JPS5942473B2 - 誘電体共振器材料 - Google Patents
誘電体共振器材料Info
- Publication number
- JPS5942473B2 JPS5942473B2 JP51055011A JP5501176A JPS5942473B2 JP S5942473 B2 JPS5942473 B2 JP S5942473B2 JP 51055011 A JP51055011 A JP 51055011A JP 5501176 A JP5501176 A JP 5501176A JP S5942473 B2 JPS5942473 B2 JP S5942473B2
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- JP
- Japan
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- dielectric
- dielectric resonator
- composition
- resonator material
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- Expired
Links
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- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 15
- ZKATWMILCYLAPD-UHFFFAOYSA-N niobium pentoxide Chemical compound O=[Nb](=O)O[Nb](=O)=O ZKATWMILCYLAPD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N titanium dioxide Inorganic materials O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
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- -1 4(Bal-XSrX)O Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は誘電体共振器材料、特にBaO、SrO、Y2
03、Nb2O5の成分で構成される誘電共振器材料に
関するものであり、誘電体(ε)が大きく、無負荷Qが
大きく、かつ共振周波数の温度安定度(τf)に優れた
マイクロ波誘電材料に適した組成物を提供しようとする
ものである。
03、Nb2O5の成分で構成される誘電共振器材料に
関するものであり、誘電体(ε)が大きく、無負荷Qが
大きく、かつ共振周波数の温度安定度(τf)に優れた
マイクロ波誘電材料に適した組成物を提供しようとする
ものである。
従来から、マイクロ波領域において、誘電体はマイクロ
波回路のインピーダンス整合や、誘電体共振器などに応
用されてきている。
波回路のインピーダンス整合や、誘電体共振器などに応
用されてきている。
近年、特に、マイクロ波回路の集積化の技術が進歩する
にともない、発振器の周波数の安定化などに、高誘電率
、低損失、低価格の誘電体磁器を使用して小形化するこ
とが積極的に進められている。従来これらの誘電体材料
としては、BaO−TiO2系の組成物、およびその一
部を他の元素で置換した組成物、さらには誘電率が負の
温度変化をもつTiO2と正の誘電率の温度変化をもつ
誘電体組成物とを組合わせた組成物の使用されている場
合が多い。しかし、これらは誘電体損失が大きかつたり
、誘電率の温度変化のばらつきが大きかつたり、共振周
波数の安定度が大きすぎたりして、実用上問題が多い。
本発明はこれらの欠点を除いたものであり、BaO−S
rO−Y2O3−Nb2O5で構成される誘電体組成物
系において、4(Bal−XSrX)O、Y2O3、y
Nb2O5の固溶体組成物を合成すると、優れた誘電体
マイクロ波共振器用の材料になることを見出したことに
もとづくものである。
にともない、発振器の周波数の安定化などに、高誘電率
、低損失、低価格の誘電体磁器を使用して小形化するこ
とが積極的に進められている。従来これらの誘電体材料
としては、BaO−TiO2系の組成物、およびその一
部を他の元素で置換した組成物、さらには誘電率が負の
温度変化をもつTiO2と正の誘電率の温度変化をもつ
誘電体組成物とを組合わせた組成物の使用されている場
合が多い。しかし、これらは誘電体損失が大きかつたり
、誘電率の温度変化のばらつきが大きかつたり、共振周
波数の安定度が大きすぎたりして、実用上問題が多い。
本発明はこれらの欠点を除いたものであり、BaO−S
rO−Y2O3−Nb2O5で構成される誘電体組成物
系において、4(Bal−XSrX)O、Y2O3、y
Nb2O5の固溶体組成物を合成すると、優れた誘電体
マイクロ波共振器用の材料になることを見出したことに
もとづくものである。
ここで、本発明の材料は、3(Bal−XSrX)O、
Y2O3、yNb2O5なる組成式において、0<X<
1、0.5≦y≦1.5であることを特徴とするもので
ある。以下、実施例にもとづいて本発明を説明する。
Y2O3、yNb2O5なる組成式において、0<X<
1、0.5≦y≦1.5であることを特徴とするもので
ある。以下、実施例にもとづいて本発明を説明する。
まずBaCO33srco3、Y2o3およびNb2O
5の出発原料を各組成に応じて秤量し、めのうボールを
備えかつゴム内張りしたボールミルで湿式混合した。こ
の混合物を乾燥させてから、空気中において1200℃
で5時間仮焼した後、前記ボールミルで湿式粉砕した。
それを乾燥させた後、圧力7o0kg/c−rilで成
形し、それを1450〜1350℃の範囲内の温度で2
時間、空気中において焼成をして、下表に示す組成の試
料を得た。それから、各試料の寸法を直径約5mm、厚
さ2mmとし、その共振周波数(ほぼIIGH2)と直
径とから誘電率(ε)を、また帯域反射法により無負荷
Q(Qu)を測定した。共振周波数の温度安定度(τf
)は、温度槽に各試料からなる誘電体共振器を入れ、−
3『Cから+70℃の温度変化におけるトラツプ周波数
の変化を測定して求めた。その結果を下表に示す。ただ
し ※比較例 の組成比率を示す。
5の出発原料を各組成に応じて秤量し、めのうボールを
備えかつゴム内張りしたボールミルで湿式混合した。こ
の混合物を乾燥させてから、空気中において1200℃
で5時間仮焼した後、前記ボールミルで湿式粉砕した。
それを乾燥させた後、圧力7o0kg/c−rilで成
形し、それを1450〜1350℃の範囲内の温度で2
時間、空気中において焼成をして、下表に示す組成の試
料を得た。それから、各試料の寸法を直径約5mm、厚
さ2mmとし、その共振周波数(ほぼIIGH2)と直
径とから誘電率(ε)を、また帯域反射法により無負荷
Q(Qu)を測定した。共振周波数の温度安定度(τf
)は、温度槽に各試料からなる誘電体共振器を入れ、−
3『Cから+70℃の温度変化におけるトラツプ周波数
の変化を測定して求めた。その結果を下表に示す。ただ
し ※比較例 の組成比率を示す。
表より明らかなように、本発明の組成物は、マイクロ波
領域において、誘電率が比較的大きく、無負荷Qが大き
く、さらに共振周波数の温度安定度の改善された優れた
材料であることがわかる。
領域において、誘電率が比較的大きく、無負荷Qが大き
く、さらに共振周波数の温度安定度の改善された優れた
材料であることがわかる。
Claims (1)
- 1 一般式¥4¥(Ba_1_−_xSr_x)O・Y
_2O_3・yNb_2O_5で表わされる組成におい
て、0<x<1、0.5≦y≦1.5であることを特徴
とする誘電体共振器材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51055011A JPS5942473B2 (ja) | 1976-05-13 | 1976-05-13 | 誘電体共振器材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51055011A JPS5942473B2 (ja) | 1976-05-13 | 1976-05-13 | 誘電体共振器材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52137700A JPS52137700A (en) | 1977-11-17 |
JPS5942473B2 true JPS5942473B2 (ja) | 1984-10-15 |
Family
ID=12986705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51055011A Expired JPS5942473B2 (ja) | 1976-05-13 | 1976-05-13 | 誘電体共振器材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5942473B2 (ja) |
-
1976
- 1976-05-13 JP JP51055011A patent/JPS5942473B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52137700A (en) | 1977-11-17 |
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