JPS6168479A - チアゾ−ル系化合物及びその製造方法 - Google Patents
チアゾ−ル系化合物及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS6168479A JPS6168479A JP18968984A JP18968984A JPS6168479A JP S6168479 A JPS6168479 A JP S6168479A JP 18968984 A JP18968984 A JP 18968984A JP 18968984 A JP18968984 A JP 18968984A JP S6168479 A JPS6168479 A JP S6168479A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- compound
- lower alkyl
- thiazole
- compound shown
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
上の1用
本発明は染料または農薬の中間体又はそれ自体色材又は
農薬となり得るチアゾール系化合物及びその製造方法に
関する。
農薬となり得るチアゾール系化合物及びその製造方法に
関する。
更に詳しくは、式(1)
(式(1)中、R1、R2は各々独立に低級アルキル基
又はフェニル基を表わし、Xは塩素又は臭素原子を表わ
し、R3は水素原子又は低級アルキル基である。) で示されるチアゾール系化合物、及び式(2)(式(2
)中al、 R2、R3及びXは式(1)のR1、R2
、R3及びXと同一の意味を表わす。) で示される化合物を硫酸中、硝酸にてニトロ化すること
を特徴とする式(1)の化合物の製造方法に関する。
又はフェニル基を表わし、Xは塩素又は臭素原子を表わ
し、R3は水素原子又は低級アルキル基である。) で示されるチアゾール系化合物、及び式(2)(式(2
)中al、 R2、R3及びXは式(1)のR1、R2
、R3及びXと同一の意味を表わす。) で示される化合物を硫酸中、硝酸にてニトロ化すること
を特徴とする式(1)の化合物の製造方法に関する。
式(1)の化合物は、また酸性条件下にて加水分解し2
−アミノ−4−ハロゲノ−5−二トロー1.3−チアゾ
ールになり、アゾ染料の新しいジアゾ成分としても使用
できる。
−アミノ−4−ハロゲノ−5−二トロー1.3−チアゾ
ールになり、アゾ染料の新しいジアゾ成分としても使用
できる。
従来の技術及び問題点
4位にハロゲン原子、そして5位にニトロ基を有する1
、3−チアゾールは、製造が困難とされている。その理
由として1,3−チアゾールの5位にニドキシ基などの
電子供与性基がないと、選択的に4位にハロゲンを導入
することが困難なためである。(参考文献 R,C,E
1derfieLd著、1Heterocyclic
Compounds″vol 5.539頁及び545
頁、John Wi ley & 5ons刊)。した
がって、4−ハロゲノ−5−ニトロ1.3チアゾールを
得る場合、5位に電子吸引性基であるニトロ基を有する
5−ニトロチアゾールをハロゲン化することば困難であ
り、4−ハロゲノ−1,3チアゾールをニトロ化する必
要があるが、4位のみにハロゲン原子で置換された1、
3−チアゾールは得難かった。
、3−チアゾールは、製造が困難とされている。その理
由として1,3−チアゾールの5位にニドキシ基などの
電子供与性基がないと、選択的に4位にハロゲンを導入
することが困難なためである。(参考文献 R,C,E
1derfieLd著、1Heterocyclic
Compounds″vol 5.539頁及び545
頁、John Wi ley & 5ons刊)。した
がって、4−ハロゲノ−5−ニトロ1.3チアゾールを
得る場合、5位に電子吸引性基であるニトロ基を有する
5−ニトロチアゾールをハロゲン化することば困難であ
り、4−ハロゲノ−1,3チアゾールをニトロ化する必
要があるが、4位のみにハロゲン原子で置換された1、
3−チアゾールは得難かった。
問題を解決するための手段
本発明者らは、式(1)で示される、4位に塩素または
臭素原子を有し、5位にニトロ基を有する1、3−チア
ゾール系化合物を得るために鋭意検討の結果、式(1)
化合物は、前記式(2)化合物を硫酸中で硝酸でニトロ
化することにより容易に得られることを見い出し本発明
に到った。
臭素原子を有し、5位にニトロ基を有する1、3−チア
ゾール系化合物を得るために鋭意検討の結果、式(1)
化合物は、前記式(2)化合物を硫酸中で硝酸でニトロ
化することにより容易に得られることを見い出し本発明
に到った。
また、式(2)化合物は、2−イミノ−4−チアゾリド
ンまたはその鉱酸塩類を、式(2)化合物の、 R
2,R2、R3に対応するN、N−ジアルキルアミド類
媒体中で、オキシ塩化リンまたはオキシ臭化リンを0.
8〜1.5モル比用いて反応させることにより容易に得
られることがわかり、本発明者らは先に出願した。
ンまたはその鉱酸塩類を、式(2)化合物の、 R
2,R2、R3に対応するN、N−ジアルキルアミド類
媒体中で、オキシ塩化リンまたはオキシ臭化リンを0.
