JPS5923044B2 - 誘電体共振器 - Google Patents
誘電体共振器Info
- Publication number
- JPS5923044B2 JPS5923044B2 JP51136129A JP13612976A JPS5923044B2 JP S5923044 B2 JPS5923044 B2 JP S5923044B2 JP 51136129 A JP51136129 A JP 51136129A JP 13612976 A JP13612976 A JP 13612976A JP S5923044 B2 JPS5923044 B2 JP S5923044B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric
- dielectric resonator
- porcelain
- dielectric constant
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P7/00—Resonators of the waveguide type
- H01P7/10—Dielectric resonators
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Ceramic Capacitors (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は誘電体共振器、特にＢａＯ、ＺｎＯ、Ｎｂ２Ｏ
５、Ｔａ２Ｏ５の成分で構成される誘電体共振器に関す
るものであり、誘電率（ε）が大きく、無負荷Ｑが大き
く、かつ共振周波数の温度安定、姐τｆ）に優れたマイ
クロ波用誘電体共振器を提供しようとするものである。
５、Ｔａ２Ｏ５の成分で構成される誘電体共振器に関す
るものであり、誘電率（ε）が大きく、無負荷Ｑが大き
く、かつ共振周波数の温度安定、姐τｆ）に優れたマイ
クロ波用誘電体共振器を提供しようとするものである。
従来から、マイクロ波領域において、マイクロ波回路の
インピーダンス整合や、誘電体共振器などに、誘電体が
応用されてきている。
インピーダンス整合や、誘電体共振器などに、誘電体が
応用されてきている。
近年、特に、マイクロ波回路の集積化の技術が進歩する
にともない、発振器の周波数の安定化などに、高誘電率
、低損失・低価格の誘電体磁器を使用して小形化するこ
とが積極的に進められている。従来、これらの誘電体材
料としてぱ、ＢａＯ−ＴｉＯ２系磁器および、その一部
を他の元素で置換した磁器、さらには誘電率が負の温度
変化をもつＴｉＯ２と正の誘電率の温度変化をもつ誘電
体磁器とを組合わせたものを使用する場合が多い。しか
し、これらには、誘電体損失が大きかつたり、誘電率の
温度変化のばらつきが大きかつたり、あるいぱ共振周波
数の温度安定度が大きすぎたりするという欠点がさる。
にともない、発振器の周波数の安定化などに、高誘電率
、低損失・低価格の誘電体磁器を使用して小形化するこ
とが積極的に進められている。従来、これらの誘電体材
料としてぱ、ＢａＯ−ＴｉＯ２系磁器および、その一部
を他の元素で置換した磁器、さらには誘電率が負の温度
変化をもつＴｉＯ２と正の誘電率の温度変化をもつ誘電
体磁器とを組合わせたものを使用する場合が多い。しか
し、これらには、誘電体損失が大きかつたり、誘電率の
温度変化のばらつきが大きかつたり、あるいぱ共振周波
数の温度安定度が大きすぎたりするという欠点がさる。
また、共振周波数の温度係数を変化させようとすると、
Ｑがいちぢるしく低下するなど実用上問題が多い。本発
明はこれらの欠点を除いたものであり、一般式３Ｂａ０
−ｘＺｎ０・（１−ｙ廁ｂ２ｏ５・ｙＴａ２ｏ５で表わ
される組成において、０．６≦Ｘ≦２．０、０◇＜１の
範囲内にある組成の磁器が、優れた誘電体マイクロ波共
振器になることを見出したことにもとづ＜ものである。
Ｑがいちぢるしく低下するなど実用上問題が多い。本発
明はこれらの欠点を除いたものであり、一般式３Ｂａ０
−ｘＺｎ０・（１−ｙ廁ｂ２ｏ５・ｙＴａ２ｏ５で表わ
される組成において、０．６≦Ｘ≦２．０、０◇＜１の
範囲内にある組成の磁器が、優れた誘電体マイクロ波共
振器になることを見出したことにもとづ＜ものである。
以下、実施例にもとづいて、本発明を説明する。
まずＢａＣＯ３、ＺｎＯ、Ｎｂ２Ｏ５よびＴａ２Ｏ５の
出発原料を各組成に応じて秤量し、めのうボールを備え
、かつゴム内張りしたボールミルで、純水とともに、湿
式混合した。この混合物をボールミルフ より取り出し
て乾燥させてから、空気中において１２００℃で５時間
仮焼した後、ボールミルで湿式粉砕した。ボールミルか
ら粉砕泥しようを取り出し、それを乾燥させた後、圧力
７００坊／一で直径２５ｗＬの円板に成形し、それを１
４６０〜５１３６０℃の範囲内の温度で２時間、空気中
にお′いて焼成をして、下表に示す組成の誘電体磁器を
