JPS5939670B2 - 断熱扉 - Google Patents
断熱扉Info
- Publication number
- JPS5939670B2 JPS5939670B2 JP51145960A JP14596076A JPS5939670B2 JP S5939670 B2 JPS5939670 B2 JP S5939670B2 JP 51145960 A JP51145960 A JP 51145960A JP 14596076 A JP14596076 A JP 14596076A JP S5939670 B2 JPS5939670 B2 JP S5939670B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- gasket
- plate
- mounting base
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D23/00—General constructional features
- F25D23/08—Parts formed wholly or mainly of plastics materials
- F25D23/082—Strips
- F25D23/087—Sealing strips
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は断熱箱体の開口を該開口縁部に密着するガスケ
ットにて気密に保持する断熱扉を提供するものであり、
本発明の断熱扉は、扉内板に断熱材としての発泡性ポリ
ウレタンの如き合成樹脂から発生するフレオンガスに侵
蝕される材料を用いた場合においてもその侵蝕現象がな
い構造にできると共に従来扉内板を扉外板に螺子止めし
ていた構造を廃止することにより断熱材を扉内板と扉外
板との間の特定された空間に現場発泡方式にて充填して
断熱材の漏洩のないかつ断熱効果の優れた断熱扉とする
ことができるものである。
ットにて気密に保持する断熱扉を提供するものであり、
本発明の断熱扉は、扉内板に断熱材としての発泡性ポリ
ウレタンの如き合成樹脂から発生するフレオンガスに侵
蝕される材料を用いた場合においてもその侵蝕現象がな
い構造にできると共に従来扉内板を扉外板に螺子止めし
ていた構造を廃止することにより断熱材を扉内板と扉外
板との間の特定された空間に現場発泡方式にて充填して
断熱材の漏洩のないかつ断熱効果の優れた断熱扉とする
ことができるものである。
またガスケットの取付けも断熱材の充填の終了にて同時
に取付けが終了するものであり、ガスケットの取付けの
ため従来必要であった螺子とかガスケットの取付基部を
挿入する溝等は全く不必要にできるものである。
に取付けが終了するものであり、ガスケットの取付けの
ため従来必要であった螺子とかガスケットの取付基部を
挿入する溝等は全く不必要にできるものである。
またガスケットが断熱扉の開閉によって老化し破損した
場合の交換も極めて賽易に行えて再び新しいガスケット
を強固に支持できる構造になっているため、アフターサ
ービスの点でも非常に優れたものである。
場合の交換も極めて賽易に行えて再び新しいガスケット
を強固に支持できる構造になっているため、アフターサ
ービスの点でも非常に優れたものである。
本発明は上記の如き各利点を備えた断熱扉を提供するも
のであって、以下その詳細について説明する。
のであって、以下その詳細について説明する。
1は冷蔵庫、冷凍庫、温蔵庫等の如く庫内を一定の温度
範囲に維持するための恒温庫の断熱箱体で、外箱2とこ
れに組合わせた内箱3と、これら外箱2と内箱3との空
間に断熱材4を充填して構成している。
範囲に維持するための恒温庫の断熱箱体で、外箱2とこ
れに組合わせた内箱3と、これら外箱2と内箱3との空
間に断熱材4を充填して構成している。
5は断熱箱体1の開口6をこの開口の縁部1に密着する
ガスケット8にて気密に保持する断熱扉で次の構成にな
っている。
ガスケット8にて気密に保持する断熱扉で次の構成にな
っている。
即ち、前面壁9の周囲の端部9Aから扉5の厚さ方向へ
延在した側壁(この側壁とは上下及び左右のいずれの壁
でもよい)10とこの側壁10の端部から扉の内方へ略
直角に折曲したフランジ11とを有した扉外板12と、
ガスケット8の扉5への取付基部13をフランジ11と
の間にフランジ11と共同して挾持する挾持端部14を
有して扉外板9との間に断熱空間15を形成する扉内板
16と、断熱空間15を扉外板9側の空間17と扉内板
16側の空間18とに分割するよう扉内板の挾持端部1
4付近において扉内板16に固定板19を螺子21にて
螺着して端部な扉内板16と固定板19とに挾持された
耐フレオン性の合成樹脂フィルム22とを備えており、
空間1T内には現場発泡方式にて発泡性ポリウレタンの
原液を注入して発泡せしめた断熱材20が充填されてい
る。
延在した側壁(この側壁とは上下及び左右のいずれの壁
でもよい)10とこの側壁10の端部から扉の内方へ略
直角に折曲したフランジ11とを有した扉外板12と、
