JPS5939817B2 - 記録再生機 - Google Patents
記録再生機Info
- Publication number
- JPS5939817B2 JPS5939817B2 JP51085534A JP8553476A JPS5939817B2 JP S5939817 B2 JPS5939817 B2 JP S5939817B2 JP 51085534 A JP51085534 A JP 51085534A JP 8553476 A JP8553476 A JP 8553476A JP S5939817 B2 JPS5939817 B2 JP S5939817B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- speed
- charging
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
磁気テープに映像信号を記録し、またこれより映像信号
を再生する記録再生機で、テープの送り速度を二通りに
切り換えるようにしたものが考えられる。
を再生する記録再生機で、テープの送り速度を二通りに
切り換えるようにしたものが考えられる。
即ち、記録時、テープの送り速度を定められた第1の速
度Vsにするときは、第1図の左側の部分に示すように
、テープ1上には、映像信号の1フィールドにつき1本
づつのトラックTsが、Psなるピッチで、その間にい
わゆるガードパッドが存在する状態で形成されて、記録
され、テープの送り速度を定められた第2の速度、例え
ば第1の速度Vsの吉の速度VLにするときは、その右
側の部分に示すように、テープ1上には、映像信号の1
フィールドにつき1本づつのトラックTlが、PL=吉
Psなるピッチで、ガードパッドが存在しない状態で形
成されて、記録されるようにする。
度Vsにするときは、第1図の左側の部分に示すように
、テープ1上には、映像信号の1フィールドにつき1本
づつのトラックTsが、Psなるピッチで、その間にい
わゆるガードパッドが存在する状態で形成されて、記録
され、テープの送り速度を定められた第2の速度、例え
ば第1の速度Vsの吉の速度VLにするときは、その右
側の部分に示すように、テープ1上には、映像信号の1
フィールドにつき1本づつのトラックTlが、PL=吉
Psなるピッチで、ガードパッドが存在しない状態で形
成されて、記録されるようにする。
このような記録再生機によれば、テープの送り速度を第
1の速度Vsにするときは、例えば1時間分の記録しか
でさないが、その反面、トラックTsの巾を大きくでき
、しかもガードパッドが存在するのでS /Nがよくな
り、一方、テープの送り速度を第2の速度VLにすると
きは、S/Nは若干悪くなるが、倍の時間分即ち2時間
分の記録ができる。なお、第2の速度VLにするとき、
図のようにガードパッドがないときは、クロストークが
問題となるが、これは既に提案されている方法により解
決できる。
1の速度Vsにするときは、例えば1時間分の記録しか
でさないが、その反面、トラックTsの巾を大きくでき
、しかもガードパッドが存在するのでS /Nがよくな
り、一方、テープの送り速度を第2の速度VLにすると
きは、S/Nは若干悪くなるが、倍の時間分即ち2時間
分の記録ができる。なお、第2の速度VLにするとき、
図のようにガードパッドがないときは、クロストークが
問題となるが、これは既に提案されている方法により解
決できる。
即ち、通常のように2個の回転磁気ヘッドにより記録、
再生する場合、両ヘッドの空隙の巾方向の走査方向に対
する傾きの角を互いに異ならせれば、映像信号は通常角
度変調例えば周波数変調して記録するものであるから、
いわゆるアジマス損失によりクロストークは大巾に減少
する。なお、ヘッドは、テープの送り速度の切り換えに
伴つてそれぞれの速度用のものを切り換えるようにして
もよく、また両速度に共通のものを用いてもよい。
再生する場合、両ヘッドの空隙の巾方向の走査方向に対
する傾きの角を互いに異ならせれば、映像信号は通常角
度変調例えば周波数変調して記録するものであるから、
いわゆるアジマス損失によりクロストークは大巾に減少
する。なお、ヘッドは、テープの送り速度の切り換えに
伴つてそれぞれの速度用のものを切り換えるようにして
もよく、また両速度に共通のものを用いてもよい。
このように、記録時におけるテープの送り速度を二通り
に切り換えた場合、その再生時には、当然のことながら
、記録時と同じ送り速度にする必要がある。
に切り換えた場合、その再生時には、当然のことながら
、記録時と同じ送り速度にする必要がある。
即ち、第1の速度Vsで記録されたテープないしテープ
部分を再生するときは、テープの送り速度は第1の速度
Vsにし、第2の速度VLで記録されたテープないしテ
ープ部分を再生するときは、テープの送り速度は第2の
速度VLにしなければならない。そしてこの場合、この
再生時におけるテープの送り速度の切り換えは、テープ
に記録された信号により自動的になされることが望まし
い。上述のように映像信号を磁気テープに記録する場合
、第1図に示すように、同時に、テープ1の一側縁には
音声信号をトラツクTAを形成して記録するとともに、
テープ1の他側縁には垂直同期信号を分周して得た30
Hzの、即ちフレーム周波数の、コントロールパルスを
記録する。
部分を再生するときは、テープの送り速度は第1の速度
Vsにし、第2の速度VLで記録されたテープないしテ
ープ部分を再生するときは、テープの送り速度は第2の
速度VLにしなければならない。そしてこの場合、この
再生時におけるテープの送り速度の切り換えは、テープ
に記録された信号により自動的になされることが望まし
い。上述のように映像信号を磁気テープに記録する場合
、第1図に示すように、同時に、テープ1の一側縁には
音声信号をトラツクTAを形成して記録するとともに、
テープ1の他側縁には垂直同期信号を分周して得た30
Hzの、即ちフレーム周波数の、コントロールパルスを
記録する。
ところで、図に示すように、テープの送り速度が第1の
速度Vsとされ、従つて映像信号のトラツクT8のピツ
チがP8とされるときは、コントロールパルスの記録跡
Csのピツチは2Psとされ、一方、テープの送り速度
が第2の速度VL=−2VSとされ、従つて映像信号の
トラツクTLのピツチがPL=−2PSとされるときは
、コントロールパルスの記録跡CLのピツチは2PL=
PSとされる。
速度Vsとされ、従つて映像信号のトラツクT8のピツ
チがP8とされるときは、コントロールパルスの記録跡
Csのピツチは2Psとされ、一方、テープの送り速度
が第2の速度VL=−2VSとされ、従つて映像信号の
