |
Family
ID=29677860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16698579U Expired JPS5942735Y2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | 抵抗減衰器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5942735Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH071845Y2 (ja) * | 1985-11-20 | 1995-01-18 | 日本電気株式会社 | 集積回路パツケ−ジ |
-
1979
- 1979-11-30 JP JP16698579U patent/JPS5942735Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5685405U (ja) | 1981-07-09 |
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