JPS5941295A - 感熱記録シートの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は感熱記録シートの製造方法に係るものであシ、
更に詳細には、印字性を向上させた感熱記録シートの製
造方法に関するものである。

近年、感熱記録方式はノンインパクトで記録時騒音を伴
なわない現像定着過程を必要としない、機器の保守管理
が簡単である等、多（の特徴を有する為、各種ペリンタ
ー、電話ファクシミリをはじめとして、多方面で使用さ
れている。

情軸バＣ録機器の開発方向はもっばら高速化に向けられ
ていたが、最近高解像力、階詞性などの１時性を有した
（飛型も市場に出回りつつある。

このような特性は機器の改良だけでは達成されず、適合
した特性（印字性）を持つ感熱記録シートが必要となる
。感熱記録シートにおける印字性とは、いろいろな印字
偵度でのザーマルヘノドパターン（ドツト）の再現性に
対応した特性であり、熱応答性に主眼が置かれている。

従来の高速ファクシミリ用の感熱記録シートでは、竹に
低印字一度でのドツトの再現性が慇くなり、写へ原稍の
ようなハーフ・トーンを良好に再現する小は困難である
。

本発明者らは、茜印字性を有する感熱記録シートの実現
に対し、感熱紙製造過程で、感熱塗液を塗工したシート
の含水率を７．０〜１２．０　％に保った状態で、スー
パーカレンダー処理を行なう４Ｊ（によって印字性が著
しく向上する事を見い出した。

感熱紙は塗層面の平滑性を出す為に感熱塗液をｉｆ工し
た後、スーパーカレンダーに通紙しているが、その時の
通當の紙の含水率は６．０％前後であり、紙は平衡水分
泥３１５）るいは過乾祿の状態にある。このように処理
した感熱紙（−、し文書などのコピーにはほぼ支障なく
使用できるが、写れなどの階調性、高解で象性が泣求さ
れる原稿にはスｙさない。竹にハーフトーンのｒ）現に
問題かを）る。

これに対し７、含水率を高くしてスーパーカレンダーに
通した感熱紙の場合　金属ロールとコツトンロールによ
る感熱紙塗層面の圧縮か効果的に行なわれ、印字性は著
しく向上する。印字性に有効な、含水率は塗液成分によ
って若干異なるが、７゜０％の含水率では、通當の６．
０％前後で処理した場合と比較し、印字性の向上が見ら
れる。含水率を７．０％以上に上げる半により、印字性
の紅価も良くなるが、含水率が１３，０％を越えると現
実的に紙をスーパーカレンダーに通す事が困難となり、
作業性が悪（なる。このため篩印字性を有する％ｉ熱紙
を製造する瞳のスーパーカレンダーツ１ハ紙の含水率は
７．０〜１２．０％が適当でを）る。

また、スーパーカレンダー処理時のカレンダーロール温
度は、背に規定されるものではなく、ｎ温から数十匹ま
で使用できる。

スーパーカレンダーに】！１１紙する際の感熱紙の含水
４−を７．０〜１２．０％に合わせる方法として（ｔ２
１、■感熱塗液塗工後の乾舷プロセスで乾燥を弱める方
法。（も）スーパーカレンダー通紙前に紙を調湿機でＭ
Ｗ湿する方法がある。

調湿機としてはペーパーマスター、モイスナーが製紙業
界でｔよ一般（Ｃ知られ、又水を初秋にして紙に与える
ダンピングマシンも知られているＯ 本発明では前述した■、■いずれの方法でもよく、又■
、■を弁用した方法もと！ｌｌ得る。

次に本発明に用いられる主な成分を具体的に説明１゛る
が、本発明の要旨を越えない限シ、本発明を限定するも
のではない。

（１）染料前駆体 一般に感熱紙に使用される染料前駆体が使用でき、例え
はクリスタルバイオレットラクトン、３−ジエチルアミ
ノ−７−メチルフルオラン、３−ジエチルアミ／−６−
１１０−７−メチルフルオラン、３−ジエチルアミノ−
６−メチル−７−クロロフルオラン、３−ジエチルアミ
ノ−７−７ニリノフルオラン、３−ジエチルアミノ−？
−（２−クロロアニリノ）フルメラン、３−ジブチルア
ミノ−７−（２−クロロアニリノ）フルオラン、３−ジ
エチルアミノ−７−（３−クロロアニリノ）フルオラン
、３−ジエチルアミノ−６−メチル−７−アニリノンル
オラン、３−（Ｎ−エチル−Ｐ−トルイジノ）−６−メ
チル−７−アニリツフルオラン、３−　（Ｎ−メチルシ
タロヘキシルアミノ）−３−メチル−７−アニリツフル
オラン、３−ピペリジノ−３−メチル−７−アニリツフ
ルオラン、など。

