JPS5942326A - 1,3,5,7―ウンデカテトラエン、その製法これを含有する香料組成物及び飲食物用添加剤 - Google Patents
1,3,5,7―ウンデカテトラエン、その製法これを含有する香料組成物及び飲食物用添加剤Info
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- JPS5942326A JPS5942326A JP58132020A JP13202083A JPS5942326A JP S5942326 A JPS5942326 A JP S5942326A JP 58132020 A JP58132020 A JP 58132020A JP 13202083 A JP13202083 A JP 13202083A JP S5942326 A JPS5942326 A JP S5942326A
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- C11B—PRODUCING, e.g. BY PRESSING RAW MATERIALS OR BY EXTRACTION FROM WASTE MATERIALS, REFINING OR PRESERVING FATS, FATTY SUBSTANCES, e.g. LANOLIN, FATTY OILS OR WAXES; ESSENTIAL OILS; PERFUMES
- C11B9/00—Essential oils; Perfumes
- C11B9/0007—Aliphatic compounds
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C1/00—Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon
- C07C1/32—Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon starting from compounds containing hetero-atoms other than or in addition to oxygen or halogen
- C07C1/34—Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon starting from compounds containing hetero-atoms other than or in addition to oxygen or halogen reacting phosphines with aldehydes or ketones, e.g. Wittig reaction
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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- C07C11/21—Alkatrienes; Alkatetraenes; Other alkapolyenes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、フレーバー及び芳香製品の分野に関する。特
に、新規のポリ不飽和脂肪族炭化水素、即ち1.3,5
.7−ウンデカテトラエン(6) に関する。
に、新規のポリ不飽和脂肪族炭化水素、即ち1.3,5
.7−ウンデカテトラエン(6) に関する。
本発明により、実質的に純粋な1,3,5゜7−ウンデ
カテトラエンの有効量を添加含有する香料及びフレーバ
ー組成物も得られる。
カテトラエンの有効量を添加含有する香料及びフレーバ
ー組成物も得られる。
本発明は、史に、実質的に純粋な1.3,5゜7−ウン
デカテトラエンのフレーバー有効量を含有する食料品又
は飲料に関する。
デカテトラエンのフレーバー有効量を含有する食料品又
は飲料に関する。
本発明のもう1つの目的は、1,3.5.7−ウンデカ
テトラエンの製法であり、これはA0強塩基の存在でヘ
キセ−2−エナールを式: 〔式中Rは、芳香族、脂肪族又は脂環式炭化水素を表わ
し、Xは、塩素、臭素又は沃素原子又はC1,04又は
BF、基を表わす〕の4級ホスホニウム塩に、添加する
か又は 39強塩基の存在で、オクタ−2,4−ジェナールを式
: (4) 〔式中R及びXは前記のものを表わす〕の4級ホスホニ
ウム塩に添加し、場合により、この反応混合物から所望
の異性体を分離することより成る。
テトラエンの製法であり、これはA0強塩基の存在でヘ
キセ−2−エナールを式: 〔式中Rは、芳香族、脂肪族又は脂環式炭化水素を表わ
し、Xは、塩素、臭素又は沃素原子又はC1,04又は
BF、基を表わす〕の4級ホスホニウム塩に、添加する
か又は 39強塩基の存在で、オクタ−2,4−ジェナールを式
: (4) 〔式中R及びXは前記のものを表わす〕の4級ホスホニ
ウム塩に添加し、場合により、この反応混合物から所望
の異性体を分離することより成る。
ある種の多不飽和オレフイ/は、文献に記載されており
、重要な香気特性を有することは公知である。P、テン
セーア(Te1sseire )等はレヒエルヒ:r−
(Recherches ) 16.5頁(1967
年)に、ガルバヌム油中のウンデカトリエンの2種の異
性体、即ち(3z、5z)−1,3,5−ウンデカトリ
エン及び(6Z。
、重要な香気特性を有することは公知である。P、テン
セーア(Te1sseire )等はレヒエルヒ:r−
(Recherches ) 16.5頁(1967
年)に、ガルバヌム油中のウンデカトリエンの2種の異
性体、即ち(3z、5z)−1,3,5−ウンデカトリ
エン及び(6Z。
5E)−1,3,5−ウンデカトリエンの存在を報告し
ている。スイス特許第581591号明細書には、賦香
成分としての(3F、5Z)−ウンデカトリエン及びそ
の(3E、5E)−異性体の利用に関して記載されてい
る。F、J。
