JPS5939204Y2 - 低圧パイロツト作動形のパイロツトオペレ−トチエツク弁 - Google Patents

低圧パイロツト作動形のパイロツトオペレ−トチエツク弁

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JPS5939204Y2
JPS5939204Y2 JP18131679U JP18131679U JPS5939204Y2 JP S5939204 Y2 JPS5939204 Y2 JP S5939204Y2 JP 18131679 U JP18131679 U JP 18131679U JP 18131679 U JP18131679 U JP 18131679U JP S5939204 Y2 JPS5939204 Y2 JP S5939204Y2
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JP
Japan
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valve
port
piston
main
pilot
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JP18131679U
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JPS5699161U (ja
Inventor
誠 小野瀬
Original Assignee
油研工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、鍛圧機械、圧延機等のように、大きな負荷の
急な変動或いは回路内の圧力低下などによって、アクチ
ュエータとしての油圧シリンダが運動しないように、こ
の油圧シリンダのピストンを任意の位置でロックする油
圧回路に使用するためのパイロットオペレートチェック
弁に関し、特に漏れを少なくすると共に低圧で作動可能
にするための改良構造に関する。
油圧シリンダのピストンを任意の位置でロックする必要
がある場合には、油圧シリンダの人口および出「1油路
にそれぞれひとつずつのパイロットオペレートチェック
弁を接続I−で互いに相手側油路からパイロット圧力を
導入するようにするが、この二つの弁を一諸にした内部
パイロット形式のパイロットオペレートチェック弁とし
て、いわゆるラチェット弁がある。
従来、ラチェット弁としては低いパイロット圧力でチェ
ック弁を作動させるために、大小2個のポペツI・を組
込んだデコンプレツション形のものを使用していた。
この従来のラチェット弁として第1図又は第2図に示す
ものが知られている(実公昭54−25594号公報参
照)。
第1図及び第2図において、1は本体であり、該本体に
は図面に面して上下対称に第1と第2のフリーフロー出
ロボート2a、2b及び第1と第2のフリーフロー人口
兼パイロットポート3a。
3bが配設され、これらポート2 a、 2 b、
3 a。
3b流通路内には、弁室4a、4b内を摺動自在に移動
可能な第1と第2の主弁5a、5bが装備され、さらに
該主弁内に摺動自在に小弁6 a、 6 bが挿入され
ている。
小弁6a、6bはばね7a。7bによって弾発付勢され
ており、この小弁6a。
6bに上り球弁8a、8bを介して上記主弁5a、5b
の弁通路9 a、 9 bを閉止すると共に主弁5a。
5bを第1と第2の弁座10a、 10bに圧接して上
記両ポーl□a、2b、3a、3bを遮断している。
上記の如く対称に配設したポーh3a、3b相互間流路
には摺動自在にピストン11が挿入され該ピストンの押
上部12a、 12bはそれぞれ主弁通路9a、9b内
に挿入されて上記球弁8a、8bに対向されている。
更に主弁5a、5bには、ポート2a、2bの油路内の
位置にで油孔13a、 13bが穿設され、この油孔1
3a、 13bは主弁5 a、 5 bと小弁6a、6
bとの間に形成された油室Cおよび小弁6a、6bの油
孔14a、14bを経てばね7a7bが配設された油室
Gと連通されている。
上記第1図のものでは、主弁通路9a、9bと押上部1
2a、12bとの隙間の流路断面積に比較して油孔13
の流路断面積が大きくなっているので、例えば、ポート
3aからの圧油は、主弁5aを押開けてポート2aから
流出すると共に、ピストン11をポート3b側に移動さ
せ、パイロット圧力となって押」二部12bにより小弁
6aを、更には主弁5bを開口させ、ポート2bがらポ
ート3bへの逆流流路を形成する。
この場合、ポート2bからの逆流流量が多量であると、
主弁通路9bを通過する流れの圧力降下が大となり、油
室Cの圧力が充分降下しないで主弁5bが開口しない現
象が発生する。
また上記第2図のものでは、上記第1図のものの欠点を
除去すべく、主弁通路9a、9bと押上部12a、 1
2bとの隙間の流路断面積に比較して油孔13の流路断
面積を小さくし、さらにこの油孔13の流路断面積を小
さくすることにより生ずる問題、即ち主弁5b及び小弁
6bを閉止してポート2bと3b間を遮断する時間(全