トラツクTLのピツチがPL=−2PSとされるときは
、コントロールパルスの記録跡CLのピツチは2PL=
PSとされる。
そして、記録時において、第1の速度Vsで記録された
テープないしテープ部分が、再生時、第1の速度Vsで
再生されるときは、コントロールパルスは周波数が正規
の30Hzとなり即ち周期が正規の33.3msecと
なるが、第2の速度VL=万Vsで再生されるときは、
コントロールパルスは周波数が15z従つて周期が66
.6msecとなる。
テープないしテープ部分が、再生時、第1の速度Vsで
再生されるときは、コントロールパルスは周波数が正規
の30Hzとなり即ち周期が正規の33.3msecと
なるが、第2の速度VL=万Vsで再生されるときは、
コントロールパルスは周波数が15z従つて周期が66
.6msecとなる。
また、記録時において第2の速度VL=−2VSで記録
されたテープないしテープ部分が、再生時、第2の速度
VLで再生されるときは、コントロールパルスは周波数
が正規の30Hzとなり即ち周期が正規の33.3ms
ecとなるが、第1の速度Vsで再生されるときは、コ
ントロールパルスは周波数が60Hz従つて周期が16
.6msecとなる。従つて、再生時、コントロールパ
ルスの周波数ないし周期を判別し、周波数が30Hzで
ないとき即ち15Hzあるいは60Hzになるときには
、従つて周期が33,3msecでないとき即ち、66
.6msecあるいは16.6msecになるときには
、その判別出力により、テープの送り速度を自動的に他
方側に切り換えることによつて、常に記録時と同じ送り
速度にすることができ、映像信号及び音声信号を正しい
時間関係及び周波数で再生することができる。本発明は
、このような記録再生機において、特に、再生時、簡単
な構成により、コントロールパルスの例えば周期を判別
してその判別出力により自動的に記録時のテープの送り
速度と同じ速度で再生されるようにしたものである。
されたテープないしテープ部分が、再生時、第2の速度
VLで再生されるときは、コントロールパルスは周波数
が正規の30Hzとなり即ち周期が正規の33.3ms
ecとなるが、第1の速度Vsで再生されるときは、コ
ントロールパルスは周波数が60Hz従つて周期が16
.6msecとなる。従つて、再生時、コントロールパ
ルスの周波数ないし周期を判別し、周波数が30Hzで
ないとき即ち15Hzあるいは60Hzになるときには
、従つて周期が33,3msecでないとき即ち、66
.6msecあるいは16.6msecになるときには
、その判別出力により、テープの送り速度を自動的に他
方側に切り換えることによつて、常に記録時と同じ送り
速度にすることができ、映像信号及び音声信号を正しい
時間関係及び周波数で再生することができる。本発明は
、このような記録再生機において、特に、再生時、簡単
な構成により、コントロールパルスの例えば周期を判別
してその判別出力により自動的に記録時のテープの送り
速度と同じ速度で再生されるようにしたものである。
以下、本発明による記録再生機の一例を、第2図以下を
参照して説明しよう。
参照して説明しよう。
なお、以下の説明では、テープの送り速度が上述のV8
とされて記録される状態を1時間記録、−
・ 1テープの送り速度が
上述のVL=−2VSとされて記録される状態を2時間
記録、とそれぞれ称し、また、テープの送り速度がVs
とされて再生される状態を1時間再生、テープの送り速
度がVL=1Vsとされて再生される状態を2時間再生
、とそれぞれ称すことにする。
とされて記録される状態を1時間記録、−
・ 1テープの送り速度が
上述のVL=−2VSとされて記録される状態を2時間
記録、とそれぞれ称し、また、テープの送り速度がVs
とされて再生される状態を1時間再生、テープの送り速
度がVL=1Vsとされて再生される状態を2時間再生
、とそれぞれ称すことにする。
第2図において、1は磁気テープ、2及び3は互いに1
80゜の角間隔をなす回転磁気ヘツド、4はこれらヘツ
ド2及び3を回転駆動するモータ、5は音声信号用磁気
ヘツド、6はコントロールパルス用磁気ヘツド、7はキ
ヤプスタン、8はその駆動用モータ、9はその回転軸に
設けられた周波数発電機、10はピンチローラ、11は
ベルトである。
80゜の角間隔をなす回転磁気ヘツド、4はこれらヘツ
ド2及び3を回転駆動するモータ、5は音声信号用磁気
ヘツド、6はコントロールパルス用磁気ヘツド、7はキ
ヤプスタン、8はその駆動用モータ、9はその回転軸に
設けられた周波数発電機、10はピンチローラ、11は
ベルトである。
モータ4、従つてヘツド2及び3はフレーム周波数即ち
30Hzで回転させられるもので、記録時には記録すべ
き映像信号の垂直同期信号にその回転位相が同期し、再
生時にはテープ1の送り速度が記録時のそれに一致する
ようにされたときトラツクTsあるいはTLをヘツド2
及び3が正しく走査するように、その回転位相が制御さ
れるが、そのサーボ回路は省略してある。
30Hzで回転させられるもので、記録時には記録すべ
き映像信号の垂直同期信号にその回転位相が同期し、再
生時にはテープ1の送り速度が記録時のそれに一致する
ようにされたときトラツクTsあるいはTLをヘツド2
及び3が正しく走査するように、その回転位相が制御さ
れるが、そのサーボ回路は省略してある。
モータ8の回転数が30Hzとされるときは、テープ1
の送り速度は第1の速度Vsとされ、15Hzとされる
ときは、テープ1の送り速度は第2の速度VLとされる
。
の送り速度は第1の速度Vsとされ、15Hzとされる
ときは、テープ1の送り速度は第2の速度VLとされる
。
周波数発電機9の歯数は例えば12とされ従つてテープ
1の送り速度が第1の速度Vsのときは、これより得ら
れるほぼ正弦波状の信号の周波数は360Hzとなり、
テープ1の送り速度が第2の速度VLのときは、180
Hzとなる。
1の送り速度が第1の速度Vsのときは、これより得ら
れるほぼ正弦波状の信号の周波数は360Hzとなり、
テープ1の送り速度が第2の速度VLのときは、180
Hzとなる。
12〜16はそれぞれ記録再生切換スイツチで、記録時
には接点R側に切り換えられ、再生時には接点P側に切
り換えられる。
には接点R側に切り換えられ、再生時には接点P側に切
り換えられる。
20はモータ8に対する速度制御系で、パルス整形回路
21、単安定マルチバイブレータ22、遅延回路23、
比較用信号形成回路24、サンプリングホールド回路2
5及びサンプリングパルス形成回路26を有しており、
遅延回路23にはスイツチ27が設けられ、また比較用
信号形成回路24に対してもスイツチ28が設けられて
