JP2759772B2 - ログペーパー切断装置 - Google Patents
ログペーパー切断装置Info
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- JP2759772B2 JP2759772B2 JP7053638A JP5363895A JP2759772B2 JP 2759772 B2 JP2759772 B2 JP 2759772B2 JP 7053638 A JP7053638 A JP 7053638A JP 5363895 A JP5363895 A JP 5363895A JP 2759772 B2 JP2759772 B2 JP 2759772B2
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- JP
- Japan
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- roll
- cutting
- log
- leaf
- paper
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
- B26D2210/00—Machines or methods used for cutting special materials
- B26D2210/11—Machines or methods used for cutting special materials for cutting web rolls
Landscapes
- Making Paper Articles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はログペーパー切断装置に
関する。ログペーパーとはペーパーを丸太状に巻取った
ものであり、これを所定の長さに切断するとトイレット
ペーパーやキッチンロールペーパーとなる。一般に抄紙
機で抄紙されたペーパーは幅広で、そのまま大径（直径
約２〜４ｍ）に巻取機で巻取られる。この大径のロール
紙を小径（トイレットペーパーであればφ１１４ｍｍ、
キッチンロールペーパーであればφ約１００〜３００ｍ
ｍ等）に巻返したものが、前記ログペーパーである。本
発明はこのログペーパーを１００〜１１４ｍｍ間隔で切
断してトイレットペーパーにしたり、約２２０ｍｍ〜２
３０ｍｍ間隔で切断してキッチンロールペーパーに仕上
げる切断装置に関する。
関する。ログペーパーとはペーパーを丸太状に巻取った
ものであり、これを所定の長さに切断するとトイレット
ペーパーやキッチンロールペーパーとなる。一般に抄紙
機で抄紙されたペーパーは幅広で、そのまま大径（直径
約２〜４ｍ）に巻取機で巻取られる。この大径のロール
紙を小径（トイレットペーパーであればφ１１４ｍｍ、
キッチンロールペーパーであればφ約１００〜３００ｍ
ｍ等）に巻返したものが、前記ログペーパーである。本
発明はこのログペーパーを１００〜１１４ｍｍ間隔で切
断してトイレットペーパーにしたり、約２２０ｍｍ〜２
３０ｍｍ間隔で切断してキッチンロールペーパーに仕上
げる切断装置に関する。
【０００２】
【従来の装置】従来のログペーパー切断装置として、特
開平４−２０９１５６号公報記載のものがあるが、その
基本構造を図１１に基づき説明する。１０１は２枚の丸
鋸で、アーム１０２の先端に回転自在に取付けられ、モ
ーター等で高速で自転するようになっている。アーム１
０２は軸１０３のまわりで回転自在であり、モーター等
により回転するようになっている。このため、丸鋸１０
１は自転しながら公転することになる。そして、公転し
ながら自転する丸鋸１０１によりログペーパーＲが切断
されるように構成されている。
開平４−２０９１５６号公報記載のものがあるが、その
基本構造を図１１に基づき説明する。１０１は２枚の丸
鋸で、アーム１０２の先端に回転自在に取付けられ、モ
ーター等で高速で自転するようになっている。アーム１
０２は軸１０３のまわりで回転自在であり、モーター等
により回転するようになっている。このため、丸鋸１０
１は自転しながら公転することになる。そして、公転し