ガスケット8の扉5への取付基部13をフランジ11と
の間にフランジ11と共同して挾持する挾持端部14を
有して扉外板9との間に断熱空間15を形成する扉内板
16と、断熱空間15を扉外板9側の空間17と扉内板
16側の空間18とに分割するよう扉内板の挾持端部1
4付近において扉内板16に固定板19を螺子21にて
螺着して端部な扉内板16と固定板19とに挾持された
耐フレオン性の合成樹脂フィルム22とを備えており、
空間1T内には現場発泡方式にて発泡性ポリウレタンの
原液を注入して発泡せしめた断熱材20が充填されてい
る。
固定板19は断熱材20へ喰い込んだ状態で抜は止めさ
れるように略く字状に折曲した形状で空間17へ延在し
ており、この固定板19はフランジ11と略同じ程度の
長さでフランジ11と並行している。
れるように略く字状に折曲した形状で空間17へ延在し
ており、この固定板19はフランジ11と略同じ程度の
長さでフランジ11と並行している。
またガスケット8の取付基部13はフランジ11を挾む
ように端部な折返し屈曲させてあり、断熱材20がフラ
ンジ11部分から漏出しないようになると共に、ガスケ
ット8のフランジ11への仮止めによる位置決めが正確
になるものである。
ように端部な折返し屈曲させてあり、断熱材20がフラ
ンジ11部分から漏出しないようになると共に、ガスケ
ット8のフランジ11への仮止めによる位置決めが正確
になるものである。
またフィルム22の端部は扉内板16の挾持端部14を
十分にカバーするようにフィルム22の大きさが与えら
れ、このフィルム22が扉内板16とガスケット8の取
付基部13との間に介在することにより、扉内板16と
ガスケット8との隙間を十分に塞ぐと共に、断熱材20
から扉内板16の端部14を十分に保護している。
十分にカバーするようにフィルム22の大きさが与えら
れ、このフィルム22が扉内板16とガスケット8の取
付基部13との間に介在することにより、扉内板16と
ガスケット8との隙間を十分に塞ぐと共に、断熱材20
から扉内板16の端部14を十分に保護している。
扉5の製造工程は、所定の形状に成形されたスチロール
樹脂等の扉内板16の裏面にポリエチレンのフィルム2
2を配置し螺子21によってフィルム22が平面状に張
られた状態で固定板19で固定される。
樹脂等の扉内板16の裏面にポリエチレンのフィルム2
2を配置し螺子21によってフィルム22が平面状に張
られた状態で固定板19で固定される。
このようにしてフィルム22を取付けた扉内板16は、
フランジ11に取付基部13を係止セシめたガスケット
8を有する扉外板12に組合わされる。
フランジ11に取付基部13を係止セシめたガスケット
8を有する扉外板12に組合わされる。
この組合わせは扉内板16の端部14がガスケット8の
取付基部13の縦壁13Aによる制限により、或いはま
た固定板19のく字状抜げ止め部19Aがガスケット8
の取付基部13の先端折返し屈曲部に当接して所定位置
に制限できる。
取付基部13の縦壁13Aによる制限により、或いはま
た固定板19のく字状抜げ止め部19Aがガスケット8
の取付基部13の先端折返し屈曲部に当接して所定位置
に制限できる。
この組合わせの状態において扉内板16と扉外板12と
を発泡工程に使用する治具により押えることによってガ
スケット8の取付基部13は扉内板16と扉外板12と
で押圧されて空間11゜18は外部と完全に気密にされ
る。
を発泡工程に使用する治具により押えることによってガ
スケット8の取付基部13は扉内板16と扉外板12と
で押圧されて空間11゜18は外部と完全に気密にされ
る。
この状態で空間17内へポリウレタンの原液を注入させ
て発泡せしめることにより空間17には断熱材20が充
満する。
て発泡せしめることにより空間17には断熱材20が充
満する。
この断熱材20はフィルム22にて螺子21部分から漏
出することもなく固化することによって固定板19及び
扉外板12に接着状態となっており、前記治具を取外し
ても扉内板16と扉外板12とはガスケット8の取付基
部13を挾持した状態で断熱扉5が完成している。
出することもなく固化することによって固定板19及び
扉外板12に接着状態となっており、前記治具を取外し
ても扉内板16と扉外板12とはガスケット8の取付基
部13を挾持した状態で断熱扉5が完成している。
若しガスケット8が破損した場合には第2図の如く取付
基部13のうち挾持端部14とフランジ11との挾持さ
れた部分を残して刃物で切断し、螺子21を取外した状
態で新たなガスケット8′と押え板23とを用意する。
基部13のうち挾持端部14とフランジ11との挾持さ
れた部分を残して刃物で切断し、螺子21を取外した状
態で新たなガスケット8′と押え板23とを用意する。
このガスケット8′は取付基部13′に突条24を有し
ており、この突条24に合致する押え部を有した押え板
23を螺子21が取付けられていた孔26に螺子21或
いは別の螺子25で固定する。
ており、この突条24に合致する押え部を有した押え板
