JPS5940442Y2 - 表面処理用キャリアバ−の保持装置 - Google Patents

表面処理用キャリアバ−の保持装置

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Publication number
JPS5940442Y2
JPS5940442Y2 JP13561480U JP13561480U JPS5940442Y2 JP S5940442 Y2 JPS5940442 Y2 JP S5940442Y2 JP 13561480 U JP13561480 U JP 13561480U JP 13561480 U JP13561480 U JP 13561480U JP S5940442 Y2 JPS5940442 Y2 JP S5940442Y2
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JP
Japan
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presser
carrier bar
surface treatment
holding device
bar
Prior art date
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Expired
Application number
JP13561480U
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English (en)
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JPS5759877U (ja
Inventor
勲 島
Original Assignee
三協アルミニウム工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三協アルミニウム工業株式会社 filed Critical 三協アルミニウム工業株式会社
Priority to JP13561480U priority Critical patent/JPS5940442Y2/ja
Publication of JPS5759877U publication Critical patent/JPS5759877U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、表面処理に際し、被処理物を保持しながら搬
送するためのキャリアバーに関し、特に被処理物を保持
するための装置に係る。
考案の背景 この種のキャリアバーは、アルミニウム合金などの被処
理物を吊し、これらを脱脂、水洗、電解などの各表面処
理槽に順次浸漬するために用いられる。
したがってこのキャリアバーには、被処理物を吊り下げ
状態で保持するための保持装置が設けられる。
従来技術 例えば実開昭57−27467号の考案は、被処理物の
収容量を多くするために、搬送枠体の両側面に保持具を
2列の状態で設けることを示している。
これらのそれぞれの保持具に被処理物を吊り下げる場合
、あるいは表面処理後に、それらの保持具から被処理物
を取り外す場合、保持具ごとに開閉操作が必要となるた
め、その作業能率が表面処理工程の作業能率に比較して
、低いものとなっている。
考案の目的 したがって本考案の目的は、1回の開閉操作によって、
複数の被処理物の取り外しまたは保持を同時に行えるよ
うにし、被処理物の着脱動作を能率的に行えるようにす
ることである。
考案の概要 そこで本考案は、キャリアバーに対し長手方向に沿って
保持装置を複数列例えば2列に設け、これらの対向する
保持装置の押えレバーをリンク機構により相互に連動さ
せるようにしている。
したがって一方の列の保持装置について開閉動作を行え
ば、他の列の保持装置についての開閉操作が同時に行え
るようになる。
考案の構成 以下、本考案の構成を図に示す一実施例に基づいて具体
的に説明する。
本考案の保持装置1は、表面処理用のキャリアバー2の
存在を前提としている。
このキャリアバー2は、一方の側面および他方の側面に
取付けられたホルダー3によって水平方向の受は部材4
を吊り下げ状態で保持している。
この受は部材4は、キャリアバー2の長手方向に沿って
、適当な長さごとに設けられており、下端部分でL字状
に屈曲し、引掛爪5を一体的に形成している。
そしてこの受は部材4ごとに複数の押えバー6が水平方
向の支軸7および受は部材4の前面に取付けられたブラ
ケット8によって回動自在に支持されている。
この押えバー6の下端部分は、上記引掛爪5と対応する
押え爪9を形成しており、また上端部分は、操作部10
を一体的に形成している。
そして、この押えバー6は、引きスプリング11によっ
て、押え爪9を常に引掛爪5に接近する方向すなわち閉
じる方向に付勢されている。
なお、この引きスプリング11は、1つの押えバー6に
ついて左右で2個設けられており、ブラケット8および
押えバー6の下端部分に取付けられたスプリング掛げ1
2に掛けられている。
また、対向する位置の押えバー6の操作部10は、連結
ピン13およびリンク14によって相互に連結されてい
る。
上記連結ピン13は、リンク14に形成された長孔15
の内部に臨んでいる。
この長孔15は、断面形状の異なる被処理物16を保持
する場合があることを考慮したもので、それらの寸法差
を吸収するために形成されている。
なお、上記押えバー6の適当な位置にミストの付着防止
のためにカバー17が付設されており、また受は部材4
に補強用のアングル材18が必要に応じて設けられる。
このようにして、1本のキャリアバー2について長手方
向に沿って、一対の受は部材4および押えバー6が2列
の状態で多数設けられる。
考案の作用 この保持装置IK被処理物16を保持する場合には、一
方、例えば正面側の押えバー6の操作部10を第2図の