ている。スイス特許第581591号明細書には、賦香
成分としての(3F、5Z)−ウンデカトリエン及びそ
の(3E、5E)−異性体の利用に関して記載されてい
る。F、J。
マーテー(Marner ) 等は、リービツヒのアレ
ナーレ/1デル・ヘミ−(Liebigs ABn、C
hem、)1982.579〜584頁に、かつナトウ
アヴイツセンシャフテン(Naturwissensc
haften)68.478〜480頁(1981年)
に(ろJ 5Z、8Z)−1,3,5,8−ウンデカテ
トラエンの単離及び合成を記載しており、この化合物は
、褐色海草、スペルマトクヌス・バラドクスス(Spe
rmatochnus paradoxug )の配偶
子の活性素であると飴められている。このウンデカポリ
エンは、R,E、モーア(Moore )により、他の
海藻即ちジクチオプテリス・デイバリカタ(Dicty
opteris divaricata )の揮発性物
質の中で同定されてもいる。
ナーレ/1デル・ヘミ−(Liebigs ABn、C
hem、)1982.579〜584頁に、かつナトウ
アヴイツセンシャフテン(Naturwissensc
haften)68.478〜480頁(1981年)
に(ろJ 5Z、8Z)−1,3,5,8−ウンデカテ
トラエンの単離及び合成を記載しており、この化合物は
、褐色海草、スペルマトクヌス・バラドクスス(Spe
rmatochnus paradoxug )の配偶
子の活性素であると飴められている。このウンデカポリ
エンは、R,E、モーア(Moore )により、他の
海藻即ちジクチオプテリス・デイバリカタ(Dicty
opteris divaricata )の揮発性物
質の中で同定されてもいる。
ところで、1,3.5.7−ウ/デカテト2エンは、そ
の異性体形のいずれにおいても非常に重要な官能特性を
有し、従って、これは有利に、香料、香料組成物及び賦
香製品中での変性剤又は強化剤として使用することがで
きる。
の異性体形のいずれにおいても非常に重要な官能特性を
有し、従って、これは有利に、香料、香料組成物及び賦
香製品中での変性剤又は強化剤として使用することがで
きる。
前記文献公知の誘導体の異性体であるが、本発明の化合
物は、オリジナル香気及び引例化合物により示されるも
のとは非常に異なる芳香特性を有する。公知の1.ろ、
5−ウ/デカトリエ/は、例えばグリーン、脂肪性、油
性の香気特性を有し、更に、それとは対照的に、本発明
の化合物は、グリーン臭を発し、新鮮な天然特性即ち相
槌類果物を思い起こさせる特性、殊にレモン及びグレー
プフルーツの皮の特性ヲ有スる。
物は、オリジナル香気及び引例化合物により示されるも
のとは非常に異なる芳香特性を有する。公知の1.ろ、
5−ウ/デカトリエ/は、例えばグリーン、脂肪性、油
性の香気特性を有し、更に、それとは対照的に、本発明
の化合物は、グリーン臭を発し、新鮮な天然特性即ち相
槌類果物を思い起こさせる特性、殊にレモン及びグレー
プフルーツの皮の特性ヲ有スる。
マーナー(Marner )等(前記文献参照)は、単
離された1、3.5.8−ウンデカテトラエンの臭いを
記載していないが、これは草木性であると認めることが
でき、これは海水又は海藻の臭いを思い起こさせ、かつ
これは、本発明の化合物中に紹められる詳細な特色を有
しなかった。
離された1、3.5.8−ウンデカテトラエンの臭いを
記載していないが、これは草木性であると認めることが
でき、これは海水又は海藻の臭いを思い起こさせ、かつ
これは、本発明の化合物中に紹められる詳細な特色を有
しなかった。
1.3.5.7−ウンゾカテトラエ/は、極めて明白な
賦香能力を有し、従って、大抵、極めて低い濃度で、殊
に芳香油の再編成時に又は香料コンセントレート及び基
礎剤の調合時に使用される。
賦香能力を有し、従って、大抵、極めて低い濃度で、殊
に芳香油の再編成時に又は香料コンセントレート及び基
礎剤の調合時に使用される。
その特性に基づき、1,3.5.7−ウンデ(7)
カテトラエンは、有利に、大抵の慣用の天然及び合成賦
香成分と混合することができる。当業者にとって、特別
な用途に最も好適な本発明の化合物と組合せて使用すべ
き混合成分の型は容易に決定することができる。
香成分と混合することができる。当業者にとって、特別
な用途に最も好適な本発明の化合物と組合せて使用すべ
き混合成分の型は容易に決定することができる。
類似の場合において慣用であるように、1゜3.5.7
−ウ/デカテトラエンが有用な官能性を発揮することの
できる割合は、広い範囲内で変動しうる。しかしながら
、その能力の観点から、それらの値は通例非富に小さい
。従って、添加される組成物の1釦゛に対して0.01
3ki%の濃度は既に顕著な作用効果を有することがで
きる。もちろん、これらの値は、前記のものより高いも
のであってよく、即ち、香料コンセントレート特にバフ
ニーム・ケーア(Perfumecoeurs )
のM造時に冒くてよい。
−ウ/デカテトラエンが有用な官能性を発揮することの
できる割合は、広い範囲内で変動しうる。しかしながら
、その能力の観点から、それらの値は通例非富に小さい
。従って、添加される組成物の1釦゛に対して0.01
3ki%の濃度は既に顕著な作用効果を有することがで
きる。もちろん、これらの値は、前記のものより高いも
のであってよく、即ち、香料コンセントレート特にバフ
ニーム・ケーア(Perfumecoeurs )
のM造時に冒くてよい。
フレーバー成分として使用される際に、1゜3.5.7
−ウ/デカテトラエンは、土壌及び樹木型の香気を発す
る。この香気は、アメリカン・マンダリン油の殊にその
典型的なグリーン(8) 一樹木特性を思い起こさせる。文献公知の1゜3.5.
8−ウンデカテトラエンと比較すると、本発明の化合物
は、アンゼリカ根特性を伴なうより強い花様香気を与え
る。
−ウ/デカテトラエンは、土壌及び樹木型の香気を発す
る。この香気は、アメリカン・マンダリン油の殊にその
典型的なグリーン(8) 一樹木特性を思い起こさせる。文献公知の1゜3.5.
