JPS5942548B2 - 磁性連続体の移送装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、例えば自動車用発電機に使用される固定子
鉄心の製造に際し、磁性連続体の移送装置に関するもの
である。

従来、例えば自動車用発電機の如く一般に小型発電機の
固定子鉄心は複数枚の磁性材料を夫々円形状に打抜き、
これらを積層すると共に溶接あるいはかしめ鋲等により
固定して構成されていた。

ところが、かかる磁性材料の円形打抜きを行うことは、
その磁性材料の打抜かれた中央部分や周辺部分が廃却さ
れ、これらの部分は何ら他に利用されることはないため
に、磁性材料の利用率は極めて悪く、不経済であった。

又、従来一枚の磁性材料はかなり薄いので、これら円形
状に打抜かれた磁性材料を自動的に積層し、溶接等によ
り固定することも困難であった。

そこで、上記固定子鉄心の製造に当たり、磁性材料の有
効利用及び製造の自動化を企図した磁性固定子鉄心の製
造方法が所望されるが、その製造方法の一態様はすでに
知られている。

このものは、帯状の磁性材料の一縁部を適当に切欠き、
この切欠かれた帯状の磁性材料を螺旋状に巻回すると共
に、所定長に切断して夫々分離された磁性鉄心を構成す
る。

これら磁性鉄心を夫々圧縮し、かつ溶接することにより
自動的に上記固定子鉄心を製造しようとするものである
。

そして、従来かかる製造方法に立脚して磁性材料の有効
利用及び製造の自動化を企図した製造装置も知られてい
る（特公昭３８−１８４０３）。

しかし、従来におけるかかる装置を利用して固定子鉄心
を製造する場合、作業性の向上を期待することはできず
、又装置自体も大型化するという欠点があった。

この発明はかかる欠点を解消するためになされたもので
、磁性材料から構成された帯状の連続体を回転軸に螺旋
状に巻回する場合に、上記連続体の所定長分が上記回転
軸の軸方向に容易に移送し得るように上記巻回の作業を
なし、簡単な動作により上記所定長の連続体の移送を実
現する新規な磁性連続体の移送装置を提供するものであ
る。

この発明によるかかる装置は、帯状の連続体から例えば
固定子鉄心を製造するための一連の作業中、回転軸に巻
回された所定長の連続体をつぎの作業する手段、すなわ
ち上記所定長の連続体を圧縮し、かつ溶接作業を行うた
めの所望位置まで移送する場合に適用される。

以下、この発明による装置の構成を理解し易すくするた
めに第１図、第２図における帯状の磁性材料から単体の
固定子鉄心を製造する全容の説明の後に詳細に説明する
。

すなわち、第１図は、帯状の磁性材料から単体の固定子
鉄心を完成するまでの製造過程の全容を示す構成図であ
る。

図中、１はアンコイラで、一巻の帯状磁性材料１００を
装着している。

２はレベラで゛、アンコイラ１から引き出された帯状磁
性材料１００に生じた歪曲を矯正するものである。

３は押抜きプレスで、レベラ２を通過してきた帯状磁性
材料１００を通過させながらその両縁部に適当な切欠き
を形成すると共に、その中央部に所要の溝孔を形成する
ものである。

第１図においては、押抜きプレス３を通過する前の帯状
磁性材料１００の平面図Ｉａ及び押抜きプレス３を通過
した後の帯状磁性材料１０１の平面図Ｉｂを示している
。

第１図Ｉｂに示す如く、押抜きプレス３を通過した帯状
ｍ材料１０１はほぼ等間隔に形成された歯部１０２及び
この歯部１０２を一体的に支持する底部１０３を有する
２本の連続体１０４゜１０５を構成する。