得た。、 次に、各磁器から、それぞれ直径５ｗｒ１ｎ、厚さ２？
の寸法の円板形磁器の試料を切出し、その共振周波数（
ほぼ１１ＧＨｚ）と直径とから誘電率（ε）を、また帯
域反射法により無負荷Ｑ（Ｑｕ）を測定した。
出発原料を各組成に応じて秤量し、めのうボールを備え
、かつゴム内張りしたボールミルで、純水とともに、湿
式混合した。この混合物をボールミルフ より取り出し
て乾燥させてから、空気中において１２００℃で５時間
仮焼した後、ボールミルで湿式粉砕した。ボールミルか
ら粉砕泥しようを取り出し、それを乾燥させた後、圧力
７００坊／一で直径２５ｗＬの円板に成形し、それを１
４６０〜５１３６０℃の範囲内の温度で２時間、空気中
にお′いて焼成をして、下表に示す組成の誘電体磁器を
得た。、 次に、各磁器から、それぞれ直径５ｗｒ１ｎ、厚さ２？
の寸法の円板形磁器の試料を切出し、その共振周波数（
ほぼ１１ＧＨｚ）と直径とから誘電率（ε）を、また帯
域反射法により無負荷Ｑ（Ｑｕ）を測定した。
共振周波数の温度安定度（τｆ）は、温度槽に各試料を
入れ、−３０℃から＋７０℃の温度変化に訃けるトラツ
プ周波数０変化を測定して求めた。その結果を下表に示
す。ただし※比較例 ｘラｙは ３Ｂａ０−ＸＺｎＯ・（卜了）Ｎｂ２Ｏ５・ＹＴａ２Ｏ
，の組成比率を示す。
入れ、−３０℃から＋７０℃の温度変化に訃けるトラツ
プ周波数０変化を測定して求めた。その結果を下表に示
す。ただし※比較例 ｘラｙは ３Ｂａ０−ＸＺｎＯ・（卜了）Ｎｂ２Ｏ５・ＹＴａ２Ｏ
，の組成比率を示す。
表より明らかなように、本発明の誘電体共振器は、マイ
クロ波領域に卦いて、無負荷Ｑが大きく、誘電率が比較
的大きく、さらに共振周波数の温度安定度の改善された
優れたものであることがわかる。
クロ波領域に卦いて、無負荷Ｑが大きく、誘電率が比較
的大きく、さらに共振周波数の温度安定度の改善された
優れたものであることがわかる。
な卦、本発明にかかる磁器は、低周波領域においても誘
電損失が小さく、かつ誘電率の温度変化が小さいので、
磁器コンデンサ用としても優れた材料であることを確認
した。
電損失が小さく、かつ誘電率の温度変化が小さいので、
磁器コンデンサ用としても優れた材料であることを確認
した。
Claims (1)
- １ 一般式３ＢａＯ・ｘＺｎＯ・（１−ｙ）Ｎｂ＿２Ｏ
＿５・ｙＴａ＿２Ｏ＿５で表わされる組成において、０
．６≦ｘ≦２．０、０＜ｙ＜１の範囲にある組成の誘電
体磁器を使用したことを特徴とする誘電体共振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51136129A JPS5923044B2 (ja) | 1976-11-11 | 1976-11-11 | 誘電体共振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51136129A JPS5923044B2 (ja) | 1976-11-11 | 1976-11-11 | 誘電体共振器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5360540A JPS5360540A (en) | 1978-05-31 |
| JPS5923044B2 true JPS5923044B2 (ja) | 1984-05-30 |
Family
ID=15167975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51136129A Expired JPS5923044B2 (ja) | 1976-11-11 | 1976-11-11 | 誘電体共振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5923044B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58206003A (ja) * | 1982-05-26 | 1983-12-01 | 日本放送協会 | 低損失マイクロ波誘電材料 |
| GB2184432B (en) * | 1985-10-18 | 1989-10-18 | Sumitomo Metal Mining Co | Dielectric ceramic |
| JP4892160B2 (ja) | 2002-03-26 | 2012-03-07 | 日本特殊陶業株式会社 | 誘電体磁器組成物および誘電体共振器 |
-
1976
- 1976-11-11 JP JP51136129A patent/JPS5923044B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5360540A (en) | 1978-05-31 |
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