8−ウンデカテトラエンと比較すると、本発明の化合物
は、アンゼリカ根特性を伴なうより強い花様香気を与え
る。
既製食料品又は飲料品中の有利な濃度は数ppmである
。
。
1.3.5.7−ウ/デカテトラエンは、直接、製品に
添加することができ、これは、この調節の任意の段階に
おいて、霧化することが望ましい。しかしながら、他の
有用な天然又は合成のフレーバー共成分又は担持剤、例
えばアラビアゴム又はデキストリン等又は食用溶剤例え
ばエタノール、ポリエチレングリコール又はトリアセチ
ンと混合して使用するのが有利である。
添加することができ、これは、この調節の任意の段階に
おいて、霧化することが望ましい。しかしながら、他の
有用な天然又は合成のフレーバー共成分又は担持剤、例
えばアラビアゴム又はデキストリン等又は食用溶剤例え
ばエタノール、ポリエチレングリコール又はトリアセチ
ンと混合して使用するのが有利である。
1.5,5.7−ウンデカテトラエンは、本発明により
、2変法よりなる次の方法で製造される。前に定義され
た工程A及びBは、慣用法に従って実施でき、これらは
、ウイテイヒ型反応の特徴を有する[ Wittig
type raction ;H,O,House、
Modern 5ynthetic Ractions
。
、2変法よりなる次の方法で製造される。前に定義され
た工程A及びBは、慣用法に従って実施でき、これらは
、ウイテイヒ型反応の特徴を有する[ Wittig
type raction ;H,O,House、
Modern 5ynthetic Ractions
。
Benjamin Inc、Nevr、York参照〕
。好適な強塩基には、アルカリ金属水素化物、アルカリ
金属アルコキシド例えばナトリウム又はカリウムのメト
キシド、エトキシド又はt−ブトキシドが包含される。
。好適な強塩基には、アルカリ金属水素化物、アルカリ
金属アルコキシド例えばナトリウム又はカリウムのメト
キシド、エトキシド又はt−ブトキシドが包含される。
混合基礎剤例えばアルカリ金属アルキル誘導体と2級ア
ミンとの間の反応から得られる生成物を使用することも
可能である。好適なアルカリ金属には、ナトリウム、カ
リウム、リチウム及びこれらの合金のいくつかが包含さ
れる。好適な2級アミンにはジエチルアミン、ジインプ
ロピルアミン、ピペリジ/、ジイソブチルアミン又はエ
チル−1−ブチルアミンが包含される。
ミンとの間の反応から得られる生成物を使用することも
可能である。好適なアルカリ金属には、ナトリウム、カ
リウム、リチウム及びこれらの合金のいくつかが包含さ
れる。好適な2級アミンにはジエチルアミン、ジインプ
ロピルアミン、ピペリジ/、ジイソブチルアミン又はエ
チル−1−ブチルアミンが包含される。
有利な混合基礎剤は、ブチル−リチウムとジインプロピ
ルアミンとの間の反応性から生じる。
ルアミンとの間の反応性から生じる。
しかしながら、最良の収率は、単に、n−ブチルリチウ
ムを用いることによって達成されることを観察した。本
発明の方法によれば、ホスホニウム塩(1)及び(II
)上へのへキセナール及びオクタジェナールの添加は、
不活性有機溶剤中で、例えばジエチルエーテル、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン、ジメトキシ−エタン、ジメ
チルホルムアミド又はジメチルスルホキシドの存在で行
なうことができる。前記溶剤の少なくとも2種の混合物
も使用できる。
ムを用いることによって達成されることを観察した。本
発明の方法によれば、ホスホニウム塩(1)及び(II
)上へのへキセナール及びオクタジェナールの添加は、
不活性有機溶剤中で、例えばジエチルエーテル、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン、ジメトキシ−エタン、ジメ
チルホルムアミド又はジメチルスルホキシドの存在で行
なうことができる。前記溶剤の少なくとも2種の混合物
も使用できる。
一般に、この反応は、約10〜60°Cの温度で実施す
るが、この値は、限定的に解釈されるべきではない。実
際上及び経済的理由から、反応を約10〜25℃の温度
で実施するのが有利である。
るが、この値は、限定的に解釈されるべきではない。実
際上及び経済的理由から、反応を約10〜25℃の温度
で実施するのが有利である。
本発明方法の有利な態様によれば、反応を大気圧で、か
つ不活性ガスアルゴン又は窒累中で実施する。良好に定
義された構造の反応成分を用いると、反応の方向を、所
望ウンデカテトラエ/の有利かつ特異の異性体を形成す
る方向に、又はこれらのいくつかの混合物の方向に向け
ることができる。
つ不活性ガスアルゴン又は窒累中で実施する。良好に定
義された構造の反応成分を用いると、反応の方向を、所
望ウンデカテトラエ/の有利かつ特異の異性体を形成す
る方向に、又はこれらのいくつかの混合物の方向に向け
ることができる。
例えば、n−ブチルリチウムの存在で(E)−2−ヘキ
セナール及び(2F)、−2,4−ペンタジェニル−ト
リフェニルホスホニウムプロミド上で反応を実施するこ
とにより、(3E。
セナール及び(2F)、−2,4−ペンタジェニル−ト
リフェニルホスホニウムプロミド上で反応を実施するこ
とにより、(3E。
5Z、7E)−1,3,517−ウンゾカテトラエ/と
(3F、5F、7E)−1,3,5゜7−ウンデカテト
ラエンとの混合物が生じるが、同じ塩基の存在での(2
F、4E)−2,4−オクタジェナールとアリル−トリ
フェニルホスホニウムプロミドとの反応では、(ろZ、
5E。
(3F、5F、7E)−1,3,5゜7−ウンデカテト
ラエンとの混合物が生じるが、同じ塩基の存在での(2
F、4E)−2,4−オクタジェナールとアリル−トリ
フェニルホスホニウムプロミドとの反応では、(ろZ、
5E。
7F)−1,ろ、5.7−ウンヂカテトラエ/と(3F
、5E、7E)−1,3,5,7−ウンデカテトラエン
よりなる混合物が得られる。
、5E、7E)−1,3,5,7−ウンデカテトラエン