これら２本の連続体１０４゜１０５は夫々性する歯部１
０２，１０２が互いに噛み合った状態に同時成形される
。

そして、押抜きプレス３を通過した帯状の磁性材料１０
１は第１図において示す平面図Ｉｃの如くに分離されて
別々の連続体１０４と連続体１０５とを得る。

４゜４は腕で、連続体１０４と連続体１０５とを分離し
た状態に保持する機能を有するものである。

５ａ、５ｂは同一機能を有する第１及び第２の巻き機で
、腕４，４により分離された状態で通過する連続体１０
４，１０５を夫々連続体案内孔５ａｌ、５ｂ１に導入し
、これら導入された連続体１０４，１０５を夫々螺旋状
に巻回すると共に所定長に切断して構成された磁性鉄心
を圧接、溶接する作業を行い、かつこれらの作業を完了
して構成された固定子鉄心１０６を排出する作業を行う
ものである。

第１図においては、第１の巻き機５ａにより連続体１０
４の歯部１０２を内側に、底部１０３を外側にして螺旋
状に巻回される連続体１０４の状態断面図Ｉａを示して
いる。

６はコンベアで、第１及び第２の巻き機５ａ。

５ｂにより排出された固定子鉄心１０６を運搬するもの
である。

７は成形プレスで、コンベア６により運搬されてきた固
定子鉄心１０６を再び圧縮して固定子鉄心の軸方向にお
ける寸法精度を向上させるものである。

しかして、アンコイラ１から導出された帯状磁性材料１
００はレベレ２を通過して歪曲等が矯正され、この矯正
された帯状の磁性材料１０１は押抜きプレス３により歯
部１０２及び底部１０３を夫々有する２本の連続体１０
４，１０５が構成される。

２本の連続体１０４，１０５は別々に分離され、腕４，
４により分離された状態で第１及び第２の巻き機５ ａ
ｔ ５ ｂに夫々導入される。

第１及び第２の巻き機５ ａ 、５ ｂに夫々導入され
た連続体１０４．１０５は、螺旋状に巻回されると共に
所定長に切断されて磁性鉄心が構成される。

この磁性鉄心は第１及び第２の巻き機５ａ、５ｂにより
所要の作業が施されて固定子鉄心となりコンベア６に排
出される。

このコンベア６に排出された固定鉄心１０６は運搬され
、成形プレス７により再び圧縮されてここに完成された
磁性固定子鉄心を得る。

第１図においては、第１又は第２の巻き機５ａ、５ｂに
よりコンベア６に排出された固定子鉄心１０６の斜視図
Ｉｅを示している。

なお８はアンコイラ１に装着された帯状の磁性材料１が
すべて導出されたときに、この導出された帯状の磁性材
料の後端部と新たな一巻の帯状の磁性材料の先端部とを
溶接して一連の帯状の磁性材料とするためのものである
。

第２図は第１又は第２の巻き機５ａ又は５ｂの拡大斜視
図である。

以下、第３図乃至第６図に基づいてこの発明による磁性
環状連続体の移送装置の一実施例を詳細に説明する。

第３図は、この発明に係わる第１及び第２の巻き機５ａ
、５ｂの中１つの拡大斜視図で、第３図に於ける切線Ｉ
Ｖ−ＩＶにより切断したときの断面を第４図に示す一方
、その内部構造を説明するために主要部の斜視図を第５
図及び第６図に示している。

これらの図中、５１２は回転体で、マンドレル５１１を
一体的に固定するものである。

５１３は回転体５１２の軸方向に所定量だけ移動可能な
動作ピンで、回転体５１２の外周部５１２ａに複数個だ
け配設されている。

５１４は回転体５１２に隣接して固定されたカム板で、
第４図中動作ピン５１３ａに対向する対向面５１４ａと
動作ピン５１３ｂに対向する対向面５１４ｂとは回転体
５１２の軸方向において所定量だけずれている。

従って、回転体５１２が回転しながら、第４図に示す状
態に於ては、動作ピン５１３ａは対向面５１４ａに押さ
れて矢印Ａ方向に移動せしめられ、回転体５１２の外表
面から突出して連続体１０４のスロットに嵌入して連続
体１０４をマンドレル５１１に巻回する。

ところが、動作ピン５１３ｂは対向面５１４ｂと当接せ
ず、従って回転体５１２の外表面から突出することはな
く、動作ピン５１３ｂは連続体１０４のスロットとの嵌
合は外れる。

