JPS5939845A - 新規ホルミル化合物及びその製造法 - Google Patents
新規ホルミル化合物及びその製造法Info
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- JPS5939845A JPS5939845A JP14963682A JP14963682A JPS5939845A JP S5939845 A JPS5939845 A JP S5939845A JP 14963682 A JP14963682 A JP 14963682A JP 14963682 A JP14963682 A JP 14963682A JP S5939845 A JPS5939845 A JP S5939845A
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- aryl
- formyl
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規ホルミル化合物およびその合成法に係わる
もので、詳しくは、ジアリールエチレンのホルミル化方
法に関するものである。
もので、詳しくは、ジアリールエチレンのホルミル化方
法に関するものである。
一般に、著しく長いπ電子共役系を付与する中間体とし
て、長鎖共役系アルデヒドは染料、顔料、感光体の分野
で極めて有用であるが、従来はわずかにケイ度アルデヒ
ドの誘導体が知られていたにすぎない。
て、長鎖共役系アルデヒドは染料、顔料、感光体の分野
で極めて有用であるが、従来はわずかにケイ度アルデヒ
ドの誘導体が知られていたにすぎない。
我々は更に長鎖のπ電子共役系を与えるべく、中間体の
検討を重ねだ結果、アルコキシ基、ジ−アルキルアミノ
基等、電子供与性置換基を有t、6ジーアリールエチレ
ンのホルミル誘導体の合成法を見出したものである。
検討を重ねだ結果、アルコキシ基、ジ−アルキルアミノ
基等、電子供与性置換基を有t、6ジーアリールエチレ
ンのホルミル誘導体の合成法を見出したものである。
本発明になる合成法は、ジ−アリールエチレンの一方の
アリール基にアルキル基、アラルキル基、フェニル基等
で置換されたアミン基又はピロリジノ基、ピペリジノ基
、モルホリノ基、アルコキシ基等の電子供与性基が存在
する場合に適用されるもので、該電子供与性基で反対の
アリール基のP−位が活性となシ、オキシ塩化燐ホスゲ
ン又は塩“化チオニルの存在下、ジメチルホルムアミド
又はメチルホルムアミドと反応してP−位がホルミル化
されるというものであるO 本発明になる合成法に用いられる原材料としては、ジア
リールエチレンは 一般式(A) Ar、 −CH=CH−Ar2 (式中Arlはメチル、エチル、プロピル、ブチル等の
アルキル基、ベンジル、フェネチル、ナフチルメチル等
のアラルキル基、フェニル基等で置換されたジー置換ア
ミン基、およびピロリジノ基、ピペリジノ基、モルホリ
ノ基などの環式アミン基、メトキシ、エトキシ、プロポ
キシ、ブトキシ等のアルコキシ基から8択された+tt
t換を有するアリール基で、このアリール基はメチル、
エチル、プロピル、ブチル等のアルキル基、ベンジル、
フェネチル、ナフチルメチル等のアラルキル基、メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ等のアルコキシ基
、フッ素、塩素、臭素、沃素等のハロゲン原子で置換さ
れていてもよいフェニル、ナフチル、アンスラリル等で
ある一0Arzは、メチル、エチル、プロピル、ブチル
等のアルキル基、ベンジル、フェネチル、ナフチルメチ
ル等のアラルキル基、メトキシ、エトキシ、プロボキ、
シ、ブトキシ等のアルコキシ基、フッ素、塩素、臭素、
沃素等の・10ゲン原子で[tMfiされてもよいフェ
ニル、ナフチル、アンスラリル等のアリール基である。
アリール基にアルキル基、アラルキル基、フェニル基等
で置換されたアミン基又はピロリジノ基、ピペリジノ基
、モルホリノ基、アルコキシ基等の電子供与性基が存在