開から全開になるまでの遮断時間)が長くなるのを解決
するために、次のような構成が付加されている。
叩ち、弁室4a。4bにおける主弁5a、5bの摺動部
においで本体l側に円周溝15a、15bが設けられ、
該円周溝15a、15bが通路16a、16bを経てポ
ート2a。
2bに連通され、又円周溝15a、15b下縁からオー
バーラツプ距離を隔てて上記主弁5a、5bに油孔17
a、 17bが穿設され、これが油室Gと連通ずるよう
になっている。
ところで、上記第1図のものでは、デコンプポペット
(球弁8a、8b)が開いても、主弁5a。
5bが開かないことがあり、この欠点は上述のように第
2図のもので解決できる。
しかしながら、第2図のものでは、フリーフロ一時に主
弁5a。
5bが作動しないことがある。
即ち、ポート3aから油が入り、主弁5aが押されると
弁室4aに圧力がたち、上記主弁5aを閉じるが、デコ
ンプポペツl−(球弁8a)は油孔13aにより開いて
しまい、この結果油孔13aによる小量しかフリーフロ
ーしないことがあるという欠点があった。
又、−h記第1図及び第2図のものでは、出に2個のポ
ペット (主弁5a、5bと球弁8a、8b)を組込ん
でいるので、ポーt□ 2 aと3a間の流路それぞれ
につきシール部が2箇所ずずとなり、従ってポペットが
1個のものに比較して洩れによる不良の発生する確率が
多くなるという欠点があり、更に上記デコンプポペツト
先端とピン12a、 12b先端とが強打されると、
ピン12a、12bか細いので破損する虞れがあるとい
う欠点があり、かつ部品点数が多く、構成も複雑である
という欠点があった。
本考案は上記した各欠点を除去しようとするもので、パ
イロットオペレート 各主弁毎(二部々にして、二つのピストンで直列的に主
弁を押し開けるようにすることで、主弁の開閉を確実に
行なうことができ、内部洩れを生ずる確率が低く、構造
が簡単で、しかも低いパイロット圧で作動させることが
できるラチェットとじてのパイロットオペレートチェッ
ク弁を提供するものである。
すなわち本考案のパイロットオペレートチェック第1と
第2の弁座にそれぞればねで着座される第1と第2の主
弁を対称配置すると共に、両生弁間の前記軸線上に間が
隔壁で仕切られた第1と第2のピストン室を設け、第1
のピストン室内の流体圧で第1の主弁をばねに抗して押
し開ける第1のピストンと、第2のビスI・ン室内の流
体圧で第2の主弁をばねに抗して押し開ける第2のピス
トンとを前記軸線上に背中合わせで配置し、両ピストン
室内の前記両ピストンの背面同士に両端が当接するピン
を前記隔壁に貫設し、第1の弁座の着座側を第1のフリ
ーフロー出ロポートへ接続すると共に第1の弁座の内側
を第1のフリーフロー人口兼パイロットポートへ接続し
、第2の弁座の着座側を第2のフリーフロー出ロポート
へ接続すると共に第2の弁座の内側を第2のフリーフロ
ー人IJ兼パイロットポートへ接続し、第1の主弁のば
ね側に第1のフリーフロー出ロポートの流体圧を導入す
ると共に第2の主弁のばね側に第2のフリーフロー出目
ポートの流体圧を導入し、第1のピストン室内に第2の
フリーフロー人口兼パイロットポートの流体圧を導入す
ると共に第2のピストン室内に第1のフリーフロー人口
兼パイロットポートる。
以下に、本考案の一実施例を第3図について詳細に説明
する。
第3図にお・いて、第1図及び第2図と同一符号は同効
の部品を示し、これについては詳しい説明を省略する。
本体1の弁室4a,4b内には摺動自在に第1と第2の
主弁5a,5bが」二下対称に配設され、これらの主弁
5a,5bはばね7a,7bにより互いに向い合う方向
へ付勢されて弁座10a, 10bに圧接され、これに
よりフリーフロー人口兼パイロットポー1□3a,3b
とフリーフロー出ロポーl□a,2bとが遮1斬される
符号18a, 18bは第1と第2のピストン室であり
、これらのピストン室18a,18b内には摺動自在に
移動可能な第1と第2のピストン19a。
19bがそれぞれ挿入され、これらのピストン19a。
19bにより上記主弁5a,5bをばね7a, 7b
に抗して押開き得るように構成されている。
符号20はピンであり、該ピンは上記ピストン室18a
18b間の隔壁21に摺動自在に設けられ、このピン2
0の両端は、上記ピストン19a,19bに当接されて
これらのピストン19a,19bが上記ピン20により
連動されるように構成されている。
上記のピストン室18a, 18bはそれぞれ油路22
a,22bを介して上記のポーh3b,3aに連通して
いる。
上記第3図のラチェット弁では、ポート3aからの圧油
は主弁5aを押開けてポート2aから流出すると共に、
油路22bを通ってピストン室18bに流入し、ピスト
ン19bを押下げる方向に動き、更にビスI・ン19a
を押下げるように働く力もピン20を介して上記ピスト
ン19bに加わり、これにより主弁5bが押開かれる。
このときのピストン19bに働く推力は、流入圧力をP
、ピストン19a,19bの径をD、ピン20の径をd
とすると yr (2D”−d”)Pとなり、dを小さ