いる。
21、単安定マルチバイブレータ22、遅延回路23、
比較用信号形成回路24、サンプリングホールド回路2
5及びサンプリングパルス形成回路26を有しており、
遅延回路23にはスイツチ27が設けられ、また比較用
信号形成回路24に対してもスイツチ28が設けられて
いる。
40はこの速度制御系20に対して付加された位相制御
系で、一カウンタ41.比較用信号形成ゝ 6回路42
、サンプリングホールド回路43、直流アンプ44及び
トランジスタ45を有している。
系で、一カウンタ41.比較用信号形成ゝ 6回路42
、サンプリングホールド回路43、直流アンプ44及び
トランジスタ45を有している。
100は速度検出回路で、第1〜第3の充放電回路11
0,120,130と、フリツプフロツプ回路140を
有している。
0,120,130と、フリツプフロツプ回路140を
有している。
第1〜第3の充放電回路110,120及び130は、
同様に接続構成されるもので、それぞれ同一部分には、
第1の充放電回路110では110番台の符号を、第2
の充放電回路120では120番台の符号を、第3の充
放電回路130では130番台の符号を、それぞれ付す
ことにする。すなわち、例えば第1の充放電回路110
について説明すると、これは、充放電用のコンデンサ1
11と、このコンデンサ111とともに、その充電時定
数を決定するための抵抗112と、放電回路を形成する
トランジスタ113と、差動的に接続されコンデンサの
充電電圧に応じてオン、オフを反転するトランジスタ1
14及び115と、出力用のトランジスタ116からな
つている。
同様に接続構成されるもので、それぞれ同一部分には、
第1の充放電回路110では110番台の符号を、第2
の充放電回路120では120番台の符号を、第3の充
放電回路130では130番台の符号を、それぞれ付す
ことにする。すなわち、例えば第1の充放電回路110
について説明すると、これは、充放電用のコンデンサ1
11と、このコンデンサ111とともに、その充電時定
数を決定するための抵抗112と、放電回路を形成する
トランジスタ113と、差動的に接続されコンデンサの
充電電圧に応じてオン、オフを反転するトランジスタ1
14及び115と、出力用のトランジスタ116からな
つている。
そして、この場合、各充放電回路110,120及び1
30の充電時定数は互いに異にされ、それぞれコンデン
サ111,121,131の充電電圧がトランジスタ1
14のスレツシヨールド電圧ETまで到達する時間Tl
,t2,t3が例えば、t1:50msecに、T2t
25msecに、T3:30msecに選定される。ま
た第1及び第2の充放電回路110及び120には再生
されたコントロールパルスが供給され、第3の充放電回
路130には第2の充放電回路120の出力が供給され
るようになされている。
30の充電時定数は互いに異にされ、それぞれコンデン
サ111,121,131の充電電圧がトランジスタ1
14のスレツシヨールド電圧ETまで到達する時間Tl
,t2,t3が例えば、t1:50msecに、T2t
25msecに、T3:30msecに選定される。ま
た第1及び第2の充放電回路110及び120には再生
されたコントロールパルスが供給され、第3の充放電回
路130には第2の充放電回路120の出力が供給され
るようになされている。
まず、記録時について説明すると、記録時には、テープ
1の送り速度は手動の操作により切り換える。即ち、1
時間記録をしようとするときは、スイツチ50を接点S
側に切り換える。
1の送り速度は手動の操作により切り換える。即ち、1
時間記録をしようとするときは、スイツチ50を接点S
側に切り換える。
スイツチ50が接点S側に切り換えられると、第1の充
放電回路110のトランジスタ113のベース電位は低
く、このトランジスタ113がオフであるからコンデン
サ111に充電電流が流れ、トランジスタ114のベー
ス電位が電圧ET以上になつてこのトランジスタ114
がオンとなり、従つてトランジスタ116のベース電位
が低くなつてこのトランジスタ116がオンとなるから
、この第1の充放電回路110の出力信号Sxは「1」
になる。そしてこれによりフリツプフロツプ回路140
のセツト側のトランジスタ143及び144がオフとな
り、従つて出力信号Fsは「O」になり、一方、このと
きトランジスタ141及び142はオフとなるから、出
力信号FRは「1」になる。従つて出力信号FRにより
スイツチ60が接点S側に切り換えられて、入力端61
よりの映像信号が1時間記録用記録回路62Sを通じて
ヘツド2及び3に供給され、また記録回路70が1時間
記録側に切り換えられて入力端71よりの音声信号がこ
の記録回路70を通じて音声信号用ヘツド5に供給され
る。また、周波数発電機9よりのほぼ正弦波状の信号が
パルス整形回路21に供給されて、矩形状のパルスPA
(第3図A)が得られ、これが単安定マルチバイブレー
タ22に供給されて一定パルス巾のパルスPB(第3図
B)が形成され、これが遅延回路23に供給される。
放電回路110のトランジスタ113のベース電位は低
く、このトランジスタ113がオフであるからコンデン
サ111に充電電流が流れ、トランジスタ114のベー
ス電位が電圧ET以上になつてこのトランジスタ114
がオンとなり、従つてトランジスタ116のベース電位
が低くなつてこのトランジスタ116がオンとなるから
、この第1の充放電回路110の出力信号Sxは「1」
になる。そしてこれによりフリツプフロツプ回路140
のセツト側のトランジスタ143及び144がオフとな
り、従つて出力信号Fsは「O」になり、一方、このと
きトランジスタ141及び142はオフとなるから、出
力信号FRは「1」になる。従つて出力信号FRにより
スイツチ60が接点S側に切り換えられて、入力端61
よりの映像信号が1時間記録用記録回路62Sを通じて
ヘツド2及び3に供給され、また記録回路70が1時間
記録側に切り換えられて入力端71よりの音声信号がこ
の記録回路70を通じて音声信号用ヘツド5に供給され
る。また、周波数発電機9よりのほぼ正弦波状の信号が
パルス整形回路21に供給されて、矩形状のパルスPA
(第3図A)が得られ、これが単安定マルチバイブレー
タ22に供給されて一定パルス巾のパルスPB(第3図
B)が形成され、これが遅延回路23に供給される。
遅延回路23においては上述のスイツチ27が信号FR
により接点S側に切り換えられ、パルスP3によりトラ
ンジスタ29がオンとなつた直後より、コンデンサ30
に対して、抵抗31Sとコンデンサ30により決まる時
定数で充電がなされ、一定時間γ1たつとこれが所定電