する場合に適用されるもので、該電子供与性基で反対の
アリール基のP−位が活性となシ、オキシ塩化燐ホスゲ
ン又は塩“化チオニルの存在下、ジメチルホルムアミド
又はメチルホルムアミドと反応してP−位がホルミル化
されるというものであるO 本発明になる合成法に用いられる原材料としては、ジア
リールエチレンは 一般式(A) Ar、 −CH=CH−Ar2 (式中Arlはメチル、エチル、プロピル、ブチル等の
アルキル基、ベンジル、フェネチル、ナフチルメチル等
のアラルキル基、フェニル基等で置換されたジー置換ア
ミン基、およびピロリジノ基、ピペリジノ基、モルホリ
ノ基などの環式アミン基、メトキシ、エトキシ、プロポ
キシ、ブトキシ等のアルコキシ基から8択された+tt
t換を有するアリール基で、このアリール基はメチル、
エチル、プロピル、ブチル等のアルキル基、ベンジル、
フェネチル、ナフチルメチル等のアラルキル基、メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ等のアルコキシ基
、フッ素、塩素、臭素、沃素等のハロゲン原子で置換さ
れていてもよいフェニル、ナフチル、アンスラリル等で
ある一0Arzは、メチル、エチル、プロピル、ブチル
等のアルキル基、ベンジル、フェネチル、ナフチルメチ
ル等のアラルキル基、メトキシ、エトキシ、プロボキ、
シ、ブトキシ等のアルコキシ基、フッ素、塩素、臭素、
沃素等の・10ゲン原子で[tMfiされてもよいフェ
ニル、ナフチル、アンスラリル等のアリール基である。
)で示される。
以下、一般式(至)に示す化合物[+jlを皐げる。
本発明は、前述したジアリールエチレンをジメチルホル
ムアミド、メチルホルム゛アミドおよびジメチルチオホ
ルムアミドから選択された少なくとも1種のホルミル化
剤とオキシ塩化燐、ホスゲンおよび塩化チオニルから選
択された少なくとも1種のネルミル化助剤との反応物(
コンブレフラス)を反応させることによシ一般式f1) Ar+ CH=CHArt CHO(式中% Ar
lおよびAr2は一般式囚におけるAr、およびArt
と同A語である) で示されるホルミル化合物を合成することができる0 本発明になる!!!!造法は該ポルミル化剤と該ホルミ
ル化助剤の中から選んだ1種を、低温下で反応せしめて
錯体とし、その錯体溶液中にジアリールエチレン又はそ
の溶液を滴下するか、又はジアリールエチレン又はその
溶液中に錯体溶液を滴下することによって反応するもの
で、反応生成物はいずれも前述のジアリールエチレンの
化合物例でアリール基のエチレン鎖のP−位にホルミル
化された構造となる。
ムアミド、メチルホルム゛アミドおよびジメチルチオホ
ルムアミドから選択された少なくとも1種のホルミル化
剤とオキシ塩化燐、ホスゲンおよび塩化チオニルから選
択された少なくとも1種のネルミル化助剤との反応物(
コンブレフラス)を反応させることによシ一般式f1) Ar+ CH=CHArt CHO(式中% Ar
lおよびAr2は一般式囚におけるAr、およびArt
と同A語である) で示されるホルミル化合物を合成することができる0 本発明になる!!!!造法は該ポルミル化剤と該ホルミ
ル化助剤の中から選んだ1種を、低温下で反応せしめて
錯体とし、その錯体溶液中にジアリールエチレン又はそ
の溶液を滴下するか、又はジアリールエチレン又はその
溶液中に錯体溶液を滴下することによって反応するもの
で、反応生成物はいずれも前述のジアリールエチレンの
化合物例でアリール基のエチレン鎖のP−位にホルミル
化された構造となる。
この反応は、条件が比較的緩やかであり異性体の副生も
少なく、収率も一般に良好である。
少なく、収率も一般に良好である。
更に、原材料のジアリールエチレンがcis型、tra
ns型、いずれにおいても目的のホルミル体を与えるこ
とができる。
ns型、いずれにおいても目的のホルミル体を与えるこ
とができる。
以下に合成例を示す。
合成例1゜
ジメチルホルムアミド23.9g(0,33モル)中に