ながら自転する丸鋸１０１によりログペーパーＲが切断
されるように構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例の切断装置
では、高速で切断しようとすれば、丸鋸１０１の直径を
大きくして周速を早めればよいのであるが、その場合、
丸鋸１０１の剛性を高めるために肉厚を厚くしなければ
ならない。そうするとログに切込むときの抵抗が大きく
なって、切口が悪くなったり、切断不能になる。したが
って、丸鋸では高速切断はできないのである。また、丸
鋸の直径を余り大きくできないので、ログペーパーを１
度に多数本切断することはできなかった。
では、高速で切断しようとすれば、丸鋸１０１の直径を
大きくして周速を早めればよいのであるが、その場合、
丸鋸１０１の剛性を高めるために肉厚を厚くしなければ
ならない。そうするとログに切込むときの抵抗が大きく
なって、切口が悪くなったり、切断不能になる。したが
って、丸鋸では高速切断はできないのである。また、丸
鋸の直径を余り大きくできないので、ログペーパーを１
度に多数本切断することはできなかった。
【０００４】本発明はかかる事情に鑑み、高速で能率よ
く切断でき、綺麗な切り口で、１度に多数本でも切断で
きるログペーパー切断装置を提供することを目的とす
る。
く切断でき、綺麗な切り口で、１度に多数本でも切断で
きるログペーパー切断装置を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明のログペ
ーパー切断装置は、 （ａ）モータで回転駆動される駆動プーリと従動プーリ
とを互いに離間させて支持した支持フレームと、前記駆
動プーリと従動プーリとの間に巻き掛けられ高速で周回
する帯鋸と、該帯鋸をログペーパーの切断する切断位置
とそこから離れた退避位置との間で移動するように前記
支持フレームを揺動させる揺動機構とからなる切断手段
と、（ｂ）前記ログペーパーを、切断位置の帯鋸の走行
方向に対する直角方向において、帯鋸から離れた位置か
ら帯鋸を越える位置まで、間欠的に送りをかける複数の
送りコンベヤと、（ｃ）切断位置に送られたログペーパ
ーのログ側を、ログの外周から挟持して保持する複数の
ログ保持器と、（ｄ）前記送りコンベヤで送られたログ
ペーパーの先端の停止位置を位置決めするため設けられ
た、自軸まわりに回転する円板からなるストッパーと、
（ｅ）切断位置に送られたログペーパーにおける切断さ
れるべきロール側を、該ロールの芯孔に挿入して、支持
するため、前記ストッパーの円板に、円周方向等間隔に
取り付けられた複数個１セットのロール支持器が４セッ
トとからなり、（ｆ）前記ロール支持器は、支持パイプ
と、該支持パイプから半径方向に出没するリーフと、前
記支持パイプ内において各リーフの内側に挿入されたゴ
ム袋と、前記リーフの外周に嵌められたスプリングから
なり、該リーフは前記ゴム袋内に注入された圧力空気で
外径方向外側に突出して前記ロール製品の芯孔内周に密
着し、圧力空気を排出したとき前記スプリングで半径方
向内側に没入するものであり、（ｇ）前記４セットのロ
ール支持器が、前記円板の回転によって切断位置、取出
準備位置、取出位置、切断準備位置を順に間欠的に移動
するようになっており、前記切断位置において；前記ロ
ール支持器の支持パイプ外周にログペーパー先端の芯孔
を挿入した後、前記リーフを拡張して、切断されるべき
ロールを支持し、前記帯鋸によって支持されたロール部
を切断し、切断完了後に取出準備位置まで回転させ、前
記取出準備位置において；前記リーフを収縮させてロー
ル芯孔との密着を解消し、取出位置まで回転させ、前記
取出位置において；押出具によって、切断されたロール
製品をロール支持器から取り出し、取出し完了後に切断
準備位置まで回転させることを特徴とする。
ーパー切断装置は、 （ａ）モータで回転駆動される駆動プーリと従動プーリ
とを互いに離間させて支持した支持フレームと、前記駆
動プーリと従動プーリとの間に巻き掛けられ高速で周回
する帯鋸と、該帯鋸をログペーパーの切断する切断位置
とそこから離れた退避位置との間で移動するように前記