よりなる混合物が得られる。
(2F、4Z)−2,4−オクタジェナールとアリル−
トリフェニルホスホニウムプロミドとを用いる同じ反応
の実施により、異性体(ろE、5E、7Z)と(ろZ、
5E、7Z)の混合物が得られる。
トリフェニルホスホニウムプロミドとを用いる同じ反応
の実施により、異性体(ろE、5E、7Z)と(ろZ、
5E、7Z)の混合物が得られる。
前記方法により得られる異性体混合物は、本発明の範囲
内で考えられる大抵の用途に好適である。それにもかか
わらず、必俄に応じて、調製用ガスクロマトグラフィを
用いて、得られた混合物の種々の成分を分離することが
できる。
内で考えられる大抵の用途に好適である。それにもかか
わらず、必俄に応じて、調製用ガスクロマトグラフィを
用いて、得られた混合物の種々の成分を分離することが
できる。
次の実施例につき本発明を説明するが、ここで温度は「
°C」で示し、略字は慣用の意味を有する。
°C」で示し、略字は慣用の意味を有する。
例1
(ろE、5Z、7E)−1,3,5,7−ウンデカテト
ラエン及び(3E、5E、7E)−ウンデカテトラエ/
の製造 7−ト7と)”o77y(THF)400aA中の(2
E)−2,4−ペンタジェニル−トリフェニルホスホニ
ウムプロミド(He1v、Chim、Acta 58
%1016頁(1975年)及びフランス特許第74
19580号により取得) 40.9 F(100,m
モル)の懸濁液を外部水浴を用いて冷却し、これに、ヘ
キサ/中のn−ブチルリチウムの溶液69M(100m
モル)を攪拌しながら滴加した。生じる暗色溶液を室温
で1時間保持し、次いで、冷却の後に、THF 100
m中の(E)−2−ヘキセナール(9,8g; 10
0mモル)の溶液中に一78°Cで徐々に添加した。
ラエン及び(3E、5E、7E)−ウンデカテトラエ/
の製造 7−ト7と)”o77y(THF)400aA中の(2
E)−2,4−ペンタジェニル−トリフェニルホスホニ
ウムプロミド(He1v、Chim、Acta 58
%1016頁(1975年)及びフランス特許第74
19580号により取得) 40.9 F(100,m
モル)の懸濁液を外部水浴を用いて冷却し、これに、ヘ
キサ/中のn−ブチルリチウムの溶液69M(100m
モル)を攪拌しながら滴加した。生じる暗色溶液を室温
で1時間保持し、次いで、冷却の後に、THF 100
m中の(E)−2−ヘキセナール(9,8g; 10
0mモル)の溶液中に一78°Cで徐々に添加した。
生じる暗色混合物を攪拌下に、−78℃で2時間保持し
、次いで、水冷5%H(J水溶液中に注いだ。ペンタン
(1×600rnl;1×500m1)を用いる抽出時
に、有機相が得られ、これは、洗浄及び2 N NaH
CO3、10%重亜硫酸ナトリウム溶液及び再び2N
NaHCO3溶液を用いる中和の慣用処理の後に、引続
き無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、2−t−ブチル−
4−ヒドロフエノールの存在で濃縮及び蒸留することに
より、半結晶性の白色生成物(沸点 95°0/ 14.6 X 102Pa ) 7.8
g(53%)が得られた。
、次いで、水冷5%H(J水溶液中に注いだ。ペンタン
(1×600rnl;1×500m1)を用いる抽出時
に、有機相が得られ、これは、洗浄及び2 N NaH
CO3、10%重亜硫酸ナトリウム溶液及び再び2N
NaHCO3溶液を用いる中和の慣用処理の後に、引続
き無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、2−t−ブチル−
4−ヒドロフエノールの存在で濃縮及び蒸留することに
より、半結晶性の白色生成物(沸点 95°0/ 14.6 X 102Pa ) 7.8
g(53%)が得られた。
この生成物は、ウンデカテトラエン(ろE。
5Z、7E)−1,3,5,7−と(3E。
5E、7F)−1,3,5,7との重奮比約55:45
の混合物より成ることが判明した。
の混合物より成ることが判明した。
アルミナカラム上でのペンタンを用いる溶離により、更
に精製した。得られるP液を沸点90°C/ 14.6
X 10”Pa で再蒸留すると、約97.5%の
純度で双方の異性体のMk比52:48を有する生成物
6.69 (45%)が得られた。
に精製した。得られるP液を沸点90°C/ 14.6
X 10”Pa で再蒸留すると、約97.5%の
純度で双方の異性体のMk比52:48を有する生成物
6.69 (45%)が得られた。
この2種の異性体は、毛細管カラム(0V−1)及び充
填カラム(Apiezon )を用いるクロマトグラフ
ィにより分離できた。
填カラム(Apiezon )を用いるクロマトグラフ
ィにより分離できた。
得られた生成物の分析データは次のとおりであった:
(3E、5Z、7E)−1,ろ、5,7一ウNMR(3
60MHz ; CD(J3) : 0.92(t、
J=7.3H)、1.44(txq 、 Jl”−J
+、=7.2E()、2.12(dxt、 。
60MHz ; CD(J3) : 0.92(t、
J=7.3H)、1.44(txq 、 Jl”−J
+、=7.2E()、2.12(dxt、 。
J 1−J 2=7.2I()、5.11(a、 J
=11、IH)、5.23(a、 J=16.1)(
)、5.76(dxt 、 J1=15、J、=7、
IH)、5.91 (dxd 、 Jl−42=11、
IH)、6.00(dxd 、 Jl−J2=11、
IH)、6.22(dxa 。
=11、IH)、5.23(a、 J=16.1)(
)、5.76(dxt 、 J1=15、J、=7、
IH)、5.91 (dxd 、 Jl−42=11、
IH)、6.00(dxd 、 Jl−J2=11、
IH)、6.22(dxa 。
J 1=15、J 、=11.1H)、6.44(a*
t、 J1=16、J 2−J 3=11.11()
、6.53(dxd、 J、=15、J2==11、
IH)、6.68(dxd 、 J1=15、J2.