23を螺子21が取付けられていた孔26に螺子21或
いは別の螺子25で固定する。
ガスケット8′の取付基部13′の下端はフランジ11
へ当接した状態であり、ガスケット8の取付基部13の
残りの部分13Bは内部へ隠され、意匠的にも優れたも
のとなると共にガスケット8′が本体1に当接したとき
の密着力の十分なる保持を維持しガスケット8′の不必
要な変形を防止する。
へ当接した状態であり、ガスケット8の取付基部13の
残りの部分13Bは内部へ隠され、意匠的にも優れたも
のとなると共にガスケット8′が本体1に当接したとき
の密着力の十分なる保持を維持しガスケット8′の不必
要な変形を防止する。
本発明は上記の説明からも明かなように所期の目的を十
分に達成し予め記載した数々の特徴を有すると共に断熱
材の発泡時に用いる発泡治具も正確な内板形状に合致し
たものでな(てもガスケット基部を十分挾持するに必要
な押圧力を与えるようにしたもので十分であり、各機種
毎の発泡治具を省略して共通の治具を作ることができる
ようになる。
分に達成し予め記載した数々の特徴を有すると共に断熱
材の発泡時に用いる発泡治具も正確な内板形状に合致し
たものでな(てもガスケット基部を十分挾持するに必要
な押圧力を与えるようにしたもので十分であり、各機種
毎の発泡治具を省略して共通の治具を作ることができる
ようになる。
そして組立て工程も能率アップできるため量産性に富み
安価な断熱扉の提供として適するものである。
安価な断熱扉の提供として適するものである。
第1図は本発明断熱扉の要部断面図、第2図は第1図の
状態で新たなガスケットを取付けて再利用した同要部断
面図である。 8 、8’−・・・・・ガスケット、15・・・・・・
断熱空間、16・・・・・・扉内板、19・・・・・・
固定板、20・・・・・・断熱材、22・・・・・・フ
ィルム。
状態で新たなガスケットを取付けて再利用した同要部断
面図である。 8 、8’−・・・・・ガスケット、15・・・・・・
断熱空間、16・・・・・・扉内板、19・・・・・・
固定板、20・・・・・・断熱材、22・・・・・・フ
ィルム。
Claims (1)
- 1 前面壁及び側壁と該側壁の端部から内方へ折曲した
フランジとを有した扉外板と、取付基部先端にて前記フ
ランジを挾持して該フランジに仮止めされるガスケット
と、該ガスケットの取付基部を前記フランジと共同して
挾持する挾持端部を有して前記扉外板との間に断熱空間
を形成する扉内板と、前記断熱空間を前記扉外板側と前
記扉内板側の空間に分割するよう前記扉内板の挟持端部
付近において前記扉外板側の空間内へ延在屈曲した抜は
止め部を形成した固定板を前記扉内板に螺着することに
より端部な挾持された耐フレオン性の合成樹脂フィルム
を備え、前記扉内板と前記フィルムとを前記固定板で固
定した後、該固定板を前記ガスケットの取付基部先端に
当接し、前記扉内板の挾持端部と前記ガスケットの取付
基部とにて前記フィルム端部な挾持した状態で前記扉外
板と前記フィルムとの空間内へ発泡性ポリウレタンな注
入発泡せしめて形成せる断熱扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51145960A JPS5939670B2 (ja) | 1976-12-01 | 1976-12-01 | 断熱扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51145960A JPS5939670B2 (ja) | 1976-12-01 | 1976-12-01 | 断熱扉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5369968A JPS5369968A (en) | 1978-06-21 |
JPS5939670B2 true JPS5939670B2 (ja) | 1984-09-25 |
Family
ID=15396993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51145960A Expired JPS5939670B2 (ja) | 1976-12-01 | 1976-12-01 | 断熱扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5939670B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0784976B2 (ja) * | 1989-10-30 | 1995-09-13 | 三洋電機株式会社 | 断熱扉の製造方法 |
-
1976
- 1976-12-01 JP JP51145960A patent/JPS5939670B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5369968A (en) | 1978-06-21 |
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