位に達してトランジスタ32がオン、従つてトランジス
タ33がオフ一なり、トランジスタ34がオフとなつて
、この遅延回路23よりはパルスPBO後縁より一定時
間γ1の間「1」となる信号PO(第3図C)が得られ
る。この信号Pcは比較用信号形成回路24に供給され
、スイツチ28が信号FRにより接点S側に切り換えら
れるので、コンデンサ35Sにより決まる傾斜の比較用
三角波信号PD(第3図D)がこの比較用信号形成回路
24にて形成される。そしてこの信号PDはサンプリン
グホールド回路25に供給され、一方、パルスPAがサ
ンプリングパルス形成回路26に供給されてサンプリン
グパルスPE(第3図E)が形成され、これがサンプリ
ングホールド回路25に供給されて、信号PDの傾斜部
分がパルスPEによりサンプリングされ、サンプリング
ホールド電圧PF(第3図F)が得られる。そしてこの
電圧PFが直流アンプ36を介してモータ8に供給され
、上述のγ1なる時間に応じて1駆動用モータ8が30
Hzで回転するように、従つて周波数発電機9よりの信
号即ちパルスPAの周波数が360Hzとなるように制
御される。同時に、この360HzのパルスPA(第5
図A)が責カウンタ41に供給されて60Hzのパルス
PG(第5図B)が形成され、これが比較用信号形成回
路42に供給されて比較用台形波信号PH(第5図C)
が形成され、これがサンプリングホールド回路43に供
給される。一方、入力端61よりの映像信号がコントロ
ールパルス形成回路80に供給されて30Hzのコント
ロールパルスが形成され、これがサンプリングパルス形
成回路81に供給されて30Hzのサンプリングパルス
PI(第5図D)が形成され、これがサンプリングホー
ルド回路43に供給されて、信号PHの1つおきの台形
波の傾斜部分がパルスPIによりサンプリングされ、サ
ンプリングホールド電圧PJ(第5図E)が得られる。
そしてこの電圧PJが直流アンプ44を介してトランジ
スタ45に供給され、そのエミツタ側の抵抗46及び4
7の接続点よりスイツチ27に供給される。従つて、こ
の電圧P,により上述の遅延回路23の出力信号Pcの
「1」となる時間巾γ1が制御され、キヤプスタン7の
回転位相は記録すべき映像信号より得られた30Hzの
基準信号に同期するようになる。このようにされること
により、テープ1には1時間記録がなされる。この場合
、フリツプフロツプ回路140の出力信号FRが「1」
となることにより、ランプ90Sが点灯し、1時間記録
であることが表示される。
により接点S側に切り換えられ、パルスP3によりトラ
ンジスタ29がオンとなつた直後より、コンデンサ30
に対して、抵抗31Sとコンデンサ30により決まる時
定数で充電がなされ、一定時間γ1たつとこれが所定電
位に達してトランジスタ32がオン、従つてトランジス
タ33がオフ一なり、トランジスタ34がオフとなつて
、この遅延回路23よりはパルスPBO後縁より一定時
間γ1の間「1」となる信号PO(第3図C)が得られ
る。この信号Pcは比較用信号形成回路24に供給され
、スイツチ28が信号FRにより接点S側に切り換えら
れるので、コンデンサ35Sにより決まる傾斜の比較用
三角波信号PD(第3図D)がこの比較用信号形成回路
24にて形成される。そしてこの信号PDはサンプリン
グホールド回路25に供給され、一方、パルスPAがサ
ンプリングパルス形成回路26に供給されてサンプリン
グパルスPE(第3図E)が形成され、これがサンプリ
ングホールド回路25に供給されて、信号PDの傾斜部
分がパルスPEによりサンプリングされ、サンプリング
ホールド電圧PF(第3図F)が得られる。そしてこの
電圧PFが直流アンプ36を介してモータ8に供給され
、上述のγ1なる時間に応じて1駆動用モータ8が30
Hzで回転するように、従つて周波数発電機9よりの信
号即ちパルスPAの周波数が360Hzとなるように制
御される。同時に、この360HzのパルスPA(第5
図A)が責カウンタ41に供給されて60Hzのパルス
PG(第5図B)が形成され、これが比較用信号形成回
路42に供給されて比較用台形波信号PH(第5図C)
が形成され、これがサンプリングホールド回路43に供
給される。一方、入力端61よりの映像信号がコントロ
ールパルス形成回路80に供給されて30Hzのコント
ロールパルスが形成され、これがサンプリングパルス形
成回路81に供給されて30Hzのサンプリングパルス
PI(第5図D)が形成され、これがサンプリングホー
ルド回路43に供給されて、信号PHの1つおきの台形
波の傾斜部分がパルスPIによりサンプリングされ、サ
ンプリングホールド電圧PJ(第5図E)が得られる。
そしてこの電圧PJが直流アンプ44を介してトランジ
スタ45に供給され、そのエミツタ側の抵抗46及び4
7の接続点よりスイツチ27に供給される。従つて、こ
の電圧P,により上述の遅延回路23の出力信号Pcの
「1」となる時間巾γ1が制御され、キヤプスタン7の
回転位相は記録すべき映像信号より得られた30Hzの
基準信号に同期するようになる。このようにされること
により、テープ1には1時間記録がなされる。この場合
、フリツプフロツプ回路140の出力信号FRが「1」
となることにより、ランプ90Sが点灯し、1時間記録
であることが表示される。
次に2時間記録をしようとするときは、スイツチ50を
接点L側に切り換える。スイツチ50が接点L側に切り
換えられると、+12Vの直流電圧がダイオード151
及び抵抗152を通じてフリツプフロツプ回路140の
りセツト側のトランジスタ141のベースに供給されて
、このトランジスタ141及び142がオンとなり、こ
のトランジスタ141及び142のコレクタの接続点に
得られる出力信号FRが「O」になり、一方、このとき
トランジスタ143及び144がオフとなるから、この
トランジスタ143及び144のコレクタの接続点に得
られる出力信号Fsは「1」になる。
接点L側に切り換える。スイツチ50が接点L側に切り
換えられると、+12Vの直流電圧がダイオード151
及び抵抗152を通じてフリツプフロツプ回路140の
りセツト側のトランジスタ141のベースに供給されて
、このトランジスタ141及び142がオンとなり、こ
のトランジスタ141及び142のコレクタの接続点に
得られる出力信号FRが「O」になり、一方、このとき
トランジスタ143及び144がオフとなるから、この
トランジスタ143及び144のコレクタの接続点に得
られる出力信号Fsは「1」になる。
なお、このとき、第1の充放電回路110の出力信号が
フリツプフロツプ回路140のセツト側のトランジスタ
144に供給されているが、+12Vの直流電圧がダイ
