JPS5941431A - Ni基合金 - Google Patents

Ni基合金

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JPS5941431A
JPS5941431A JP15036182A JP15036182A JPS5941431A JP S5941431 A JPS5941431 A JP S5941431A JP 15036182 A JP15036182 A JP 15036182A JP 15036182 A JP15036182 A JP 15036182A JP S5941431 A JPS5941431 A JP S5941431A
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atomic
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Takeshi Masumoto
健 増本
Akihisa Inoue
明久 井上
Hiroyuki Tomioka
弘之 冨岡
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Unitika Ltd
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Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は9強度に優れ、高延性を有するN1基合金に関
するものである。
従来、 Ni基合金、特にLlx型金型金化間化合物す
るN1基合金は良く知られている。たとえば従来のNi
 −Al 2元合金は、平衡状態図によれば、室温にお
いて、短が約25〜28原子%の範囲で阻sAlとN1
の共存で、約8原子%以下ではA1を固溶したN1固溶
体である。このL1□型金属間化合物を有するN1基合
金の中でもNi5Ge 、  Ni5Si 、 !’1
isAl 等の化合物を有するものは、 Trarus
、JIM、20.(1979)、634Trans、J
IM、21 、(1980)、273に記載されている
ごとく、室温での強さよりも高温での強さが高くなると
いう特長を有し、高温での有用性が注目されている。し
かし、従来Llx型金型金化間化合物するN1基合金は
融点近傍まで結晶構造が規則化しているため、常温では
脆く、一般の、たとえば圧砥あるいは伸線等の金属加工
法で加工することは不可能であった。
このため、鋳造法以外では成型できないL1g型金型金
化合物を有するN1基合金に常温での延性を付与する研
究が盛んに行なわれているが9日本金属学会誌、  4
3(1979)、358.1190に記載されていると
と(、L:b型金属間化合物Ni5A1にBを添加して
常温での延性を改善した報告があるだけである。
この方法によると、脆かったLla型金型金化間化合物
1JisA1の添加により高延性を有し、破断強度及び
伸びも改良される。しかし、この機械的特性はさほど優
れているとは言えず、実用性に乏しいものであった。
一方、B−2型金属間化合物についても、単結晶を用い
た基礎研究が行われているが、L12型金属間化合物と
同様をこ、脆く、塑性加工が不可能なため、現在は、ア
ルニコ磁石等に脆いままの状態で使用されているにすぎ
ない。また、最近では。
F’e−Cr−Al−Nb系合金において、液体急冷法
により急冷凝固することにより、ねばさを有し、電気抵
抗の高いB−2型金属間化合物が得られたという報告が
ある(日本金属学会 春季学会、 1982概要集P 
249 )だけである。
本発明者らは、先に液体急冷法を用いることにより、高
強度、高延性を有するLLa型Ni5A1金属間化合物
が得られることを見出し、特許出願(特願昭57.−5
6226号)したが、引続き、さらに高い強度、良好な
延性を有し、経剤性、ll11酸化性、耐蝕性及び電磁
特性等にも秀れたN1基合金を開発すべく鋭意検討を重
ねた結果、特定の組成よりなるN1基合金の溶湯を急冷
固化すると、B−2型金属間化合物組織を含有し、  
Lli型Ni5A1金属間化合物単相合金よりも、さら
に高強度、高延性を有するN1基合金が得られることを
見出し9本発明を完成した。
すなわち9本発明はA18〜34原子%で、Fe及びC
Oの少なくとも1[1が15原子%より多く、70原子
%以下(Feが15原子%より多く、70原子%以下で
、 Goが25原子%より多(,70原子%以下である
)で残部がSj!質的にN1よりなり、かつB−2型金
属間化合物を含有する高強度及び麓延性N1基合金であ
る。
本発明の合金は、特に高訂で、高F’e及び高CO量組
成領域では、B−2型金属間化合物単相組織で結晶粒径
は、約10μm以下と微細であり、また低Al、高F’
e 、高colt領域では、B−2型金属間化合物の結
晶粒と、  Llt型N1%A1金属間化合物の結晶粒
との混在した組織となり、結晶粒径も11IM以下とさ
らに微細になり、 Lll 5 Ni3Al金属間化合
物単相合金よりも、′高強力を有する。
本発明合金の組成かこついて説明すると、Alが8〜3
4原子%であることが必要であり、 Alが8原子%よ
り少ない場合には、 Alを固溶したN1固溶体となり
、B−2型金属間化合物は得られず、 Alが54原子
%より多い場合には、B−2型金属間化合物の粒界にL
lp型N1xA1金属間化合物が析出した組織となり、
脆くなり、実用性に乏しくなる。
次にFeとCOに関しては、 Fe及びCOの少なくと
も1種が15原子%より多く、70原子%以下(F’e
が15原子%より多く、70原子%以下で、 Goが2
5原子%より多く、70原子%以下である)であること
が必要であり、 Feが15原子%以下、 Coが25
原子%以下では、L12型Nis Al金属間化合物単
相組織となり強度は改良されない。Feが70原子%よ
り多い場合はP”eAl 、 、J′es A1等が析
出し、また。
COが70原子%より多い場合には9粒界にLlx型N
1ylAl金属間化合物が析出したB−2型金属間化合
物となり、双方とも脆くなる。特に9本発明の合金中、
たとえばN1−Al−F’e三元合金では、  Al1
6−34原子915. Fe 20−40原子%+ N
 i −Al−G 。
三元合金では、A116〜29原子%、Co50〜60
原子%で、残部が実質的にN1からなる合金が強度的に