支持フレームを揺動させる揺動機構とからなる切断手段
と、（ｂ）前記ログペーパーを、切断位置の帯鋸の走行
方向に対する直角方向において、帯鋸から離れた位置か
ら帯鋸を越える位置まで、間欠的に送りをかける複数の
送りコンベヤと、（ｃ）切断位置に送られたログペーパ
ーのログ側を、ログの外周から挟持して保持する複数の
ログ保持器と、（ｄ）前記送りコンベヤで送られたログ
ペーパーの先端の停止位置を位置決めするため設けられ
た、自軸まわりに回転する円板からなるストッパーと、
（ｅ）切断位置に送られたログペーパーにおける切断さ
れるべきロール側を、該ロールの芯孔に挿入して、支持
するため、前記ストッパーの円板に、円周方向等間隔に
取り付けられた複数個１セットのロール支持器が４セッ
トとからなり、（ｆ）前記ロール支持器は、支持パイプ
と、該支持パイプから半径方向に出没するリーフと、前
記支持パイプ内において各リーフの内側に挿入されたゴ
ム袋と、前記リーフの外周に嵌められたスプリングから
なり、該リーフは前記ゴム袋内に注入された圧力空気で
外径方向外側に突出して前記ロール製品の芯孔内周に密
着し、圧力空気を排出したとき前記スプリングで半径方
向内側に没入するものであり、（ｇ）前記４セットのロ
ール支持器が、前記円板の回転によって切断位置、取出
準備位置、取出位置、切断準備位置を順に間欠的に移動
するようになっており、前記切断位置において；前記ロ
ール支持器の支持パイプ外周にログペーパー先端の芯孔
を挿入した後、前記リーフを拡張して、切断されるべき
ロールを支持し、前記帯鋸によって支持されたロール部
を切断し、切断完了後に取出準備位置まで回転させ、前
記取出準備位置において；前記リーフを収縮させてロー
ル芯孔との密着を解消し、取出位置まで回転させ、前記
取出位置において；押出具によって、切断されたロール
製品をロール支持器から取り出し、取出し完了後に切断
準備位置まで回転させることを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明では高速で周回する帯鋸でログペーパー
を切断する。帯鋸は駆動プーリを従動プーリに巻き掛け
られて引張応力が作用しているだあけであるので、肉厚
を薄くでき、切断時の抵抗を小さいままにでき、駆動プ
ーリの回転数を高めるだけで、高速切断が可能となる。
そして、ログペーパーは送りコンベヤとストッパーで定
寸ずつ送られ、ロール側をロール支持器で保持するの
で、正確な寸法で、しかも良好な切り口に切断できる。
また、送りコンベヤとログ保持器とロール支持器が複数
個ずつ設けられているためログペーパーを多数本一度に
切断することが可能となる。本発明では、切断時にログ
側をログ保持器で挟持するので、ログを正確な寸法で、
良好な切り口に切断できる。本発明では、ストッパーで
停止位置を決め、ロール支持器で切断される側のロール
を支持するので、定寸で確実に切断できる。本発明で
は、ロール製品の芯孔に挿入してリーフを半径方向外側
に突出させたり内側に没入させることにより、ロール製
品を確実に保持できるので、帯鋸による切断時にロール
製品が動いたり垂れ下がらないので、切り口が綺麗な端
面になり、かつ直角に切断できる。本発明では、４セッ
トのロール保持器が切断位置、取出準備位置、取出位置
の順で回転し、各位置に応じてロール支持器のリーフが
拡縮するので、ログ先端の挿入、ログ切断、ロール製品
の取出しが連続的に行え、切断作業を能率的に行えるよ
うになる。
を切断する。帯鋸は駆動プーリを従動プーリに巻き掛け
られて引張応力が作用しているだあけであるので、肉厚
を薄くでき、切断時の抵抗を小さいままにでき、駆動プ
ーリの回転数を高めるだけで、高速切断が可能となる。
そして、ログペーパーは送りコンベヤとストッパーで定
寸ずつ送られ、ロール側をロール支持器で保持するの
で、正確な寸法で、しかも良好な切り口に切断できる。
また、送りコンベヤとログ保持器とロール支持器が複数
個ずつ設けられているためログペーパーを多数本一度に
切断することが可能となる。本発明では、切断時にログ
側をログ保持器で挟持するので、ログを正確な寸法で、
良好な切り口に切断できる。本発明では、ストッパーで