（２）シシ゛１色剤 一般に感熱紙に使用される酸性物質が使用でき、例えば
、フェノール％　　Ｐ　　ｔｅｒｔ−ブチルフェノール
、Ｐ−フヱニルフェノール、−一ナフトール、Ｐ−ヒド
ロキシアセトフェノール、２．２−ジヒドロキシジフェ
ノール、４．４’−イングロヒリデンビス（２−ｔｅｒ
ｔ−ブチルフェノール）、４．４’−イソグロビリデン
ジフェノール、４．４’−７クロヘキシリデンジフエノ
ール、ノボラック型フェノール柄脂、毀息香敏、ｐ−ｔ
ｅｒｔ−ブチル安息香酸、Ｐ−オキシ安息８ｕ＜、Ｐ−
オキシ安息香酸ベンジルエステル、Ｐ−オキシ女息香陳
メチルエステル、３−ベンジル−４−ヒドロキシ安息香
酸、β−ナフトエ削、サリチルｒＲ１３−ｔｅｒｔ−ブ
チル丈すチル酸、３−メチル−５ｔｅｒｔ−プチルナリ
チル酸、ステアリン酸、シュウ酸、マレイン酸など。

（３）結合剤 例えｔよ、でん粉類、ヒドロキシエチルセルロース、メ
チルセルロース、ポリビニルアルコール、スチレン−無
水マレインｆＲ共ｆｆｉ合体、スチレン−ブタジェン共
重合体、ポリアクリルアミド、など。

（４）顔料 例えは、ケイソウ土、タルク、カメリン、焼成カオリン
、炭酸カルシウム、炭はマクネシコ、−ム、酸化チタン
、酸化亜鉛、酸化ケイ素、水酸化アルミニウム、尿素−
ホル１リン樹脂゛、など。

（５）　　ワックス類 例えは、ステアリン酸アマイド、バルミチン酵アマイド
、オレイン酸アマイド、ラウリン畝アマイド、エチレン
ビスステアロアマイド、メグレンビスヌデアロアマイド
、メチロールステアロアマイド、パラフィンワックヘポ
リエチレン、カルナウバワックス、酸化パラフィン、ス
テアリン酸亜鉛など。

（６）　　その他 各種助剤を添加する事ができる。

例えば、分散剤、消泡剤、増感剤、紫外線吸収剤、螢光
染料、など。

（７）　　支持体 一般に感熱塗液の塗布できるもので、例えば、紙、また
は熱可塑性樹脂フィルムの如きシート状物質が使用でき
る。

次に実施例で更に詳細な説明を行なう。

実施Ｖ１１１ （１）　　Ａ液（染料の分散液） ３−ジエチルアミノ−６−メチル−７−アニリノフルオ
ラン１５０ＩをマロンＭＳ−２５（大同工業■製スチレ
ノー無水マレイン酸共重合体のナトリウム塩の２５％水
浴液）１８Ｉと水３３２Ｉに分散し、ボールミルで４８
時間粉砕分散する。

（２）Ｂ液（顕色剤の分散液） ４．４−イングロピリデンジフェノール１５０ｇをマロ
ンＭＳ−２５，１８ＪＦと水３３２Ｆに分散しボールミ
ルで４８時間粉砕分散する。

上記分散液を用いて、次の様に感熱塗液を調整した。

この様に調製した感熱塗液を、坪量５０１／ｒｒｌの基
紙に絶乾塗工量が７．２１１７−となる様に塗工し次い
で、乾燥装置の温度条件を神々ふらせて表１に示す如く
、通常の含水率のものから生乾きの所まで作製し、１５
ゆ／−の油圧で常温（２５℃）にてスーパーカレンダー
に通し、感熱紙を製造した。

次いで、机下電子部品■製ファクシミリ試験機にてパル
ス巾を１．０〜２．０ミリ秒まで変化させ、各印字条件
での発色濃度とサーマルヘッドノ（ターン（ドツト）の
再現性（印字性）について観察した。

表　　　　１ ドツトの再現性（印字性）は特に低印字濃度で悪くな夛
易いが、表１の◎評価では、低病度部でも高印字性を維
持しておシ、○評価では低濃度部での印字性が若干落ち
、×評価では低印字性となった。

実施例２ 実施例１に於ける比較例の紙（スーパーカレンダー通紙
前の含水率６．０％の塗工紙）をモイスナーに通して含
水率１０．０チとし、実施例１と同様の条件でスーパー
カレンダーに通して感熱紙ＩＪ造し実施例１と同様の評
価なした。

ソノ結果、印字濃ＷＢ　１．ｏ”’　テｏ、３７．１．
５ｍＲテ０．７６．２．０ｍ８ｆ０．９９トナ’）　印
字ｔｉｌＥｉｉＴ’価ｉｄ◎ｔ：Ｉ３となった。

即ち、一度乾燥状態（含水率６．０％）にしたものを否
調湿してスーパーカレンダー掛すしたものは実施例１の
本発明（扁９）に比し、印字性はほぼ同等であるが、低
パルス巾（１，０ｍｌｌ＋　＞での印字濃度は幾分低い
ものであった。しかし、実施例１の比較例１．２に較べ
ると印字礁度、印字性共に、はるかに良好なものになっ
た。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、通常無色ないし淡色の染料前駆体と加熱時反応して
   該染料前駆体を発色せしめる顕色剤を用いた感熱記録シ
   ートの製造過程において、感熱塗液を塗工したシートの
   含水率７．０〜１２．０チの条件下でスーパーカレンダ
   ー処理を行なう事を特徴とする感熱紙の製造方法。 ２、スーパーカレンダー処理前の塗工紙をム内湿機を通
   して、含水率７．０〜１２．０％の条件下でスーパーカ
   レンダー処理を行なう事を特徴とする特許請求範囲第−
   項記載の感熱紙の製造方法０