JPS6331025Y2 - - Google Patents

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JPS6331025Y2
JPS6331025Y2 JP1981164032U JP16403281U JPS6331025Y2 JP S6331025 Y2 JPS6331025 Y2 JP S6331025Y2 JP 1981164032 U JP1981164032 U JP 1981164032U JP 16403281 U JP16403281 U JP 16403281U JP S6331025 Y2 JPS6331025 Y2 JP S6331025Y2
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JP
Japan
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timer
engaging pin
cam
lever
dial
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JP1981164032U
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JPS5869294U (ja
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Publication of JPS6331025Y2 publication Critical patent/JPS6331025Y2/ja
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  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、セツトダイアルによる通常のセツト
とセツトレバーによる例えば5分刻みの先進セツ
トとを選択できるようにした先進セツト機構付タ
イマに関する。
従来よりセツトダイアルの手動回転によつてタ
イマ時間をセツトし、かつ内部タイマ機構の作動
によつてセツト時間経過後にスイツチをオンまた
はオフさせてブザー等によりセツト時間の到来を
報知するようにしたタイマがある。かかるタイマ
はその用途の一つとしてクツキングタイマとして
使用されることがある。しかし、料理のときは手
が汚れていることが多く、このために従来のタイ
マではそのセツトの度に手を洗う必要があり、ま
た手を洗わないとセツトダイアルが汚れる欠点が
あつた。
本考案は、上記実状に鑑みて従来の欠点を解消
するとともに、簡単に先進セツト機構を付設する
ことができるタイマを提供することを目的とする
ものであつて、以下その一実施例について説明す
る。
第1図において、枠体1の前面部の凹部2に円
盤状のセツトダイアル3が配置してあり、その前
面には時間目盛4が表示され、セツトダイアル3
を手で右に回して時間目盛4を枠体1の基準マー
ク5に合わせることによつて所望のタイマ時間を
セツトすることができる。枠体1の内部には適宜
のタイマ機構(図示せず。)が設けてあり、その
作動によつてセツト時間経過後に内蔵のブザー
(図示せず。)等によりセツト時間の到来を報知す
るようになつている。第2図に示すように、タイ
マ機構の主軸6は地板7によつて回転自在に支持
され、その先端部にセツトダイアル3の中心部8
が圧入されている。地板7の前方位置でセツトカ
ム9が主軸6に固着してあり、このセツトカム9
はその外周部に複数の爪部10を有し、爪部10
の間隔はセツトダイアル3の目盛4の5分間隔に
対応している。また、地板7の前面部にはガイド
ピン11が一体に突出形成してあり、このガイド
ピン11によつてセツトレバー12が上下方向に
摺動自在に支持され、その上端部13が枠体1の
上部から外方へ貫通突出している。セツトレバー
12の中央部には長穴14が開設してあり、この
長穴14にセツトダイアル3の中心部8が遊合し
ている。さらに長穴14の背面上部においてV字
形の規制片15が架橋的に一体に形成され、送り
カム9の爪部10と対向している。また、セツト
レバー12にはその右側面部に摺動方向(上下方
向)にそつて弾性腕部16が上方へ向けて延出形
成され、その先端部に係合ピン17が垂下形成さ
れている。係合ピン17と地板7に突設したピン
18との間にはバネ19が張設してあり、そのバ
ネ力によつてセツトレバー12は上方へ付勢さ
れ、常時はセツトレバー12の下端部の係止片2
0が地板7のストツパ21に当接することによつ
て常態位置が規制されている。また係合ピン17
の先端部は地板7に凹設されている長円ループ状
のカム溝22に係合し、セツトレバー12が押圧
によつて下方へ変位せしめられるときに、係合ピ
ン17が下方へ変位しつつ同時に左方へも変位
し、このとき送りカム9の爪部10と係合してそ
れを1爪分送るようになつている。すなわち、カ
ム溝22は、係合ピン17が降下するときの通路
22aと係合ピン17が上昇するときの通路22
bとに分岐し、通路22aでは上端部で最も深
く、そこから下方へいくにつれ次第に浅くなり、
通路22bではその下端部で最も深く、そこから
上方へいくにつれて次第に浅くなり、通路22b
の終点から通路22aの起点に向けて、および通
路22aの終点から通路22bの起点に向けて底
面が落ち込んでいる。かかる通路22a,22b
によつて、セツトレバー12が降下上昇するとき
に係合ピン17が通路22aから通路22bへ循
環移動するのである。第5図に示すようにセツト
レバー12を下方へ押圧すると、それに連動して
係合ピン17は通路22aにそつて降下し、この
とき係合ピン17が通路22aの右側面によつて
左方へ変位する。これによつて係合ピン17が送
りカム9の爪部と係合し、それを押し進めながら
降下する。セツトレバーを第6図に示す如く最下
位位置まで押し込んだとき、送りカム9はほぼ1
爪分右回転し、そのときセツトレバー12の規制
