JPS5940983A - 自動二輪車等の風防装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動二輪車や自動三輪車等の車輌の風防装
置に係り、詳しくはウィンドシールドにボルトによりエ
プロンを組付けてなる自動二輪車等の風向装置に関する
。

自動二輪車などにおいては、第１図に示すように、運転
位置から前方が見えるように透明な硬質材料で作られて
運転者の上部に走行風があたるのを防ぐ位置に取付られ
るウィンドシールド（１）と、このウィンドシールド（
１）の下端部にボルト（３）で組付けられて運転者の下
部に走行風があたるのを防ぐ軟質材料製のエプロン（２
）とからなる風防装置をハンドルの近傍に取付けたもの
がある。従来のこの種の風防装置は、第２図に示すよう
にウィンドシールド（１）とエプロン（２）にそれぞれ
設けた貫通孔に、その前方からボルト（３）をさしこん
で組付けるようにしているため、組付後はボルト（３）
の頭部が外部に露出し、車枦の美観が損なわれていた。

この発明は、ウィンドシールドにエプロンを組付けるボ
ルトの頭部が外部に露出しないようにして車Ｍの美観を
向上させることを目的とする。

この発明は、この目的を達成するため、エプロンの上縁
部に左右に走る袋部を設け、この袋部にボルトの頭部を
納めるようにしてボルトの頭部が外部から見えないよう
にしている。

以下、この発明を図面に示した一実施例を通して詳細に
説明する。

第３図（ａ）〜（ｄ）はこの発明の実施例に係る風防装
置をその組立手順に従って示す各斜視図である。

エプロン（イ）は第６図（ａ）に示すように表と裏との
各シート（ロ）（財）からなる。上記両シート０コ）（
財）は軟質の塩化ビニールでできており、その上縁部中
央に形成した段差部分（至）を除いて互いの外周部分と
開口部に）（ロ）の周縁部分とを高周波溶着して袋状に
される。また、裏シート（２）の上縁部の一端寄り部に
プレート挿入孔（ト）がまた、その上縁部に沿ってその
中央寄りに左右それぞれ２か所にボルト挿通孔０′ｆ）
（至）が形成される。プレート（イ）は第６図（ｂ）に
示すように所定長さを有する金属板でできており、その
長手方向に沿う左右対称位置には一対のボルト（イ）（
イ）が貫通されて溶着される。袋状に形成されたこのエ
プロン００）のプレート挿入孔（ホ）からプレート■が
第３図（ｃ）に示すように両シート（ロ）（ロ）間に挿
入される。これにより、プレート■に止められたボルト
（イ）の頭部は両シート（５）（ロ）による袋部内に納
められるとともに、第６図（ｄ）に示すようにその脚部
が各ボルト挿通孔Ｖ）（ト）からエプロン（１０）の裏
側に突き出される。この実施例で、エプロン００）の上
縁部中央に段差部分（イ）を形成している理由は、プレ
ート卸）をシートの）０→間へ引き込み易すくするため
である。

また、エプロンに）内でのプレートに）の遊びを少なく
するためにエプロン（ト）に挿入されたプレート知）の
下縁に沿う部分で両シート（Ｌｌ）（財）を高周波溶着
やその他の溶着により接合してもよい。

次に、上記構造のエプロン００）と、透明な硬質塩化ビ
ニール製のウィンドシールド−とからなる風防装置の自
動二輪車への取付けを第４図および第４図のＶ−Ｖ線に
おける縦断面図たる第５図を参照して説明する。先ず、
第４図の自動二輪車においてそのハンドル（イ）にクラ
ンプ−を取付ける。このクランプ−にステー−をナツト
（６）（ト）で固定する。一方、ウィンドシールド−を
エプロン００）の上縁部の裏側からバッキングプレート
−と共に重ね合わせるとともにこの重ね合わせ部分にボ
ルト（イ）の脚部を挿通せしめる。次に、前記ステー−
の取付穴ニ、上記ボルト（イ）を挿通する。続いて、こ
のボルト（イ）にバネ座金−を介して袋ナツト−を取付
けて締付ける。こうして、第５図のようにステー−に、
ウィンドシールド■とエプロン００）とからなる風防装
置を固定する。この固定状態において、ウィンドシール
ド■の下縁とエプロンθ０）の上縁は金属製のプレート
（イ）−で扮牌されて補強されることになる。この補強
面積は、ボルトだけでウィンドシールド■にエプロン（
１０）を組付ける場合に比べて大きくなるので、ウィン
ドシールド（イ）は風圧に十分耐えられるようになる。

なお、（至）は方向指示器用の窓である。

このように、上述の実施例では、はぼ同形状の両シー）
（Ｌｌ）（財）により袋部が形成されているが、裏側の
シートをエプロンの上縁部のみを覆う帯状のものにして
袋部が形成されてもよく、また表側のシートの上縁部を
裏側に折返して袋部が形成されたものでもよい。

以上のように、この発明によればエプロンの上縁部に袋
部を設け、この袋部に、ウィンドシールドをエプロンに
取付けるボルトの頭部を納めるようにしたので、ボルト
の頭部が外部から見えなくなり、−見ボルトレスのよ）
にすっきりとしだ外観が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の斜視図、第２図は第１図に示した従来
例のエプロンとウィンドシールドとの連結構造の分解斜
視図、第３図〜第５図は本発明の実施例に係り、第３図
（ａ）〜（ｄ）はこの発明の実施例をその組立手順に従
って示す各斜視図であり、第６図（ａ）は表、真冬シー
トの斜視図、第６図（ｂ）はプレートの斜視図、第３図
（０）はエプロン−＼のプレート挿入要領を示す斜視図
、第６図（ｄ）はプレートを挿入したエプロンの裏側か
らの斜視図、第４図はエプロンとウィンドシールドとの
自動二輪車への取付けを示す斜視図、第５図は第４図の
Ｖ　−Ｖ線（１０）、、　、エプロン、（ロ）１０２表
シート、（財）、６゜裏シート、（至）１１．プレート
挿入孔、Ｖ）（ト）１．。 ボルト挿通孔、（イ）００．プレート、（財）１０．ボ
ルト、（７）０８．ウィンドシールド 出願人　　　　　ヤマハ発動機株式会社第２図 第３図（ｂ’）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）エプロンの上縁部に左右に走る袋部を設け、この
   袋部の裏側面にボルト挿通孔をあけ、袋部にボルトを備
   えたプレートを挿入してこのボルトの頭部を袋部内に納
   めるとともにその脚部をボルト挿通孔からエプロンの裏
   側に突出させ、ウィンドシールドにこのボルトによりエ
   プロンを組付けてなる自動二輪車等の風防装置。