JPS5939178Y2 - 自動車用燃料ポンプのストレ−ナ−装置 - Google Patents
自動車用燃料ポンプのストレ−ナ−装置Info
- Publication number
- JPS5939178Y2 JPS5939178Y2 JP1976052097U JP5209776U JPS5939178Y2 JP S5939178 Y2 JPS5939178 Y2 JP S5939178Y2 JP 1976052097 U JP1976052097 U JP 1976052097U JP 5209776 U JP5209776 U JP 5209776U JP S5939178 Y2 JPS5939178 Y2 JP S5939178Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strainer
- fuel pump
- fuel
- fuel tank
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車の燃料タンク内に収容される燃料ポン
プのストレーナ−装置に関する。
プのストレーナ−装置に関する。
従来、この種装置として、燃料タンク内に燃料ポンプの
流入口に連る円筒状の網体から成るストレーナ−をタン
ク底面に略沿わせて設ける式のものは一般に知られてい
るが、このものでは必要とする濾過面積を得るためには
円筒状の網体の直径を増大させるか或いは直径を増大さ
せる代わりに長さを増大させる必要がある。
流入口に連る円筒状の網体から成るストレーナ−をタン
ク底面に略沿わせて設ける式のものは一般に知られてい
るが、このものでは必要とする濾過面積を得るためには
円筒状の網体の直径を増大させるか或いは直径を増大さ
せる代わりに長さを増大させる必要がある。
前者の場合には、タンク底面からストレーナ−の上部１
での高さが比較的高くなり、燃料の残量の比較的多いう
ちにその上部が液面上に露出され、かくてその上部に目
詰りを生じていなくとも、下部に目詰りを生じていると
きは吸込抵抗が増大し燃料ポンプの効率が低下する不都
合があった。
での高さが比較的高くなり、燃料の残量の比較的多いう
ちにその上部が液面上に露出され、かくてその上部に目
詰りを生じていなくとも、下部に目詰りを生じていると
きは吸込抵抗が増大し燃料ポンプの効率が低下する不都
合があった。
また、後者の場合には、燃料ポンプを燃料タンクの穴よ
り該タンク内に挿入するときの作業性が悪く、且つ自動
車の振動等によりストレーナ−の固定されていない先端
部が燃料タンクの底を叩き、音を発生させる場合もあり
、更に該ストレーナ−が燃料中に浸漬していると、スト
レーナ−の先端部が上方或いは下方に変形することがあ
る。
り該タンク内に挿入するときの作業性が悪く、且つ自動
車の振動等によりストレーナ−の固定されていない先端
部が燃料タンクの底を叩き、音を発生させる場合もあり
、更に該ストレーナ−が燃料中に浸漬していると、スト
レーナ−の先端部が上方或いは下方に変形することがあ
る。
上方に変形したときは、前者と同じ不都合を生じ、下方
に変形したときは燃料タンクの底面に溜っている水、ゴ
ミ等を吸込み燃料ポンプ内を錆つかせるとともにストレ
ーナ−に目詰りを生じる不都合があった。
に変形したときは燃料タンクの底面に溜っている水、ゴ
ミ等を吸込み燃料ポンプ内を錆つかせるとともにストレ
ーナ−に目詰りを生じる不都合があった。
尚、この円筒状の網体から成るストレーナ−は燃料ポン
プの吸込作用時の負圧によって網体が内方へ変形し、該
網体の一部が密着することによる濾過面積の減少を防止
する目的で、ストレーナ−内に例えば発泡材等を入れる
必要が生じるため、部品点数が増大し高価なものになる
欠点も有った。
プの吸込作用時の負圧によって網体が内方へ変形し、該
網体の一部が密着することによる濾過面積の減少を防止
する目的で、ストレーナ−内に例えば発泡材等を入れる
必要が生じるため、部品点数が増大し高価なものになる
欠点も有った。
本考案は、かかる不都合を無くした装置を提供すること
をその目的とするもので、燃料タンク１内に燃料ポンプ
２の流入口３に連るストレーナ−４を設ける式のものに
トいて、該ストレーナ−４を前記燃料タンク１の底面１
ａに略沿わせた偏平形状で且つ補強用の骨材７を一体に
形成した網袋５で構成して取る。
をその目的とするもので、燃料タンク１内に燃料ポンプ
２の流入口３に連るストレーナ−４を設ける式のものに
トいて、該ストレーナ−４を前記燃料タンク１の底面１
ａに略沿わせた偏平形状で且つ補強用の骨材７を一体に
形成した網袋５で構成して取る。
図示のものに釦いて、ストレーナ−４は、網袋５の開口
に偏平の口部６と、該網袋５の周囲に骨材７とを合成樹
脂で一体に形成し、該口部６にトいて燃料ポンプ２の流
入口３に取付けた。
に偏平の口部６と、該網袋５の周囲に骨材７とを合成樹
脂で一体に形成し、該口部６にトいて燃料ポンプ２の流
入口３に取付けた。
該燃料ポンプ２はブラケット８により燃料タンク１内に
装架するもので、そのケース２ａ内に下側から上側に向
って流入口３に連るポンプ室とポンプモーターと該モー
ターのブラシホルダ９とを順次に配設し、該ブラシホル
ダ９にポンプ室に連る吐出口１０を形成した。
装架するもので、そのケース２ａ内に下側から上側に向
って流入口３に連るポンプ室とポンプモーターと該モー
ターのブラシホルダ９とを順次に配設し、該ブラシホル
ダ９にポンプ室に連る吐出口１０を形成した。