オード153及び抵抗154を通じて第1の充放電回路
110のトランジスタ113のベースに供給されて、こ
のトランジスタ113がオンとなり、従つてコンデンサ
111には充電電流は流れないから、トランジスタ11
4のベース電位は低く、このトランジスタ114がオフ
、従つて出力用トランジスタ116もオフとなり、この
第1の充放電回路の出力信号Sxは「O]となるからフ
リツプフロツプ回路140の状態が反転するようなこと
はない。
フリツプフロツプ回路140のセツト側のトランジスタ
144に供給されているが、+12Vの直流電圧がダイ
オード153及び抵抗154を通じて第1の充放電回路
110のトランジスタ113のベースに供給されて、こ
のトランジスタ113がオンとなり、従つてコンデンサ
111には充電電流は流れないから、トランジスタ11
4のベース電位は低く、このトランジスタ114がオフ
、従つて出力用トランジスタ116もオフとなり、この
第1の充放電回路の出力信号Sxは「O]となるからフ
リツプフロツプ回路140の状態が反転するようなこと
はない。
従つてスイツチ60が接点L側に切り換えられて、入力
端61よりの映像信号が2時間記録用記録回路62Lを
通じてヘツド2及び3に供給され、また記録回路70が
2時間記録側に切り換えられて入力端71よりの音声信
号がこの記録回路70を通じてヘツド5に供給される。
端61よりの映像信号が2時間記録用記録回路62Lを
通じてヘツド2及び3に供給され、また記録回路70が
2時間記録側に切り換えられて入力端71よりの音声信
号がこの記録回路70を通じてヘツド5に供給される。
一方、速度制御系20においては、その遅延回路23の
スイツチ27が接点L側に切り換えられて、コンデンサ
30に対する充電の時定数が抵抗31Lとコンデンサ3
0で決まり、これにより遅延回路23の出力信号Pcの
「1」の時間巾は上述のγ1より大きいγ2とされ、ま
たスイツチ28も接点L側に切り換えられて比較用信号
形成回路24にて形成される比較用三角波信号PDの傾
斜はコンデンサ35Lで決まるようになる。
スイツチ27が接点L側に切り換えられて、コンデンサ
30に対する充電の時定数が抵抗31Lとコンデンサ3
0で決まり、これにより遅延回路23の出力信号Pcの
「1」の時間巾は上述のγ1より大きいγ2とされ、ま
たスイツチ28も接点L側に切り換えられて比較用信号
形成回路24にて形成される比較用三角波信号PDの傾
斜はコンデンサ35Lで決まるようになる。
従つて、第3図A−Fに対応して第4図A−Fに示すよ
うに、このとき、ギアブタン7の1駆割用モータ8が1
5Hzで回転するように、従つて周波数発電機9よりの
信号即ちパルスPAの周波数が180Hzとなるように
制御される。同時に、位相制御系40においては、パル
スPAの周波数が180Hzとされることによりnカウ
ンタ41の出力パルスP。
うに、このとき、ギアブタン7の1駆割用モータ8が1
5Hzで回転するように、従つて周波数発電機9よりの
信号即ちパルスPAの周波数が180Hzとなるように
制御される。同時に、位相制御系40においては、パル
スPAの周波数が180Hzとされることによりnカウ
ンタ41の出力パルスP。
の周波数は30Hzとなり、従つて比較用信号形成回路
42にて形成される比較用台形波信号PHの周波数も3
0Hzとなり、各台形波の傾斜部分がパルスP工により
サンプリングされるようになる。従つて、このときも上
述の遅延回路23の出力信号Pcの「1」となる時間巾
γ2が制御されて、キヤプスタン7の回転位相は記録す
べき映像信号より得られた30Hzの基準信号に同期す
るようになる。このようにされることにより、テープ1
には2時間記録がなされる。
42にて形成される比較用台形波信号PHの周波数も3
0Hzとなり、各台形波の傾斜部分がパルスP工により
サンプリングされるようになる。従つて、このときも上
述の遅延回路23の出力信号Pcの「1」となる時間巾
γ2が制御されて、キヤプスタン7の回転位相は記録す
べき映像信号より得られた30Hzの基準信号に同期す
るようになる。このようにされることにより、テープ1
には2時間記録がなされる。
この場合、フリツプフロツプ回路140の出力信号Fs
が[1」となることにより、ランプ90Lが点灯し、2
時間記録であることが表示される。
が[1」となることにより、ランプ90Lが点灯し、2
時間記録であることが表示される。
上述の各記録時、回路80よりの30Hzのコントロー
ルパルスがアンプ82を通じてヘツド6に供給されて、
その記録跡が、1時間記録のときはPsなるピツチで、
2時間記録のときはPL=下Psなるピツチで、それぞ
れ形成される。なお、映像信号用の記録回路62S及び
62Lの切り換えは、主としてプリエンフアシスと周波
数偏移の切り換えであり、また音声信号用の記録回路7
0ではイコライザ及び記録バイアス電流の切り換えがな
される。
ルパルスがアンプ82を通じてヘツド6に供給されて、
その記録跡が、1時間記録のときはPsなるピツチで、
2時間記録のときはPL=下Psなるピツチで、それぞ
れ形成される。なお、映像信号用の記録回路62S及び
62Lの切り換えは、主としてプリエンフアシスと周波
数偏移の切り換えであり、また音声信号用の記録回路7
0ではイコライザ及び記録バイアス電流の切り換えがな
される。
次に再生時について説明しよう。
速度制御系20及び位相制御系40は、記録時と全く同
様の動作をするもので、ただし位相制御系40のサンプ
リングホールド回路43に供給されるサンプリングパル
スとしての30Hzの基準信号は発振器83より得られ
る。
様の動作をするもので、ただし位相制御系40のサンプ
リングホールド回路43に供給されるサンプリングパル
スとしての30Hzの基準信号は発振器83より得られ
る。
そして、ヘツド6にて再生されたコントロールパルスS
c(第6図A)は、アンプ84を通じて速度検出回路1
00に供給される。
c(第6図A)は、アンプ84を通じて速度検出回路1
00に供給される。
すなわち、コントロールパルスScは、第1及び第2の
充放電回路110及び120のトランジスタ113及び
123のベースに、それぞれコンデンサ155及び15
6を介して供給され、これらトランジスタ113及び1
23がコントロールパルスScのパルス区間だけオンと
なり、それぞれコンデンサ111及び121に充電され
た電荷がこれらを介して放電される。
充放電回路110及び120のトランジスタ113及び
123のベースに、それぞれコンデンサ155及び15
6を介して供給され、これらトランジスタ113及び1
23がコントロールパルスScのパルス区間だけオンと
