JPS5940443Y2 - ウエハ支持装置 - Google Patents

ウエハ支持装置

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JPS5940443Y2
JPS5940443Y2 JP16157581U JP16157581U JPS5940443Y2 JP S5940443 Y2 JPS5940443 Y2 JP S5940443Y2 JP 16157581 U JP16157581 U JP 16157581U JP 16157581 U JP16157581 U JP 16157581U JP S5940443 Y2 JPS5940443 Y2 JP S5940443Y2
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wafer
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JP16157581U
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JPS5865369U (ja
Inventor
臣二 関家
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株式会社 テクニスコ
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Description

【考案の詳細な説明】 く技術分野〉 本考案は、拡散炉内において拡散処理すべきウェハを支
持するための支持装置に関する。
〈従来技術〉 周知の如く、ウエノ・の拡散処理においては、複数枚の
ウェハを支持装置上に載置して拡散炉内に収容している
支持装置は、(イ)拡散処理されるウェハに異物の付着
乃至拡散等の悪影響を与えないように、ウェハと同一の
材料或いはウニ・・と実質上反応しない材料から形成さ
れていること、(ロ)拡散炉内における高温度に耐える
高耐熱性を有すること、等の要件を満たすものであるこ
とが重要である。
かような要件に鑑み、上記支持装置は、一般に、シリコ
ン、石英ガラス又はシリコン・カーバイド等力ら形成さ
れている。
而して、シリコンは硬く且つ脆い故に複雑な機械加工を
加えることが相当困難であり、そしてまた部片と部片と
の融着が不可能である。
それ故に、第1図に図示する如く、従来のシリコン製支
持装置1は、半円筒形ブロック素材の内周面に、長手方
向に間隔を置いて複数個のウェハ装着溝3を形成するこ
とによって製作していた。
第1図に2点鎖線で示す如く、略円板形状のウェハ4は
、上記ウェハ装着溝3に挿入されて所要状態に支持され
る。
然るに、かような従来の支持装置には、(:)単一ブロ
ック素材から成る故に、必然的に相当高価なシリコンを
比較的多量に必要とし、従って製作コストが高くなる、
(ii)拡散炉内への装填及びそれからの取出しの際に
はかなり大きな温度変化に晒すレるが、かような温度変
化による熱応力によって損傷されてしまう恐れが大きい
、(lii)単一ブロック素材から成る故に、局部的な
損傷が発生した場合にも全体が使用不能になってしまう
、等の問題乃至欠点がある。
一方、石英ガラスの場合には部片と部片の溶着が可能で
ある。
それ故に、第2図及び第3図に図示する如く、従来の石
英ガラス製支持装置2は、→対の側枠部材8及び9、か
かる一対の側枠部材8及び9間を延びる複数本(図示の
場合は3本)のウェハ支持ロッド5,6及び7、並びに
適宜位置に配設された補強部材10を相互に溶着して一
体にせしめることによって製作していた。
上記ウェハ支持ロッド5,6及び7の各々には長手方向
に間隔を置いて複数個のウェハ装着溝11,12及び1
3が形成されており、ウェハ4はかような溝11,12
、及び13に挿入されて所要状態に支持される。
然るに、かような従来の支持装置にも、(1)部片と部
片との溶着作業が比較的煩雑である等に起因して、製作
が比較的煩雑であり高価になる、(11肱散炉内に欠い
て高温に晒されると、特に溶着部位が軟化して変形して
まい短期間の内に使用し得ないものになる、(11D溶
着によって一体にせしめられている故に、局部的な損傷
が発生した場合にも全体が使用不能になってしまう、等
の問題乃至欠点がある。
〈考案の目的〉 本考案は上記の事実に鑑みてなされたものであり、その
主目的は、使用材料を必要最小限にせしめて比較的容易
に製作することができ、従って製作コストが比較的低下
であり、かなりの高温に晒され或いは相当な温度変化に
晒されても損傷乃至変形されることがなく、そして更に
、局部的な損傷が発生した場合には特定の部品のみを交
換することによって使用を続けることができる、新規且
つ優れたウェハ支持装置を提供することである。
〈考案の要約〉 本考案によれば、間隔を置いて配設された一対の側枠部
材と、該一対の側枠部材間を延びる複数本の支持ロンド
とから成り、該複数本の支持ロッドの各々には、その長
手方向に間隔を置いて複数個のウェハ装着溝が形成され
ているウェハ支持装置において; 該複数本の支持ロンドの各々の両端部は、該一対の側枠
部材の各々に分離自在に組合されている、ことを特徴と
するウェハ支持装置が提供される。
本考案の好適実施態様においては、該複数本の支持ロン
ドの各々は、両端部が該一対の側枠部材の各々に分離自