=11、IH)δppm ; us:1a8(4B、M” ) ; 133 (2)、
119(23)、105(64)、91(100)、7
9(32)、65(17)、41(51)。
t、 J1=16、J 2−J 3=11.11()
、6.53(dxd、 J、=15、J2==11、
IH)、6.68(dxd 、 J1=15、J2.
=11、IH)δppm ; us:1a8(4B、M” ) ; 133 (2)、
119(23)、105(64)、91(100)、7
9(32)、65(17)、41(51)。
15F、5E、7Bl−1,3,5,7一ウNMR(3
60MHz ’; CDCf3): 0.90(
t 、 J=7、3H)+ 1.4Htxq 、、
rx==J2=7.2I−I)、2.08(axt。
60MHz ’; CDCf3): 0.90(
t 、 J=7、3H)+ 1.4Htxq 、、
rx==J2=7.2I−I)、2.08(axt。
Jl−J2=7.2H)、5.05(a 、J=10、
IH)、5.18(d、J=16、IH)、 5.72
(dxt 、J□=15、J2−7、IH)、6.1(
dxd % J1=15、J 2=11 、IH)、6
.68 (d x t −Jl:16、J 2=J r
S=I Q、IH)、δppm。
IH)、5.18(d、J=16、IH)、 5.72
(dxt 、J□=15、J2−7、IH)、6.1(
dxd % J1=15、J 2=11 、IH)、6
.68 (d x t −Jl:16、J 2=J r
S=I Q、IH)、δppm。
MS:14B(62、M+); 1 33 (3)、
119(30)、 105(76)、 91(1’00
)、79(ろ3)、65(12)、41(33)。
119(30)、 105(76)、 91(1’00
)、79(ろ3)、65(12)、41(33)。
例2
(3Z、5E、7E)−1,3,5,7−ウンデカテト
ラエン及び(3F、5F、7F)−例1に記載の方法で
前記ウンデカテトラエン異性体を含有する混合物を製造
した。出発物質として、次の物質を用いた: アリル−トリフェニルホスホニウムプロミド4.06
g(10,6mモル) へキサy中のn−ブチルリチウムの1.54N溶液6.
9m1(10,6mモル) 及び TI(F中の(2F、4E)−2,A−オクタジェナー
ル[J、Org、Chem、 231580頁(195
8年)に記載の方法で製造1 1.319 (1
0,6mモル)。
ラエン及び(3F、5F、7F)−例1に記載の方法で
前記ウンデカテトラエン異性体を含有する混合物を製造
した。出発物質として、次の物質を用いた: アリル−トリフェニルホスホニウムプロミド4.06
g(10,6mモル) へキサy中のn−ブチルリチウムの1.54N溶液6.
