JPS594010Y2 - ボタンの保持装置 - Google Patents

ボタンの保持装置

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JPS594010Y2
JPS594010Y2 JP5644476U JP5644476U JPS594010Y2 JP S594010 Y2 JPS594010 Y2 JP S594010Y2 JP 5644476 U JP5644476 U JP 5644476U JP 5644476 U JP5644476 U JP 5644476U JP S594010 Y2 JPS594010 Y2 JP S594010Y2
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JP
Japan
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button body
groove
button
receivers
receiver
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Expired
Application number
JP5644476U
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English (en)
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JPS52129505U (ja
Inventor
康平 山崎
Original Assignee
株式会社山崎機械製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社山崎機械製作所 filed Critical 株式会社山崎機械製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金属ボタンの位置出し装置に設備されてボタン
を上部ロッドと下部ロッドの間に保持する保持装置に関
するものである。
ジーンズ等の衣服には、ボタン本体の軸部に布地の裏か
ら裏金の鋲針を刺し込んでボタン本体を布地の表面に止
着する金属ボタンが使用されている。
この金属ボタンのボタン本体の表面には、通常、適当な
模様や文字或いはそれらの両方が刻設されているが、衣
服に金属ボタンを付ける場合、美感の関係から全ての金
属ボタンの模様や文字等の位置つまり方向を一致させた
り対称にするなど、全体的に統一することが望まれる。
この要求を満たすために、従来にトいては、フォーク状
の受は金にボタン本体を支持させてこれを受は金に対し
て回転させ、ボタン本体の裏側に設けられたタブを受は
金の突起に係止させて金属ボタンの模様等を揃えるよう
にした装置が使用されているが、模様位置の微調整が容
易でない不満があった。
そこで本考案の出願人は、金属ボタンの模様位置の微調
整が容易な金属ボタン用位置出し装置を開発した。
本考案は上記新規な位置出し装置の開発に関連してなさ
れたもので、以下にその詳細を図面について説明する。
添付図面は本考案の一実施例を示すもので、図中1は基
盤である。
この基盤1に垂直に固定された下部固定パイプ2には、
ボタン本体3の鍔部4に設けられたタブtを係止させる
凸状若しくは凹状の位置出し係止部7を有するボタン本
体3の受座5を上部に設けた下部ロッド8が、押しばね
9により下方に押されてその上部、即ち受座5の部分を
固定パイプ2の中に下降させて上下自在に嵌挿され、ま
たこの下部ロッド8の滑り溝部10を挿通させた回転操
作板11は環状に配設された複数の係止孔12(図には
1個しか示されていない)のうち少なくとも一つの係止
孔12に小ばね13により球状のストッパー14を圧入
してその自由回動を止められている。
上記した下部固定パイプ2の真上にはこの下部固定パイ
プ2から若干離しかつ互の中心を一致させて上部固定パ
イプ15がこれも垂直に設けられ、この上部固定パイプ
15内には下端面にボタン本体3の押え部材16を止め
ねじ17により固着し、かつ中間部に駆動ギヤー20に
噛み合うピニオン18を設けると共に上部には圧縮ばね
21を介して押下げ部材22を遊嵌した上部ロッド19
が上下自在に嵌挿されている。
上記の押え部材16には、通常、適度の弾性を有するゴ
ムやプラスチック等の材料が用いられる。
上部ロッド19の押下げ部材22と下部ロッド8にはそ
れらを上下させる所要の上下駆動装置(図示せず)が付
設されている。
上記下部固定パイプ2の上端部には、鍔部4を上に軸部
6を下にしてボタン本体3を下部固定パイプ2の上端部
分に供給するシュート23の終端部が配設され、またこ
のシュート23の終端部には、固定部材24のスライド
溝25内を所要の押圧装置(図示せず)により摺動せし
められてボタン本体3をシュート23の終端開口部から
外に押し出す押下26が設けられている。
また上記下部固定パイプ2の上部には、押子26により
シュート23の終端開口部から押し出されてくるボタン
本体3をテーパ状挿入部31からボタン本体3の鍔部4
の外周形状に一致する弧状の受は溝27(第3図参照)
に受ける左右一対の受は部材28.28が受は溝27が
設けられた上部を上方に位置させてそれぞれ枢軸29で
回動自在に取り付けられ、それら受は部材28の下部に
は、受は溝27が設けられた受は部材28の上部を内方
に向けて近接移動させるように作用するスプリング30
が付設されている。
受は部材28はその上部28 aを下部固定パイプ2の
上端面2aに当接させて適当な位置で内方への近接移動
を停止する。
なお、下部ロッド8の上部に設けられた受座5は、その
上端外周部5aが上すぼまり状に傾斜され、上端中心部
に前記一対の受は部材28の受は溝27に鍔部4を嵌着
されたボタン本体3の軸部6を受は入れる上開き状の受
は孔5bが形成され、さらに上縁部に前記位置出し係止
部7が形成されて成り、下部ロッド8と一緒に下部固定
パイプ2に対して上昇せしめられて上記一対の受は部材
28の間に分は入り、上記受は孔5bに軸部6を挿入さ
せてボタン本体3を受は部材28の受は溝27から上方
に抜き出す構成となっている。
次に上記構成になる本保持装置の作用をこれを設備した
位置出し装置の作用と一緒に説明する。
シュート23を滑り下りてきたボタン本体3は押子26
により押されてシュート23の終端開口部から押し出さ
れ、そのまま受は部材28.28の受は溝27.27内
にテーパ状挿入部31.31を通って圧入される。
この際溝27.27に圧入された受は部材28、28に
よるボタン本体3の保持はスプリング30により弾性的
になされる。