５１５は螺旋状のガイドプレートで、帯状の連続体１０
４をマンドレル５１１に螺旋状に巻回するように誘導す
るだめのものである。

その具体的構造については、第５図に示すように連続体
１０４が嵌入し得る程度の間隔を有して回転体５１２に
隣接して固定されている。

５４は固定刃５４１と可動刃５４２とから構成されたカ
ッタで、ガイドプレート５１５により螺旋状に誘導され
た連続体１０４０通路内に配置し、固定刃５４１と可動
刃５４２との間に連続体１０４を通過させたものであり
、連続体１０４が所定長だけ通過したときに、可動刃５
４２を可動して連続体１０４を切断するためのものであ
る。

５５は案内部５１６を有する環状の押出しプレートで、
マンドレル５１１に嵌入され、このマンドレル５１１０
回転軸方向に移動可能になされている。

そして、この案内部５１６はカッタ５４を通過した連続
体１０４をマンドレル５１１に螺旋状に巻回するように
案内しながら押出しプレート５５内に収容させるための
ものである。

押出しプレート５５の内周面に設けられた案内部５１６
の構造については第６図の斜視図により明示している如
く螺旋状の案内片５１６ａが設けられ、この案内片５１
６ａにより連続体１０４は螺旋状に案内される。

しかして、連続体１０４が回転体５１２とガイドプレー
１−５１５との間に嵌入されたとき、動作ピン５１３は
カム板５１４に当接することにより第４図の矢印Ａ方向
に突出せしめられ、連続体１０４に形成されたスロット
に嵌入される。

回転体５１２が回転すれば連続体１０４はマンドレル５
１１に巻回され始める。

回転体５１２が半回転したとき該動作ピン５１３は連続
体１０４のスロットから離脱すると共に、ガイドプレー
ト５１５の一端部５１５ａ上に表われる。

更に回転体５１５が回転すると、連続体１０４はガイド
プレート５１５に案内されてマンドレル５１１を中心と
して螺旋状に巻回され、ガイドプレート５１５の他端部
５１５ｂに達する。

しかる後、連続体１０４はカッタ５４の固定刃５４１と
可動刃５４２の間を通過した後、押出しプレート５５０
案内部５１６により螺旋状にマンドレル５１１に巻回さ
れるように案内されながら第４図に示す如く押出しプレ
ート５５内に収容される。

そして、連続体１０４０所定長分がカッタ５４を通過し
たとき回転体５１２の回転は停止してカッタ５４により
連続体１０４を切断する。

こうして連続体１０４０所定長分がマンドレル５１１に
螺旋状に巻回され、押出しプレート５５内に収容される
。

こうして押出しプレート５５内に収容された所定長の連
続体１０７は押出しプレート５５の移動、すなわち第４
図の矢印Ａ方向の移動（第４図の１点鎖線で示す位置ま
で）により、所定長の連続体１０７はそのまま移動され
る。

ただし、この場合には、動作棒５２はマンドレルに当接
しているので、所定長の連続体１０７はマンドレル５１
１から動作棒５２に移送されることになる。

押出しプレート５５は再び第４図の矢印Ｂ方向に移動し
て元の位置（実線で示す押出しプレート５５の位置）に
復帰する。

このとき、回転体５１２は回転を始め、連続体１０４は
再び回転体５１２０回転によりマンドレル５１１に巻回
されるようになる。

しかして、所定長の連続体１０７は順次動作棒５２に移
送されるようになる。

なお、第６図に於て、カッタ５４の可動刃５４２の平面
刃部５４２ａは連続体１０４の進行を妨げないように案
内部５１６の底部５１６ａとほぼ同一平面かあるいは幾
分低く設けている。

またガイドプレート５１５は螺旋状に設けなくとも部分
的に直線的な傾斜を有し、他の部分は平面であっても実
用し得る。

以上のような構成の案内部５１６を押出しプレート５５
自体具備し、連続体１０４は案内部５１６に案内されな
がら、押出しプレート５５に収容されるので、連続体１
０４の螺旋状の巻回及び巻回された所定長の連続体１０
７の移送は容易となる。

なお、第７図は案内部５１６の他の実施例を示したもの
で、２分割された固定案内部５１８とこれに対して回転
棒５１９の回わりに回転し得る可動案内部５１７とから
構成する。