9m1(10,6mモル) 及び TI(F中の(2F、4E)−2,A−オクタジェナー
ル[J、Org、Chem、 231580頁(195
8年)に記載の方法で製造1 1.319 (1
0,6mモル)。
こうして、生成物0.6 g(38%)が得られた。ア
ルミナ25g(溶離剤:ペンタン)上でのクロマトグラ
フィによる精製の後に、異性体混合物0.481が99
%の純度で得られた。
ルミナ25g(溶離剤:ペンタン)上でのクロマトグラ
フィによる精製の後に、異性体混合物0.481が99
%の純度で得られた。
(3Z、5E、7E)−異性体と(3F、5E。
7E)−異性体の各々の割合は48.4 : 51.6
であった。これら2種の化合物は、UC6N HBカラ
ム及び充填カラム(sp−1000)を用いるガスクロ
マトグラフィにより分離できた。
であった。これら2種の化合物は、UC6N HBカラ
ム及び充填カラム(sp−1000)を用いるガスクロ
マトグラフィにより分離できた。
(3Z、5E、7E)−1,3,5,7−ウンゾカテト
ラエ/の分析データは次のとおりであった: NMR(360MHz ; CDCf3): 0
.91(t 、 J=7、3H)、1.42(txq
、Jl−J2==7.2H)、2.09(dxt 。
ラエ/の分析データは次のとおりであった: NMR(360MHz ; CDCf3): 0
.91(t 、 J=7、3H)、1.42(txq
、Jl−J2==7.2H)、2.09(dxt 。
J 1−=J 、=7.2H)、 5.14(a 、J
=10 、IH)、5.24(a、J=16、IH)、
5.75(dxt、、J1=15、J2−7、IH)、
5.96(dxd 、、y、−a、:=10、IH)、
6、’02(dxa 、J1=J2=10、1H)、
6.58(axa 。
=10 、IH)、5.24(a、J=16、IH)、
5.75(dxt、、J1=15、J2−7、IH)、
5.96(dxd 、、y、−a、:=10、IH)、
6、’02(dxa 、J1=J2=10、1H)、
6.58(axa 。
J 、=15、J2=10、IH)、 6.82(dx
t 、、y、=−16、J2=10 、 IH)ap
pm。
t 、、y、=−16、J2=10 、 IH)ap
pm。
MS : 148 (60、M+) ; 1ろろ(3)
、119(27)、 105(77)、 91(100
)、79(53)、 65(11)、41(33)。
、119(27)、 105(77)、 91(100
)、79(53)、 65(11)、41(33)。
例6
(3E、5E、7Z)−1,3,5,7−ウ/デカテト
ラエン及び(3Z、5E、7Z)−ウンデカテトラエン
の製造 例1に記載の方法で前記2種のウンデカテトラエン異性
体を含有する混合物を製造した。出発物質として次のも
のを用いた: 無水エーテル55#I/中のアリル−トリフェニルホス
ホニウムプロミド 5.28g(13,8mモル
)ヘキサン中のn−ブチルリチウムの1.54N溶液8
.9 d (13,8mモル) 及び 無水ジエチルエーテル14#It中の(2E、4Z)−
2,4−オクタジェナール 1.719 (13,8
mモル)2−t−ブチル−4−メトキシフェノールの存
在における120°C/ 14.6 X 10”Pa
での蒸留の際に、所望生成物(560■)が油状で得
られた(27%)。
ラエン及び(3Z、5E、7Z)−ウンデカテトラエン
の製造 例1に記載の方法で前記2種のウンデカテトラエン異性
体を含有する混合物を製造した。出発物質として次のも
のを用いた: 無水エーテル55#I/中のアリル−トリフェニルホス
ホニウムプロミド 5.28g(13,8mモル
)ヘキサン中のn−ブチルリチウムの1.54N溶液8
.9 d (13,8mモル) 及び 無水ジエチルエーテル14#It中の(2E、4Z)−
2,4−オクタジェナール 1.719 (13,8
mモル)2−t−ブチル−4−メトキシフェノールの存
在における120°C/ 14.6 X 10”Pa
での蒸留の際に、所望生成物(560■)が油状で得
られた(27%)。
アルミナ(溶離剤:ペンタン)上での溶離を用いて更に
精製することにより、炉液が得られるから、これを蒸発
させ、蒸留すると、97%の純度を有する所望混合物0
.4509が得られた。その異性体含分は、(3E、5
E、7Z)−異性体49.5 %及び(3Z、5E、7
Z)−異性体50.5%であった。
精製することにより、炉液が得られるから、これを蒸発
させ、蒸留すると、97%の純度を有する所望混合物0
.4509が得られた。その異性体含分は、(3E、5
E、7Z)−異性体49.5 %及び(3Z、5E、7
Z)−異性体50.5%であった。
前記方法で出発物質として用いた(2E。
4z)−2,4−オクタジェナールは、F、ネフ(Na
f)等によるHe1v、Chim、Acta、 575
1309頁(1974年)の記載に従って製造した。
f)等によるHe1v、Chim、Acta、 575
1309頁(1974年)の記載に従って製造した。
得られた混合物の2種の異性体化合物は、毛細管カラム
クロマトグラフィにより分離できた。
クロマトグラフィにより分離できた。
これらの分析特性は次のとRりであった:(3F、5E
、7Z)−1、6,5,7一ウNMR(360MHz
; CDCl2 ) : 0.92(t 、 J=7
.3H)、1.42(txq1J□=J、=7.2H)
、2.18(m。
、7Z)−1、6,5,7一ウNMR(360MHz
; CDCl2 ) : 0.92(t 、 J=7
.3H)、1.42(txq1J□=J、=7.2H)
、2.18(m。
2H)、5.08(a、 J=11、IH)、5.22
(a、J=16、IH)、5.48(dxt 、 J1
=11、J、=7.1H)、6.06(dXd 、 J
1=J2=11.11()、6.39(dxt 。
(a、J=16、IH)、5.48(dxt 、 J1
=11、J、=7.1H)、6.06(dXd 、 J
1=J2=11.11()、6.39(dxt 。
J 、=16、J 2−J 3=11、IH)、6.5
4(dxd 、 J1=15、J 、=11、tH)δ
ppm。
4(dxd 、 J1=15、J 、=11、tH)δ
ppm。
MS:148(52、M” ) ; 133 (2)、
119(25)、105(60)、91(100)、7
9(32)、65(17)、41(51)。
119(25)、105(60)、91(100)、7
9(32)、65(17)、41(51)。
(3Z、5F、7Z)−1,3,5,7−ウンデカテト
ラエン NMR(360MHz 、 CDCl2)、0.92(
t、 J=7.3H)、1.42(txq 、Jl−J
、=7.2H)、2.18(m 。
ラエン NMR(360MHz 、 CDCl2)、0.92(