在に組合されているロッド本体と、該ロッド本体上に分
離自在に組合されているウニ・・装着ロッドとから構成
され、該ウニ・・装着ロッドに該ウェハ装着溝が形成さ
れている。
該複数本の支持ロンドの各々は、該ロッド本体上に長手
方向に縦列配置された複数本の該ウェハ装着ロッドを含
む。
〈考案の好適具体例〉 以下、本考案に従って構成された支持装置の好適具体例
について詳述する。
第4図、第5図及び第6図を参照して説明すると、全体
を番号36で示す図示の支持装置は、所定間隔を置いて
配設された一対のシリコン製側枠部材27及び28と、
かかる二対の側枠部材2γ及び28間を延びる3本の支
持ロッドとを具備している。
支持ロッドの各々は、シリコン製ロッド本体20,21
及び22と、かかるロッド本体20.21及び22上に
組合せられたシリコン製ウェハ装着ロッド33から構成
されている。
上記ロッド本体20,21及び22の各々の両端部は、
上記一対の側枠部材27及び28の各々に分離自在に組
合されていることが重要である。
図示の具体例においては、第5図に明確に図示する如く
、一対の側枠部材27及び28の各々には、所定位置に
組合用孔29,30及び31が形成されている。
一方、例えば1辺が10乃至15mm程度の矩形断面を
有し長さが400乃至450mm程度の角柱でよいロッ
ド本体20,21及び22の各々の両端部には、主部の
両端24から突出した円柱状又は楕円柱状でよい柄部2
5が形成されており、かかる柄部25の各々には一対の
溝26が刻設されている。
ロッド本体20.21及び22の各々の上記柄部25は
、一対の側枠部材27及び28の上記孔29,30及び
31の各々に夫々挿通される。
そして、一対の側枠部材27及び28の外面を越えて突
出せしめられた上記柄部25における上記溝26に、コ
状のシリコン製組付片32が係合せしめられ、かくして
ロッド本体20.21及び22の各々の両端部即ち柄部
25が一対の側枠部材27及び28の各々に分離自在に
組合される。
組付片32を使用する組合方式に代えて、所望ならば、
第7図に図示する如く、柄部25に溝26に代えて長手
方向に対して直角に延びる孔38を穿設し、一対の側枠
部材27及び28の外面を越えて突出せしめられた柄部
25における上記孔38にシリコン製楔39を挿入する
こともできる。
上述した通り一対の側枠部材27及び28間を延びる支
持ロッドの各々は、上記ロッド本体20゜21及び22
とそれに組合せられたウェハ装着ロッド33から構成さ
れているが、ロッド本体20゜21及び22の各々上に
は、複数個(例えば同一長さの3個)のウェハ装着ロッ
ド33が長手方向に縦列配置されているのが好ましい。
そして更に、ウェハ装着ロッド33の各々は、ロッド本
体20゜21及び22上に分離自在に組合されているの
が好ましい。
図示の具体例においては、ロッド本体20.21及び2
2の上面には長手方向に延びる突条23が形成され、こ
れに対応してウエノ・装着ロッド33の下面には長手方
向に延びる溝34が形成されており、上記突条23と上
記溝34とを係合せしめることによってウェハ装着ロッ
ド33が’ClClラド20,21及び22上に分離自
在に組合される。
上記ウェハ装着ロッド33の上面には、長手方向に所定
間隔(例えば5朋程度の間隔)を置いて複数個のウニ・
・装着溝35が形成されている。
ウニ・・装着溝35の各々の上半部は、例えば70度程
度のテーパで上方に向って漸次幅広にせしめられている
のが好都合である。
ウエノ・装着溝35の各々の深さは3朋程度、下半部の
幅は0.5朋程度でよい。
ロッド本体20,21及び22並びにウエノ・装着ロッ
ド33を角柱から形成する場合、所謂欠は等が生成され
易い鋭い角部を回避するために、所望ならば、第8図に
図示する如く、角部に所謂面取り加工を施すことができ
る。
上述した通りの支持装置においては、横方向に実質上整
合して位置する3個の溝35毎にシリコン製ウェハ37
が挿入され、かくしてウェハ37が所要状態に支持され
る。
そして、複数枚のウェハ37を支持した支持装置36が
拡散炉(図示していない)内に装填される。
而して、図示の具体例においては、一対の側枠部材27
及び28間に3本の支持ロッドを配設しているが、例え
ば、ウェハの径が小さい場合には2本のみの支持ロッド
を配設することができ、またウェハの径が大きい場合に
は4本又はそれ以上の支持ロッドを配設することができ
る。
更に、一対の側枠部材27及び28に相互に位置をずら
して数組の組合用孔29,30及び31を形成し、支持
すべきウニ・・37の径に対応して支持ロッドの位置を
適宜に変更することができるようになすこともできる。
第9図は本考案に従って構成された支持装置の変形例を
図示している。
この変形例においては、支持ロッドの各々が単一部材か
ら形成、換言すればロッド本体20,21及び22とウ
ニ・・装着ロッド33とが一体に形成されている。
また、側枠部材27及び28には上端から下方に延びる
組合用溝40,41及び42が形成され、一方ロツド本
体20.21及び22の柄部25には溝幅に対応した小
径部43が形成されており、柄部25の小径部43を上
方から溝40,41及び42に挿入してその底部に係合
せしめることによって、柄部25が分離自在に側枠部材
27及び28に組合される。
〈考案の効果〉 上述した通りの本考案に従って構成された支持装置によ
