JPS645790Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS645790Y2
JPS645790Y2 JP13438881U JP13438881U JPS645790Y2 JP S645790 Y2 JPS645790 Y2 JP S645790Y2 JP 13438881 U JP13438881 U JP 13438881U JP 13438881 U JP13438881 U JP 13438881U JP S645790 Y2 JPS645790 Y2 JP S645790Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
cam
cam plate
ring
spherical convex
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13438881U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5841545U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13438881U priority Critical patent/JPS5841545U/ja
Publication of JPS5841545U publication Critical patent/JPS5841545U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS645790Y2 publication Critical patent/JPS645790Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はロータリースイツチにおける点火回
路を入りにした後、ロータリースイツチの回転摘
みを放すことにより自動的に点火回路を開放する
ように構成したものである。
上記の如き装置は出願人が先に開発した実開昭
55−53831号、同56−37230号があるがこれらは何
れもその自動復帰のためのばね装置が複雑で、安
価に製作できない欠点があつたものである。
この考案は上記装置の欠点を改良し、安価に製
作でき、しかも作動確実なロータリースイツチを
提供できるようにしたものである。
以下図面に基いてこの考案の具体的構造を説明
する。
ケース1には固定接片a,b,cと対接して可
動接片a′,b′,c′が設けられ、各可動接片a′,b′

c′には夫々球状凸部P1,P2,P3が固着され
各接片a,b,c,a′,b′,c′には夫々端子T1,
T2,T3,T4,T5,T6が接続されて送風
回路接点A,Cと点火回路接点Bが構成されるも
のであり上記接点Aはフアーンを弱く、接点Cは
強く回転する回路に使用され、接点Bは点火回路
に使用されるものである。
上記各接点A,B,Cを順次に操作するために
カム板Kを回転軸K1により回転自在に装着し回
転軸K1には回転摘みK2が取付けられる。
カム板Kの接点側にはカムS1,S2,S3が
夫々球状凸部P1,P2,P3を常時押圧して固
定接片a,b,cと可動接片a′,b′,c′を離す構
成としてある。
カムS1は球状凸部P1を押圧する始点より中
心角45゜の角度にカム板周囲に沿つて成形され、
カムS2は球状凸部P2を押圧する始点より中心
角120゜の角度に中心軸に沿つて成形され、カムS
3は球状凸部P3を押圧する始点より中心角90゜
の角度をとつて上記カムS1と対称位置にカム板
の周囲に沿つて成形し、又カム成形面の反対面に
は正八角形の節度板K3をカム板Kと一体成形
し、これが両側には板ばね2,2′が圧接され、
この板ばね2,2′の両端をケース1に設けた縦
溝3,3′に係止する。
この節度板K3側にはピン4が設立され、この
ピン4に対応するピン5がケース1に設立され、
両ピン4,5には巻ばね6の両端に成形した環
7,8が嵌合係止され、一方の環8は他方の環7
よりその直径を大にしてあり、上記ピン4とこれ
に対応するピン5の距離関係及び巻ばね6の各環
7,8の直径の差の関係は次の如くとられるもの
である。
上記ピン4は球状凸部P1,P2,P3が各カ
ムS1,S2,S3の始点にあるとき、これと対
応するケース1のピン5との距離が巻ばね6の両
環7,8を係止した場合、巻ばね6は張力を休止
する遊びの位置になる如くこの位置関係をとり更
にカム板Kを90゜回転した場合、ピン4,5間の
巻ばね6は張力を休止した状態にあるように環8
の直径を他方の環7の直径より大きくしてカム板
Kの90゜回転に対してゆとりをもたせてある。
更にカム板を20゜まで回転した際、巻ばね6が
その張力を限度まで伸びるようにしたものであ
る。
上記ロータリースイツチは石油ストーブに装着
されるものである。
この考案は上記の如く構成されるものであり、
これが用法は次の通りである。
ロータリースイツチの端子T1,T2は弱の送
風回路に連結し、端子T3,T4は点火回路に連
結し、端子T5,T6は強の送風回路に夫々連結
されるものである。
上記状態において石油ストーブを点火する場合
にはスイツチを開放状態より回転摘みK2を節度
板K3に対し節度を与える板ばね2,2′の圧力
に抗してカム板Kを45゜回転するとカムS1に押
圧されてある球状凸部P1はカムS1より外れて
落下するために可動接片a′は固定接片aに接触し
て弱の送風回路は入りになる。更に45゜回転する
と球状凸部P3がカムS3より落下して可動接片
c′と固定接片cは接触し、強の送風回路は入りに
なつてフアーンは回転する。この場合、点火接点
Bの球状凸部P2は始点よりカムS2面を90゜滑
つた位置にあるために、点火のためにカムを20゜
回転すると、球状凸部P2がカム下に落下して可
動接片b′は固定接片bに接触し、点火回路は入り
になり石油ストーブは点火するものである。スト
ーブの点火により回転摘みK2を手放すと、カム
板Kは巻ばね6の張力の収縮により20゜逆回転し、
この逆回転により点火回路の接点Bの球状凸部P
2はカムS2面により再び押し下げられる。従つ
て可動接片b′は今迄接していた固定接片bより離
れて点火回路は自動的に開放されるものである。
上記の点火操作後は送風回路は必要に応じ強の
回路を弱の回路に戻す場合には45゜カム板を逆回
転すればよいものである。
以上の如くこの考案は、送風回路の強弱を、カ
ム板を45゜、45゜宛回転により閉成し、点火回路は
これより更に20゜回転により点火回路を閉成し、
後、回転摘みを手放すことにより巻ばね6の収縮
により点火回路を開放できるものであるから、操
作が極めて簡単であり、しかもこの場合、この点
火回路の開放を司どる巻ばねは、一方の環8を他
方の環7よりその直径を大に構成してカム板を
90゜回転した際でも巻ばね6がその張力を休止で
きるゆとりをもたせた装置としたものであるか
ら、点火回路の自動開放の構造が極めて簡単に製
作でき、又、巻ばねも単にカム板とケースに対応
して設立したピンに係止するだけで足りるから組
立ての上において便利な構造であり、実用的な考
案である。又、巻ばねの衰損の場合には簡単に交
換できるものであるから、従来品の如く補修の点
において困難な欠点を解消できる利点も併有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は蓋を取り外した平面図、第2図は同上
側断面図、第3図はカム板の平面図である。 尚、図中符号1……ケース、K……カム板、K
1……回転軸、K2……摘み、K3……節度板、
2,2′……板ばね、3,3′……縦溝、4,5…
…ピン、6……巻ばね、7,8……環、a,b,
c……固定接片、a′,b′,c′……可動接片、P1,
P2,P3……球状凸部、T1,T2,T3,T
4,T5,T6……端子、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース1には固定接片a,b,cに対接して可
    動接片a′,b′,c′を配置し、各可動接片a′,b′,
    c′表面には夫々球状凸部P1,P2,P3を装着
    し、各接片a,b,c,a′,b′,c′には夫々端子
    T1,T2,T3,T4,T5,T6を接続して
    送風回路接点A,Cと点火回路接点Bを構成し、
    上記各接点A,C及びBを夫々順次操作するカム
    板Kを回転軸K1により回転自在に装着し、この
    カム板Kの片側には接点Aの球状凸部P1及び接
    点Cの球状凸部P3を夫々押圧するカム面S1,
    S3を中心角45゜と90゜の角度に夫々カム板Kの周
    囲に沿つて対称位置に成形し、又、接点Bの球状
    凸部P2を押圧するカムS2を回転軸K1の周囲
    に沿つて中心角120゜の角度に成形し、上記各カム
    S1,S2,S3の始点に各接点A,B,Cの球
    状凸部P1,P2,P3が位置するように構成し
    カム板Kの他面には正八角形の節度板K3を成形
    し、この節度板K3の両側には板ばね2,2′を
    圧接し、これら板ばね2,2′の両端は夫々ケー
    ス1の縦溝3,3′に係止し、回転軸K1には回
    転摘みK2を装着してなるロータリースイツチの
    上記正八角形の節度板K3側カム板表面にはピン
    4を設立し、このピン4に対応するピン5をケー
    ス1に設立し、両ピン4,5には巻ばね6の両端
    に成形された環7,8を嵌合係止し、この一方の
    環8は他方の環7よりその直径を大とし、この両
    環7,8の直径の差及びピン4,5の対応位置は
    ロータリースイツチのカムS1,S2,S3の始
    点に各接点A,B,Cの球状凸部P1,P2,P
    3が位置した際、巻ばね6の張力が休止する距離
    位置にあり、更にカム板を90゜回転した場合でも
    巻ばね6の張力が休止し、両ピン4,5間に巻ば
    ね6が係止する位置にある如く一方の環8の直径
    を他方の環7の直径より大にとつて構成したこと
    を特徴とするロータリースイツチにおける点火回
    路の自動開放装置。
JP13438881U 1981-09-11 1981-09-11 ロ−タリ−スイツチにおける点火回路の自動開放装置 Granted JPS5841545U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13438881U JPS5841545U (ja) 1981-09-11 1981-09-11 ロ−タリ−スイツチにおける点火回路の自動開放装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13438881U JPS5841545U (ja) 1981-09-11 1981-09-11 ロ−タリ−スイツチにおける点火回路の自動開放装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5841545U JPS5841545U (ja) 1983-03-18
JPS645790Y2 true JPS645790Y2 (ja) 1989-02-14