矢印方向に押圧すればよい。
このようにすると、対向する位置の2つの押えバー6が
リンク14によって相互に連動し合うため、前後の押え
バー6が引きスプリング110弾力に抗し、その押え爪
9を引掛爪5から離し、開放状態とする。
この状態で、被処理物16が例えばその引掛溝19によ
って受は部材4の引掛爪5に引っ掛けた状態で吊り下げ
られる。
その後に、操作部10の押圧を解除すると、前後の押え
バー6は、それぞれの引きスプリング11の付勢力によ
って引っ掛は状態の被処理物16の側面に当たり、その
部分を押すことによって外れ防止の作用を営む。
このよ5t/c、一方の押えバー6の操作部10を押圧
することによって、他方の押えバー6の開放操作が同時
に行えるから、被処理物16の吊り下げ作業が能率的に
行える。
そしてこの操作部10の抑圧は、キャリアパー2をクレ
ーンなどにより移動させ、押えバー6の操作部10をス
トッパーなどに当接させることによっても、−斉に行え
る。
もちろん表面処理後において、被処理物16を取り外す
場合においても、上記と同様に、一方の押えバー6の操
作部10を押圧し、前後の2つの押えバー6を同時に開
放するか、またはすべての押えバー6の操作部10をス
トッパーなどに当接させ、これによってすべての押えバ
ー6を一斉に開放する。
このようにすることよって、被処理物16の取り外し作
業が能率的に行える。
なお、表面処理後において、キャリアパー2が作業台な
どの上に、第2図の左側の面を下としておき、上方から
押えバー6を押し下げることによって、被処理物16は
、水平な状態で外すこともできる。
考案の変形例 上記実施例は、ホルダー3に受は部材4を取付けている
が、この受は部材4は、ホルダー3と一体的に形成して
もよく、また個々の押えバー6ごとに独立に取付けても
よい。
また前後の押えバー6の取付は位置は、キャリアパー2
の長手方向に多少ずれていても、リンク14によって連
動できる状態にあるから、正確に前後に対向していなく
てもよい。
さらに、これらの保持手段は、キャリアパー2の長手方
向にそって、2列以上設けることもできる。
考案の効果 本考案では、各列間の押えバーがリンクによって相互に
連結されているから、いずれか一方の押えバーを押圧す
ることによって、対向する他の押えバーについても開閉
が行えるから、被処理物の吊り下げ作業や表面処理後の
取り外し作業が能率的に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の保持装置の一部の正面図、第2図は同
装置の側面から見た断面図である。 1・・・保持装置、2・・・キャリアパー、3・・・ホ
ルダ、4・・・受げ部材、5・・・引掛爪、6・・・押
えバー7・・・支軸、8・・・ブラケット、9・・・押
え爪、10・・・操作部、11・・・引きスプリング、
12・・・スプリング掛け、13・・・連結ピン、14
・・・リンク、15・・・長孔、16・・・被処理物、
17・・・カバー 18・・・アングル材、19・・・
引掛溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キャリアバーの下方に、キャリアバーの長手方向に沿っ
    て、受は部材を複数列に設げるとともにこの各党は部材
    と対向する位置に上記受は部材に押圧される押えレバー
    を回動自在に設け、さらに各列間で押えレバーの一端を
    リンクにより連結してなることを特徴とする表面処理用
    キャリアバーの保持装置。
JP13561480U 1980-09-24 1980-09-24 表面処理用キャリアバ−の保持装置 Expired JPS5940442Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13561480U JPS5940442Y2 (ja) 1980-09-24 1980-09-24 表面処理用キャリアバ−の保持装置

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JP13561480U JPS5940442Y2 (ja) 1980-09-24 1980-09-24 表面処理用キャリアバ−の保持装置

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Publication Number Publication Date
JPS5759877U JPS5759877U (ja) 1982-04-08
JPS5940442Y2 true JPS5940442Y2 (ja) 1984-11-16

Family

ID=29495775

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JP13561480U Expired JPS5940442Y2 (ja) 1980-09-24 1980-09-24 表面処理用キャリアバ−の保持装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827368U (ja) * 1981-08-11 1983-02-22 日本軽金属株式会社 表面処理装置における吊り下げ装置
JP2628998B2 (ja) * 1987-06-25 1997-07-09 松下電工株式会社 コネクタ接触子の製法
JP2646434B2 (ja) * 1990-05-29 1997-08-27 日鉱亜鉛 株式会社 着色亜鉛めっき方法
JP2536952B2 (ja) * 1990-05-29 1996-09-25 日鉱亜鉛株式会社 着色亜鉛めっき用治具

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JPS5759877U (ja) 1982-04-08

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