みてLl、型Ni5A1金属間化合物単相と比較してか
なり高強度となるので好ましい。
本発明の合金に、  Nb、 Ta、 Mo、 V、 
Ti、 Mn、 CrZr、 W、 Si、 Y  及
びCuからなる群より選ばれた1種又は2種以上の元素
を合計で2原子%以下で加えると延性を低下させずtこ
耐熱性及び強度をさらに向上させることができる。また
9通常の工業材料中に存在する程度の不純物、たとえば
B、P、AsS等が少量含まれていても9本発明を達成
するのに何ら支障をきたすものではない。
次に9本発明の合金を得るには、上述のごとく調整した
組成の合金を雰囲気中もしくは真空中で加熱溶融し、溶
融後の液体状態から急冷凝固することが必要であり、そ
の方法として、たとえば冷却速度が約104〜106℃
/secである液体急冷法で有用である。しかも、得ら
れる合金の形状が偏平なリボン状を必要とするときは、
金属からなる回転ロー〜を用いた片ロール法、多ロール
法もしくは遠心急冷法のいずれかを用いることが望まし
くまた9円形断面を有する細線状の合金を得るには回転
している冷却液体中に直接溶湯を噴出して急冷凝固させ
る方法が望ましい。特に高品質の円形断面を有する合金
を製造するには9回転円筒体内に形成された回転冷却液
体中に溶融金属を紡糸ノズルより噴出して急冷凝固する
いわゆる回転液中紡糸法(特開昭55−69948号公
報参照)が工業的により好ましい。
本発明の合金は、先に述べたように常温での加工性に優
れ、冷間圧延、冷間線引きが可能で、特に軸線状の合金
は1通常のダイスを使用して断面減少率(圧下率)80
%以上に連続して冷間線引きすることができ、引張強度
も飛躍的に向上させることができる。
本発明の合金は、耐蝕性、耐酸化性、附疲労性高温強さ
、[磁性性にも優れており、デフスチック、コンクリー
ト等の複合材としての補強用、あるいはファインメツシ
ュフィルター等の種々の工業用材料としても有用である
次に本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1〜5.比較例1〜6 各種組成からなるNi −AI −re及びNi −A
l −C。
系合金をアルゴン雰囲気中で溶融後、孔径0 、3 M
REfのμビー製ノズルを用い、アルゴン噴出圧2.0
#/dで回転する2 00 朋*の鋼鉄ロー/l/ (
3500rpm )表面に噴出して厚さ50μm前後9
幅約2耀のリボンを作成した。この試料をインストロン
型引張試験機を用い、常温にて歪速度4.17X10−
’/secの条件下で、破断強度及び延性の評価として
180°密着曲げ性について測定すると同時に、X線回
析及び透過電顕観察によって同定した結晶組織の結果を
表−1にまとめて示す。
表−1 表−1より、実験/F、、2〜4,8.9は本発明の合
金で、0.1〜5μmの微細結晶粒径を有し、B−2型
金属間化合物単相及びB−2型金属間化合物とLl□型
Nis Al金属間化合物の混在相組織であった。特に
、実験f5においては、化合物粒径が0.2戸以下と微
細であり、高強度、高延性を有していた。実験410は
、 Al量が少ないため、N1の固溶体となり、破断強
度は低かった。また、実験/に1,5,7.11はそれ
ぞれAI、 Fe、 Co Jiが多いため、結晶組織
が粒界にLlt型DHs Al金属間化合物が析出した
B−2型金属間化合物相であったり、また規則度の高い
F′e7uの析出を伴ったりして、延性ははとんどなく
なり、実用に乏しいものであった。実験f6は、Fee
lが少ないため、L12mNi5A1金属間化合物単相
となり9本発明合金と比較して強度は低かった。
実施例6(実験屋12) N 1s6Also F ess合金をアルゴン雰囲気
中で溶融した後、アルゴンガス噴出圧3.8kg/dで
、孔径0.12+1#の〜ビー製゛紡糸ノズルにより、
  300 rpmで回転している内径500 幀の円
筒ドラム内に形成された温度4℃、深さ21の回転冷却
水中に噴出して急冷凝固させ、均一な120μm直径を
有する連続細線を得た。
この時、紡糸ノズルと回転冷却液面との距離は1Hに保
持し、紡糸ノズμより噴出された溶融金属流とその回転
冷却液面とのなす角は70°であった。
得られた金属細線の破断強度は、128#/j、伸び1
096で、  180’密着曲げが可能であった。
次にこの細線を市販されているダイヤモンドダイスを用
い、中間焼なましをせずに連続して冷間線引きを行い、
細線の直径100μmの時には(圧下率31%)、破断
強度150〜/−9伸び5%、またさらに伸線を行い細
線の直径38μmの時には(圧下率90%)、破断強度
264峙/−1伸び2.596と飛躍的に強度を向上さ
せることができた。また。
この細線の組織をX線回析、先頭及び透過[顧にて観察
すると、化合物粒径が1〜2μmのB−2型金属間化合
物とLlz型N15AI金属間化合物の混在相組織であ
った。
代理人  児 玉 雄 三 手続補正書(自発) 昭和58年 3月λZ日 特許庁長官 殿 1、事件の表示 特願昭57−150361号 2、発明の名称 Ni基合金 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 4、代理人 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 +11明細書第2頁第6行目の「を有する」を削除する
(2)同書同頁箱11〜12行目の「成型できないし1
2型金属間化合物を有するNi基合金」を「成型できな
いNi基L12型金属間化合物」と訂正する。
(3)同書同頁第17〜18行目の「脆かったLb型金
金属間化合物Ni3AlがBの添加により」を[脆かっ
たL1!型Ni3^l金属間化合物がBの添加により」
と訂正する。
(4)同書第3頁第16行目の「経剤性」を「経済性」
と訂正する。
(5)同書第6頁第1行目の[L12型Nia八lへ属
間化合物単相と比較して」を「L12型Nia Al金
属間化合物単相合金と比較して」と訂正する。
(6)同書同頁第5行目の「元素を合計で2原子%以下
で」を「元素を合計で2.5原子%以下で」と訂正する
(7)同書第頁第16行目の「液体急冷法で」を「液体
急冷法が」と訂正する。
(8)同書第頁第16行目の「多ロール法」をし双ロー
ル法」と訂正する。
(9)同書第9頁第18行目のrNi55 Al2OF
e35JをrNi45 Al2OFe35Jと訂正する