t、 J=7.3H)、1.42(txq 、Jl−J
、=7.2H)、2.18(m 。
2H)、 5.15(a、、J=11 、IH)、5
.24(d、J=16.11()、5.52(dXt
、J1=11、J2=7、IH)、5.99(dxd
、Jl−J2=11、IH)、6.09(dxd 、
Jl−J2=11.1H)、6.65(dxd 、 J
l:16、J2=11、IH)、6.84(dxt 5
J1=16、J2=11、IH)δppm。
.24(d、J=16.11()、5.52(dXt
、J1=11、J2=7、IH)、5.99(dxd
、Jl−J2=11、IH)、6.09(dxd 、
Jl−J2=11.1H)、6.65(dxd 、 J
l:16、J2=11、IH)、6.84(dxt 5
J1=16、J2=11、IH)δppm。
MS : 1 48 (67、ν+ ) ;
1 33 (4)、119(31)、105(75)
、91 (100)、79(34)、65(12)、
41(40)。
1 33 (4)、119(31)、105(75)
、91 (100)、79(34)、65(12)、
41(40)。
例4
次の成分(N音部)を混合することにより、基礎香料組
成物を製造した: 合成ベルガモツト 300■2
) ヘデイオン(Hedion ) 1
00蒸留ライム油 5
0[F]6) マイヨール(Mayol )
100ローズマリー油 6
01.3.5.7−ウンデカテトラエン 20
00 1)フィルメニツヒSA社:ヒドロキシシトロネラール
2)フィルメニンヒSA社:2−ベンチルー3−オキソ
−シクロペンチル酢酸メチル 3)フィルメニッヒSA社:シスー4−インプロピルシ
クロヘキシルメタノール 1.3,5.7−ウンデカテトラエンの添加により、組
成物にレモン又はグレープフルーツ皮の香気を思い起こ
させる新鮮な天然のグリーン香気特性を与える。得られ
た基礎剤のレモン−コロン特性は強化された。
成物を製造した: 合成ベルガモツト 300■2
) ヘデイオン(Hedion ) 1
00蒸留ライム油 5
0[F]6) マイヨール(Mayol )
100ローズマリー油 6
01.3.5.7−ウンデカテトラエン 20
00 1)フィルメニツヒSA社:ヒドロキシシトロネラール
2)フィルメニンヒSA社:2−ベンチルー3−オキソ
−シクロペンチル酢酸メチル 3)フィルメニッヒSA社:シスー4−インプロピルシ
クロヘキシルメタノール 1.3,5.7−ウンデカテトラエンの添加により、組
成物にレモン又はグレープフルーツ皮の香気を思い起こ
させる新鮮な天然のグリーン香気特性を与える。得られ
た基礎剤のレモン−コロン特性は強化された。
文献公知の1.3.5.8−ウンデカテトラエン即ち(
3F、5Z、8Z)−1,3,5゜8−ウンデカテトラ
エン及び(3に、5E。
3F、5Z、8Z)−1,3,5゜8−ウンデカテトラ
エン及び(3に、5E。
Bz)−1,3,5,8−ウンデカテトラエンを、本発
明の1.3,5.7一ウ/デカテトラエン異性体に代え
ると、本発明の炭化水素の添加により認められた香気と
は明らかに異なる香気持性を有する新規組成物が得られ
る。その柑橘系具はその作用効果を低減し、一方、その
草木系具はより明白になる。
明の1.3,5.7一ウ/デカテトラエン異性体に代え
ると、本発明の炭化水素の添加により認められた香気と
は明らかに異なる香気持性を有する新規組成物が得られ
る。その柑橘系具はその作用効果を低減し、一方、その
草木系具はより明白になる。
前記のように、1.3,5.7−ウ/デカテトラエ/は
、種々の異性体形で生じうる。生じる化合物は、類似の
香気特性を有し、従って、同様な適用分野を有する。実
際上及び経済的理由から、前記実施例に記載の方法で直
接得られる混合物を使用するのが有利である。
、種々の異性体形で生じうる。生じる化合物は、類似の
香気特性を有し、従って、同様な適用分野を有する。実
際上及び経済的理由から、前記実施例に記載の方法で直
接得られる混合物を使用するのが有利である。
例5
例1により得られるような(3E、5F。
7F)−及び(3F、5z、7E)−1,3゜5.7−
ウンゾカテトラエンの混合物を、2.5ppmでの水溶
液で、香料専門家のパネル試験により香気評価した。
ウンゾカテトラエンの混合物を、2.5ppmでの水溶
液で、香料専門家のパネル試験により香気評価した。
評価:僅かな花様;アンゼリカ根油を思い起こさせる樹
木様香気;僅かな魚臭;アメリカン・マ/ダリンの典型
的な樹木様グリ307−
木様香気;僅かな魚臭;アメリカン・マ/ダリンの典型
的な樹木様グリ307−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 実質的に純粋な1.3.5.7−ウンデカテトラ
エン。 2、 (3E、5E、7E)−ウンデカテトラエ/で
ある、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3、 (3E、5Z、7E)−ウンデカテトラエンで
ある、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4、、(3E、5E、7Z )−ウンデカテトラエ/で
ある、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 5、 (3Z、5F、7Z)−ウエデカテトラエ/で
ある、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 6、 (3Z、5F、7B)−ウyデカテ)ラエンで
ある、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 7.1.3.5.7−ウンデカテトラエンを製造するた
めに、強塩基の存在でヘキセ−2−エナールを式: 〔式中Rは、芳香族、脂肪族又は脂環式炭化水素から誘
導した1価の基を表わし、Xは塩素、臭素又は沃素又は
(JO,又はBF’、基を表わす〕の4級ホスホニウム
塩に添加し、場合により、反応混合物から所望の異性体
を分離することを特徴とする、1,3.5.7−ウンゾ
カテトラエ/の製法。 8.1.3.5.7−ウ/デカテトラエ/を製造するた
めに、強塩基の存在で、オクタ−2゜4−ジェナールを
、式: 〔式中Rは、芳香族、脂肪族又は脂環式炭化水素から誘
導された1価の基を表わし、Xは塩素、臭素又は沃素原
子、ClO4又はBF、基を表わす〕の4級ホスホニウ
ム塩に添方口し、場合により、所望の異性体を反応混合
物から分離することを特徴とする、1,3.5.7−ウ
ンデカトリエンの製法。 9 賦香成分として有効量の1.3.5.7−ウンデカ
テトラエンを添加含有することを特徴とする香料組成物
。 10、フレーバー作用成分として有効量の1,6゜5.