8〜1.5モル比用いて反応させることにより容易に得
られることがわかり、本発明者らは先に出願した。
本発明に用いる上記式(2)化合物の中、R1、R2の
低級アルキル基の具体例としては、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル基などが挙げられ、またR3としては水
素原子、メチル、エチル基などが挙げられ、これらは媒
体として使用される対応のN、N−ジアルキルアミドを
選択することにより導入できる。好ましいN、N−ジア
ルキルアミドとしては、N、N−ジメチルホルムアミド
、 N、N−ジメチルアセトアミドである。
低級アルキル基の具体例としては、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル基などが挙げられ、またR3としては水
素原子、メチル、エチル基などが挙げられ、これらは媒
体として使用される対応のN、N−ジアルキルアミドを
選択することにより導入できる。好ましいN、N−ジア
ルキルアミドとしては、N、N−ジメチルホルムアミド
、 N、N−ジメチルアセトアミドである。
これらの反応媒体中で、式(2)化合物を得るための反
応温度としては0〜50℃が好ましく、2−イミノ−4
−チアゾリドンと反応させるオキシ塩化リン、またはオ
キシ臭化リンは0.8〜1.5モル比用いる。
応温度としては0〜50℃が好ましく、2−イミノ−4
−チアゾリドンと反応させるオキシ塩化リン、またはオ
キシ臭化リンは0.8〜1.5モル比用いる。
本発明の式(2)化合物のニトロ化反応において硫酸濃
度としては50%以上、好ましくは80〜100チ存在
させ、またその時に、ハロゲン化アルキル例えば四塩化
炭素、塩化メチレン、1.1.2−トリクロロエタン等
が共存させてもよい。
度としては50%以上、好ましくは80〜100チ存在
させ、またその時に、ハロゲン化アルキル例えば四塩化
炭素、塩化メチレン、1.1.2−トリクロロエタン等
が共存させてもよい。
ニトロ化に用いる硝酸は1.0モル〜2.0モル比が好
ましく、その時の温度は0〜50°C1好ましくは10
〜40℃である。
ましく、その時の温度は0〜50°C1好ましくは10
〜40℃である。
ニトロ化反応後は、反応マスを氷水に排出し、5℃以下
にてアルカリ剤によりPH1〜2まで中和し、析出した
結晶を戸別する。
にてアルカリ剤によりPH1〜2まで中和し、析出した
結晶を戸別する。
又、式(1)の化合物は、水中又はアルコール中で、酸
例えば塩酸、硫酸の存在下にカロ熱することにより、2
−アミノ−4−ハロゲン−5−二トロー1,3−チアゾ
ールにすることができる。
例えば塩酸、硫酸の存在下にカロ熱することにより、2
−アミノ−4−ハロゲン−5−二トロー1,3−チアゾ
ールにすることができる。
される4−ハロゲノ−5−二トロー1.3−チアゾール
系化合物の合成法を見出し、これにより式(1)化合物
を提供できる。
系化合物の合成法を見出し、これにより式(1)化合物
を提供できる。
また本発明式(1)化合物は、加水分解により容易に2
−アミノ−4−ハロゲン−5−二トローL3−チアゾー
ルに転換でき、これはアゾ染料のジアゾ成分などとして
有用な化合物である。
−アミノ−4−ハロゲン−5−二トローL3−チアゾー
ルに転換でき、これはアゾ染料のジアゾ成分などとして
有用な化合物である。
〔実施例−1〕
2−イミノ−4−チアゾリドン塩酸塩
ド媒体中でオキシ塩化リンと反応させて得られた下式、
で示される化合物70.5 pを0℃で300gの98
%硫酸に加えた。
で示される化合物70.5 pを0℃で300gの98
%硫酸に加えた。
(’V
98チ硝酸25.8.!7と98%硫酸rZ5gの混合
液を10〜2o’cにて、上記反応液に加え、20
。
液を10〜2o’cにて、上記反応液に加え、20
。
〜30°Cにて2時間反応させた。氷水500Iに反応
液を加え45%苛性ソーダにてP H1,2とし、析出
した結晶を戸別し、減圧上乾燥し、下記式の化合物74
11を得た。収率85%。
液を加え45%苛性ソーダにてP H1,2とし、析出
した結晶を戸別し、減圧上乾燥し、下記式の化合物74
11を得た。収率85%。
この化合物の赤外吸収スペクトルは図1のとおりであり
、寥たNMRスペクトルは以下のとおりであり、またマ
ススペクトル親ピークより分子量は234であることが
確認された。
、寥たNMRスペクトルは以下のとおりであり、またマ
ススペクトル親ピークより分子量は234であることが
確認された。
NMRスペクトル δCDCJa
〔実施例2〜6〕
実施例−1と同様にして、相当の式(2)化合物のニト
ロ化反応を行い、下表の化合物を合成した。
ロ化反応を行い、下表の化合物を合成した。
得られたこれらの化合物の夫々のマススペクトルの親ピ
ークは、夫々の分子量と一致し、表中に示される化合物
であることが確認できた。
ークは、夫々の分子量と一致し、表中に示される化合物
であることが確認できた。
3 CI CH3CHs CH380
3CI CHa C6H5HT。
3CI CHa C6H5HT。
4 CI C2H5C2H5H805Br
CH3CH3H80 6Br CH3CH3CH375
CH3CH3H80 6Br CH3CH3CH375
図1は本発明の実施例1化合物の、KBr錠剤法による
赤外線スペクトル図である。
赤外線スペクトル図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式(1)中、R^1、R^2は各々独立に低級アルキ
ル基又はフェニル基を表わし、Xは塩素または臭素原子
を表わし、R^3は水素原子または低級アルキル基を表
わす。) で示されるチアゾール系化合物。 2 式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼(2) (式(2)中R^1、R^2は各々独立に低級アルキル