Family

ID=29927817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13438881U Granted JPS5841545U (ja) 1981-09-11 1981-09-11 ロ−タリ−スイツチにおける点火回路の自動開放装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5841545U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5841545U (ja) 1983-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2797592A (en) Appliance knobs
US2623327A (en) Lighted yo-yo
US3802610A (en) Collapsible garment hanger
JPS645790Y2 (ja)
CN109057578B (zh) 一种便携指纹锁
JP2572044Y2 (ja) 複合操作形スイッチ
JPS5852994Y2 (ja) 複合四方向スイツチ
JPS594409Y2 (ja) スイツチソウチ
JPS6229813Y2 (ja)
JPS637064Y2 (ja)
US1018480A (en) Electric-lamp socket.
JPS603445Y2 (ja) 充電式常備灯
JPS596577Y2 (ja) 照光式押ボタンスイッチ
JPS5818173Y2 (ja) スイッチ装置
JPS6130051Y2 (ja)
JPS605247Y2 (ja) ガス器具の操作装置
JPH0214083Y2 (ja)
US2058904A (en) Lock switch for flashlights
JPS6316116Y2 (ja)
JPH0688031U (ja) 複合操作形スイッチ
JPH046144U (ja)
JPS6115550Y2 (ja)
JPH0349542U (ja)
JPH0741927U (ja) 複合操作形スイッチ
JPS5843644Y2 (ja) 気化器チヨ−ク弁の位置決め装置