JPS594264A - 電子黒板制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、自端末の電子黒板装置の再生画像を相手端末
の電子黒板装置にも表示させる電子黒板制御方式に関す
るものである。

従来技術と問題点 手書入力情報を相手端末へ送出して、自端末と相手端末
との電子黒板装置に表示させて、遠隔会議を可能とする
方式が提案されている。その場合の入力手段は、タブレ
ット機能を有するホワイトボード等の手書入力用ボード
にフェルトペン等で文字１図形を描くことにより、座標
情報としての手書情報が得られるものであり、各種の色
のフェルトペンを用いることもできるように、色情報も
出力できる構成を有するものである。

又その手書情報を表示する為に、カラープロジェクタ等
の大画面の画像表示装置が用いられる。

又表示内容をハードコピーとするファクシミリ装置等の
装置も設けられている。又過去の画面を再生表示できる
ようにフロッピーディスク装置等の大容量の画像ファイ
ルが設けられ、必要に応して再生画像を画像表示装置に
表示することができる。又自端末のみで゛使用するモー
ド、相手端末との間で相互に手書情報を表示し得るよう
にする通信個別モード、自端末の手書情報と相手端末か
らの手書情報とを重畳して表示し得るようにする通信会
話モード等の切換えを行うこともできるものである。

前述の再生画像表示に於ては、自端末の画像表示装置に
表示するのみであり、その再生画像の情報は相手端末へ
は通信会話モードに於ても送信しないものであるから、
遠隔会議の途中で前の画面を再生しても、相手端末では
現在の表示画面であり、表示内容について相互に検討す
るには、ｓｌＩ齢が生しることになる。

発明の目的 本発明は、過去の画面を再生して表示する場合に、相手
端末へもその情報を送信して、自端末と相手端末との表
示内容が同一となるようにし、相互に同じ内容で検討し
得るようにすることを目的とするものである。以下実施
例について詳細に説明する。

発明の実施例 第１図は電子黒板装置の説明用ブロック図であり、端末
１０．１０’　はそれぞれ手書入力用ボード１，１′と
、画像表示装置２．２°と、制御部３．３“とを備え、
制御部３．３°は手書情報記憶装置、送受信部、切換手
段等を有するものであり、この制御部による切換制御に
より通信会話モードとすると、端末１０の手書入力用ボ
ード１に入力したｒＡＪは、両端末の各画像表示装置２
゜２°に表示され、手書入力用ボード１゛に入力した「
三角図形」は、両端末の各画像表示装置２゜２゛にｒＡ
Ｊと同時に表示される。従って、端末１０．１０”間で
、文字９図形を用いて会議を行うことができる。なお音
声も同時に送受信するものであり、音声信号に手書情報
を多重化して送受信することになる。

第２図は本発明の実施例の要部ブロック図であり、端末
１０．１０”は同一構成であるから、以下必要のある場
合以外は、符号のダッシュを除いて説明する。

手書入力用ボードｌは、例えばフェルトベンの記入面の
裏面にＸＹ方向の複数の検出線を設け、フェルトペンに
は交流で励磁する磁界発生部を設け、その磁界発生部か
らの磁界を検出線で検出することにより、記入位置の座
標情報を手書情報とするものである。又消去する場合は
、消去位置の座標情報が出力される。この手書情報は、
一定の周期例えば３０Ｈｚでサンプリングされ、更に差
分符号化されるもので、相手端末へは色情報等の情報と
共にパケット化されて送信されるものである。その場合
、電話回線で伝送するときは、前述の手書情報を１．９
〜２．３　Ｋ　Ｈｚの帯域とし　０．３〜３．４ＫＨｚ
の音声帯域内に多重化して伝送することができる。

又画像表示装置２は、前述の如くカラープロジェクタ等
の大画面の表示装置であり、手書入力用ボードｌと同じ
大きさであると好適である。又手書入力用ボード１のモ
ニタ用として通常のカラーテレビ受像機と同様な表示装
置４及び表示内容を必要に応じてハードコピーとして記
録出力する゛ファクシミリ装置等のハードコピー装置５
を備えている。

又６は少なくとも１画面分の容量を有する画像メモリ、
７Ａ、７Ｂはフロッピーディスク装置等からなる大容量
の手書情報記憶装置を構成する画像ファイル、８は手書
情報をバッファリングして相手端末へ送信する送受信部
の要部を構成する送信バッファ、１１−１３は合成回路
、１４〜１７は切換スイッチである。

切換スイッチ１４．１５．１７を図示状態として、切換
スイッチ１６を合成回路１１側に切換えると、端末１０
．１０″内のみで手書入力用ボード１．１’　による手
書情報を自端末１０．１０’の画像表示装置２，２°に
表示するローカルモードとなる。

