JPS5938698Y2 - オ−ガ式製氷機の制御回路 - Google Patents

オ−ガ式製氷機の制御回路

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JPS5938698Y2
JPS5938698Y2 JP652181U JP652181U JPS5938698Y2 JP S5938698 Y2 JPS5938698 Y2 JP S5938698Y2 JP 652181 U JP652181 U JP 652181U JP 652181 U JP652181 U JP 652181U JP S5938698 Y2 JPS5938698 Y2 JP S5938698Y2
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JP
Japan
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auger
thermal timer
thermal
timer
ice
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JP652181U
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JPS57120976U (ja
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進 立松
靖光 築山
義和 鬼頭
順一 樋田
Original Assignee
星崎電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はオーガ式製氷機の制御回路に関するものである
オーガ式製氷機は、清涼飲料自動販売機のコツプに清涼
飲料とともに入れられる氷粒を作る、ら旋状の製氷部を
備えたものとして従来より広く知られている。
このようなオーガ式製氷機においては所定量の氷が貯氷
室に蓄積されたこと或いは氷が所定量以下になったこと
を検出する貯水スイッチが作動した時(すなわち製氷運
転停止時或いは再起動時)、この動作と同時に圧縮機の
動作をオン/オフ制御するのが普通であったため、貯水
スイッチがチャタリングして圧縮機を損傷することがあ
った。
従って、本考案は、このような従来のオーガ式製氷機の
制御回路の欠点を除去するためになされたもので、本考
案の目的は、貯水スイッチと直列接続された第1サーマ
ルタイマT M 1 (!: ; 該K 1サーマルタ
イマTM1と並列接続され、前記第1サーマルタイマの
常閉接点と直列接続された常閉接点を有する第2サーマ
ルタイマTM2と;該第2サーマルタイマの常閉接点と
直列接続されたオーガモータGMと;前記第1サーマル
タイマの常閉接点と直列接続体を形成し該直列接続体が
前記オーガモータと並列接続された圧縮機CMと;を備
え、前記第1サーマルタイマは、前記第2サーマルタイ
マより抵抗値が小さく前記第1サーマルタイマに巻かれ
た断熱効果を有するテフロンテープの巻数が前記第2サ
ーマルタイマに巻かれたテフロンテープの巻数より多い
、ことを特徴とした構成を有するオーガ式製氷機の制御
回路を提供することであり、その作用に関しては、従来
のオーガ式製氷機の長所を維持するとともに、製氷運転
停止時には、貯水スイッチ作動時から所定時間経過後に
圧縮機を停止させ、その後頁に遅れてオーガモータ(ギ
ャードモータ)を停止させるとともに、再起動時には、
逆に貯水スイッチ復帰時から遅れてオーガモータを先に
駆動し、更に遅れて圧縮機を駆動するオーガ式製氷機の
制御回路を提供することである。
本考案の理解をより一層明確にするため、添附図面に例
示された実施例に基づき本考案に係るオーガ式製氷機の
制御回路を以下に詳しぐ説明する。
第1図において、Slは交流電圧の制御回路への供給を
接断する電源スィッチ、Slは貯氷室(図示せず)に設
けられた所定貯水量を検出したとき閉じ、再起動時に開
く貯水スイッチ、S3はオーガ製氷部すなわち冷凍ケー
シング(図示せず)に設けられ製氷水が所要量より少な