このようにしてボタン本体3が受は部材28、28に保
持されると下部ロッド8が押しばね9の弾力に抗して上
昇し、その上部に形成された受座5にボタン本体3を受
けて受は部材28.28の間に受座6を分は入れさせ、
そのまま受は部材28.28を枢軸29を中心に外方に
開かせてボタン本体3を受は部材28、28の上方に押
し上げる。
この下部ロッド8の作動に連動して上部ロッド19が圧
縮ばね21を介して弾性的に下降し、押え部材16をボ
タン本体3の上面に圧接させて下部ロッド8の受座5と
協同してボタン本体3を上下に挾持する。
これが済むと駆動ギヤー20が作動して上部ロッド19
を約1回と少し回転さそる。
この上部ロッド19の回転でボタン本体3は受座5の上
で回転し、タブtの係止部7に対する係止で停止する。
ボタン本体3の上面に付された模様や文字等とタブtは
一定の関係におかれているため上記の作動でボタン本体
の位置出しが完了する。
その後受取りアーム(図示省略)が作動してボタン本体
を裏金の鋲打ち位置に移送する。
なお、ボタン本体3の模様位置を変えたい場合には回転
操作板11を回わして別の係止孔12にストッパー14
を嵌入させ、その位置で下部ロッド8の自由な回動を防
止する。
以上説明したように、本考案のボタン用保持装置は、テ
ーパ状挿入部31とこれに連設された受は溝27を備え
た2個の受は部材28が下部固定パイプ2の上部に左右
に対向して枢軸29で回動自在に取り付けられ、シュー
ト23の終端開口部から押子26によりボタン本体3を
テーパ状挿入部31に向けて押し動かすと、スプリング
30の弾力に抗して受は部材28が回動してボタン本体
3の押入れを許し、ボタン本体3がテーパー状挿入部3
1の部分を通過した後においては、スプリング30の力
により枢軸29を支点に回動してそのボタン本体3を弧
状の受は溝27.27に保持する構成であるので、ボタ
ン本体を無理なく円滑に保持することができる。
また受は部材28はボタン本体3を弾性的に挾持する構
成であり、しかも受は溝27の形状はボタン本体3の鍔
部4の形状に一致せしめられているので、ボタン本体が
受は溝27にかなりのスピードで早く押し込まれるよう
な場合でも、これを所定の位置で常に正しく保持するこ
とができる。
更にまた、受は部材28は受は溝27の部分を上方に位
置させ、かつ枢軸29を下部ロッド8が存在する下方に
位置させて下から上に向う力に対して受は溝27の部分
を開拡させるように下部固定パイプ2に回動自在に取り
付けられ、また上端外周部5aを上すぼまり状に傾斜さ
せた受座5が、一対の受は部材28の間に分は入るよう
に構成されているので、下部ロッド8を上昇させるのみ
で、その受は座5にボタン本体3を支承してこれを受は
溝27.27から受は取り至極簡単に上方に動かすこと
かで゛きる。
その上、ボタン本体3の軸部6を受は入れる受は孔5b
は上開き孔に形成されているため、受座5の上昇時にボ
タン本体3の軸部6がミスなく適確に受は孔5bに収ま
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る保持装置を備えた金属ボタンの位
置出し装置の断面図、第2図は本装置の第1図II −
II線に沿う断面図、第3図は一部を破断して示した本
装置の平面図、第4図は第1図のIV−IV線に沿う断
面図である。 第5図はボタン本体の下面図である。 2・・・・・・下部固定パイプ、3・・・・・・ボタン
本体、4・・・・・・鍔部、8・・・・・・下部ロッド
、23・・・・・・シュート、26・・・・・・押子、
27・・・・・・受は溝、28・・・・・・受は部材、
29・・・・・・枢軸、30・・・・・・スプリング、
31・・・・・・テーパ状挿入部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部ロッド8が上下自在に嵌挿された下部固定パイプ2
    の上端部に、押子26によりシュート23の終端開口部
    から押し出されるボタン本体3を受けるテーパ状挿入部
    31とボタン本体3の鍔部4の外周形状に一致する弧状
    の受は溝27とを相互に水平に連設した左右一対の受は
    部材28が、枢軸29により回動自在に取り付けられ、
    それら受は部材28の下部には受は溝27が設けられた
    受は部材28の上部を内方に向けて近接移動させるよう
    に作用するスプリング30が付設され、また、上記下部
    ロッド8の上部には、上端外周部5aが上すぼまり状に
    傾斜され、上端中心部に上記一対の受は部材28の受は
    溝27に鍔部4を嵌着されたボタン本体3の軸部6を受
    は入れる上開き状の受は孔5bが形成され、さらに上縁
    部に上記ボタン本体3に設けられたタブtを入れる位置
    出し係止部7が形成されるとともに、下部ロッド8と一
    緒に下部固定パイプ2に対して上昇せしめられて上記一
    対の受は部材28の間に分は入り上記受は孔5bに軸部
    6を挿入させて上記ボタン本体3を受は部材28の受は
    溝27から上方に抜き出す受座5が設けられて成ること
    を特徴とするボタンの保持装置。
JP5644476U 1976-05-04 1976-05-04 ボタンの保持装置 Expired JPS594010Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5644476U JPS594010Y2 (ja) 1976-05-04 1976-05-04 ボタンの保持装置

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JP5644476U JPS594010Y2 (ja) 1976-05-04 1976-05-04 ボタンの保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52129505U JPS52129505U (ja) 1977-10-01
JPS594010Y2 true JPS594010Y2 (ja) 1984-02-04

Family

ID=28515405

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5644476U Expired JPS594010Y2 (ja) 1976-05-04 1976-05-04 ボタンの保持装置

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JPS52129505U (ja) 1977-10-01

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