なり、それぞれコンデンサ111及び121に充電され
た電荷がこれらを介して放電される。
コントロールパルスScのパルス区間以外の区間となつ
てトランジスタ113及び123がオフになると、コン
デンサ111及び121はこれらと抵抗112及び12
2とで決まる時定数で充電され、トランジスタ114の
ベース電圧EBl及びトランジスタ124のベース電圧
EB2(第6図B)は徐々に上がる。
てトランジスタ113及び123がオフになると、コン
デンサ111及び121はこれらと抵抗112及び12
2とで決まる時定数で充電され、トランジスタ114の
ベース電圧EBl及びトランジスタ124のベース電圧
EB2(第6図B)は徐々に上がる。
そして、トランジスタ114のベース電圧EBlが一定
電圧E,以上になるとトランジスタ114がオン、トラ
ンジスタ115がオフとなり、トランジスタ114のコ
レクタ電位は低くなるから出力用トランジスタ116は
オンとなり、第1の充放電回路110の出力信号Sx(
第6図C)は[1」となる。
電圧E,以上になるとトランジスタ114がオン、トラ
ンジスタ115がオフとなり、トランジスタ114のコ
レクタ電位は低くなるから出力用トランジスタ116は
オンとなり、第1の充放電回路110の出力信号Sx(
第6図C)は[1」となる。
これがフリツプフロツプ回路140のセツト側のトラン
ジスタ144のベースに供給され、このトランジスタ1
44とトランジスタ143がオンとなり信号Fs(第6
図G)は「O]、信号FR(第6図H)は「1」となる
。同様にして、第2の充放電回路120のトランジスタ
124のベース電圧EB2が一定時間T2だけ経過後、
電圧ET以上になると、トランジスタ124がオン、ト
ランジスタ125がオフ、従つて出力用トランジスタ1
26はオンとなり、この第2の充放電回路120の出力
信号SY(第6図D)は「1」となり、これが第3の充
放電回路130のトランジスタ133に供給される。
ジスタ144のベースに供給され、このトランジスタ1
44とトランジスタ143がオンとなり信号Fs(第6
図G)は「O]、信号FR(第6図H)は「1」となる
。同様にして、第2の充放電回路120のトランジスタ
124のベース電圧EB2が一定時間T2だけ経過後、
電圧ET以上になると、トランジスタ124がオン、ト
ランジスタ125がオフ、従つて出力用トランジスタ1
26はオンとなり、この第2の充放電回路120の出力
信号SY(第6図D)は「1」となり、これが第3の充
放電回路130のトランジスタ133に供給される。
この場合、信号SYの「O」の区間、すなわち、時間T
2は、第3の充放電回路130で、充電電圧がスレツシ
ヨールド電圧ETまで到達する時間T3より小さいから
、トランジスタ134のベース電圧EB3(第6図E)
はスレツシヨールド電圧ET以上にならず、その出力信
号Sz(第6図F)は「O」である。また第2の充放電
回路120のトランジスタ124のベース電圧EB2が
電圧ET以上にならないときには、出力信号SYは「1
」とならず、従つて第3の充放電回路130のトランジ
スタ133はオンとならずオフであるから、トランジス
タ134のベース電圧EB3は電圧ET以上となつて、
その出力信号Szが「1」となり、これがフリツプフロ
ツプ回路140のりセツト側のトランジスタ141に供
給されて、このトランジスタ141及びトランジスタ1
42がオンとなり、信号Fsは「1」、信号FRは[0
」となる。
2は、第3の充放電回路130で、充電電圧がスレツシ
ヨールド電圧ETまで到達する時間T3より小さいから
、トランジスタ134のベース電圧EB3(第6図E)
はスレツシヨールド電圧ET以上にならず、その出力信
号Sz(第6図F)は「O」である。また第2の充放電
回路120のトランジスタ124のベース電圧EB2が
電圧ET以上にならないときには、出力信号SYは「1
」とならず、従つて第3の充放電回路130のトランジ
スタ133はオンとならずオフであるから、トランジス
タ134のベース電圧EB3は電圧ET以上となつて、
その出力信号Szが「1」となり、これがフリツプフロ
ツプ回路140のりセツト側のトランジスタ141に供
給されて、このトランジスタ141及びトランジスタ1
42がオンとなり、信号Fsは「1」、信号FRは[0
」となる。
そして、この場合、1時間記録の状態で記録されたテー
プあるいはテープ部分を2時間再生した場合には、再生
されたコントロールパルスS。
プあるいはテープ部分を2時間再生した場合には、再生
されたコントロールパルスS。
の周波数が15Hz従つて周期が66.6msecとな
る。このときには、第1の充放電回路110の出力信号
Sx(第6図C)及び第2の充放電回路120の出力信
号SY(第6図D)が「o」から[1」になるから、第
3の充放電回路130の出力信号Sz(第6図E)「O
」で、フリツプフロツプ回路140の一方の信号Fsが
「1」から「O」に、他方の信号FRが「0」から「1
」になる。1時間記録の状態で記録されたテープあるい
はテープ部分を1時間再生する場合及び2時間記録の状
態で記録されたテープあるいはテープ部分を2時間再生
する場合には、再生されたコントロールパルスScの周
波数は正規の30Hz従つて周期は33.3msecと
なる。
る。このときには、第1の充放電回路110の出力信号
Sx(第6図C)及び第2の充放電回路120の出力信
号SY(第6図D)が「o」から[1」になるから、第
3の充放電回路130の出力信号Sz(第6図E)「O
」で、フリツプフロツプ回路140の一方の信号Fsが
「1」から「O」に、他方の信号FRが「0」から「1
」になる。1時間記録の状態で記録されたテープあるい
はテープ部分を1時間再生する場合及び2時間記録の状
態で記録されたテープあるいはテープ部分を2時間再生
する場合には、再生されたコントロールパルスScの周
波数は正規の30Hz従つて周期は33.3msecと
なる。
このときには、充放電回路110において、トランジス
タ114のベース電圧EBl(第6図B)は電圧ET以
上にならないから出力信号Sxは「1」にならず、従つ
てフリツプフロツプ回路140はセツトされない。また
、充放電回路120においてはトランジスタ124のベ
ース電圧EB2(第6図B)は電圧ET以上になり、従
つて信号SYは一定時間T2の後に「1」となるから、
第3の充放電回路130の出力信号Szは「0]でりセ
ツトもされない。従つてフリツプフロツプ回路140は
、そのときの状態を保持し、1時間再生のときには信号
Fsは「0」、信号FRは「1」で、2時間再生のとき
には信号Fsは「1」、信号FRは「0」である。2時