停止位置を決め、ロール支持器で切断される側のロール
を支持するので、定寸で確実に切断できる。本発明で
は、ロール製品の芯孔に挿入してリーフを半径方向外側
に突出させたり内側に没入させることにより、ロール製
品を確実に保持できるので、帯鋸による切断時にロール
製品が動いたり垂れ下がらないので、切り口が綺麗な端
面になり、かつ直角に切断できる。本発明では、４セッ
トのロール保持器が切断位置、取出準備位置、取出位置
の順で回転し、各位置に応じてロール支持器のリーフが
拡縮するので、ログ先端の挿入、ログ切断、ロール製品
の取出しが連続的に行え、切断作業を能率的に行えるよ
うになる。
【０００７】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を図面に基づき説明
する。図１は本発明の一実施例に係わる切断装置の側面
図、図２は同切断装置の平面図、図３は図１〜図２のＩ
ＩＩ線矢視図である。
する。図１は本発明の一実施例に係わる切断装置の側面
図、図２は同切断装置の平面図、図３は図１〜図２のＩ
ＩＩ線矢視図である。
【０００８】図１〜図３において、１は帯鋸でＳＫＳ合
金工具鋼などで製せられた薄い帯状の鋸である。この帯
鋸１は駆動プーリ２と従動プーリ３間に巻掛けられてお
り、駆動プーリ２はモータ４で回転駆動されるようにな
っている。駆動プーリ２と従動プーリ３は支持フレーム
５の下面に回転自在に軸支され、モータ４は支持フレー
ム５の上面基端部に取付けられている。モータ４と駆動
プーリ２とは歯車列または巻掛け伝動機構で連絡されて
いる。
金工具鋼などで製せられた薄い帯状の鋸である。この帯
鋸１は駆動プーリ２と従動プーリ３間に巻掛けられてお
り、駆動プーリ２はモータ４で回転駆動されるようにな
っている。駆動プーリ２と従動プーリ３は支持フレーム
５の下面に回転自在に軸支され、モータ４は支持フレー
ム５の上面基端部に取付けられている。モータ４と駆動
プーリ２とは歯車列または巻掛け伝動機構で連絡されて
いる。
【０００９】前記支持フレーム５はトラニオン軸６でハ
ウジング７に揺動自在に支持されており、任意の揺動機
構８で揺動するようになっている。この揺動機構８とし
ては図３に示すように、回転ドラム８ａの端部に一端を
連絡したリンク８ｂの他端を支持フレーム５の先端に軸
着し、回転ドラム８ａをモータ等で回転させる構成など
が好適であり、実線で示す退避位置と、想像線で示す切
断位置との間で往復動することができる。
ウジング７に揺動自在に支持されており、任意の揺動機
構８で揺動するようになっている。この揺動機構８とし
ては図３に示すように、回転ドラム８ａの端部に一端を
連絡したリンク８ｂの他端を支持フレーム５の先端に軸
着し、回転ドラム８ａをモータ等で回転させる構成など
が好適であり、実線で示す退避位置と、想像線で示す切
断位置との間で往復動することができる。
【００１０】１０は送りコンベヤで２本設けられてお
り、ベッド１１上に載せたログペーパーＲをチェーン１
２に結合した押具１３で間欠的に押送する機能を有して
おり、その送り方向は帯鋸１に対して直交する方向であ
る。送りコンベヤ１０のベッド１１の先端には、それぞ
れログ保持器２０が設けられている。この保持器２０は
図７に示すように、ログペーパーＲを受ける凹部２１を
形成した台座２２と、同様な凹部２１を形成した押台２
３と、この押台２３を昇降させるシリンダ２４からな
り、シリンダ２４で押台２３を少し押し上げてログペー
パーＲを押し込み、押台２３を下げてログペーパーＲの
先端部を上下から挟持するように構成されている。
り、ベッド１１上に載せたログペーパーＲをチェーン１
２に結合した押具１３で間欠的に押送する機能を有して
おり、その送り方向は帯鋸１に対して直交する方向であ
る。送りコンベヤ１０のベッド１１の先端には、それぞ
れログ保持器２０が設けられている。この保持器２０は
図７に示すように、ログペーパーＲを受ける凹部２１を
形成した台座２２と、同様な凹部２１を形成した押台２
３と、この押台２３を昇降させるシリンダ２４からな
り、シリンダ２４で押台２３を少し押し上げてログペー
パーＲを押し込み、押台２３を下げてログペーパーＲの