又切換スイッチ１４をオンとすると、送信バッファ８を
介して相手端末へ手書情報が送信され、自端末と相手端
末との手書情報は、合成回路１１で合成されて画像メモ
リ６及び画像ファイル７Ａに加えられ、画像表示装置２
には自端末と相手端末との手書情報が重畳されて表示さ
れ、通信会話モードとなる。この状態で切換スイッチ１
６を画像ファイル７Ｂ側へ切換えると、自端末の手書情
報は相手端末へ送信されると共に、画像ファイル７Ｂに
記憶され、自端末の画像表示装置２には相手端末の手書
情報のみが表示され、通信個別モードとなる。このよう
に切換スイッチ１４，１６゜１７によりモード設定を行
うことができる。

画像ファイル７Ａ、７Ｂには前述のように差分符号化さ
れた手書情報が順次記憶され、画面番号等を付加して過
去の画面を検索し得るようになっており、過去の画面を
再生表示する必要が生じたとき、画面番号等の指定によ
り所望の画面の手書情報が読出されるものである。

切換スイッチ１５は再生表示用のものであり、この切換
スイッチ１５を合成回路１２側へ切換えると、画像ファ
イル７Ａ、７Ｂに記憶された手書情報が前述の如く再生
されて、画像表示装置２に表示される。即ち過去の画面
を再生表示することができる。このとき、切換スイッチ
１７をオフとしておくと、再生手書情報は、自端末の画
像表示装置２のみに表示され、相手端末にはその再生手
書情報は送信されないので、相手端末の画像表示装置の
表示内容が一致しないものとなる。そこで切換スイッチ
１７と合成回路１３とを設け、再生手書情報の表示を行
う時、切換スイッチ１７をオンとすると、再生手書情報
は合成回路１３．送信バッファ８を介して相手端末へ送
信される。例えば端末ＩＯで再生手書情報を表示し、端
末１０”へその手書情報を送信する場合、端末ＩＯ′側
では切換スイッチ１５’　は図示位置に切換えられてい
るので、端末１０の送信バッファ８を介して送信した手
書情報は画像メモリ６゛に加えられ、画像メモリ６゛の
内容が画像表示装置２゛に表示される。この再生画面に
対して加筆、修正を行うことも勿論可能である。

画像ファイル７Ａ、７Ｂの構成は、通信個別モードの場
合にのみ、画像ファイル７Ｂを使用して手書情報を記憶
し、ローカルモード及び通信会話モードの場合に画像フ
ァイル７Ａを使用して手書情報を記憶するように分割さ
れている例を示しているが、総てのモードに於ける手書
情報を共通化した画像ファイルに記憶する構成とするこ
とも可能であり、この場合に於ても、再生手書情報を相
手端末へ送信して、両端末の表示内容を同じにすること
ができる。なお相手端末へ再生手書情報を送信すること
なく、自端末のみに表示する場合もあり、その場合は、
切換スイッチ１７はオフとしておくものである。

発明の詳細 な説明したように、本発明は、過去の画面を再生して表
示する場合、相手端末へ再生した手書情報を送信するこ
とにより、自端末と相手端末との画像表示装置の表示内
容を一致させて、両端末に於てその表示内容についての
検討を行うことができるものとなる。従って遠隔会議等
の場合の討議内容が前に戻って行われる場合に、一方の
端末の要求する過去の内容を両端末で表示して検討する
ことが容易となる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は電子黒板装置の説明用ブロック図、第２図は本
発明の実施例の要部ブロック図である。 ■は手書入力用ボード、２は画像表示装置、３は制御部
、４はモニタ用の表示装置、５はハードコピー装置、６
は画像メモリ、７Ａ、７Ｂは画像ファイル、８は送信バ
ッファ、１０は端末、１１〜１３は合成回路、１４〜１
７は切換スイッチである。 特許出願人　富士通株式会社 代理人弁理士　玉蟲久五部　外３名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 手書入力用ボード、該手書入力用ボードからの手書情報
   及び相手端末からの手書情報を記憶する手書情報記憶装
   置、前記手書情報を表示する画像表示装置及び前記手書
   情報を相手端末との間で送任意の画面の手書情報を読出
   して自端末の前記画像表示装置に表示すると共に、該続
   出した手書情報を前記送受信部から相手端末へ送出し、
   該相手端末の画像表示装置に表示し、自端末と相手端末
   との画像表示装置に同時に同一の再生画像を表示させる
   ことを特徴とする電子黒板制御方式。