間記録の状態で記録されたテープあるいはテープ部分を
1時間再生した場合には、再生されたコントロールパル
スScの周波数が60Hz従つて周期が16.6mse
cとなる。
タ114のベース電圧EBl(第6図B)は電圧ET以
上にならないから出力信号Sxは「1」にならず、従つ
てフリツプフロツプ回路140はセツトされない。また
、充放電回路120においてはトランジスタ124のベ
ース電圧EB2(第6図B)は電圧ET以上になり、従
つて信号SYは一定時間T2の後に「1」となるから、
第3の充放電回路130の出力信号Szは「0]でりセ
ツトもされない。従つてフリツプフロツプ回路140は
、そのときの状態を保持し、1時間再生のときには信号
Fsは「0」、信号FRは「1」で、2時間再生のとき
には信号Fsは「1」、信号FRは「0」である。2時
間記録の状態で記録されたテープあるいはテープ部分を
1時間再生した場合には、再生されたコントロールパル
スScの周波数が60Hz従つて周期が16.6mse
cとなる。
このときには、第1の充放電回路110のトランジスタ
114のベース電圧EBlは電圧ET以上にならないか
らフリツプフロツプ回路140はセツトされない。そし
て第2の充放電回路120のトランジスタ124のベー
ス電圧EB2も電圧ET以上とならず、従つて信号SY
は「O」の状態となるから、第3の充放電回路130の
トランジスタ134のベース電圧が電圧ET以上になり
、従つて出力信号Szは「1」となり、フリツプフロツ
プ回路140はりセツトされるから、信号Fsは「0」
から「1」に、信号FRは「1」から「O」にそれぞれ
反転する。なお、第1及び第3の充放電回路110及び
130の出力側にコンデンサ117及び137が設けら
れているが、これは誤動作を防止するため、フリツプフ
ロツプ回路140に供給される信号Sx及びSzの立上
りに時定数をもたせるものである。
114のベース電圧EBlは電圧ET以上にならないか
らフリツプフロツプ回路140はセツトされない。そし
て第2の充放電回路120のトランジスタ124のベー
ス電圧EB2も電圧ET以上とならず、従つて信号SY
は「O」の状態となるから、第3の充放電回路130の
トランジスタ134のベース電圧が電圧ET以上になり
、従つて出力信号Szは「1」となり、フリツプフロツ
プ回路140はりセツトされるから、信号Fsは「0」
から「1」に、信号FRは「1」から「O」にそれぞれ
反転する。なお、第1及び第3の充放電回路110及び
130の出力側にコンデンサ117及び137が設けら
れているが、これは誤動作を防止するため、フリツプフ
ロツプ回路140に供給される信号Sx及びSzの立上
りに時定数をもたせるものである。
このようにされることによつて、上述のスイツチ27及
び28が切り換えられて再生時の送り速度は自動的に記
録時の送り速度に一致するようにされる。
び28が切り換えられて再生時の送り速度は自動的に記
録時の送り速度に一致するようにされる。
即ち1時間記録により記録されたテープを再生するとき
は1時間再生の状態とされ、2時間記録により記録され
たテープを再生するときは2時間再生の状態とされる。
そして1時間記録のものを1時間再生するときは、信号
FRが「1]であるから、スイツチ回路63が接点S側
に切り換えられて、ヘツド2及び3よりの再生映像信号
が1時間用再生回路64』を通じスイツチ65を通じて
出力端66に導拍され、また再生回路72が1時間側に
切り換えられて、ヘツド5よりの再生音声信号がこの再
生回路72を通じスイツチ75を通じて出力端76に導
出される。
は1時間再生の状態とされ、2時間記録により記録され
たテープを再生するときは2時間再生の状態とされる。
そして1時間記録のものを1時間再生するときは、信号
FRが「1]であるから、スイツチ回路63が接点S側
に切り換えられて、ヘツド2及び3よりの再生映像信号
が1時間用再生回路64』を通じスイツチ65を通じて
出力端66に導拍され、また再生回路72が1時間側に
切り換えられて、ヘツド5よりの再生音声信号がこの再
生回路72を通じスイツチ75を通じて出力端76に導
出される。
また、2時間記録のものを2時間再生するときは、信号
FRが「0]であるから、スイツチ回路63が接点L側
に切り換えられて、再生映像信号が2時間用再生回路6
4Lを通じスイツチ65を通じて出力端66に導出され
、また再生回路72が2時間側に切り換えられて、再生
音声信号がこの再生回路72を通じスイツチ75を通じ
て出力端76に導出される。
FRが「0]であるから、スイツチ回路63が接点L側
に切り換えられて、再生映像信号が2時間用再生回路6
4Lを通じスイツチ65を通じて出力端66に導出され
、また再生回路72が2時間側に切り換えられて、再生
音声信号がこの再生回路72を通じスイツチ75を通じ
て出力端76に導出される。
この映像信号用の再生回路64S及び64Lの切り換え
は、主としてデイエンフアシスの切り換えであり、また
音声信号用の再生回路72ではイコライザの切り換えが
なされる。
は、主としてデイエンフアシスの切り換えであり、また
音声信号用の再生回路72ではイコライザの切り換えが
なされる。
ところで、上述のように1時間記録されたものを2時間
再生した際、信号FRが「1」に立上ることにより、微
分回路91Sより正の微分パルスが得られ、これがダイ
オード92Sを介して単安定マルチバイブレータ93に
供給されて、その出力が一定時間例えば1〜2秒の間「
1」となり、これによりこの1〜2秒の間スイツチ回路
65及び75がオフとされて、正規の1時間再生の状態
にされる頭初再生映像信号及び再生音声信号がミユーテ
イングされる。
再生した際、信号FRが「1」に立上ることにより、微
分回路91Sより正の微分パルスが得られ、これがダイ
オード92Sを介して単安定マルチバイブレータ93に
供給されて、その出力が一定時間例えば1〜2秒の間「
1」となり、これによりこの1〜2秒の間スイツチ回路
65及び75がオフとされて、正規の1時間再生の状態
にされる頭初再生映像信号及び再生音声信号がミユーテ
イングされる。
また、2時間記録されたものを1時間再生した際、信号
Fsが「1」に立上ることにより、微分回路91Lより
正の微分パルスが得られ、これがダイオード92Lを介
して同じ単安定マルチバイブレータ93に供給されて、
同様に正規の2時間再生の状態にされる頭初再生映像信
号及び再生音声信号がミユーテイングされる。
Fsが「1」に立上ることにより、微分回路91Lより
正の微分パルスが得られ、これがダイオード92Lを介
して同じ単安定マルチバイブレータ93に供給されて、
同様に正規の2時間再生の状態にされる頭初再生映像信