先端部を上下から挟持するように構成されている。
【００１１】前記送りコンベヤ１０の先端に対向する位
置にストッパー３０が設けられている。このストッパー
３０は円板３１とそれを回転させる駆動モーター３２か
らなり、円板３１の送りコンベヤ１０に対面する表面が
ストッパー面となっている。また、この円板３１には円
周方向に４等分した位置に、２本で１セットのロール支
持器４０が４セット取付けられている。
置にストッパー３０が設けられている。このストッパー
３０は円板３１とそれを回転させる駆動モーター３２か
らなり、円板３１の送りコンベヤ１０に対面する表面が
ストッパー面となっている。また、この円板３１には円
周方向に４等分した位置に、２本で１セットのロール支
持器４０が４セット取付けられている。
【００１２】上記のロール支持器４０を図４〜５に基づ
き説明する。図４はロール支持器４０の縦断面図、図５
は図４のＶ線矢視図であり、図中上側はリーフが没入し
た状態、図中下側はリーフが突出した状態を示してい
る。前記円板３１には支持パイプ４１の基部がスプリン
グクッション４２を介して取付けられており、支持パイ
プ４１の胴部は円板３１から図中右側に突出している。
この支持パイプ４１の胴部には３本のスリット４３が形
成され、その各スリット４３にラグ４４が出没自在に挿
入され、各ラグ４３の外端には断面円弧状のリーフ４５
が固定されている。そして前記支持パイプ４１の基部内
周には高圧空気供給用継手をねじ込む口金４６が固定さ
れ、その口金４６に導入パイプ４７が接続されている。
この導入パイプ４７は支持パイプ４１の胴部の内周に位
置し、導入パイプ４７の外周にはゴム袋４８が被せられ
ている。この導入パイプ４７に高圧空気を注入すると、
その管壁に形成した通気孔４９から高圧空気が吐出して
ゴム袋４８を膨らませ、リーフ４５を半径方向外側に突
出させる。高圧空気を抜くと、３枚のリーフ４５の外周
に巻付けてあるコイルスプリング５０により縮められて
半径方向内側にリーフ４５を没入させるようになってい
る。
き説明する。図４はロール支持器４０の縦断面図、図５
は図４のＶ線矢視図であり、図中上側はリーフが没入し
た状態、図中下側はリーフが突出した状態を示してい
る。前記円板３１には支持パイプ４１の基部がスプリン
グクッション４２を介して取付けられており、支持パイ
プ４１の胴部は円板３１から図中右側に突出している。
この支持パイプ４１の胴部には３本のスリット４３が形
成され、その各スリット４３にラグ４４が出没自在に挿
入され、各ラグ４３の外端には断面円弧状のリーフ４５
が固定されている。そして前記支持パイプ４１の基部内
周には高圧空気供給用継手をねじ込む口金４６が固定さ
れ、その口金４６に導入パイプ４７が接続されている。
この導入パイプ４７は支持パイプ４１の胴部の内周に位
置し、導入パイプ４７の外周にはゴム袋４８が被せられ
ている。この導入パイプ４７に高圧空気を注入すると、
その管壁に形成した通気孔４９から高圧空気が吐出して
ゴム袋４８を膨らませ、リーフ４５を半径方向外側に突
出させる。高圧空気を抜くと、３枚のリーフ４５の外周
に巻付けてあるコイルスプリング５０により縮められて
半径方向内側にリーフ４５を没入させるようになってい
る。
【００１３】図３において、は切断位置、は取出準
備位置、は取出位置、は切断準備位置を示し、円板
３１を間欠的に回転させることにより、各ロール支持器
４０はこの順で間欠的に回転、停止が繰り返される。以
下、各位置での動作を図６に基づき説明する。
備位置、は取出位置、は切断準備位置を示し、円板
３１を間欠的に回転させることにより、各ロール支持器
４０はこの順で間欠的に回転、停止が繰り返される。以
下、各位置での動作を図６に基づき説明する。
【００１４】 切断位置において； ロール支持器４０のリーフ４５を収縮させた状態でログ
ペーパーＲを送りコンベヤ１０で押送して、ロール支持
器４０にログペーパーＲの先端を挿入する。挿入された
ログペーパーＲの先端が円板３１に当って、切断位置の
位置決めがなされると共に、送りコンベヤ１０は送りを
停止する。ついで、ロール支持器４０のリーフを拡張し