図面で１１は、吐出口１０に取付けたＩＪ ＩＪ−フバ
ルブ、１２ａ、１２ｂはブラシホルダ９から導出したリ
ード線を示す。
ルブ、１２ａ、１２ｂはブラシホルダ９から導出したリ
ード線を示す。
この様に本考案によるときは、ストレーナ−４を燃料タ
ンク１の底面１ａに略泪わせた偏平形状で且つ補強用の
骨材７を一体に形成した網袋５で構成したので、該スト
レーナ−４はコンパクトになシ、該ストレーナ−４を取
付けた燃料ポンプ２を燃料クンク１に設けた穴より該タ
ンク１内に挿入する際の作業性が向上する。
ンク１の底面１ａに略泪わせた偏平形状で且つ補強用の
骨材７を一体に形成した網袋５で構成したので、該スト
レーナ−４はコンパクトになシ、該ストレーナ−４を取
付けた燃料ポンプ２を燃料クンク１に設けた穴より該タ
ンク１内に挿入する際の作業性が向上する。
捷た、ストレーナ−４は上方に曲がることがなく、燃料
タンク１内の燃料が減少したときも、該ストレーナ−４
全体が燃料に浸された状態に維持されるため、網袋５の
一部に目詰りを生じても吸込抵抗がほとんど増大せず燃
料ポンプ２の効率が低ドすることはなく、燃料の供給が
常に良好に維持され、而も網袋５はこれに備える補強用
の骨材７によりその垂れ下りによる燃料タンク１の底面
１ａへの接地が防止されて、底面１ａに溜るゴ□等で網
袋５の目詰りを生ずることが可及的に防止され、更に、
従来のように燃料ポンプの吸込作用時の負荷による網体
の内方への変形を防止するために用いた発泡材等を該ス
トレーナ−４内に設けずとも網袋５の圧潰は防止されて
、これによる燃料の供給阻害も確実に防止されるととも
に、ガス欠時に於いては補給燃料が少量でも燃料ポンプ
の吸込作用を行なうことができる。
タンク１内の燃料が減少したときも、該ストレーナ−４
全体が燃料に浸された状態に維持されるため、網袋５の
一部に目詰りを生じても吸込抵抗がほとんど増大せず燃
料ポンプ２の効率が低ドすることはなく、燃料の供給が
常に良好に維持され、而も網袋５はこれに備える補強用
の骨材７によりその垂れ下りによる燃料タンク１の底面
１ａへの接地が防止されて、底面１ａに溜るゴ□等で網
袋５の目詰りを生ずることが可及的に防止され、更に、
従来のように燃料ポンプの吸込作用時の負荷による網体
の内方への変形を防止するために用いた発泡材等を該ス
トレーナ−４内に設けずとも網袋５の圧潰は防止されて
、これによる燃料の供給阻害も確実に防止されるととも
に、ガス欠時に於いては補給燃料が少量でも燃料ポンプ
の吸込作用を行なうことができる。
更に昔たこのストレーナ−４は骨材７を一体に形成した
網袋５で構成されているので、部品点数が少なく且つ製
作工数及び取付作業工数が少ないことから廉価に得られ
る効果を有する。
網袋５で構成されているので、部品点数が少なく且つ製
作工数及び取付作業工数が少ないことから廉価に得られ
る効果を有する。
第１図は本考案装置の１例の側面図、第２図は第１図の
ＩＩ −ｎ線底面図である。 １・・・燃料タンク、１ａ・・・底面、２・・・燃料ポ
ンプ、３・・・流入口、４・・・ストレーナ−１５・・
・網袋、７・・・骨材。
ＩＩ −ｎ線底面図である。 １・・・燃料タンク、１ａ・・・底面、２・・・燃料ポ
ンプ、３・・・流入口、４・・・ストレーナ−１５・・
・網袋、７・・・骨材。
Claims (1)
- 燃料タンク１内に燃料ポンプ２の流入口３に連るストレ
ーナ−４を設ける式のものにお−いて、該ストレーナ−
４を前記燃料クンク１の底面１ａに略沿わせた偏平形状
で且つ補強用の骨材Ｉを一体に形成した網袋５で構成し
て成る自動車用燃料ポンプのストレーナ−装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976052097U JPS5939178Y2 (ja) | 1976-04-27 | 1976-04-27 | 自動車用燃料ポンプのストレ−ナ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976052097U JPS5939178Y2 (ja) | 1976-04-27 | 1976-04-27 | 自動車用燃料ポンプのストレ−ナ−装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52143523U JPS52143523U (ja) | 1977-10-31 |
| JPS5939178Y2 true JPS5939178Y2 (ja) | 1984-10-31 |
Family
ID=28511179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976052097U Expired JPS5939178Y2 (ja) | 1976-04-27 | 1976-04-27 | 自動車用燃料ポンプのストレ−ナ−装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5939178Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-04-27 JP JP1976052097U patent/JPS5939178Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52143523U (ja) | 1977-10-31 |
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