号及び再生音声信号がミユーテイングされる。
なお、再生時においても、ランプ90Sあるいは90L
の点灯により1時間再生あるいは2時間再生の状態が表
示される。
の点灯により1時間再生あるいは2時間再生の状態が表
示される。
なお、キヤプスタン7の駆動用モータ8に対してブレー
キ装置を設け、1時間再生の状態から2時間再生の状態
に、即ちテープ1の送り速度が第1の速度Vsからその
iの第2の速度VLに切り換えられる際、上述のフリツ
プフロツプ回路140の出力信号に基いてモータ8にブ
レーキがかけられて、早く第2の速度VLに達するよう
にすることもできる。
キ装置を設け、1時間再生の状態から2時間再生の状態
に、即ちテープ1の送り速度が第1の速度Vsからその
iの第2の速度VLに切り換えられる際、上述のフリツ
プフロツプ回路140の出力信号に基いてモータ8にブ
レーキがかけられて、早く第2の速度VLに達するよう
にすることもできる。
ミユーテイングは上述のように一定時間ではなく、送り
速度が安定するまでなされるようにしてもよい。
速度が安定するまでなされるようにしてもよい。
また、記録時もミユーテイングするようにしてもよい。
以上述べたように本発明による記録再生機によれば、簡
単な構成によつて、再生コントロールパルスの周波数を
判別することができ、その検出出力によつて常に記録時
と同じテープの送り速度で自動的に再生されるようにで
きる。
単な構成によつて、再生コントロールパルスの周波数を
判別することができ、その検出出力によつて常に記録時
と同じテープの送り速度で自動的に再生されるようにで
きる。
また、本発明による記録再生機の速度検出回路によれば
、フリツプフロツプ回路140に供給されるセツト信号
及びりセツト信号は[1」か[0」のデジタル的なもの
であるから、コントロールパルスの周期従つて速度の検
出の信頼性が向上する。
、フリツプフロツプ回路140に供給されるセツト信号
及びりセツト信号は[1」か[0」のデジタル的なもの
であるから、コントロールパルスの周期従つて速度の検
出の信頼性が向上する。
また、本発明によれば常に適正な再生速度で再生される
ので、再生時何等わずられしい操作をする必要がない。
なお、上述の例においては第1〜第3の充放電回路の充
電時定数を変えるようにしたが、放電時定数を変えるよ
うにしてもよい。
ので、再生時何等わずられしい操作をする必要がない。
なお、上述の例においては第1〜第3の充放電回路の充
電時定数を変えるようにしたが、放電時定数を変えるよ
うにしてもよい。
第1図はテープの送り速度を二通りに切り換える場合の
記録パターンを説明するための図、第2図は本発明によ
る記録再生機の一例の系統図、第3図〜第6図はその説
明のための波形図である。 1は磁気テープ、2及び3は回転磁気ヘツド、6はコン
トロールパルス用磁気ヘツド、7はキヤプスタン、8は
その駆動用モータ、9は周波数発電機、41はカウンタ
、61は映像信号の入力端、62S及び62Lは映像信
号用記録回路、64S及び64Lは映像信号用再生回路
、65はミユーテイング用スイツチ、66は映像信号の
出力端、100は速度検出回路で、110,120,1
30はその第1、第2、第3の充放電回路、140はフ
リツプフロツプ回路である。
記録パターンを説明するための図、第2図は本発明によ
る記録再生機の一例の系統図、第3図〜第6図はその説
明のための波形図である。 1は磁気テープ、2及び3は回転磁気ヘツド、6はコン
トロールパルス用磁気ヘツド、7はキヤプスタン、8は
その駆動用モータ、9は周波数発電機、41はカウンタ
、61は映像信号の入力端、62S及び62Lは映像信
号用記録回路、64S及び64Lは映像信号用再生回路
、65はミユーテイング用スイツチ、66は映像信号の
出力端、100は速度検出回路で、110,120,1
30はその第1、第2、第3の充放電回路、140はフ
リツプフロツプ回路である。
Claims (1)
- 1 記録媒体の送り速度が第1の速度と第2の速度とで
切換えられて情報信号及びコントロール信号が記録され
、上記記録媒体から上記情報信号及びコントロール信号
が上記第1あるいは第2の速度で再生されるものにおい
て、第1、第2及び第3の充電(放電)時定数を有し、
それぞれの充電電圧が一定電圧以上になつたときに検出
出力が得られる第1、第2及び第3の充放電回路が設け
られ、上記第1の充電(放電)時定数は上記第2及び第
3の充電(放電)時定数より大きく選定され、上記第2
の充電(放電)時定数は第3の充電(放電)時定数より
小さく選定され、上記第1及び第2の充放電回路には再
生された上記コントロール信号が供給され、上記第3の
充放電回路には上記第2の充放電回路の出力が供給され
て、上記第1及び第2の充放電回路の出力により上記記
録媒体の再生時の送り速度が自動的に記録時の送り速度
と等しくなるように切換えられるようになされた記録再
生機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51085534A JPS5939817B2 (ja) | 1976-07-16 | 1976-07-16 | 記録再生機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51085534A JPS5939817B2 (ja) | 1976-07-16 | 1976-07-16 | 記録再生機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5311007A JPS5311007A (en) | 1978-02-01 |
| JPS5939817B2 true JPS5939817B2 (ja) | 1984-09-26 |
Family
ID=13861539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51085534A Expired JPS5939817B2 (ja) | 1976-07-16 | 1976-07-16 | 記録再生機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5939817B2 (ja) |
-
1976
- 1976-07-16 JP JP51085534A patent/JPS5939817B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5311007A (en) | 1978-02-01 |
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