てログペーパーＲの先端部の芯孔内周に密着させて支持
する。これで切断準備が完了であり、帯鋸１を高速で周
回させながら支持フレーム５を下降させると、帯鋸１に
よって、ログペーパーＲの先端部が切断されて、ロール
ペーパー製品ｒが得られる。このときの状態を図８に基
づき説明すると、薄い帯鋸１で切断するので、ログペー
パー側の抵抗は少なく綺麗な切り口に切断でき、切断が
容易であるから高速での切断が可能となって、作業能率
が向上する。また、図示の例ではロクペーパーＲを２本
ずつ切断するようにしているが、３本以上でも可能であ
り、帯鋸１の長さによっては更に多列化が可能である。
ペーパーＲを送りコンベヤ１０で押送して、ロール支持
器４０にログペーパーＲの先端を挿入する。挿入された
ログペーパーＲの先端が円板３１に当って、切断位置の
位置決めがなされると共に、送りコンベヤ１０は送りを
停止する。ついで、ロール支持器４０のリーフを拡張し
てログペーパーＲの先端部の芯孔内周に密着させて支持
する。これで切断準備が完了であり、帯鋸１を高速で周
回させながら支持フレーム５を下降させると、帯鋸１に
よって、ログペーパーＲの先端部が切断されて、ロール
ペーパー製品ｒが得られる。このときの状態を図８に基
づき説明すると、薄い帯鋸１で切断するので、ログペー
パー側の抵抗は少なく綺麗な切り口に切断でき、切断が
容易であるから高速での切断が可能となって、作業能率
が向上する。また、図示の例ではロクペーパーＲを２本
ずつ切断するようにしているが、３本以上でも可能であ
り、帯鋸１の長さによっては更に多列化が可能である。
【００１５】 取出準備位置において； 切断されたロールペーパー製品ｒを保持したまま時計方
向に９０゜回転すると取出準備位置となる。ここで、ロ
ール支持器４０から高圧空気を抜きリーフ４５を収縮さ
せ、ロールペーパー製品ｒの芯孔内周と縁を切る。
向に９０゜回転すると取出準備位置となる。ここで、ロ
ール支持器４０から高圧空気を抜きリーフ４５を収縮さ
せ、ロールペーパー製品ｒの芯孔内周と縁を切る。
【００１６】 取出位置において； 縁を切ったロールペーパー製品ｒを挿入したまま時計方
向に９０゜回転させると取出位置となり、ここで適宜の
押出具６１によって、払出しコンベヤ６２の方向へ押し
出す。押し出されたロールペーパー製品ｒは払出しコン
ベヤ６２で包装ステーション（図示省略）等の次工程へ
運ばれる。
向に９０゜回転させると取出位置となり、ここで適宜の
押出具６１によって、払出しコンベヤ６２の方向へ押し
出す。押し出されたロールペーパー製品ｒは払出しコン
ベヤ６２で包装ステーション（図示省略）等の次工程へ
運ばれる。
【００１７】 切断準備位置； ロールペーパー製品ｒを取出した後、ロール支持器４０
は時計方向に９０゜回転し、次の切断位置への移動に備
えて待機する。そして、切断作業のタイミングに合わせ
て切断位置へ回転し、上記作業を繰返す。
は時計方向に９０゜回転し、次の切断位置への移動に備
えて待機する。そして、切断作業のタイミングに合わせ
て切断位置へ回転し、上記作業を繰返す。
【００１８】つぎに、本発明の他の実施例を説明する。
図９は本発明の他の実施例に係わる切断装置の側面図、
図１０は同正面図である。前記実施例は支持フレーム５
を略水平に配置したが、本実施例は支持フレーム５を略
垂直に配置した点に相違があり、その余の点は実質的に
先の実施例と同一である。そこで実質同一の部品には同
一符号を使用する。支持フレーム５の基端は支点ピン７
１で揺動自在に支持されており、揺動機構８を駆動する
ことにより実線で示す切断位置と想像線で示す退避位置
との間を往復するようになっている。７２はログペーパ
ーＲの受具兼ログ保持器であり、これに連設して、樋状
の送り台（図示省略）が設けられている。７３は送りコ
ンベヤであり、帯鋸１に対し直角方向に周回するように
配置したチェーンとそのチェーンに取付けた押具７４
と、チェーンを周回駆動するための軸７５、スプロケッ
ト７６、モータ７７等から構成されている。この実施例
のように帯鋸１が縦方向に走行するものでも、前記実施
例と同様にログペーパーＲを高速切断することができ
る。