固定案内部５１８に対する可動案内部５１７０回転角度
θ（第７図に示す角度θをさす。

）がθ＝０°のとき、すなわち第８図に示す如く固定案
内部５１８に設けられた案内片５１８ａと可動案内部５
１７に設けられた案内片５１７ａとは平面状の環状板を
構成するようになされている。

ところが、可動案内部５１７が固定案内部５１８に対し
て角度θだけ回転棒５１９の回わりに回転したときには
、案内片５１７ａと案内片５１８ａとから構成される案
内片は第８図に示す如く平面状の環状板とはならず、第
７図に示す如く実質的に螺旋状の案内片となる。

つまり、可動案内部５１７を所定角度θだけ回転するこ
とにより、螺旋状の案内片を容易に構成することができ
る。

この場合、可動案内部５１７を所定角度θだげ回転した
ときには、可動刃５４２の垂直部５４３と案内片５１７
ａの連続体１０１を案内する入口側における一端部５１
７ｂとはほぼ同一平面を形成するようになされている。

このように可動案内部５１７を所定角度だけ回転するこ
とにより容易に螺旋状となすことができると共に、容易
に平面状となすこともできる。

また、第９図は案内部５１６の他の実施例を示したもの
で、第７図及び第８図に示すと同様に案内部５１６を２
分割し、その分割された一方の可動案内部５１７に螺番
５２０を取付げることにより、可動案内部５１７を固定
案内部５１８に対して第７図と同様に所定角度θだげ回
転可能になしている。

従って、可動案内部を所定角度θだけ回転することによ
り、案内片５１６ａは実質的に螺旋状となすことができ
る。

以上、第７図、第９図に示す案内部５１６の実施例に於
ては、いずれも連続体１０４を螺旋状に案内する場合に
は、可動案内部５１７を角度θだげ回転せしめて行い、
所定長の連続体１０７を螺旋状に巻回した後には、可動
案内部５１７を元の状態、つまり角度θ＝０°に復帰し
て第８図の如く平面状の環状板となして後に、案内部５
１６を回転軸の軸方向に移動する際に所定長の連続体１
０７は平面状の案内片に押されてそのまま一体的に移送
される。

この場合に、案内片は平面状とするので、所定長の連続
体１０７の移送は円滑に行うことができる。

更に、第１０図には案内部５１６の他の実施例を示して
いる。

螺旋状の案内片５１６ａの中、カッタ５４を通過した連
続体１０４０案内片５１６ａにおける入口付近に突出可
能なピン５２１を設けている。

第１１図は第１０図の切線ＸＩ−ｘｔで切断したときの
断面図で主要部のみ示している。

連続体１０４を螺旋状に案内する場合には、第１１図に
示す如くピン５２１の上面５２１ａは案内片５１６の傾
斜面５２３より突出しないように、ピン５２１に取付け
られたスプリング５２２により付勢されている。

所定長の連続体１０７が螺旋状に巻回され、カッタ５４
により切断された後には、ピン５２２の下面５２２ｂは
、例えば空気圧で作動するシリンダのピストンに設けら
れた軸５２４に押され、スプリング５２２の付勢力に抗
して案内片５１６の傾斜面５２３より突出される。