くなったとき開き通常の製氷サイクル中は閉じている断
水スイッチ、S4はオーガ製氷部に設けられ通常は閉じ
ていて所定水位に製氷水が達した時開く水位スイッチ、
TMI及びTM2は共にサーマルタイマで互いに並列に
接続されたものが貯水スイッチS2と直列に交流電源間
に接続されたもの、Lはランプ、Xは電磁リレーで、そ
の接点 1がランプL及び断水スイッチS3と電源間で
直列接続されたもの、GMはオーガモータ(又はギャー
ドモータ)で、過負荷リレーOL1とリレーXの接点x
2及びX3の並列体とサーマルタイマTM2の接点tm
2とリレーXの接点X4と電源間で直列接続されたもの
、CMは圧縮機、RCは圧縮機CMの通常運転用のコン
デンサ、SRはその起動リレーで起動時だけコンデンサ
RCとともにコンデンサSCを圧縮機CMに接続させて
起動回転力を与えくもの、OL2は過負荷リレー、FM
はファンモータ、W、Vはオーガ製氷部への給水弁であ
る。
尚、リレーXはオーガモータと過負荷リレーOL1との
接続点及び、接点X1と断水スイッチS3との接続点間
に挿入されており、圧縮機CMはコンデンサRC及びS
C並びに起動リレーSRとともに、接点tm2とX4と
の接続点から電源の一方の端子へ向って、サーマルタイ
マTM1の接点tml及び過負荷リレーOL2と直列接
続されており、ファンモータFMはコンデンサRCと接
点tmlとの接続点と、上記電源の一方の端子との間に
接続されている。
また、ランプLは、製氷機構部に異常な負荷がかかつて
過負荷リレーOL1が作動したときだけリレーXを消勢
して点灯させ、運転故障を知らせて復帰ボタン(図示せ
ず)を押させるようにしている。
ここでサーマルタイマTMI及びTM2の特性を第2図
及び第3図により説明する。
第2図はサーマルタイマとしてのバイメタルの構造を示
す図で、1はヒータ、2はバイメタル、3はヒータ1と
バイメタル2との間に巻かれたテフロンテープ、4は作
動ネジ、及び5は作動バネであり、作動バネ5とバイメ
タル2との間隔dは作動ネジ4によって調整可能になっ
ている。
一般にサーマルタイマの遅延時間すなわち時定数はバイ
メタルの熱容量と断熱手段としてのテフロンテープの巻
数とにより決定されるので、サーマルタイマTM1及び
TM2はそれぞれ次のような特徴を有している。
TMI TM2 ■ バイメタル2を加熱す るヒータ1の抵抗値 小 犬 (ジュール熱 大 小)■ テフロン
テープの巻数 多 少このような特徴を備えたサ
ーマルタイマTMI及びTM2は第3図に示す動作特性
をそれぞれ示す。
即ち、抵抗値の小さなサーマルタイマTM1は大きなジ
ュール熱をバイメタル2に与えることができ、更にテフ
ロンテープの巻数を多くして断熱効果を良くすることに
より、ヒータ1が通電(貯水スイッチS2が閉じた場合
)すると、加熱量の増加が早いためサーマルタイマTM
2より早く動作して切り替わることができる(TMIの
動作時点二通電後約15秒、TM2の動作時点:通電後
約40秒)。
切電(貯水スイッチS2が開いた場合)後は、サーマル
タイマTM1の方が熱保持効果が大きいので復帰時点は
60〜110秒であるのに対し、サーマルタイマTM2
の復帰時点は30〜55秒と早くなる。
尚、第2図に示された間隔dを大きくすることにより通
電時バイメタル2の動作点を早くでき、また、切電時に
は作動バネ5が動作点を越えて屈曲するようになってい
るためバイメタル2の復帰時点を遅くすることができ、
上述の動作特性を更に向上させることが可能である。
サーマルタイマTM2においては、上述の如く動作特性
、復帰特性共にサーマルタイマTM1とは逆になり、動
作時間が長く、復帰時間が短いものとなる。
以上のように構成されたオーガ式製氷機の制御回路の動
作を説明すると、まず、電源スィッチS1を投入するこ
とにより給水弁W、■は開いてオーガ製氷部(図示せず
)へ給水し、所定レベルで断水スイッチS3が閉じるた
めリレーXは通電し常閉接点x1を開くとともに常開接
点x2〜X4を閉じる。
このとき接点tml及びtm2は閉じているので、圧縮
機CM、オーガモータGM、及びファンモータFMは一