図９は本発明の他の実施例に係わる切断装置の側面図、
図１０は同正面図である。前記実施例は支持フレーム５
を略水平に配置したが、本実施例は支持フレーム５を略
垂直に配置した点に相違があり、その余の点は実質的に
先の実施例と同一である。そこで実質同一の部品には同
一符号を使用する。支持フレーム５の基端は支点ピン７
１で揺動自在に支持されており、揺動機構８を駆動する
ことにより実線で示す切断位置と想像線で示す退避位置
との間を往復するようになっている。７２はログペーパ
ーＲの受具兼ログ保持器であり、これに連設して、樋状
の送り台（図示省略）が設けられている。７３は送りコ
ンベヤであり、帯鋸１に対し直角方向に周回するように
配置したチェーンとそのチェーンに取付けた押具７４
と、チェーンを周回駆動するための軸７５、スプロケッ
ト７６、モータ７７等から構成されている。この実施例
のように帯鋸１が縦方向に走行するものでも、前記実施
例と同様にログペーパーＲを高速切断することができ
る。
【００１９】
【発明の効果】本発明によれば、高速で能率よく切断で
き、綺麗な切り口で、多数本を同時に切断できるログペ
ーパー切断装置を提供することができる。
き、綺麗な切り口で、多数本を同時に切断できるログペ
ーパー切断装置を提供することができる。
【図１】本発明の一実施例に係わる切断装置の側面図で
ある。
ある。
【図２】図１の切断装置の平面図である。
【図３】図１〜２のＩＩＩ線矢視図である。
【図４】ロール支持器４０の縦断面図である。
【図５】図４のＶ線矢視図であり、図中上側はリーフが
拡張した状態、図中下側はリーフが収縮した状態であ
る。
拡張した状態、図中下側はリーフが収縮した状態であ
る。
【図６】ログ切断作業の説明図である。
【図７】ログ保持器２０の背面図である。
【図８】ログ切断作業を示す斜視図である。
【図９】本発明の他の実施例に係わる切断装置の側面図
である。
である。
【図１０】本発明の他の実施例に係わる切断装置の正面
図である。
図である。
【図１１】従来の切断装置の説明図である。
１ 帯鋸 ２ 駆動プーリ ３ 従動プーリ ４ モータ ５ 支持フレーム ８ 揺動機構 １０ 送りコンベヤ ２０ ログ保持器 ３０ ストッパー ４０ ロール支持器 ７２ ログ保持器 ７３ 送りコンベヤ
Claims (1)
- 【請求項１】 （ａ）モータで回転駆動される駆動プーリと従動プーリ
とを互いに離間させて支持した支持フレームと、前記駆
動プーリと従動プーリとの間に巻き掛けられ高速で周回
する帯鋸と、該帯鋸をログペーパーの切断する切断位置
とそこから離れた退避位置との間で移動するように前記
支持フレームを揺動させる揺動機構とからなる切断手段
と、 （ｂ）前記ログペーパーを、切断位置の帯鋸の走行方向
に対する直角方向において、帯鋸から離れた位置から帯
鋸を越える位置まで、間欠的に送りをかける複数の送り
コンベヤと、 （ ｃ）切断位置に送られたログペーパーのログ側を、ロ
グの外周から挟持して保持する複数のログ保持器と、 （ ｄ）前記送りコンベヤで送られたログペーパーの先端
の停止位置を位置決めするため設けられた、自軸まわり
に回転する円板からなるストッパーと、 （ｅ）切断位置に送られたログペーパーにおける切断さ
れるべきロール側を、該ロールの芯孔に挿入して、支持
するため、前記ストッパーの円板に、円周方向等間隔に
取り付けられた複数個１セットのロール支持器が４セッ
トとからなり、 （ｆ）前 記ロール支持器は、支持パイプと、該支持パイ
プから半径方向に出没するリーフと、前記支持パイプ内
において各リーフの内側に挿入されたゴム袋と、前記リ
ーフの外周に嵌められたスプリングからなり、該リーフ
は前記ゴム袋内に注入された圧力空気で外径方向外側に
突出して前記ロール製品の芯孔内周に密着し、圧力空気
を排出したとき前記スプリングで半径方向内側に没入す
るものであり、 （ｇ）前 記４セットのロール支持器が、前記円板の回転
によって切断位置、取出準備位置、取出位置、切断準備
位置を順に間欠的に移動するようになっており、前記切
断位置において；前記ロール支持器の支持パイプ外周に
ログペーパー先端の芯孔を挿入した後、前記リーフを拡
