JPS5829177Y2 - 被表面処理材料の吊下装置 - Google Patents

被表面処理材料の吊下装置

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JPS5829177Y2
JPS5829177Y2 JP1980167925U JP16792580U JPS5829177Y2 JP S5829177 Y2 JPS5829177 Y2 JP S5829177Y2 JP 1980167925 U JP1980167925 U JP 1980167925U JP 16792580 U JP16792580 U JP 16792580U JP S5829177 Y2 JPS5829177 Y2 JP S5829177Y2
Authority
JP
Japan
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hanging
transport frame
hanging jig
groove
treated
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980167925U
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JPS5792766U (ja
Inventor
圭男 藤田
克己 大庭
Original Assignee
株式会社 藤田製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社 藤田製作所 filed Critical 株式会社 藤田製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、搬送枠に多数の被表面処理材料を吊り下げて
行なう表面処理装置(例えば窓枠等のアルミニウム型材
の陽極酸化処理装置等)に於いて、上記搬送枠に材料を
吊り下げるための吊下装置に関するものである。
従来の吊下装置は、第1図に示す如く例えば一端に給電
用挟持爪1aを他端にバネ1C圧を利用して開放レバー
1dにより開閉される開閉挟持爪1bを有し、該両挟持
爪1a、lbにより被表面処理材料2をその肉厚に応じ
て挟持する吊下用治具1を多数搬送枠3の所定個所に一
定間隔をおいてボルト4等で直接固定する構成であった
斯る吊下装置は、各吊下用治具1を搬送枠3に対して常
に定位置に固定しておける利点を有する反面、吊下用治
具1が固定式の為、各表面処理槽(図示せず)へと搬送
枠3が移動するのに伴い、長尺の被表面処理材料2が吊
下用治具1の上記両挟持爪1a、lbを支点として前後
方向A又は左右方向Bに振動すると、該振動力が特に両
挟持爪1a、lb部に集中して梃子の原理で挟持爪1a
、lbが口開きを起こし、被表面処理材料2が落下した
り或いは挟持爪自体を損傷するばかりか、吊下用治具1
自体の上記固定部の劣化を招来する最大の欠点を有して
いた。
この為、斯る被表面処理材料2の振動に伴う欠点を解決
せんとして、第2図A、Bに示す如く吊下用治具1の上
端に丸棒状又は板状の鉤フツク部5を設け、他方搬送枠
3に該鉤フツク部5を係止する係合バー6を設け、両者
5,6の自由係止により各吊下用治具1を搬送枠3に取
り付ける構成のものが開発提供された。
然し乍ら、斯る改良吊下装置は、被表面処理材料2の前
後方向Aに対する振動に伴い各吊下用治具1自身も上記
鉤フツク部5と係合バー6の係止個所を支点として連動
して振動し、振動を効果的に吸収できる利点を有する反
面、吊下用治具1が可動式の為被表面処理材料2の左右
振動に伴い吊下用治具1自身も係合バー6に沿って左右
方向Bに移動して、各吊下用治具1同士の間隔を一定に
保持できない欠点を新たに招来する結果となった。
即ち、搬送中の吊下用治具1同士の接近又は離隔は事故
の発生原因となる。
而して、本考案は上記各従来の吊下装置の欠点に鑑み案
出されたもので、各吊下用治具が搬送枠の定位置に支持
される状態で被表面処理材料の振動を効果的に吸収する
ことのできる新規吊下装置を提供せんとするものである
以下、本考案を図示する一実施例に基いて詳述すれば、
本考案に係る吊下装置は第3図A、Bに示す如く、搬送
枠3側に下端部が一定角度(少なくとも半円角度以上)
に折曲し、該折曲中央部に係入溝8を穿設して該係入溝
8の両側に折曲腕9 a 、9 bを形成してなる1字
形の保合部材7を一定間隔をおいて多数設ける構成とす
る。
具体的には、該係合部材7の基部7aに取付穴10を形
成し、ボルト11で搬送枠3の所定個所定位置に固定す
るものとする。
又、該保合部材7は第5図に示す如く別々に構成し搬送
枠3に個々に固設する他、図示しないが係入溝8と折曲
腕9 a 、9 bを一定間隔をおいて連続して多数形
成した一体ものを搬送枠3に一度に固設しても良く、或
いは搬送枠3に一体に斯る構成の保合部を形成しても良
い。
又、上記係入溝8は被表面処理材料の前後方向への振動
よ十分に許容する上で、折曲部全域は勿論のこと係合部
材7の直線部にも亙って広巾に穿設するものとする。
他方、吊下用治具1側には、第4図に示す如く上記広穿
設巾の係入溝8に係入して該溝8の穿設域での振動が許
容される状態に上記係合部材7の両折曲腕9a、9bで
両側か係止支持される平板状の眉13 a 、13 b
を形成してなる丁字形の係止部材12を設ける構成とす
る。
具体的には、吊下用治具1の上端に一体に設けるか、又
は係止部材12を別体に構成して該吊下用治具1の上端
にボルト等で固着するなどして、該係止部材12を吊下
用治具1に実質一体に設ける構成とする。
依って、上記構成の本考案にあっては、第5図に示す如
く搬送枠3の所定個所定位置に個々に又は一連に固定さ
れている各係合部材7の広穿設巾の係入溝8に係止部材
12を係入し、該係止部材12の平板状の両肩13 a
、13 bを係合部材7の折曲腕9 a 、9 bで
両側から係止支持することにより、被表面処理材料2を
吊り下げ挟持する吊下用治具1は夫々搬送枠3に確実に
取り付けられることとなる。
斯る状態で搬送枠3が各表面処理槽に対して移動すると
、該移動に起因して被表面処理材料2も従来と同様吊下
用治具1の挟持爪1a、lbを支点として前後方向と左
右方向に振動することとなるが、前後方向の振動に対し
ては第6図に示す如く係止部材12が吊下用治具1と共