片15が上方より爪部10と爪部10の間に当接
して、セツトカム9を正確に位置保持する。これ
によつて第1図のセツトダイアル3は正確に5分
目盛位置に進められている。また第6図において
係合ピン17は通路22aから通路22bへ落下
しており、そこでセツトレバー12の押圧を解放
すると、セツトレバー12はバネ19の力で上方
へ戻され、このとき係合ピン17は通路22bに
そつて上昇し、再び第3図の状態に復元する。し
たがつてセツトレバー12の押圧解放を行う毎に
セツトダイアル3は5分刻みで進められる。なお
セツトカム9の爪部10の間隔は上記実施例に限
らず、自由に選択することができる。また、タイ
マ時間のセツトはセツトダイアル3を手で回して
従来と同様にセツトすることもできる。
以上のように本考案によれば、タイマ時間のセ
ツトをセツトレバーを使用して行なうことができ
るから、クツキングタイマとして使用するときに
料理で手が汚れている場合は例えば肘を使つてセ
ツトレバーを押し込むだけでセツトすることがで
き、したがつてセツトダイアルを汚すことがな
く、またセツトの度に手を洗う面倒を省くことが
できる。特に本考案の構成によれば、タイマ機構
を主軸をセツトレバーを介して一定角度づつ間歇
的に歩進させる機構を少ない部品点数で実現する
ことができ、したがつて先進セツト機構付タイマ
を低コストにて提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図はその正面図、第2図は第1図−線断
面図、第3図は第2図−線断面図、第4図は
第3図−線断面図、第5図および第6図はそ
れぞれ要部の作動説明図である。 1……枠体、3……セツトダイアル、6……主
軸、7……地板、9……セツトカム、10……爪
部、12……セツトレバー、15……規制片、1
6……弾性腕、17……係合ピン、19……バ
ネ、22……カム溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 セツトダイアルの手動回転によつてタイマ時間
    をセツトし、かつ枠体内部のタイマ機構によつて
    セツト時間経過後にスイツチをオンまたはオフさ
    せるタイマにおいて、 セツトダイアル3が装着されているタイマ機構
    の主軸6に固着してあり、等間隔に形成された複
    数の爪部10を外周部に有するセツトカム9と、 上記主軸を回転自在に支持する地板7に上下動
    自在に支持してあり、枠体1上部から外方へ上端
    部13が貫通突出しかつ上方へ弾発されているセ
    ツトレバー12と、 上記セツトレバーに実質的にその移動方向に延
    伸するように備え付けてある弾性腕16と、 上記弾性腕に設けてある係合ピン17と、 上記地板に上記係合ピンが係合可能であるよう
    に凹設してあり、上記セツトレバーが1往復する
    ときに上記係合ピンを実質的に長円ループ状の軌
    跡をもつて移動させるカム溝22と、 上記係合ピンが上記カム溝にそつて移動すると
    きに、上記係合ピンが上記爪部と係合して上記セ
    ツトカムを歩進せしめることができるように、上
    記軌跡は、その一部が上記セツトカムの爪部と重
    なる位置に進入させて配置してあること、 とを具備することを特徴とする先進セツト機構付
    タイマ。
JP16403281U 1981-11-02 1981-11-02 先進セツト機構付タイマ Granted JPS5869294U (ja)

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JP16403281U JPS5869294U (ja) 1981-11-02 1981-11-02 先進セツト機構付タイマ

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JP16403281U JPS5869294U (ja) 1981-11-02 1981-11-02 先進セツト機構付タイマ

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Publication Number Publication Date
JPS5869294U JPS5869294U (ja) 1983-05-11
JPS6331025Y2 true JPS6331025Y2 (ja) 1988-08-18

Family

ID=29956301

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JP16403281U Granted JPS5869294U (ja) 1981-11-02 1981-11-02 先進セツト機構付タイマ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE8436475U1 (de) * 1984-12-13 1985-03-14 Braun Ag, 6000 Frankfurt Stellvorrichtung für einen Kurzzeitmesser

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4727963U (ja) * 1971-04-16 1972-11-29

Patent Citations (1)

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JPS4727963U (ja) * 1971-04-16 1972-11-29

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Publication number Publication date
JPS5869294U (ja) 1983-05-11

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