7−ウンデカテトラエンを含有することを特徴とするフ
レーバー組成物。 11、フレーバー有効量の1.i5.7−ウンデカテト
ラエンを含有することを特徴とする、飲食物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH446982 | 1982-07-22 | ||
CH4469/82-3 | 1982-07-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5942326A true JPS5942326A (ja) | 1984-03-08 |
JPH0132211B2 JPH0132211B2 (ja) | 1989-06-29 |
Family
ID=4276673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58132020A Granted JPS5942326A (ja) | 1982-07-22 | 1983-07-21 | 1,3,5,7―ウンデカテトラエン、その製法これを含有する香料組成物及び飲食物用添加剤 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0100015B1 (ja) |
JP (1) | JPS5942326A (ja) |
DE (1) | DE3360158D1 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007246682A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Takasago Internatl Corp | ミント組成物 |
WO2008152858A1 (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-18 | T. Hasegawa Co., Ltd. | 6,8,10-ウンデカトリエンー3または4ーオンおよび香料組成物 |
WO2008153112A1 (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-18 | T. Hasegawa Co., Ltd. | 6、8、10-ウンデカトリエンー3または4-オールおよび香料組成物 |
JP2009019026A (ja) * | 2007-06-15 | 2009-01-29 | T Hasegawa Co Ltd | 6,8,10−ウンデカトリエン−3−オンおよび香料組成物 |
JP2009084190A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | T Hasegawa Co Ltd | 6,8,10−ウンデカトリエン−4−オンおよび香料組成物 |
JP2009084189A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | T Hasegawa Co Ltd | 6,8,10−ウンデカトリエン−2−オンおよび香料組成物 |
JP5575962B1 (ja) * | 2013-09-06 | 2014-08-20 | 長谷川香料株式会社 | アルコール感付与剤 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH581591A5 (ja) * | 1973-06-07 | 1976-11-15 | Firmenich & Cie |
-
1983
- 1983-07-09 EP EP83106757A patent/EP0100015B1/fr not_active Expired
- 1983-07-09 DE DE8383106757T patent/DE3360158D1/de not_active Expired
- 1983-07-21 JP JP58132020A patent/JPS5942326A/ja active Granted
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007246682A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Takasago Internatl Corp | ミント組成物 |
US7749551B2 (en) | 2006-03-16 | 2010-07-06 | Takasago International Corporation | Mint composition |
WO2008152858A1 (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-18 | T. Hasegawa Co., Ltd. | 6,8,10-ウンデカトリエンー3または4ーオンおよび香料組成物 |
WO2008153112A1 (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-18 | T. Hasegawa Co., Ltd. | 6、8、10-ウンデカトリエンー3または4-オールおよび香料組成物 |
JP2009019026A (ja) * | 2007-06-15 | 2009-01-29 | T Hasegawa Co Ltd | 6,8,10−ウンデカトリエン−3−オンおよび香料組成物 |
US7795474B2 (en) | 2007-06-15 | 2010-09-14 | T. Hasegawa Co., Ltd. | 6,8,10-undecatrien-3-one or 6,8,10-undecatrien-4-one, and aroma compositions |
US7825286B2 (en) | 2007-06-15 | 2010-11-02 | T. Hasegawa Co., Ltd. | 6,8,10-undecatrien-3-ol or 6,8,10-undecatrien-4-ol, and aroma compositions |
JP2009084190A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | T Hasegawa Co Ltd | 6,8,10−ウンデカトリエン−4−オンおよび香料組成物 |
JP2009084189A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | T Hasegawa Co Ltd | 6,8,10−ウンデカトリエン−2−オンおよび香料組成物 |
JP5575962B1 (ja) * | 2013-09-06 | 2014-08-20 | 長谷川香料株式会社 | アルコール感付与剤 |
WO2015033966A1 (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-12 | 長谷川香料株式会社 | アルコール感付与剤 |
CN105491894A (zh) * | 2013-09-06 | 2016-04-13 | 长谷川香料株式会社 | 酒精感赋予剂 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0100015B1 (fr) | 1985-05-02 |
JPH0132211B2 (ja) | 1989-06-29 |
EP0100015A1 (fr) | 1984-02-08 |
DE3360158D1 (en) | 1985-06-05 |
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