基又はフェニル基を表わし、Xは塩素または臭素原子を
表わし、R^3は水素原子または低級アルキル基を表わ
す。) で示される化合物を硫酸中、硝酸にてニトロ化すること
を特徴とする一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式(1)中R^1、R^2、R^3及びXは式(2)
のR^1、R^2、R^3及びXと同一の意味を表わす
。) で示される化合物の製造方法。 3 式(1)化合物が ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第1項記載の化合物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18968984A JPS6168479A (ja) | 1984-09-12 | 1984-09-12 | チアゾ−ル系化合物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18968984A JPS6168479A (ja) | 1984-09-12 | 1984-09-12 | チアゾ−ル系化合物及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6168479A true JPS6168479A (ja) | 1986-04-08 |
Family
ID=16245532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18968984A Pending JPS6168479A (ja) | 1984-09-12 | 1984-09-12 | チアゾ−ル系化合物及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6168479A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5075326A (en) * | 1988-07-20 | 1991-12-24 | Bayer Aktiengesellschaft | Pesticidal 4-halogeno-5-nitrothiazoles |
-
1984
- 1984-09-12 JP JP18968984A patent/JPS6168479A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5075326A (en) * | 1988-07-20 | 1991-12-24 | Bayer Aktiengesellschaft | Pesticidal 4-halogeno-5-nitrothiazoles |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6168479A (ja) | チアゾ−ル系化合物及びその製造方法 | |
US4283532A (en) | Process for preparation of o-(2,6-dichloroanilino)phenylacetic acid and novel intermediate for use in preparation of the same | |
CA2426707A1 (en) | Process for the manufacture of thiazole derivatives with pesticidal activity | |
JP2879837B2 (ja) | アゾ化合物の製造方法 | |
JPH0367063B2 (ja) | ||
JP2986467B2 (ja) | アゾ化合物の製造方法 | |
SU600138A1 (ru) | Способ получени оксипроизводных 2-арилбензазолов | |
JPH06184128A (ja) | 2−(4−アミノフェニル)ベンゾチアゾール化合物の製法 | |
JPS6256462A (ja) | 3−ハロゲン−アセトンスルホンアミド及びその製法並びにその使用法 | |
JPH029882A (ja) | フタロシアニン類の製造法 | |
JPS63216861A (ja) | 4−ハイドロオキシインドリン類の製造法 | |
JPS6317850A (ja) | 3−フエノキシカテコ−ル類の製造方法 | |
JPS62195366A (ja) | 5−ヒドラジノ−1h−ピラゾ−ル系化合物 | |
JPH0217153A (ja) | 2,6−ジ置換アミノ−9−フルオレノンの製造方法 | |
US5001262A (en) | Method for synthesizing an aromatic hydrazine compound | |
JPS6195075A (ja) | シアニン染料とその製造方法ならびに写真材料の増感剤としてのその使用 | |
JPH0753459A (ja) | サリチル酸誘導体の製造方法 | |
JPS6168478A (ja) | チアゾ−ル類化合物及びその製造方法 | |
JPH05247358A (ja) | アリーリデン色素類の製造方法 | |
JP2999920B2 (ja) | イソニトロソアセトアニリド類の製造方法 | |
JPS62106087A (ja) | 2−アミノベンゾチアゾ−ル類の製造方法 | |
JPS5939845A (ja) | 新規ホルミル化合物及びその製造法 | |
JPH05125074A (ja) | 新規ジアミノアゾチオフエン化合物およびその製造方法 | |
JPH05255221A (ja) | パーフルオロアルキル置換アゾ化合物の製造方法 | |
JPS61194075A (ja) | ピラゾロンの製造法 |