オキシ塩化燐13.8.9 (0,09モル)を10℃
以下に保ちつつ滴下した。
オキシ塩化燐13.8.9 (0,09モル)を10℃
以下に保ちつつ滴下した。
trans−ジメチルアミノスチルベン20.0.9
(0,09モル)を80 mlのジメチルホルムアミド
中に懸濁させ、上記反応液中に10℃以下で徐々に加え
る。滴下終了後30分間攪拌放置した後、水溶にて80
′Gまで加熱し、そのまま4時間反応させた。
(0,09モル)を80 mlのジメチルホルムアミド
中に懸濁させ、上記反応液中に10℃以下で徐々に加え
る。滴下終了後30分間攪拌放置した後、水溶にて80
′Gまで加熱し、そのまま4時間反応させた。
冷却後、砕氷200g中に反応液を注加し、攪拌下に酢
酸ナトリウムの濃水溶液を加えて1))(6,0まで中
和した。
酸ナトリウムの濃水溶液を加えて1))(6,0まで中
和した。
一夜放置後、黄褐色沈殿を口取し、エタノールから再沈
して目的の4− (trans −4’−ジメチルアミ
ノスチリル)ベンズ−アルデヒド−17,5’1を得た
。
して目的の4− (trans −4’−ジメチルアミ
ノスチリル)ベンズ−アルデヒド−17,5’1を得た
。
収率78優; 融点133.6〜134.8℃同様にし
てcis体も合成された。収率73チ:融点114〜1
15°C 合成したトランス体の赤外線吸収スペクトルは、第1図
に示すとおシであった。
てcis体も合成された。収率73チ:融点114〜1
15°C 合成したトランス体の赤外線吸収スペクトルは、第1図
に示すとおシであった。
合成例2゜
ジメチルホルムアミド40.0.p(0,56モル)中
に氷冷シつつ、ホスゲンを通し14.8g(0,15モ
ル)吸収させた。
に氷冷シつつ、ホスゲンを通し14.8g(0,15モ
ル)吸収させた。
次に、trans−P−ジエチルアミンスチルベン37
.7.!i’(0,15モル)を60 TILlのジメ
チルホルムアミドに40℃で加熱溶解しだ液を手早く滴
下した。この時、10℃を越えない様にした。
.7.!i’(0,15モル)を60 TILlのジメ
チルホルムアミドに40℃で加熱溶解しだ液を手早く滴
下した。この時、10℃を越えない様にした。
添加終了後、室温で30分、さらに85°C−C4時間
攪拌放置した。冷却後、砕氷300g中に反応液を圧加
し、酢酸ナトリウムの濃水溶液でpHs、oまで中和し
た。
攪拌放置した。冷却後、砕氷300g中に反応液を圧加
し、酢酸ナトリウムの濃水溶液でpHs、oまで中和し
た。
一夜放置後、析出した赤褐色オイル状物質を分離し、メ
タノールで注意深く、時間をかけて再結して、目的の4
(trang−4’−ジエチルアミノスチリル)ベ
ンズ−アルデヒド30.ONヲ得た。
タノールで注意深く、時間をかけて再結して、目的の4
(trang−4’−ジエチルアミノスチリル)ベ
ンズ−アルデヒド30.ONヲ得た。
収率72−; 融点79.0〜81.0℃合成したトラ
ンス体の赤外線吸収スペクトルは、第2図に示すとおり
であった。
ンス体の赤外線吸収スペクトルは、第2図に示すとおり
であった。
合成例3゜
メチルホルムアミド25.0.9 (0,56モル)に
塩化チオニル17.89 (0,15モル)を10℃以
下にて滴下し、作製した該液をtrans−P−ジエチ
ルアミノ−m−クロロスチルベン42.99 (0,1
5モル)を60m1のメチルホルムアミドに溶解した溶
液中に20℃以下で加えた。添加終了後そのまま一夜室
温にて攪拌放置し、砕氷26og中に江加し、酢酸ナト
リウム水溶液でpH6,0!qで中和して、淡赤橙色の
涌秋分が析出した。トルエン抽出後乾固し、イングロビ
ルエーテルから再結を2回行って、融点38.0〜40
.0℃の結晶で、目的の4−←trana−4’−ジエ
チルアミノ−2′−クロロスチリル)ベンズ−アルデヒ
ド32.5gを得た。収合成したトランス体の赤外線吸
収スペクトルを第3図に示す。
塩化チオニル17.89 (0,15モル)を10℃以
下にて滴下し、作製した該液をtrans−P−ジエチ