斉に運転が開始される。
モしてオーガ製氷部から貯氷室(図示せず)へ氷が送出
され、所定量貯氷されると貯水スイッチS2は閉じてサ
ーマルタイマTM1及びTM2を附勢する。
これらのサーマルタイマは上述したような特性を呈する
ものであるので接点tmlはヒータ1への通電時から所
定時間経過後に開き、それから更に遅れて接点tm’l
が開く。
従って貯水スイッチS2が閉じてから所定時間後に圧縮
機CMの駆動が停止され、更に遅れてオーガモータGM
の駆動が停止される。
尚、オーガモータGMの停止が圧縮機CMより遅らされ
るのは、オーガ製氷部の冷凍防止のためである。
一方、氷を取り出す等して貯水スイッチS2が図示のよ
うな開状態(再起動状態)となると、サーマルタイマT
MI及びTM2は消勢されるが、上述の如く、サーマル
タイマTM1はジュール熱が大きく熱飽和状態に達して
いるので、上記消勢後はサーマルタイマTM1のバイメ
タル接点tm2の方が先に閉状態となり、遅れて接点t
mlが閉じることとなる。
従って、この再起動時に際しては貯水スイッチ作動径所
定時間(30〜55秒)経過してオーガモータGMが先
に駆動され、更に遅れて(30〜55秒)圧縮機CMが
駆動されてオーガ式製氷機が運転される。
尚、オーガモータGMを圧縮機CMより先に再起動させ
るのは、やはりオーガモータGMの凍結防止のためであ
る。
再起動後、本製氷機は再び製氷サイクルを開始し上述し
たのと同様の動作をくり返す。
以上のように、一般に知られたサーマルタイマの特質に
着目してオーガモータと圧縮機の相互動作を制御するこ
とにより、製氷運転停止時には貯水スイッチのチャタリ
ングに起因する圧縮機の損傷、及びオーガ製氷部(冷凍
ケーシング)の凍結を防止し、再起動時にさってはオー
ガモータを圧縮機より先に運転開始させることにより起
動電流を減少させ、起動時の電圧降下を少なくして、起
動不良による損傷防止が遠戚されるという効果が得られ
る。
また、サーマルタイマを使用していることにより、接点
容量が大きく取れ、回路を直接接断することができ、価
格の低廉化も図ることができることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るオーガ式製氷機の制御回路の一実
施例を示す回路図、第2図はサーマルタイマの構造図、
及び第3図はサーマルタイマの特性比較図である。 S2・・・・・・貯水スイッチ、TMl 、TM2・・
・・・・サーマルタイマ、tmi、tm2・・・・・・
接点、GM・・・・・・オーガモータ、CM・・・・・
・圧縮機、1・・・・・・ヒータ、2・・・・・・バイ
メタル、3・・・・・・テフロンテープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯水スイッチと直列接続された第1サーマルタイマTM
    1と;該第1サーマルタイマTM1と並列接続され、前
    記第1サーマルタイマの常閉接点と直列接続された常閉
    接点を有する第2サーマルタイマTM2と;該第2サー
    マルタイマの常閉接点と直列接続されたオーガモータG
    Mと;前記第1サーマルタイマの常閉接点と直列接続体
    を形成し該直列接続体が前記オーガモータと並列接続さ
    れた圧縮機CMと;を備え、前記第1サーマルタイマは
    、前記第2サーマルタイマより抵抗値が小さく、前記第
    1サーマルタイマに巻かれた断熱効果を有するテフロン
    テープの巻数が前記第2サーマルタイマに巻かれたテフ
    ロンテープの巻数より多い、ことを特徴としたオーガ式
    製氷機の制御回路。
JP652181U 1981-01-22 1981-01-22 オ−ガ式製氷機の制御回路 Expired JPS5938698Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS57120976U JPS57120976U (ja) 1982-07-27
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