JPS5940609Y2 - ピンチバルブ用の多重内腔管 - Google Patents

ピンチバルブ用の多重内腔管

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Publication number
JPS5940609Y2
JPS5940609Y2 JP16630079U JP16630079U JPS5940609Y2 JP S5940609 Y2 JPS5940609 Y2 JP S5940609Y2 JP 16630079 U JP16630079 U JP 16630079U JP 16630079 U JP16630079 U JP 16630079U JP S5940609 Y2 JPS5940609 Y2 JP S5940609Y2
Authority
JP
Japan
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tube
barrier
pinch
lumen
length
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Expired
Application number
JP16630079U
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English (en)
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JPS5684166U (ja
Inventor
清之 中井
秀伸 宮嶋
Original Assignee
旭可鍛鉄株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はピンチバルブ用の多重内腔管に関するもので
ある。
複数の流体の通路または一種類の流体の往路と復路とを
可撓性材料からなる複数の管を用いて構成した場合は、
これらの複数の管を一斉に開放または閉鎖するピンチバ
ルブはその機構が複雑となるばかりでなく、時間的なズ
レもなく同時に複数の管を開閉させるために機構の精度
も要求されるので問題が多い。
そこでこのような場合、複数の管を使用せず単一の管を
使用することにより前記の諸欠点を除去しようとするた
め色々の考案がなされてきている。
可撓性材料からなる単一の管を用いその内部に−または
複数の障壁を設けて複数の流体通路を形成しておき、こ
の多重内腔管を単一のピンチ部材により操作して一斉に
その複数の流体通路を開閉すればピンチ操作が簡便にな
ると共に機構も簡素化されてピンチ精度も向上し製作、
組立も容易になる。
ところでこのような障壁を設けた単一の管を使用すると
複数の管を用いる先行技術の欠点を除去することができ
るが管の内部に障壁を設けたことによる欠点もない訳で
はない。
例えばこのような障壁付の多重内腔管において、管内の
2つの流体通路を流れる流体の流量が異なっている場合
は、障壁は管の中央に設けられず一方に偏って設けられ
るためこの管をピンチした場合はピンチ部材により挟圧
された管の管壁及び障壁を含めた肉厚は各部で一様では
なくなり、ピンチ力が弱いと管の通路は完全には閉鎖さ
れずその一部に隙間を残すことになり、ピンチ後も流体
の漏洩を招くおそれがある。
したがってこの欠点を除去するためには管壁の肉厚の一
部に大小を設ける等の工夫が必要となる。
次に管内を通過する2つの流体の流量が同一の場合につ
いて考えてみるに、この場合は管の中央に障壁を設は同
一断面積の流体通路を2つ形成すればよいから流量が異
なる場合のような前記の欠点はないが別の問題が残って
いる。
これを図面により説明する。
第1図において、多重内腔管3はその内部中央に障壁4
を設けて同一断面積の2つの流体通路5゜6を形成して
いる。
このような管においては管の内周面の長さの半分をAと
し障壁4の長さをBとすると、明らかにA)Bとなって
いる。
このような多重内腔管をピンチ部材1,2によりピンチ
すると、第2図のように障壁4の部分は無理に伸ばされ
て引張力を受けた状態でピンチ部材により挟圧されるこ
とになる。
また管3の周壁の方が障壁4に比べて肉厚等の関係で軟
かいときは障壁4のため逆に管3の周壁の方が圧縮力を
受けて圧縮変形を受けた状態で挟圧されることになる。
このようにA>Bという寸法差があると多重内腔管をピ
ンチしたとき護管の周壁や障壁の内部には引張力や圧縮
力が負荷されるので、ピンチ操作によりこのような状態
が繰返されると管の寿命が短かくなる。
またピンチしたとき管の周壁や障壁の内部に圧縮力や引
張力が生ずるということはピンチに大きな力を必要とす
るということにもなる。
この考案は管の中央に障壁を有し断面積の等しい2つの
流体通路を設けたピンチバルブ用の多重内腔管にお・け
る前記の欠点を除くことを目的とする。
この考案の実施例を図面により説明する。
第3図にお・いて多重内腔管7内の2つの流体通路8,
9を区劃する障壁10は平板状でなく弛みをもって形成
されており、この弛みをなくすように伸ばすとその長さ
Cは管の内周面の長さの半分Aにほぼ等しくA″FCと
なっている。
この実施例の構造はこのようになっているからこの多重
内腔管7をピンチ部材1,2によりピンチすると第4図
のようになり管の周壁の部分及び障壁の部分には圧縮力
や引張力のような力が何等働くことがない。
したがって前記の各部分は小さなピンチ力で容易に変形
できるとともに多重内腔管の寿命も長くすることができ
る。
このように、この考案は管の横断面における障壁の長さ
を管の内周面の長さの半分にほぼ等しく形成することに
より先行技術の欠点のないピンチバルブ用の多重内腔管
を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術の多重内腔管の横断面図、第2図は第
1図の多重内腔管をピンチした場合の横断面図、第3図
はこの考案の実施例である多重内腔管の横断面図、第4
図は第3図の多重内腔管をピンチした場合の横四面図で
ある。 7・・・・・・多重内腔管、10・・・・・・障壁、A
・・・・・・管の内周面の長さの半分、C・・・・・・
障壁の長さ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管の横断面における障壁の長さを管の内周面の長さの半
    分にほぼ等しく形成したことを特徴とするピンチバルブ
    用の多重内腔管。
JP16630079U 1979-11-30 1979-11-30 ピンチバルブ用の多重内腔管 Expired JPS5940609Y2 (ja)

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JPS5684166U JPS5684166U (ja) 1981-07-07
JPS5940609Y2 true JPS5940609Y2 (ja) 1984-11-19

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