くすればビスI・ンが1個の従来のものに比較して約2
倍の力が主弁5bに加わる。
上記主弁5bが開くことにより、ポー1− 2 bから
ポート−3bへ油が流出する。
上記説明はポート3aから圧油が流入した場合であるが
、ポート3bから圧油が流入した場合でも略々同様に作
動する。
第4図は、本考案のラチェット弁23を利用したロッキ
ング回路であり、24は切換弁、25は油圧シリンダを
示すものである。
本考案は叙上のようであり、ヒ:ストンの推力が約2倍
になるので、デコンブレツション形にしなくとも低パイ
ロツー・圧で作動することができ、この結果主弁の開閉
を確実ならしめ、内部の洩れが少く、構造の簡単なラチ
ェツI・弁を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のラチェツI・弁の断面図、第
3図は本考案の一実施例を示す断面図、第4図は本考案
のラチェット弁を使用した油圧回路図である。 1・・・・・・本体、2a,2b・・・・・・フリーフ
ロー出ロポート、3a,3b・・・・・・フリーフロー
人口兼パイロットポー1〜、4a,4b・”・弁室、5
a, 5b・・・・・・主弁、7a,7b・・・・・
・ばね、18a,18b・・・・・・ビスI・ン室、1
9a,19b・・・・・・ピストン、20・・・・・・
ピン、21・・・・・・隔壁、22a,22b・・・・
・・油路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体内にて同一軸線上で向い合うように第1と第2の弁
    座にそれぞればねで着座される第1と第2の主弁を対称
    配置すると共に、両生弁間の前記軸線上に間が隔壁で仕
    切られた第1と第2のピストン室を設け、第1のピスト
    ン室内の流体圧で第1の主弁をばねに抗して押し開ける
    第1のピストンと、第2のピストン室内の流体圧で第2
    の主弁をばねに抗して押し開ける第2のピストンとを前
    ・記軸線上に背中合わせで配置し、両ピストン室内の前
    記両ピストンの背面同士に両端が当接するピンを前記隔
    壁に貫設し、第1の弁座の着座側を第1のフリーフロー
    出ロポートへ接続すると共に第1の弁座の内側を第1の
    フリーフロー人口兼パイロットポートへ接続し、第2の
    弁座の着座側を第2のフリーフロー出ロポートへ接続す
    ると共に第2の弁座の内側を第2のフリーフロー人口兼
    パイロットポートへ接続し、第1の主弁のばね側に第1
    のフリーフロー出ロポートの流体圧を導入すると共に第
    2の主弁のばね側に第2のフリーフロー出ロポートの流
    体圧を導入し、第1のピストン室内に第2のフリーフロ
    ー人口兼パイロットポートの流体圧を導入すると共に第
    2のピストン室内に第1のフリーフロー人口兼パイロッ
    トポートの流体圧を導入したことを特徴とするパイロッ
    トオペレートチェック弁。
JP18131679U 1979-12-28 1979-12-28 低圧パイロツト作動形のパイロツトオペレ−トチエツク弁 Expired JPS5939204Y2 (ja)

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JP18131679U JPS5939204Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28 低圧パイロツト作動形のパイロツトオペレ−トチエツク弁

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Publication Number Publication Date
JPS5699161U JPS5699161U (ja) 1981-08-05
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JP18131679U Expired JPS5939204Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28 低圧パイロツト作動形のパイロツトオペレ−トチエツク弁

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JP2565838Y2 (ja) * 1986-11-29 1998-03-25 株式会社アイチコーポレーシヨン ダブルパイロットチェック弁
US9068322B2 (en) * 2010-05-18 2015-06-30 Volvo Construction Equipment Ab Double check valve for construction equipment

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JPS5699161U (ja) 1981-08-05

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