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) Alが8〜34原子%で、 Fe及びCOの少
    なくとも1種が15原子%より多く、70原子%以下(
    Feが15原子%より多く、70原子%以下で。 Coが25原子%より多く、70原子%以下である)で
    、残部が実質的にN1よりなり、かつB−2型金属間化
    合物を含有する高強度及び高延性N1基合金。
JP15036182A 1982-03-08 1982-08-30 Ni基合金 Granted JPS5941431A (ja)

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JP15036182A JPS5941431A (ja) 1982-08-30 1982-08-30 Ni基合金
CA000422679A CA1222893A (en) 1982-03-08 1983-03-02 Nickel-based alloy
EP83301155A EP0093487B1 (en) 1982-03-08 1983-03-04 Nickel-based alloy
DE8383301155T DE3380525D1 (en) 1982-03-08 1983-03-04 Nickel-based alloy
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JPH0260747B2 JPH0260747B2 (ja) 1990-12-18

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03146112A (ja) * 1989-10-19 1991-06-21 Air Prod And Chem Inc 化学的空気分離方法
CN115124287A (zh) * 2022-07-08 2022-09-30 中国矿业大学 一种多功能混凝土及其制备方法
RU2806693C1 (ru) * 2023-05-25 2023-11-03 Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт металлургии и материаловедения им. А.А. Байкова Российской академии наук (ИМЕТ РАН) Аморфный стеклометаллический арматурный элемент для дисперсного армирования бетона

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CN115124287B (zh) * 2022-07-08 2022-12-06 中国矿业大学 一种多功能混凝土及其制备方法
RU2806693C1 (ru) * 2023-05-25 2023-11-03 Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт металлургии и материаловедения им. А.А. Байкова Российской академии наук (ИМЕТ РАН) Аморфный стеклометаллический арматурный элемент для дисперсного армирования бетона

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