張して、切断されるべきロールを支持し、前記帯鋸によ
って支持されたロール部を切断し、切断完了後に取出準
備位置まで回転させ、 前記取出準備位置において；前記リーフを収縮させてロ
ール芯孔との密着を解消し、取出位置まで回転させ、 前記取出位置において；押出具によって、切断されたロ
ール製品をロール支持器から取り出し、取出し完了後に
切断準備位置まで回転させることを特徴とするログペー
パー切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7053638A JP2759772B2 (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | ログペーパー切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7053638A JP2759772B2 (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | ログペーパー切断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08216303A JPH08216303A (ja) | 1996-08-27 |
| JP2759772B2 true JP2759772B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=12948457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7053638A Expired - Lifetime JP2759772B2 (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | ログペーパー切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2759772B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1312032B1 (it) * | 1999-03-29 | 2002-04-04 | Italconverting Srl | Sega a nastro per il taglio in continuo di rotoli di materiale infoglio. |
| CN103042554B (zh) * | 2013-01-05 | 2015-02-04 | 晋江海纳机械有限公司 | 一种卷筒纸分切机 |
| ITTO20130468A1 (it) * | 2013-06-06 | 2014-12-07 | Adige Spa | Gruppo di alimentazione a rulli per una macchina segatrice automatica per il taglio di tubi in modalita' bitubo |
| CN105345880B (zh) * | 2015-09-30 | 2017-03-22 | 浙江大学 | 一种模切纸品高速间歇式输送机 |
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| IT1233279B (it) * | 1989-04-05 | 1992-03-26 | Perini Finanziaria Spa | Troncatrice per il taglio di bastoni di materiale cartaceo e simili |
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-
1995
- 1995-02-17 JP JP7053638A patent/JP2759772B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08216303A (ja) | 1996-08-27 |
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