ルアミノ−m−クロロスチルベン42.99 (0,1
5モル)を60m1のメチルホルムアミドに溶解した溶
液中に20℃以下で加えた。添加終了後そのまま一夜室
温にて攪拌放置し、砕氷26og中に江加し、酢酸ナト
リウム水溶液でpH6,0!qで中和して、淡赤橙色の
涌秋分が析出した。トルエン抽出後乾固し、イングロビ
ルエーテルから再結を2回行って、融点38.0〜40
.0℃の結晶で、目的の4−←trana−4’−ジエ
チルアミノ−2′−クロロスチリル)ベンズ−アルデヒ
ド32.5gを得た。収合成したトランス体の赤外線吸
収スペクトルを第3図に示す。
本発明のホルミル化合物は、有機光導電体を合成する時
の中間体として用いることができ、この中間体を用いて
得た有機光導電体は、電子写真感光体、光ディスク用記
録媒体、太陽電池、センサーなどに利用することができ
る。
の中間体として用いることができ、この中間体を用いて
得た有機光導電体は、電子写真感光体、光ディスク用記
録媒体、太陽電池、センサーなどに利用することができ
る。
第1図〜第3図は、本発明のホルミル化合物の赤外線吸
収スペクトルを示す説明図である。
収スペクトルを示す説明図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ill 下記一般式mで示されるホルミル化合物。 一般式f1) Ar、 Cl=CHArt CHO(式中% Ar
1はジー置換アミ7基、環式アミノ基およびアルコキシ
基からなる群から選択された少なくとも1つの置換基を
有するアリール基で、このアリール基は前述の置換基以
外の基を有していてもよい。CHO−Ar2は、ホルミ
ル基を有するアリール基を示し、このアリール基は前述
のホルミル基以外の基を有していてもよい。) (2)一般式(5) %式% (式中% Arlはジ−1d換アミノ基、環式アミノ基
およびアルコキシ基からなる鮮から選択された少なくと
も1つの置換基を有するアリール基で、このアリール基
は前述の置換基以外の基を有していてもよい。Jrxは
置換又は未置換のアリール基である。) で示されるジでリール吋しンをオキシ塩化燐、ホスゲン
および塩化チオニルから選択された少なくとも1mのホ
ルミル化助剤とジメチルホルムアミド、メチルポルムア
ミドおよびジメチルチオホルムアミドから選択された少
なくとも1種のホルミル化剤との反応物と反応させるこ
とによシ一般式(1) %式% (式中% Ar、およびAr2は一般式囚におけ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14963682A JPS5939845A (ja) | 1982-08-27 | 1982-08-27 | 新規ホルミル化合物及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14963682A JPS5939845A (ja) | 1982-08-27 | 1982-08-27 | 新規ホルミル化合物及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5939845A true JPS5939845A (ja) | 1984-03-05 |
Family
ID=15479552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14963682A Pending JPS5939845A (ja) | 1982-08-27 | 1982-08-27 | 新規ホルミル化合物及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5939845A (ja) |
-
1982
- 1982-08-27 JP JP14963682A patent/JPS5939845A/ja active Pending
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