JPS5941334Y2 - スタ−タ - Google Patents

スタ−タ

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Publication number
JPS5941334Y2
JPS5941334Y2 JP15421378U JP15421378U JPS5941334Y2 JP S5941334 Y2 JPS5941334 Y2 JP S5941334Y2 JP 15421378 U JP15421378 U JP 15421378U JP 15421378 U JP15421378 U JP 15421378U JP S5941334 Y2 JPS5941334 Y2 JP S5941334Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
pinion
shaft
starter
cover
Prior art date
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Expired
Application number
JP15421378U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5571067U (ja
Inventor
安明 湯川
Original Assignee
株式会社デンソー
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社デンソー filed Critical 株式会社デンソー
Priority to JP15421378U priority Critical patent/JPS5941334Y2/ja
Publication of JPS5571067U publication Critical patent/JPS5571067U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエンジン始動用スタータの防塵構造に関する。
エンジン始動用スタータの1つの形式として、スタータ
モータと連絡されたチューブにシャフトを貫通させ、前
記チューブの先端側でこのシャットに、エンジンのりン
グギャとかみ合うピニオンを配設したものが知られてい
る。
たのものでは、エンジンの始動に際しては、スタータモ
ータの回転によりチューブおよびシャフトを介して上記
ピニオンが回転し、一方、マグネットスイッチの作動に
より上記シャフト、従って上記ピニオンが、チューブに
対して前進し、エンジンのリングギヤとかみ合ってエン
ジンを始動させる。
この場合、ピニオンはチューブに対して前進するので、
両者の間には間隙が生じるのが通常である。
しかるに従来周知のこの種スタータでは、その作動時に
生じる上記ピニオンとチューブとの間の間隙からダスト
および水が入り、これがチューブとシャフトとの摺動部
に侵入してチューブに対するシャフトの円滑な摺動を阻
害し、さらにはスタータの他の部分へ侵入してスタータ
の作動不良を起すことがあった。
そこで本考案は上述の不具合を解消することを目的とし
たもので、以下図に示す実施例につき本考案を説明する
第1図および第2図において、チューブ1はスタータモ
ータ2に、一部のみ図示した周知の減速機構3およびオ
ーバーランニングクラッチ4を介して連絡され、従って
モータ2により回転されるもので、その内側にはシャフ
ト5が貫通している。
チューブ1とシャフト5とは周知のスプライン係合によ
り、−緒に回転するが、チューブ1に対してシャフト5
は摺動し得るよう係合されている。
符号aはこの摺動面を示している。
チューブ1の内周の段部とシャフト5の外周の段部との
間にはリターンスプリング6が配設され、このスプリン
グ6によりシャフト5は通常はチューブ1に対して所定
の位置に保持されている。
チューブ1の先端側でシャフト5にはピニオン7が嵌合
され、スプライン係合により両者は−緒に回転するが、
ピニオン7はシャフト5に対して摺動し得るよう配設さ
れている。
シャフト5の最先端部には、ピニオン7のシャフトに対
する前進を規制するストッパリング8が固定されており
、ピニオン7の内周の段部とシャフト5の外周の段部と
の間にはリターンスプリング9が配設され、このスプリ
ング9によりピニオン7はリング8に当った状態に保た
れている。
上記チューブ1の先端面とピニオン7の後端面とは、ス
タータの停止時などのピニオンが前進していないときに
は、第1図に示す如く当接し合っている(リターンスプ
リング6による)。
符号すはこの当接部を示す。
しかし、エンジン始動の際にピニオン7がシャフト5と
共に前進すると、両者は離れ、第2図の如くその間には
間隙Cが形成されるようになっている。
上記間隙Cを包囲すべくチューブ1の先端部とピニオン
γの後端部との間には、弾性を持った樹脂とかゴムなど
からなるカバー10が架橋されている。
このカバー10は内周側に開口を持つ断面U字形のリン
グ体よりなり、一方の内周縁部10aでチューブ外周の
リング溝1aに、また他方の内周縁部10bでピニオン
外周のリング溝7aにそれぞれ装着されている。
勿論、カバー10の断面形状はピニオン7が最も前進し
た際にもその動きを許し、チューブ1およびピニオン7
からはずれることのないよう選定されている。
上記構成において、図示しないスタータスイッチが投入
されると、スタータモータ2の回転によりピニオン7は
チューブ1およびシャフト5と共に回転される。
同時にピニオンTは図示しないマグネットスイッチによ
りシャフト5が前進されることによりこれと共に前進さ
れる。
そしてピニオン7は図示しないエンジンのリングギヤと
かみ合い、これを回転させる。
この際、ピニオン7はチューブ1から離れて前進するが
、両者の間の間隙Cはカバー10によりおおわれ、従っ
て間隙Cにダストとか水が侵入することはなくなる。
カバー10はピニオン7の前進、後退で伸縮を繰返し、
ピニオン7の移動を阻害することはない。
以上の如く本考案によれば、弾性を持つカバーの一方の
内周縁部をチューブ外周のリング溝に、他方の内周部を
ピニオン外周のリング溝にそれぞれ装着し、チューブと
ピニオンとの間からダストおよび水が内部へ侵入するの
を確実に防止することができるから、シャフトすなわち
ピニオンの円滑な移動が可能であり、またスタータの作
動不良を起こすことがないと共に、カバーがピニオンの
作動に何ら悪影響を与えることもないというすぐれた効
果が得られる。
さらに、チューブおよびピニオンに対するカバーの装着
も容易にできると共に、ピニオンがチューブに対して相
対的に回動しても、カバーにねじれが生じることもない
という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるスタータの一実施例を示す要部の
断面正面図、第2図は第1図の一部をピニオン前進時に
おいて示す断面正面図である。 1・・・・・・チューブ、2・・・・・・スタータモー
タ、5・・・・・・シャフト、7・・・・・・ピニオン
、10・・・・・・カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スタータモータにより回転されるチューブ、このチュー
    ブ内を貫通し該チューブに対して摺動可能でかつ一緒に
    回動し得るよう係合されたシャフト、および上記チュー
    ブの先端側でこのシャフト上に設けられたピニオンを備
    え、上記シャフトがチューブに対して前進することによ
    り上記ピニオンがチューブの先端から離れて上記シャフ
    トと共に前進する形式のスタータにおいて、上記チュー
    ブの先端部と上記ピニオンの後端部との間ニ、当該チュ
    ーブとピニオンとの間を包囲しかつ上記チューブに対す
    るピニオンの前進を許す弾性を持ったカバーを架橋し、
    かつ、このカバーの一方の内周縁部を前記チューブ外周
    のリング溝に、また他の内周縁部を前記ピニオン外周の
    リング溝にそれぞれ装着してなるスタータ。
JP15421378U 1978-11-09 1978-11-09 スタ−タ Expired JPS5941334Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15421378U JPS5941334Y2 (ja) 1978-11-09 1978-11-09 スタ−タ

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JP15421378U JPS5941334Y2 (ja) 1978-11-09 1978-11-09 スタ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5571067U JPS5571067U (ja) 1980-05-16
JPS5941334Y2 true JPS5941334Y2 (ja) 1984-11-28

Family

ID=29142129

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JP15421378U Expired JPS5941334Y2 (ja) 1978-11-09 1978-11-09 スタ−タ

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JPS5571067U (ja) 1980-05-16

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