れば、次の通りの優れた作用効果が達成される。
第1に、第1図に図示する従来のシリコン製支持装置と
比べて比較的高価な材料の必要使用量が大幅に低減され
、そしてまた第2図及び第3図に図示する従来の石英ガ
ラス製支持装置の如く、煩雑な溶着工程を必要としない
故に、製作コストが比較的低下である。
第2に、かなりの高温に晒され或いは相当な温度変化に
晒されても損傷乃至変形されることがない。
この点について更に詳述すると、溶着部がない故にかな
りの高温に晒されても変形されることなく維持される。
また、相当な温度変化に晒された場合、各部品は熱膨張
又は熱収縮されるが、かような熱膨張又は熱収縮が分離
自在な組合部位に必然的に存在する所謂遊びによって相
当吸収され、それ故に各部品に生ずる熱応力は比較的小
さく、熱応力によって各部品が損傷されることが充分確
実に回避される。
第3K、複数個の部品を分離自在に組合せることによっ
て構成されている故に、例えば異物との衝突或いは落下
等によって局部的な損傷が発生した場合には、損傷が発
生した部品のみを交換することによって使用を続けるこ
とができる。
この点に関しては、特に次の事実が注目されるべきであ
る。
支持装置においてはウニ・・装着溝が最も重要であり、
他の部分においては幾分かの損傷が発生しても特に不都
合が生じないことが少なくないが、ウェハ装着溝に損傷
が発生すると、ウエノ・の支持に直接的に悪影響が及び
、支持されたウェハが許容範囲を越えて傾斜し、場合に
よっては隣接するウェハが接触してしまうという事態が
発生し、これによってウェハの拡散処理が所要通りに遂
行され得なくなる。
然るに、本考案に従って構成された支持装置における好
適具体例においては、支持ロンドがロッド本体とこれに
分離自在に組合された好ましくは複数個のウェハ装着ロ
ッドから構成されており、それ故に必要に応してウニ・
・装着ロンドのみを適宜に交換することにより、著しく
経済的に長期間に渡って使用を続けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のシリコン製支持装置を示す斜面図。 第2図は、従来の石英ガラス製支持装置を示す平面図。 第3図は、第2図の線A−Aにおける断面図。 第4図は、本考案に従って構成された支持装置の一具体
例を示す平面図。 第5図は、第4図の支持装置の一部を示す分解斜面図。 第6図は、第4図の線B−Bにおける断面図。 第7図は、組合方式の変形例を示す部分断面図。 第8図は、ロッド本体とウェハ装着ロッドの変形例を有
す端面図。 第9図は、本考案に従って構成された支持装置の変形例
の一部を示す分解斜面図。 20.21及び22・・・ロッド本体、27及び28・
・・側枠部材、33・・・ウェハ装着ロッド、35・・
−ウェハ装着溝、36・・・支持装置全体、37−・ウ
エハ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)間隔を置いて配設された一対の側枠部材と、該一
    対の側枠部材間を延びる複数本の支持ロンドとから成り
    、該複数本の支持ロッドの各々には、その長手方向に間
    隔を置いて複数個のウェハ装着溝が形成されているウェ
    ハ支持装置において; 該複数本の支持ロンドの各々の両端部は、該一対の側枠
    部材の各々に分離自在に組合されている、ことを特徴と
    するウェハ支持装置。
  2. (2)該複数本の支持ロンドの各々は、両端部が該二対
    の側枠部材の各々に分離自在に組合されているロッド本
    体と、該ロッド本体上に分離自在に組合されているウェ
    ハ装着ロッドとから構成され、該ウェハ装着ロッドに該
    ウェハ装着溝が形成されている、実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のウェハ支持装置。
  3. (3)該複数本の支持ロッドの各々は、該ロッド本体上
    に長手方向に縦列配置された複数本の該ウニ・・装着ロ
    ッドを含む、実用新案登録請求の範囲第2項記載のウェ
    ハ支持装置。
JP16157581U 1981-10-29 1981-10-29 ウエハ支持装置 Expired JPS5940443Y2 (ja)

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JP16157581U JPS5940443Y2 (ja) 1981-10-29 1981-10-29 ウエハ支持装置

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JPS5865369U JPS5865369U (ja) 1983-05-02
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JP2566340B2 (ja) * 1990-11-19 1996-12-25 東芝セラミックス株式会社 シリコン製ウエハ支持ボートの製造方法

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JPS5865369U (ja) 1983-05-02

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