このとき、突出されたピン５２２の上面５２２ａは案内
片５１６ａの平面部分５２５とほぼ同一平面状に位置す
るようになされている（第１１図の点線で示す。

）。以上説明したようにこの発明による磁性連続体の移
送装置は、磁性材料から構成された帯状の連続体が回転
体に螺旋状に巻回されるように上記連続体を案内するガ
イドプレートと、その形状が周上の２点で軸方向にずれ
た第１の形状と略平板状の第２の形状の両方の形状に変
化可能な案内片及び螺旋状に案内された上記連続体を収
納する収納部を有する押出しプレートを具備し、上記連
続体が所定長だけ上記移送体に収容されたときに、上記
移送体を上記回転体の軸方向に移動せしめて上記所定長
の連続体を移送するような構成であるから、上記移送体
自体に直接に上記連続体を収容するので、収容後は上記
移送体を移動するのみで、容易に上記所定長の連続体を
移送することができ、作業性も向上する等の利点がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による磁性連続体の移送装置を含み、
帯状の連続体から複数個の固定子鉄心を製造する一連の
作業工程を全容を示す構成図、第２図は第１図中の巻き
機の構成を示す拡大斜視図、第３図はこの発明による磁
性連続体の移送装置の拡大斜視図、第４図は第３図の切
線ＩＶ−ＩＶにより切断したときの断面図、第５図は第
３図における内部構造の一部を示したもので、帯状の連
続体を螺旋状に巻回するための説明に用いる説明図、第
６図はこの発明による感状連続体の移送装置に用いられ
る移送体の主要部拡大斜視図、第７図は第６図に示す移
送体に設けられた案内部の他の実施例で、第８図はこの
他の実施例を説明するための図、第９図及び第１０図は
この発明に係る案内部の更に他の実施例を示すもので、
第１１図は第１０図における切線ｘｉ−ＸＩにより切断
した場合の主要断面図で、第１０図に示す動作状態を説
明するための図である。 なお図中、同一符号は同−又は相当部分を示すものとす
る。 ５２・・・・・・動作棒、５４・・・・・・カッタ、５
５・・・・・・押出しプレート、５１１・・・・・・マ
ンドレル、５１２・・・・・・回転体、５１３・・・・
・・動作ピン、５１４・・・・・・カム板、５１５・・
・・・・ガイドプレート、５１６ａ・・・・・・案内片
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 磁性材料から構成された帯状の連続体を巻回する巻
   回部及びこの巻回部より径の大きな大径部を有する回転
   体と、この回転体の大径部の外周部に貫通され軸方向に
   移動可能な動作ピンと、この動作ピンの一端が当接する
   カム面を有し装置本体に固定されたカム板と、円周方向
   の一部で切断されており片面が上記回転体の大径部側面
   と所定の間隙を隔てて配置されその間隙に上記帯状の連
   続体が挿入されるようになっており他面は上記切断され
   た部分の一端と他端とで軸方向にずれて段差を有するガ
   イドプレートと、固定刃及び可動刃がらなり上記帯状の
   連続体を切断するカッタと、上記回転体の軸方向に移動
   可能に設けられその内面に上記カッタの可動刃の動作に
   応じて周上の２点で軸方向にずれた第１の形状と略平板
   状の第２の形状の両方の形状に変化可能な案内片及び上
   記カッタにより切断された連続体を収納する収納部を有
   する押出しプレートと、上記回転体の巻回部と当接した
   動作棒とを備え、上記押出しプレートの案内片が上記第
   １の形状の状態で、かつ上記動作ピンが上記カム板の作
   用により突出して上記連続体の移送用係合部と係合して
   上記連続体を上記回転体の巻回部に螺旋状に巻回し、一
   巻分を巻回すると切断して上記案内片の形状を上記第２
   の形状とし、この動作を繰り返して上記連続体が所定長
   だけ上記押出しプレートの収納部に収納されると、上記
   押出しプレートを軸方向に移動させて、上記所定長の連
   続体を上記動作棒に移送するようにした磁性連続体の移
   送装置。 ２ 案内片は弾性板ばねから構成し、上記連続体を上記
   回転体に巻回する場合には、螺旋形状を保持し、上記回
   転体に巻回された上記所定長の連続体を移送する場合に
   は、上記回転体の軸方向に対する垂直平面内に固定され
   得るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の磁性連続体の移送装置。 ３ 案内片は螺旋状の固定板とこの固定板の一端部に設
   けられ、上記軸方向に移動可能な可動片とから構成し、
   上記可動片を移動したときに上記固定板の他端部とほぼ
   上記軸方向に対する垂直平面内に配置し得るようにした
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁性連続
   体の移送装置。 ４ 案内片は上記回転体の径方向に２分割し、該分割さ
   れた案内部の少な（とも一方を上記径方向平面に対して
   所定角度だけ傾斜可能に構成し、上記分割された案内部
   の少なくとも一方を上記所定角度だけ傾斜することによ
   り上記連続体を螺旋状に巻回するようにしたことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の磁性連続体の移送装
   置。