に係合部材7の係入溝8内で同様に前後方向Aに振動し
て、被表面処理材料2の振動を効果的に吸収することが
できる。
これにより、第1図に示す吊下装置の如く振動力が挟持
爪1a、lbに集中して、口開きによる被表面処理材料
2の落下や挟持爪1a;lbの損傷・固定個所の劣化等
が完全に防止できる。
又、左右方向の振動に対しては、第7図に示す如く係合
部材7の係入溝8の遊びの分だけは係止部材12が吊下
用治具1と共に振動するが、該保合部材7が搬送枠3に
対して固定式の為、第2図A、Bに示す吊下装置の如く
吊下用治具1自体が搬送枠3の左右方向に移動して、該
吊下用治具1同士が接近したり離隔することが完全に防
止できる。
しかも、斯る構成は、係止部材12の両肩13 a 、
13 bと係合部材7の両折曲腕9 a 、9 bの衝
突と被表面処理材料2の自重との相乗作用により、左右
振動を極めて短時間に終結させる利点となり、又該利点
が被表面処理材料2の挟持不良の発生をも防止すること
ともなる。
而して、本考案は前記従来の固定式吊下装置と可動式吊
下装置との利点・欠点に鑑み、搬送枠に固定される保合
部材と吊下用治具に実質一体に設けられる係止部材とを
振動可能に係止して、被表面処理材料の吊り下げを行な
うように構成することにより、従来吊下装置夫々の利点
を積極的に活用させながら各欠点を完全に解決すること
のできる新規吊下装置を提供するものである。
これにより、搬送枠の移動中の被表面処理材料の吊り下
げ状態が良好となり、表面処理自体の作業性と安全性に
大きく貢献できることとなる。
又、本考案は特に既述の如く係止部材の眉を平板状とな
しているので、保合部材の基部と新曲腕の先端に形成さ
れる肩の係入間隔は斯る板厚分で済み、この為保合部材
の下端部を可及的に換言すれば半円以上の角度に折曲す
ることが可能となるから、仮に被表面処理材料が前後方
向に大きく振動しても、係止部材の肩が保合部材の折曲
腕から抜は外れる心配が全くない。
更に、斯る抜は外は防止構成は、保合部材の下端折曲中
央部に形成される係入溝自体を可及的即ち少なくとも係
合部材の折曲全域に亙る広巾に穿設することを可能とす
るので、被表面処理材料の前後振動は全て該広穿設巾の
係入溝の存在で極めて効果的に吸収して、搬送粋に対す
る係合部材の固定部に何らの悪影響を与えることがない
から、固定用ボルトが弛み係合部材自体が搬送枠に対し
てガタつく心配も全くない。
【図面の簡単な説明】 第1図、第2図A、Bは従来の吊下装置を示す要部斜視
図、第3図A、Bは本考案の吊下装置に供される保合部
材を示す斜視図と断面図、第4図は同係止部材を示す斜
視図、第5図は本考案に係る吊下装置を示す要部斜視図
、第6図は本考案に係る吊下装置に於ける被表面処理材
料の前後方向への振動状態を示す側面図、第7図は同左
右方向への振動状態を示す正面図である。 1・・・・・・吊下用治具、2・・・・・・被表面処理
材料、3・・・・・・搬送枠、7・・・・・・係合部材
、8・・・・・・広穿設巾の係入溝、9a、9b・・・
・・・折曲腕、12・・・・・・係止部材、13 a
、13 b・・・・・・平板状の肩。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被表面処理材料を吊下用治具を介して搬送枠に吊り下げ
    る装置に於いて、上記搬送枠の所定個所に下端部が半円
    以上の角度で折曲し且つ該折曲中央部に少なくとも折曲
    全域に亙る係入溝を穿設して該溝の両側に折曲腕を形成
    してなる保合部材を固定すると共に、他方吊下用治具に
    上記係入溝に係入して該溝の穿設域での振動が許容され
    る状態に上記新曲腕で両側が係止支持される平板状の眉
    を形成してなる係止部材を実質一体に設けたことを特徴
    とする被表面処理材料の吊下装置。
JP1980167925U 1980-11-22 1980-11-22 被表面処理材料の吊下装置 Expired JPS5829177Y2 (ja)

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JP1980167925U JPS5829177Y2 (ja) 1980-11-22 1980-11-22 被表面処理材料の吊下装置

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JP1980167925U JPS5829177Y2 (ja) 1980-11-22 1980-11-22 被表面処理材料の吊下装置

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Publication Number Publication Date
JPS5792766U JPS5792766U (ja) 1982-06-08
JPS5829177Y2 true JPS5829177Y2 (ja) 1983-06-25

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ID=29526548

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5758346B2 (ja) * 2012-05-16 2015-08-05 株式会社藤田製作所 被表面処理材料の取付装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5542055B2 (ja) * 1971-10-19 1980-10-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852290Y2 (ja) * 1978-09-13 1983-11-29 日本軽金属株式会社 アルミニウム材吊下げ把持装置

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JPS5542055B2 (ja) * 1971-10-19 1980-10-28

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JPS5792766U (ja) 1982-06-08

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